JPH0447200A - 軸流ファンの減音装置 - Google Patents

軸流ファンの減音装置

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Publication number
JPH0447200A
JPH0447200A JP2153893A JP15389390A JPH0447200A JP H0447200 A JPH0447200 A JP H0447200A JP 2153893 A JP2153893 A JP 2153893A JP 15389390 A JP15389390 A JP 15389390A JP H0447200 A JPH0447200 A JP H0447200A
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JP
Japan
Prior art keywords
sound
control
intake chamber
speaker
axial fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP2153893A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Fujimoto
雅久 藤本
Makoto Sogabe
曽我部 誠
Teruo Takasago
高砂 輝夫
Masaharu Nishimura
正治 西村
Takanori Arai
隆範 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KORYO ENG KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
KORYO ENG KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by KORYO ENG KK, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical KORYO ENG KK
Priority to JP2153893A priority Critical patent/JPH0447200A/ja
Publication of JPH0447200A publication Critical patent/JPH0447200A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気吸気部に仕切板を有する軸流ファンの減
音装置に関する。
従来の技術 ボイラの通風ファン等に使われる大型軸流ファンでは、
吸気室の補強と流入空気の整流のために、吸気室に仕切
板を設置する場合が多い。軸流ファンに発生する低周波
音には回転数1次音すなわち1 、80Orpmのとき
は30Hz、 1.20Orpmのときには20Hzの
音圧変動かある。
軸流ファンか完全に軸対象でない場合、ファン近傍では
周方向1次、半径方向0次の音圧モートか発生する。し
かし、通常その周波数はダクトの直径で決定される次式
の限界周波数よりも低いために、音圧モートは互いに干
渉し合って減衰し、外部に放射されない。
fcu、o+ = 0.586・C/D   ・・・(
1)但し fCN、 01 ちなみに、ダク fCN、 Ql  # である。
限界周波数 Hz 音  速     340  m/s ダクトの直径  m トの直径が3mのときには、 6  Hz 従って、 30Hz回転機では減衰モートとなる。
第5図は吸気室に仕切板がない場合における低周波音の
音圧分布を例示したものである。仕切板がないと、軸流
ファンのインペラ1で発生した回転数1次音はダクト2
内で干渉し合って減衰し、大気へ放射されない。
ところが、吸気室の中央に仕切板があると、発生した音
圧が独立して互いに干渉できず、そのまま伝ばして外部
へ放射される。その結果、開口部付近でも高い音圧レベ
ルとなる。第6図及び第7図にその状況を示す。これら
の図の場合、吸気室3は1枚の水平仕切板4によって上
下2室に分かれており、仕切板4が音圧の干渉を妨げ、
仕切板下部の音圧が上部の音圧よりも高く、平面波モー
ドとなって外部に放射されている。
発明が解決しようとする課題 低周波音は聴感レベルとしては低く、騒音レベルの指標
となるホンの値に補正するとその値は小さい。しかし、
その消音となるとその低周波音は高・中周波音に比べて
極めて困難で、遮音材料や吸音材料を使った屈折通路に
よって形成される吸収形消音器や流路に空洞部を連設し
た空洞形消音器では十分に消音することができない。一
方、騒音に対する環境規制値はますます厳しくなり、こ
の種低周波音の消音も必須となってきている。
このため、仕切板を除去したり、仕切板を多孔板とした
りしているが、いずれの場合も吸気室の剛性の低下や流
れが不安定になって空力性能の低下を招くと共に、後者
では十分な消音効果を得ていない。
本発明は上記事情にかんがみてなされたもので、従来の
吸収形消音器又は空洞形消音器の如く大型のものにして
もその減音効果が十分とはなり難い静的手段に代えて、
比較的小型でも減音効果の高い動的な減音装置を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明によれば、仕切板によって仕切られた吸気室の各
室に取り付けれた制御用マイクロホンと、この制御用マ
イクロホンの出力信号を増幅する増幅器と、増幅された
信号を受信して逆位相の制御音を発信する波形同期制御
器と、この波形同期制御器からの制御音を増幅する増幅
器と、増幅された制御音を吸気室内に放射する制御用ス
ピーカとを備え、前記波形同期制御器における制御音の
発信を軸流ファンの回転に同期させたことを特徴とする
軸流ファンの減音装置が提供される。
作用 上記手段によれば、仕切板で仕切られた吸気室ごとに、
制御用スピーカから原音と逆位相で同じ音圧レベルの制
御音が放射され、原音と制御音とが空間合成されること
によって音圧レベルを相互にキャンセルして減音させる
しかも、波形同期制御器には、軸流ファンの回転パルス
信号を与えて、回転に同期した周波数の音のみを減音さ
せている。
実施例 以下、第1〜4図に例示した本発明の好適な実施例につ
いて詳述する。第1図及び第2図は本発明による減音装
置の一実施例を示し、第3図はその動作説明、第4図は
効果実績を示したものである。なお、第1〜2図におい
て、第5〜7図に示したものと同一の部分には同一の符
号を付しである。
第1図は軸流ファンの平面断面図で、空気は吸込みサイ
レンサ5、吸込ダクト2及び吸気室3を経て、軸流ファ
ン6のインペラ1に流入する。吸気室3は仕切板4によ
って水平方向2室に仕切られており、各吸気室にはそれ
ぞれ独立した制御用スピーカ7と制御用マイクロホン8
か配設されている。
各制御用マイクロホン8の出力は、増幅器9、波形同期
制御器lO及び増幅器11を経てスピーカ7に接続され
、波形同期制御器10はファン駆動モータ120回転軸
に近接して設けられた回転パルス発信器13からの電気
信号を受けるよう接続されている。又、必要に応して、
制御用マイクロホン8と増幅器9との間にフィルタ14
を設けて、不要な帯域の周波数成分をカットするように
してもよい。
なお、吸込サイレンサ5の入口に示した符号15は放射
音モニタマイクロホンである。
制御用マイクロホン8で検出された原音の周波数、位相
、音圧レベルに係る電気信号は増幅器9で増幅され、回
転パルス発信器12からの電気信号と共に波形同期制御
器10に伝達される。波形同期制御器からは逆位相で原
音と等しい周波数、音圧レベルの制御音が増幅器11を
経て、制御用スピーカ7から吸気室3内に投入される。
好適な実施例では、この制御用スピーカ7は低周波音を
効率良く発生するために、共鳴ダクトを有した共鳴型ス
ピーカを用いている。
なお、波形同期制御器内では、ファンの回転パルスに同
期して周期波形を再生し、その波形を最適化しており、
回転に同期したハーモニックス音のみを制御対象として
いる。
このようなスピーカを使った騒音の低減制御装置を一般
にアクティブノイズコントローラと呼ぶが、この装置で
軸流ファンの低周波音を減音するときには、制御用マイ
クロホン8の吸気室内での取付位置に留意しなければな
らない。すなわち本発明では、制御点での音圧が最小と
なるように制御されるか、その結果として、吸込サイレ
ンサ5の入口に設置した放射音モニタマイクロホン13
での音圧か最小値とならねばならない。種々の試験結果
から、制御用マイクロホン8は、吸気室の奥部が最適位
置である。
次に、制御用スピーカ7の位置は、流れに影響を与えず
、かつ、放射効率が最も高い位置でなければならない。
数多くの模型及び実機試験の結果から、その位置は吸気
室の前方側で吸込サイレンサ5とは反対側の奥部マンホ
ール位置が最適である。
上記構成により、制御用マイクロホン8で集音した原音
に対し、制御用スピーカ7から放射される制御音を、第
3図に示したように、位相が逆で音圧レベルが同一とな
るようにしたことで、吸気室3の仕切られた各室での合
成音は互いにキャンセルされて、減音される。
第4図は、軸流ファン6に本発明による減音装置を適用
した場合の実績値で、回転数1次音では20dB、回転
数2次音では18dB、回転数3次音では8dBと各ハ
ーモニックスで大幅に音圧レベルが低減し、ハーモニソ
クス外の低周波音でも1〜2dB程低減している。
発明の効果 本発明によれば、吸気室に仕切板を有する主として大型
の軸流ファンにおいて、従来不可能とされていた低周波
音の音圧レベルを大幅に低減させることができる。しか
も大型でコストの高い吸収形サイレンサによらず、低コ
ストでかつ既存機にも簡単に現地で施工でき、軸流ファ
ン吸込部の流れに悪影響を及ぼすことはない。
従って、騒音による環境汚染に対して顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による減音装置の一実施例を示す構成図
、第2図はその側面図、第3図は動作原理を示す説明図
、第4図は本発明による装置の効果を示す図、第5図は
仕切板のない軸流ファン吸気室からの低周波音の分布図
、第6図は仕切板のある場合の低周波音の分布図、第7
図はその伝は状況図である。 3 ・ ・ ン、7・ ロホン、 器、】3・ 吸気室、4・・仕切板、 ・制御用スピーカ、8・ 9.11・・増幅器、10・ ・回転パルス発信器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 仕切板によって仕切られた吸気室の各室に取り付けれた
    制御用マイクロホンと、この制御用マイクロホンの出力
    信号を増幅する増幅器と、増幅された信号を受信して逆
    位相の制御音を発信する波形同期制御器と、この波形同
    期制御器からの制御音を増幅する増幅器と、増幅された
    制御音を吸気室内に放射する制御用スピーカとを備え、
    前記波形同期制御器における制御音の発信を軸流ファン
    の回転に同期させたことを特徴とする軸流ファンの減音
    装置。
JP2153893A 1990-06-14 1990-06-14 軸流ファンの減音装置 Pending JPH0447200A (ja)

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JP2153893A JPH0447200A (ja) 1990-06-14 1990-06-14 軸流ファンの減音装置

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JPH0447200A true JPH0447200A (ja) 1992-02-17

Family

ID=15572417

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JP2153893A Pending JPH0447200A (ja) 1990-06-14 1990-06-14 軸流ファンの減音装置

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JP (1) JPH0447200A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05289677A (ja) * 1992-04-10 1993-11-05 Nissan Motor Co Ltd 能動型騒音制御装置
US7527468B2 (en) 2003-03-20 2009-05-05 Huntair, Inc. Fan array fan section in air-handling systems

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05289677A (ja) * 1992-04-10 1993-11-05 Nissan Motor Co Ltd 能動型騒音制御装置
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