JPH0446901B2 - - Google Patents
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- JPH0446901B2 JPH0446901B2 JP60101712A JP10171285A JPH0446901B2 JP H0446901 B2 JPH0446901 B2 JP H0446901B2 JP 60101712 A JP60101712 A JP 60101712A JP 10171285 A JP10171285 A JP 10171285A JP H0446901 B2 JPH0446901 B2 JP H0446901B2
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- glass
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/02—Details
- H05B3/03—Electrodes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/02—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture in electric furnaces, e.g. by dielectric heating
- C03B5/027—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture in electric furnaces, e.g. by dielectric heating by passing an electric current between electrodes immersed in the glass bath, i.e. by direct resistance heating
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、ガラスを溶融する過程に用いられる
電気坩堝を加熱するための電極装置に関し、複数
の平板状電極が支持部材に取付けられている電極
装置に関する。
電気坩堝を加熱するための電極装置に関し、複数
の平板状電極が支持部材に取付けられている電極
装置に関する。
背景技術
ガラスを溶解する坩堝炉を加熱するための方法
として、直接加熱法と間接加熱法が公知になつて
いる。間接加熱法は、小型の坩堝とポツト炉を備
えている。
として、直接加熱法と間接加熱法が公知になつて
いる。間接加熱法は、小型の坩堝とポツト炉を備
えている。
直接加熱法は、溶融ガラス中に延びて浸される
電極手段によりガラスを加熱する。この直接加熱
法は溶融ガラスのイオン伝導性に基づいてガラス
を加熱するものであり、一般にイオン伝導性はガ
ラスの化学組成、特にアルカリとアルカリ土類の
含有量に依存している。
電極手段によりガラスを加熱する。この直接加熱
法は溶融ガラスのイオン伝導性に基づいてガラス
を加熱するものであり、一般にイオン伝導性はガ
ラスの化学組成、特にアルカリとアルカリ土類の
含有量に依存している。
W.トライヤーによると、1984年スプリンガー
社発行「ガラス融解炉(グラスシユメルツオーフ
エン)」p.208〜239に記載されるように、ロツド
状乃至平板状の電極を各種の設計あるいは配列に
より使用することが公知になつている。通常2本
の平板状電極は、坩堝の2枚の壁に対して垂直に
取付けられている。
社発行「ガラス融解炉(グラスシユメルツオーフ
エン)」p.208〜239に記載されるように、ロツド
状乃至平板状の電極を各種の設計あるいは配列に
より使用することが公知になつている。通常2本
の平板状電極は、坩堝の2枚の壁に対して垂直に
取付けられている。
直接加熱法による炉を設計するにあたつては、
熱伝導抵抗について理解することが重要なことで
ある。この場合、一方の電極から他方の電極に電
流が流れるのであるが、このときの電流密度は電
極間の領域毎に著しく異なるため、溶剤の通り道
が広がることを考慮する必要がある。この結果、
局部電流密度関数と電流抵抗を決定することが重
要な課題になる。
熱伝導抵抗について理解することが重要なことで
ある。この場合、一方の電極から他方の電極に電
流が流れるのであるが、このときの電流密度は電
極間の領域毎に著しく異なるため、溶剤の通り道
が広がることを考慮する必要がある。この結果、
局部電流密度関数と電流抵抗を決定することが重
要な課題になる。
出力電圧を計算する際には、耐火物の抵抗と溶
融ガラスの抵抗とが考慮される。外部抵抗が存在
する場合、耐火物の電気抵抗が減少することによ
り、坩堝内で過度の局部電力が消費され、これに
より温度上昇し、耐火物を分解するに至る。この
ような熱不安定としてよく知られた現象は、例え
ば次の条件のもとで発生しやすい。即ち、電極の
冷却不足、電流密度の増大、耐火物の比電気抵抗
の変化率、電極範囲の幾何学的拡張等の条件のも
とで上記熱不安定現象が生じやすい。熱不安定は
電極間にあるガラスの交換量を増大することによ
り回避することができるため、耐火物の熱不安定
度は溶融ガラスの熱不安定度よりも危険が少な
い。しかしながら、既に存在する先行技術として
の電極装置を用いる限り耐火物の熱不安定現象に
より、単位体積当りの溶解効率の増大を免れるわ
けにはいかない。
融ガラスの抵抗とが考慮される。外部抵抗が存在
する場合、耐火物の電気抵抗が減少することによ
り、坩堝内で過度の局部電力が消費され、これに
より温度上昇し、耐火物を分解するに至る。この
ような熱不安定としてよく知られた現象は、例え
ば次の条件のもとで発生しやすい。即ち、電極の
冷却不足、電流密度の増大、耐火物の比電気抵抗
の変化率、電極範囲の幾何学的拡張等の条件のも
とで上記熱不安定現象が生じやすい。熱不安定は
電極間にあるガラスの交換量を増大することによ
り回避することができるため、耐火物の熱不安定
度は溶融ガラスの熱不安定度よりも危険が少な
い。しかしながら、既に存在する先行技術として
の電極装置を用いる限り耐火物の熱不安定現象に
より、単位体積当りの溶解効率の増大を免れるわ
けにはいかない。
さらに、電極1本当り2〜6kWの電力量であ
るから、電極を冷却するために必要とされる冷却
用電力量に基づいて電極装置の構造は限られた範
囲のものになる。さらにまた、各電極の寸法は特
定の比に選定されなければならないという問題が
ある。
るから、電極を冷却するために必要とされる冷却
用電力量に基づいて電極装置の構造は限られた範
囲のものになる。さらにまた、各電極の寸法は特
定の比に選定されなければならないという問題が
ある。
発明の構成概要
上記観点より本発明の目的は、従来の電極ある
いは電極装置よりも大きな熱出力を発生する電極
装置を提供することにある。
いは電極装置よりも大きな熱出力を発生する電極
装置を提供することにある。
発明の詳細な説明及び特許請求の範囲の記載を
参照すれば、本発明の目的及び利点については当
業者にとつて明らかとなるであろう。
参照すれば、本発明の目的及び利点については当
業者にとつて明らかとなるであろう。
本発明の目的及び他の目的を達成するために、
本発明は、セパレート電極を形成するように配設
される複数の平面状電極板から構成されるガラス
用坩堝炉に用いる電極装置を提供する。各電極
は、一定の間隔をもつて互いに平行な複数の電極
板が取付けられる接続部材を有している。複数の
接続部材は、互いに平行に延設されている。各接
続部材に取付けられる電極板は、近隣する接続部
材の電極板と交互に配列されると共に、近隣する
接続部材の電極と電極の間に形成される空間内に
延びている。
本発明は、セパレート電極を形成するように配設
される複数の平面状電極板から構成されるガラス
用坩堝炉に用いる電極装置を提供する。各電極
は、一定の間隔をもつて互いに平行な複数の電極
板が取付けられる接続部材を有している。複数の
接続部材は、互いに平行に延設されている。各接
続部材に取付けられる電極板は、近隣する接続部
材の電極板と交互に配列されると共に、近隣する
接続部材の電極と電極の間に形成される空間内に
延びている。
本発明においては、さらに各種の実施例に示す
ように、坩堝炉の底部に存在するかあるいは坩堝
炉を形成するガラスタンクのリムに当接する支持
部材により複数の電極を支持することを提案して
いる。
ように、坩堝炉の底部に存在するかあるいは坩堝
炉を形成するガラスタンクのリムに当接する支持
部材により複数の電極を支持することを提案して
いる。
本発明では、さらに電極と、溶融ガラスの外部
で電極支持部材の冷却部を冷却するノズルとの間
にスペーサーを設けることを提案している。
で電極支持部材の冷却部を冷却するノズルとの間
にスペーサーを設けることを提案している。
望ましい実施態様
本発明の電極装置によれば、次に示すような原
理が成り立つものと考えられる。
理が成り立つものと考えられる。
熱反応におけるパワー総量は次式であらわされ
る。
る。
N(総量)=N(ガラス)+N(耐火物)
=R(ガラス)[I(ガラス)]2
+(耐火物)[I(耐火物)]2
=U2(1/R(ガラス)+1/R(耐火物)
) ここに、R=ρL/F ρ:比抵抗、L:ガラスと耐火物の各長さ、
F:ガラスと耐火物の各面積、である。
) ここに、R=ρL/F ρ:比抵抗、L:ガラスと耐火物の各長さ、
F:ガラスと耐火物の各面積、である。
上記の通り考察したので幾つかの現象が明らか
となろう。ガラスの電気抵抗R(ガラス)は、長
さL(ガラス)が短くなるにしたがい減少し、そ
の面積F(ガラス)が増大するにしたがい減少す
る。耐火物の電気抵抗R(耐火物)は、その長さ
L(耐火物)が長くなるにしたがい増大し、その
面積F(耐火物)が減少するにしたがい増大する。
したがつて、ガラスに供給される電力量の割合が
大きくなればなるほど耐火物に供給される電力量
の逃げが大きくなる。一定の条件のもとでは、ガ
ラスと耐火物の長さの比L(耐火物)/L(ガラ
ス)及び面積比F(ガラス)/F(耐火物)の値を
できるだけ大きくするのが最良の結果を生み出す
ことになる。熱不安定な状態を起こすことなく単
位体積当りの電力を最大にする際、ガラスと耐火
物の長さの比は、最も広い範囲に設定可能にな
る。ガラスの溶解現象については、アカデミツク
プレス社発行「ガラスとサイエンスとテクノロジ
ー」1983年度版p.1〜44の記載から一般的な理解
が得られよう。
となろう。ガラスの電気抵抗R(ガラス)は、長
さL(ガラス)が短くなるにしたがい減少し、そ
の面積F(ガラス)が増大するにしたがい減少す
る。耐火物の電気抵抗R(耐火物)は、その長さ
L(耐火物)が長くなるにしたがい増大し、その
面積F(耐火物)が減少するにしたがい増大する。
したがつて、ガラスに供給される電力量の割合が
大きくなればなるほど耐火物に供給される電力量
の逃げが大きくなる。一定の条件のもとでは、ガ
ラスと耐火物の長さの比L(耐火物)/L(ガラ
ス)及び面積比F(ガラス)/F(耐火物)の値を
できるだけ大きくするのが最良の結果を生み出す
ことになる。熱不安定な状態を起こすことなく単
位体積当りの電力を最大にする際、ガラスと耐火
物の長さの比は、最も広い範囲に設定可能にな
る。ガラスの溶解現象については、アカデミツク
プレス社発行「ガラスとサイエンスとテクノロジ
ー」1983年度版p.1〜44の記載から一般的な理解
が得られよう。
添附図面を参照すると、第1図は、耐火物4に
取付けられる支持部材1a,2a,3aをもつ電
極1,2,3の配列をあらわす正面図である。耐
火物4はガラスタンクの底部に配列されている
(第3図、第5図参照)。電極1,2,3は支持部
材1a,2a,3aに対して垂直で互いに平行に
延設される電極板1b,2b,3bを有してい
る。
取付けられる支持部材1a,2a,3aをもつ電
極1,2,3の配列をあらわす正面図である。耐
火物4はガラスタンクの底部に配列されている
(第3図、第5図参照)。電極1,2,3は支持部
材1a,2a,3aに対して垂直で互いに平行に
延設される電極板1b,2b,3bを有してい
る。
第2図は、電極装置の平面図をあらわす。第2
図から理解されるように、電極1,2,3は、接
続部材1c,2c,3cにより支持部材1a,2
a,3aに接続されかつ互いに連結される電極板
1b,2b,3bをそれぞれ4個有している。接
続部材1c,2c,3cは、互いに平行になるよ
うに延設されており、支持部材1a,2a,3a
及び電極板1b,2b,3bに対して垂直になつ
ている。接続部材1c,2c,3cに取付けられ
ている電極板1b,2b,3bは、互いに一定の
間隔を置いて配置されると共に、支持部材1a,
2a,3aは、それぞれが列を成して配設され、
接続部材1c,2c,3cにより連結されてい
る。電極板1,2,3に近隣する接続部材は、互
いに平行に配設されると共に所定の等しい間隔を
置いて配置されている。電極1,2,3のうちの
一つの電極板1b,2b,3bは、接続部材1
c,2c,3cのうちの一つについての電極板の
間で空間的に半分だけ近隣する電極の電極板に対
しオフセツトされている。したがつて、ある一つ
の接続部材に取付けられている電極板は、近隣す
る接続部材に取付けられている電極板の間に形成
される空間内に延設されている。
図から理解されるように、電極1,2,3は、接
続部材1c,2c,3cにより支持部材1a,2
a,3aに接続されかつ互いに連結される電極板
1b,2b,3bをそれぞれ4個有している。接
続部材1c,2c,3cは、互いに平行になるよ
うに延設されており、支持部材1a,2a,3a
及び電極板1b,2b,3bに対して垂直になつ
ている。接続部材1c,2c,3cに取付けられ
ている電極板1b,2b,3bは、互いに一定の
間隔を置いて配置されると共に、支持部材1a,
2a,3aは、それぞれが列を成して配設され、
接続部材1c,2c,3cにより連結されてい
る。電極板1,2,3に近隣する接続部材は、互
いに平行に配設されると共に所定の等しい間隔を
置いて配置されている。電極1,2,3のうちの
一つの電極板1b,2b,3bは、接続部材1
c,2c,3cのうちの一つについての電極板の
間で空間的に半分だけ近隣する電極の電極板に対
しオフセツトされている。したがつて、ある一つ
の接続部材に取付けられている電極板は、近隣す
る接続部材に取付けられている電極板の間に形成
される空間内に延設されている。
第3図〜第6図はガラス溶解炉を示しており、
図中、電極板1,2と1′,2′は、溶解ガラスタ
ンクのリムEの上のタンク頂部からタンクDの内
部に延びている。このような構成によれば、電極
と電極の間で電力が交換され、これによりタンク
が加熱されると共にタンク内部が溶融ガラスで充
満されるという利点がある。このような目的を達
成するために、第3図に示すレンガ6と6aは移
動され、第5図を参照すると、カバー14がリフ
トしその結果レンガ13が移動される。
図中、電極板1,2と1′,2′は、溶解ガラスタ
ンクのリムEの上のタンク頂部からタンクDの内
部に延びている。このような構成によれば、電極
と電極の間で電力が交換され、これによりタンク
が加熱されると共にタンク内部が溶融ガラスで充
満されるという利点がある。このような目的を達
成するために、第3図に示すレンガ6と6aは移
動され、第5図を参照すると、カバー14がリフ
トしその結果レンガ13が移動される。
電極板の支持部材1a,2aは、第3図及び第
4図に示すようにタンクDと反対側に配置される
かあるいは第5図及び第6図に示すようにタンク
Dと同じ側に配置することができる。電極1,2
はタンクDの内部にある溶融ガラス中に浮遊させ
るかあるいはタンクの底部5から延びるモリブデ
ンから成る支柱10により支持することができ
る。
4図に示すようにタンクDと反対側に配置される
かあるいは第5図及び第6図に示すようにタンク
Dと同じ側に配置することができる。電極1,2
はタンクDの内部にある溶融ガラス中に浮遊させ
るかあるいはタンクの底部5から延びるモリブデ
ンから成る支柱10により支持することができ
る。
第6図に示す実施例から明らかなように、電極
板1b,2bはスペーサ部材17a〜17hによ
り横方向に支持されているので、電極板1bと2
bの間で装置が作用するように保持される。スペ
ーサー部材17は、焼結石英ガラスなどの材料か
ら成り、温度変化の抵抗にはなるが、ガラス溶解
時の加熱過程を妨げるものではない。スペーサー
部材17の構成材料は電極板1bと2bと非接触
の状態で上方に浮遊しているため、ガラスを溶解
させることができるのである。
板1b,2bはスペーサ部材17a〜17hによ
り横方向に支持されているので、電極板1bと2
bの間で装置が作用するように保持される。スペ
ーサー部材17は、焼結石英ガラスなどの材料か
ら成り、温度変化の抵抗にはなるが、ガラス溶解
時の加熱過程を妨げるものではない。スペーサー
部材17の構成材料は電極板1bと2bと非接触
の状態で上方に浮遊しているため、ガラスを溶解
させることができるのである。
第3図〜第6図に示す実施例における支持部材
1aと2aでは、取付ネジ8aと連結ボルト8b
が、モリブデンから形成され、ガラス溶剤により
完全に浸されるようにA−A線で示す溶融ガラス
の下方に位置している。支持部材は、熱抵抗材料
でかつ表面に酸化層をもたない材料からなるフラ
ンジ8cを外部に有している。
1aと2aでは、取付ネジ8aと連結ボルト8b
が、モリブデンから形成され、ガラス溶剤により
完全に浸されるようにA−A線で示す溶融ガラス
の下方に位置している。支持部材は、熱抵抗材料
でかつ表面に酸化層をもたない材料からなるフラ
ンジ8cを外部に有している。
第5図に示す実施例から明らかなように、符号
11で示す微小領域としてのタンクDの内部と外
部の間でガラスを溶かしかつ熱交換するために、
図では1個だけ示すノズル12により冷却風を供
給するようにしている。
11で示す微小領域としてのタンクDの内部と外
部の間でガラスを溶かしかつ熱交換するために、
図では1個だけ示すノズル12により冷却風を供
給するようにしている。
以上詳述した点より、当業者ならば、本発明の
特徴部分を容易に確定することができると共に、
本発明の目的及び範囲を逸脱することなく、各種
の用途及び条件に基づいて適合する本発明の各種
の変形例あるいは改良例を案出することができる
であろう。
特徴部分を容易に確定することができると共に、
本発明の目的及び範囲を逸脱することなく、各種
の用途及び条件に基づいて適合する本発明の各種
の変形例あるいは改良例を案出することができる
であろう。
第1図は本発明の電極装置をあらわす側面図、
第2図は第1図の電極装置をあらわす平面図、第
3図は第1図の電極装置の他の実施例におけるガ
ラス溶解炉をあらわす垂直断面図、第4図は第3
図の−線断面図、第5図は電極装置のさらに
他の実施例におけるガラス溶融炉の垂直断面図、
第6図は第5図の−線断面図である。 1,2,3…電極、1a,2a,3a…支持部
材、1b,2b,3b…電極板、1c,2c,3
c…接続部材、4…耐火物、5…底部、6…レン
ガ、8a…取付ネジ、8b…連結ボルト、12…
ノズル。
第2図は第1図の電極装置をあらわす平面図、第
3図は第1図の電極装置の他の実施例におけるガ
ラス溶解炉をあらわす垂直断面図、第4図は第3
図の−線断面図、第5図は電極装置のさらに
他の実施例におけるガラス溶融炉の垂直断面図、
第6図は第5図の−線断面図である。 1,2,3…電極、1a,2a,3a…支持部
材、1b,2b,3b…電極板、1c,2c,3
c…接続部材、4…耐火物、5…底部、6…レン
ガ、8a…取付ネジ、8b…連結ボルト、12…
ノズル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の板を有するセパレート電極を形成する
ように配列される複数の電極板と、接続部材とこ
れに取付けられる電極板とで電極を形成するよう
に電極板を取付けるための少なくとも2個の接続
部材と、ガラス用坩堝炉の中で前記接続部材を支
持する支持手段とから構成され、前記接続部材
は、一定の間隔をおいて互いに平行に延びており
かつ該接続部材から突出する電極板を配設してい
ると共に、互いに一定の間隔をもつて取付けられ
かつ接続部材上に取付けられる電極板を有してお
り、該接続部材の電極板は、近隣する接続部材上
の電極板と交互に配列されかつ近隣する接続部材
上の電極板の間に突出していることを特徴とする
ガラス用坩堝炉に用いる電極装置。 2 電極の電極板は、近接する電極の電極板と一
定の間隔をもつて電極板の半分をオフセツトして
設けられることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の電極装置。 3 支持手段は、一定の間隔をもつて連続的に配
列される複数の独立部材から成ることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の電極装置。 4 接続部材は、平坦な平板状部材であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電極装
置。 5 支持手段は、ガラス用坩堝炉の底部上に配置
されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の電極装置。 6 ガラスタンクはリムを有しており、支持手段
はガラス用坩堝炉のリムに位置しかつ該ガラス用
坩堝炉内の溶融ガラス中に延設されることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の電極装置。 7 支持手段は、ガラスタンクのリムと反対側に
位置することを特徴とする特許請求の範囲第6項
記載の電極装置。 8 支持手段は、ガラスタンクのリムと同側に位
置することを特徴とする特許請求の範囲第6項記
載の電極装置。 9 電極板の間に配列するスペーサ部材を含むこ
とを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の電極
装置。 10 電極板の間に配列するスペーサ部材を含む
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電
極装置。 11 ガラスタンクの底部から電極に延設され電
極を付加的に支持するモリブデン部材を含むこと
を特徴とする特許請求の範囲第6項記載の電極装
置。 12 ガラスタンク内の溶融ガラスの外部にある
電極支持部を冷却するためにガラスタンクのリム
に配列されるエアノズル手段を含むことを特徴と
する特許請求の範囲第6項記載の電極装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3418292A DE3418292C2 (de) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | Elektrodenanordnung für Glasschmelzwannenöfen |
DE3418292.6 | 1984-05-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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