JPH0447181Y2 - - Google Patents

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JPH0447181Y2
JPH0447181Y2 JP1986037464U JP3746486U JPH0447181Y2 JP H0447181 Y2 JPH0447181 Y2 JP H0447181Y2 JP 1986037464 U JP1986037464 U JP 1986037464U JP 3746486 U JP3746486 U JP 3746486U JP H0447181 Y2 JPH0447181 Y2 JP H0447181Y2
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elevator
floor
time
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JP1986037464U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータの群管理制御装置、特に特
定階サービス運転機能を有するエレベータの群管
理制御装置に関する。
〔従来の技術〕
複数階に対して、複数のエレベータをサービス
するエレベータの群管理装置は、たとえば特開昭
50−149042号公報に開示しているように、エレベ
ータのかご内乗客数、かご呼び数、階床間隔数、
停止階床数等に基づき、待ち時間を予測し、最適
なエレベータを割り当てている。
ところで、たとえば会議室のある階では、会議
終了後、その交通需要に一次的にピークが発生す
る。この交通需要の一次的なピークに対応したエ
レベータの運転を行なう装置に関しては、たとえ
ば特開昭60−44475号公報に開示されている。こ
の開示されている装置によれば、あらかじめエレ
ベータの運転予約情報たとえば利用階とその予約
時刻等を電算機に入力し、この予約情報より、エ
レベータの運転予約をタイムスケジユールにて行
なうとともに、エレベータを特定階に予約して、
待機させ、予約時刻に乗客が現れない場合には、
特定階での待機を無効とし、一般乗客へのサービ
スの低下を防止している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、会議の終了時刻はあらかじめ決めて
おいても、10分〜20分程度は常に、早くなつた
り、遅くなつたりするものである。したがつて、
上記の運転装置を適用した場合、会議の終了時刻
が遅れたとき、エレベータをどうしても20分程度
待機する必要があり、その間エレベータは休止す
ることになり、エレベータの利用効率が悪くな
る。一方、会議終了時刻通りに前記予約時刻を設
定すると、ちようど、この時刻に乗場にいなけれ
ばならないので、前記運転装置を利用しにくいと
いう問題があつた。また、たまたま、この時刻に
他の利用者がエレベータに乗ると、本来の目的か
ら外れた運転を行なうという問題もあつた。
本考案は、上記の欠点にかんがみて、エレベー
タの運転予約情報を電算機に入力し、この運転予
約情報にしたがつて、エレベータを運転する場
合、この運転予約情報を入力した利用者だけが優
先的にかつ効率よく利用できる、エレベータの群
管理制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本考案は、電算機
を、複数階に対して複数のエレベータを運転する
装置であつて、前記階の特定階の乗場呼びを登録
したとき、この階へ到達する時間が最小のエレベ
ータを選択し、このエレベータを前記特定階に直
行させるとともに、このエレベータが特定階を満
員で出発したとき、引き続き他のエレベータを選
択する手段を備えたエレベータの群管理制御装置
において、前記電算機にエレベータの運転の利用
階とこの運転の予約時刻とを入力し、この運転の
予約時刻に、前記利用階の乗場釦を所定時間以上
操作したとき、前記利用階を特定階に登録する手
段を備えた構成にしてある。
〔作用〕
本考案によれば、たとえば、会議を行なう開催
階すなわち、利用階とこの終了時刻すなわちエレ
ベータの運転の予約時刻をあらかじめ電算機に入
力しておく。前記会議が終了し、多数の利用客が
開催階に集中しても、この開催階の乗場釦を所定
時間以上操作することにより、前記開催階は特定
階であることが分かり、その結果、複数のエレベ
ータの中、待ち時間が最小のエレベータが選択さ
れ、このエレベータが特定階に直行するので、前
記利用客を優先的にかつ効率よくサービスするこ
とができるとともに、他の利用客のサービスの低
下を防止することができる。
〔実施例〕
以下、この考案のエレベータの群管理制御装置
を、その一実施例に基づき、図面を使用して、詳
細に説明する。
第1図はこの考案の一実施例の構成を示したも
ので、この考案には電算機HCが設けられ、この
電算機HCには各階に設けられた運転予約情報入
力手段から、それぞれの階でのエレベータの運転
予約情報が入力可能となつている。実施例では、
各階に補助電算機M1,M2,M3が設けられ、
各階に対応した会議の有無、会議の終了時刻など
各種のエレベータの運転予約情報D1,D2,D
3が、これらの補助電算機M1,M2,M3にそ
れぞれ入力される。補助電算機M1,M2,M3
に入力されたエレベータの運転予約情報は、電算
機HCに転送され、記憶される。また、電算機
HCにはかご内の乗客数、乗場呼び、かご呼び、
かご位置などのデータD0が取り込まれ、電算機
HCに接続されている複数のエレベータE1,E
2,E3を、その待ち時間が最小になるように、
制御可能に構成されている。
次に、この考案のエレベータの群管理制御装置
を特定階で会議が開催される場合については、第
2図のフローチヤートに基づいて、説明する。
ステツプS10で、会議開催の入力があるか否か
が判定され、ステツプS20で会議の終了時刻か否
かが判定される。会議開催の入力がないか、ある
いは会議の終了時刻でないことが判定されると、
ステツプS80に進み、平常運転が行なわれる。ス
テツプS20で会議の終了時刻であることが判定さ
れると、ステツプS30に進み、会議の開催の乗場
呼びが所定時間たとえば5秒以上押し続けられた
か否かが判定される。開催階の乗場釦が5秒以上
押し続けなければ、平常運転が行なわれる。
開催階の乗場釦を5秒以上押しつづけるとステ
ツプS40に進み、各エレベータE1,E2,E3
に対するかご呼び、かご位置のデータD0に基づ
いて、開催階への到着予測時間が最小のエレベー
タが、演算手段によりステツプS50で選択し演算
される。ついで、ステツプS60に進み、運行手段
によつて、選択されたエレベータが、開催階であ
る特定階に直行される。
最後に制御手段が作動し、ステツプS70におい
て、特定階に到着したエレベータが満員で出発し
たか否かが判定される。特定階に到着したエレベ
ータが満員でない状態で出発していると、制御手
段によつて平常運転が行なわれる。また、特定階
に到着したエレベータが満員で出発していると判
定されると、ステツプS40、S50、S60の制御が再
度実行され、かごが満員でない状態で出発するま
で繰り返される。
このように、本実施例によれば、会議の終了時
刻に特定階の乗場釦を所定時間以上押し続けるこ
とにより、特定階に最小の時間でエレベータが直
行されるので、特定階の利用者に対してサービス
の向上が図れるとともに、他の利用者に対するサ
ービスの低下を防止することができる。
なお、本実施例では、特定階において会議が開
催される場合の運転について説明したが、この考
案は他の場合たとえば来賓の入館が行なわれる場
合などにも適用することができる。また、本実施
例ではステツプS30の有効時間は、会議の終了時
刻とされているが、たとえば会議の終了時刻±所
定時間に設定することも可能である。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案では特定階
での交通需要に対して、予約した時刻に、特定階
の乗場釦を所定時間以上操作することにより最小
の時間で到着するエレベータを特定階に直行させ
るので、効率よく、柔軟自在なサービス運転を行
なう、エレベータの群管理制御装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図、第2図は本考案の動作を示すフローチヤー
トである。 D1,D2,W3……利用情報、M1,M2,
M3……補助電算機、HC……電算機、D0……
データ、E1,E2,E3……エレベータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電算機を有し、複数階に対して複数のエレベー
    タを運転する装置であつて、前記階の特定階の乗
    場呼びを登録したとき、この階へ到達する時間が
    最小のエレベータを選択し、このエレベータを前
    記特定階に直行させるとともに、このエレベータ
    が特定階を満員で出発したとき、引き続き、他の
    エレベータを選択する手段を備えたエレベータの
    群管理制御装置において、前記電算機にエレベー
    タの運転の利用階とこの運転の予約時刻とを入力
    し、この運転の予約時刻時に、前記利用階の乗場
    釦を所定時間以上操作したとき、前記利用階を特
    定階に登録する手段を備えたことを特徴とするエ
    レベータの群管理制御装置。
JP1986037464U 1986-03-17 1986-03-17 Expired JPH0447181Y2 (ja)

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JPS62150466U JPS62150466U (ja) 1987-09-24
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5058739A (ja) * 1973-09-26 1975-05-21
JPS5756659B2 (ja) * 1975-12-26 1982-12-01 Nippon Aruminiumu Kogyo Kk
JPS6044475A (ja) * 1983-08-23 1985-03-09 三菱電機株式会社 エレベ−タの運転予約制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748859Y2 (ja) * 1981-08-12 1982-10-26

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