JPH0446881Y2 - - Google Patents

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JPH0446881Y2
JPH0446881Y2 JP18018986U JP18018986U JPH0446881Y2 JP H0446881 Y2 JPH0446881 Y2 JP H0446881Y2 JP 18018986 U JP18018986 U JP 18018986U JP 18018986 U JP18018986 U JP 18018986U JP H0446881 Y2 JPH0446881 Y2 JP H0446881Y2
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JP
Japan
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frame body
workpiece
fixing hole
circular saw
fitting
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JP18018986U
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JPS6384301U (ja
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は基盤、将棋盤等の脚を丸鋸昇降盤を利
用して加工するための製作器に関するものであ
る。
[従来技術とその問題点] 基盤、将棋盤等の脚は第6図に示すように凹曲
面を持つた断面ハ角形から成り、その輪郭は曲線
で構成されていることから、通常の木工機械では
製作できず、ノミを使用した手作業で製作してい
るのが現状である。このため、製作には手間と時
間がかかり、又技術と経験が必要であつた。しか
し、現在はこのような技術と経験を有する者は少
なく、機械的な手段で製作することのできる製作
器の提案が要望されていた。
[本考案の目的] 本考案は斯かる点に鑑みて提案されるもので、
一般に販売されている丸鋸昇降盤を利用して簡単
に、然もそれ程の経験を有さずして製作すること
のできる基盤、将棋盤等の脚製作器を提案するの
が目的である。
[本考案の構成] 本考案は上記目的を達成するため、次の如き構
成の製作器を提案する。
垂直に起立した平面コ字状枠体の対向する一方
の壁には被加工材に形成した多角形の嵌合突部が
嵌合する多角形の嵌合固定穴を形成すると共にこ
の嵌合固定穴と対向する反対側の壁には嵌合固定
穴側に向けて被加工材を押えるための押えボルト
を取り付け、更にコ字状枠体の底部には枠体の開
放側に倣い面を向けて任意形状の倣い板を着脱自
在に取り付け、丸鋸昇降盤のベツド上に起立させ
たストツパーに倣い面が当るまで丸鋸に直角に被
加工材を押し当てて切り込み、この切り込みを横
方向に連続して移行させて倣い面に沿つた脚の輪
郭形状を被加工材に加工することができるように
構成した基盤、将棋盤等の脚製作器。
[作用] 上記製作器は一般に販売されている丸鋸昇降盤
の昇降側ベツドに手で乗せて使用されるもので、
その使用例を次に説明する。なお、この昇降盤の
ベツドに本考案製作器を乗せて加工する場合に、
丸鋸の下でベツドには、ピン状のストツパーを直
接取り付けているが、このストツパーがない場合
には簡易的に製作した平板状のストツパー板をベ
ツド側にあらかじめ取り付けておく。
脚の加工に入る場合には、先ず脚の長さ(高
さ)にほぼ等しい角材(被加工材)を用意し、こ
の角材の一端面に例えば四角形又は八角形の嵌合
部を加工する。そして、この嵌合部を枠体の例え
ば脚が八面体の場合には八角形嵌合固定穴に嵌合
し、他の一端面を押えボルトで押えて角材を枠体
内に固定する。このようにして角材を固定した枠
体の開放側を丸鋸に対して直角となるように向け
てベツド上に載置し、倣い板の倣い面が丸鋸の半
径直下であつてベツドに固定したストツパーに当
るまで枠体を丸鋸側に直角に押し出す作業を繰り
返して切り込みを入れ、これを横方向に連続的に
移行して全体的な荒削りを行つて脚の輪郭の一面
を出す。この一面が終つたなら、押えボルトを弛
めて角材を1/8回転して他の面を同じように切削
し、八面全面の荒削りが終つたなら、次にゆつく
りとストツパーに倣い板を当てて枠体を横方向に
動かしながら荒削りにより出来た地肌を丸鋸の歯
で均らし削りを行ない、製品とする。なお、この
あと脚の表面にはペーパーをかけて滑らかにして
もよいし、仕上りがよい場合にはそのまま製品と
する。
[実施例及びその作用] 1は垂直壁によつて出来た平面コ字状の枠体、
2はこの枠体1の基板にして、枠体1に沿うコ字
状の開放部を有している。3は枠体1の対向する
壁面の一方の内面に形成した八角形の嵌合固定
穴、4は前記嵌合固定穴3に対向する壁を貫通
し、先端の爪6を固定穴3側に向けた押えボル
ト、5は押えボルト4の先端において、爪6より
もやや後方に取り付けた押えプレートである。
7は前記枠体1の基板2の下面に取り付けた倣
い板、8は倣い面にして、この倣い板7の倣い面
8は加工する脚の大きさ、形状によりあらかじめ
用意してあるものの中から選択して取り付けられ
たものである。
次に、上記製作器の使用法を説明する。先ず、
一端面に四角形の嵌合部10を加工した所定の長
さの角材9を用意し、この角材9の嵌合部10を
枠体1の嵌合固定穴3に嵌合し、他端面に押えボ
ルト4の爪6を刺し込んで角材9を枠体1内に水
平に固定する(第3図)。
このようにして角材9を枠体1に固定したな
ら、第4図に示すように枠体1を丸鋸昇降盤11
のベツド12上に載置し、ベツド12において丸
鋸13の半径位置に直立させたストツパー14に
倣い面8が当るまで、角材9を直角に押し出し、
切り込む。このような切り込みを横方向に連続し
て繰り返し、倣い面8に沿つて全長が終つた状態
が第2図である。次に押えボルト4を弛めて一旦
角材9を嵌合固定穴3から取り外し、角材9を
45°回転させて再び嵌合固定穴3に嵌合して固定
し、前記と同じようにして倣い面8全体を利用し
て切り込み加工を行なう。以上のようにして八面
を加工し終えたなら、次に枠体1を倣い面8に沿
つて横すべりさせながら丸鋸13で脚の表面を加
工する。
この加工で製品にする場合と、ペーパーを用い
て表面を更に仕上げる場合とがある。第5図は角
材9を八角形まで加工する順序を示したもので、
1は角材のまま、2は一面を加工した状態、3は
二面、4は三面、5は四面、6は五面、7は六
面、8は七面、9は八面すなわち全体を加工し終
えた状態の脚の水平横断面である。
[本考案の効果] 本考案は以上のように、枠体に角材を固定し、
この枠体に取り付けた倣い板を利用して丸鋸昇降
盤により断面八角形の基盤、将棋盤の脚を加工す
ることができる。
よつて、従来のようにノミを利用して製作する
手段に比較して能率が飛躍的に向上すると共に切
削加工には殆んど熟練を必要としないから、誰で
もこの仕事に携わることができる。又、一般に販
売されている丸鋸昇降盤を利用することができる
ので便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る製作器の斜視図、第2図
は平面図、第3図は角材を枠体に取り付けて丸鋸
昇降盤のベツドにセツトした状態の平面図、第4
図はA−A線断面図、第5図1〜9は角材の加工
順序を示す説明図、第6図は基盤の脚の斜視図で
ある。 1……枠体、2……基板、3……嵌合固定穴、
4……押えボルト、5……プレート、6……爪、
7……倣い板、8……倣い面、9……角材、10
……嵌合部、11……丸鋸昇降盤、12……ベツ
ド、13……丸鋸、14……ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直に起立した平面コ字状枠体の対向する一方
    の壁には被加工材に形成した多角形の嵌合突部が
    嵌合する多角形の嵌合固定穴を形成すると共にこ
    の嵌合固定穴と対向する反対側の壁には嵌合固定
    穴側に向けて被加工材を押えるための押えボルト
    を取り付け、更にコ字状枠体の底部には枠体の開
    放側に倣い面を向けて任意形状の倣い板を着脱自
    在に取り付け、丸鋸昇降盤のベツド上に起立させ
    たストツパーに倣い面が当るまで丸鋸に直角に被
    加工材を押し当てて切り込み、この切り込みを横
    方向に連続して移行させて倣い面に沿つた脚の輪
    郭形状を被加工材に加工することができるように
    構成した基盤、将棋盤等の脚製作器。
JP18018986U 1986-11-21 1986-11-21 Expired JPH0446881Y2 (ja)

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JP18018986U JPH0446881Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JPS6384301U JPS6384301U (ja) 1988-06-02
JPH0446881Y2 true JPH0446881Y2 (ja) 1992-11-05

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