JPH0446843A - 車体側部のエネルギ吸収装置 - Google Patents

車体側部のエネルギ吸収装置

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JPH0446843A
JPH0446843A JP2154883A JP15488390A JPH0446843A JP H0446843 A JPH0446843 A JP H0446843A JP 2154883 A JP2154883 A JP 2154883A JP 15488390 A JP15488390 A JP 15488390A JP H0446843 A JPH0446843 A JP H0446843A
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西竹 秀樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体側部にその外部から比較的大なる衝撃が
加えられたとき、それによる衝撃エネルギを吸収して車
内の乗員の保護を図る車体側部のエネルギ吸収装置に関
する。
(従来の技術) 車両にあっては、衝突時等において車体に比較釣人なる
衝撃が加えられたとき、平常時においては収縮状態とさ
れている、通常エアバッグと称される、エネルギ吸収バ
ッグを急速膨張させて、衝撃エネルギを膨張状態とされ
たエネルギ吸収ハングにより吸収させることにより、車
内の乗員に及ぼされる衝撃の影響を緩和して乗員の保護
を図るようになすことが提案されている。
斯かるエネルギ吸収バッグが備えられた車両においては
、例えば、実開平1−117957号公報にも示される
如く、車体側部を形成するドアの車室側に設けられたア
ームレスト部の内部に、折り畳まれたエネルギ吸収ハン
グが1個格納されるとともに、不活性ガス発生剤、及び
、不活性ガス発生剤に不活性ガス発生状態をとらせる点
火装置が収容され、さらに、例えば、ドアの下方に位置
する車体のサイドシル内に、サイドシルに加えられた比
較的大なる衝撃を検知する衝撃検知用センサが設けられ
る。そして、衝撃検知用センサが衝撃検出出力を発する
とき、それに応じて点火装置が作動せしめられて不活性
ガス発生剤が不活性ガスを発生させる状態とされ、その
不活性ガスが折り畳まれていたエネルギ吸収バッグ内に
急速に送り込まれて、エネルギ吸収バッグがアームレス
トに形成された薄肉部を破ってアームレストの外方に急
激に膨張せしめられるようにされる。このように車体側
部にエネルギ吸収バッグが備えられたもとにあっては、
例えば、車体側部に側突(車両に対する他の車両等によ
る側方からの衝突)による衝撃が加えられると、エネル
ギ吸収バッグが車室内側に瞬時に膨張して、車体側部、
例えば、ドアとそのドアの内側に着座した乗員との間に
介在せしめられるものとされる。それにより、車体側部
に加えられる衝撃による衝撃エネルギが膨張したエネル
ギ吸収バッグにより吸収されて、乗員にその側方から作
用する衝撃力が低減され、乗員の保護が図られることに
なる。なお、エネルギ吸収バッグが膨張した際にそれに
激突することになる乗員がエネルギ吸収バッグから受け
る衝撃を軽減すべく、エネルギ吸収バッグには、通常、
複数のガス抜孔が設けられていて、膨張の完了後には、
ガス抜孔から内部に充填せしめられたガスが抜かれるよ
うにされる。
(発明が解決しようとする課題) 車両の車室内に配された座席に着座する乗員は、座席に
対して常時略一定の位置をとるものとなるとは限られず
、特に、車幅方向においては、座席の中央部に位置する
状態、座席の一方の端部側に偏って位置し、その結果、
車両の車体側部に近接した状態、及び、座席の他方の端
部側に偏って位置し、その結果、車両の車体側部から離
隔した状態等を選択的にとることになる。従って、上述
の如くに、車体側部の一部に折り畳まれたエネルギ吸収
バッグ、ガス発生剤及び点火装置が収容され、車体側部
に外部からの比較的大なる衝撃が加えられたとき、点火
装置を作動させてガス発生剤にガスを発生させ、それに
より、エネルギ’ffl収バッグを急激に膨張させて、
車体側部と乗員との間に膨張させた工享ルギ吸収ハング
介在させ、衝撃エネルギを膨張状態とされたエネルギ吸
収バッグにより吸収させるようにした車両にあっては、
車体側部の内側において着座した乗員が、車体側部に近
接した状態にあるか、あるいは、車体側部から離隔した
状態にあるかによって、車体側部に外部からの衝撃が加
えられたとき車体側部と乗員との間に膨張させたエネル
ギ吸収バッグを介在させることにより得られる効果に差
が生じることが考えられる。
即ち、車体側部の内側において着座した乗員が車体側部
に近接した状態にある場合には、車体側部に外部からの
衝撃が加えられたとき、車体側部側に倒れ込む乗員の上
体は極めて短時間のうちに車体側部に到達することにな
る状態とされるが、斯かる際には、車体側部に外部から
の衝撃が加えられた後直ちに車体側部と乗員との間に膨
張させたエネルギ吸収ハングを介在させることによって
、乗員の上体の車体側部側への倒込みが膨張したエネル
ギ吸収バッグによって受は止められて、乗員の上体の車
体側部への当接が阻止されるのに対して、車体側部の内
側において着座した乗員が車体側部から離隔した状態に
ある場合には、車体側部に外部からの衝撃が加えられた
とき、車体側部側に倒れ込む乗員の上体は所定の時間を
おいて車体側部に到達することになり、斯かる際には、
車体側部に外部からの衝撃が加えられた後直ちに車体側
部と乗員との間に膨張させたエネルギ吸収バッグを介在
させても、膨張したエネルギ吸収バッグが実際に乗員の
上体の車体側部側への倒込みを受は止めるときには、エ
ネルギ吸収バッグは、既に膨張完了後の状態にあり、乗
員の上体の車体側部側への倒込みが効果的に抑制されな
いことが考えられる。
斯かる点に鑑み、本発明は、車体側部にその外部から衝
撃が加えられたとき、車体側部と車体側部の内側に着座
した乗員との間にエネルギ吸収バッグを膨張した状態で
介在させ、そのエネルギ吸収バッグによって衝撃エネル
ギを吸収するようになすにあたり、車体側部にその外部
から衝撃が加えられた際において、エネルギ吸収バッグ
を車体側部に対する乗員の着座状態、例えば、車体側部
に近接した状態あるいは車体側部から離隔した状態のい
ずれにもに適切に対応して、適正な膨張状態をもって車
体側部と乗員との間に介在せしめられるものとでき、そ
れにより乗員に及ぼされる衝撃の影響を効果的に緩和す
ることができるようにされた、車体側部のエネルギ吸収
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る車体側部のエネ
ルギ吸収装置は、車体側部の車室側部分に設けられ、エ
ネルギ吸収バッグが収縮状態とされて格納されるととも
にバッグ膨張手段が配されたバッグ格納部と、車体側部
に加えられた衝撃を検出する衝撃検出手段と、車体側部
の車室側部分に対する乗員の着座状態を検出する着座状
態検出手段と、バッグ膨張手段に対する制御部とを備え
、制御部が、衝撃検出手段から衝撃検出出力信号が得ら
れたとき、着座状態検出手段からの検出出力信号があら
わす乗員の着座状態に応じてバッグ膨張手段を作動させ
、収縮状態とされたエネルギ吸収バッグに乗員の着座状
態に応じたタイミングのもとに車室側に向かって膨張す
る状態をとらせるものとされて、構成される。
さらに、本発明に係る車体側部のエネルギ吸収装置の一
例においては、着座状態検出手段が、乗員の車体側部の
車室側部分からの距離をあらわす検出出力信号を送出す
るものとされるとともに、衝撃検出手段から衝撃検出出
力信号に応じた制御部のハング膨張手段に対する制御が
、座状態検出手段からの検出出力信号があらわす距離が
大である程、衝撃検出手段からの衝撃検出出力信号が得
られたときからエネルギ吸収バッグが膨張を開始するま
での時間を長くするように行われる。
(作 用) 上述の如くに構成される本発明に係る車体側部のエネル
ギ吸収装置にあっては、車体側部に外部からの衝撃が加
えられたとき、衝撃検出手段からの衝撃検出出力信号に
応じて作動する制御部により、バッグ膨張手段が着座状
態検出手段からの検出出力信号があらわす乗員の着座状
態に応じて制御されて、車体側部の車室側部分に設けら
れたバッグ格納部に収縮状態で格納された状態かa車室
側に向かって膨張するものとされるエネルギ吸収バッグ
の膨張開始タイミングが、乗員の着座状態に応じて設定
されるものとなされ、例えば、乗員の車体側部の車室側
部分からの距離が大である程衝撃検出手段からの衝撃検
出出力信号が得られたときからエネルギ吸収ハングが膨
張を開始するまでの時間が長くされる。従って、エネル
ギ吸収バッグが、車体側部の車室側部分に対する乗員の
着座状態、例えば、車体側部に近接した状態あるいは車
体側部から離隔した状態のいずれにもに適切に対応して
、適正な膨張状態をもって車体側部と乗員との間に介在
せしめられることになり、それにより乗員に及ぼされる
衝撃の影響が効果的に緩和せしめられる。
(実施例) 第2図は、本発明に係る車体側部のエネルギ吸収装置の
一例が通用された車両の車室部分を示す。
第2図に示される車室部分においては、右車体側部を形
成する運転席側ドア3が、その車室側部分からアームレ
スト6を運転席8に向けて突出させて設けられ、また、
左車体側部を形成する助手席側ドア4が、その車室側部
分からアームレスト7を助手席9に向けて突出させて設
けられている。
運転席側ドア3は、第3図に示される如く、ドアパネル
11及びドアガラス12を含んで構成され、ドアパネル
11は、車外側に配されたドアアウターパネル13と車
室側に配されたドアインナーパネル14とにより形成さ
れている。ドアインナーパネル14には、その車室側の
面にドアトリム15が取り付けられていて、ドアインナ
ーパネル14とドアトリム15とにより、運転席側ドア
3の車室側部分が形成されている。
また、ドアガラス12は、ドアアウターパネル13とド
アインナーパネル14との間に、ウィンドレギュレータ
等の昇降機構によって昇降可能に支持されて配されてい
る。
ドアパネル11内には、運転席8に乗員が着座したとき
略乗員の上腕部に対応することになるアームレスト6の
上方位置、及び、運転席8に乗員が着座したとき略乗員
の腰部に対応することになるアームレスト6の下方位置
に、夫々、折り畳まれて収縮状態とされたエネルギ吸収
バッグが格納されるとともにエネルギ吸収バッグに対す
るインフレータが配された上方バッグ格納部16、及び
、同じく折り畳まれて収縮状態とされたエネルギ吸収バ
ッグが格納されるとともにエネルギ吸収バッグに対する
インフレータが配された下方バッグ格納部17が、ドア
インナーパネル14に取り付けられて設けられている。
従って、運転席側ドア30車室側部分に、アームレスト
6を挾む上下位置をもって、上方バッグ格納部16及び
下方バッグ格納部17が設けられているのである。
上方バッグ格納部16及び下方バッグ格納部17の夫々
は互いに同様に構成され、第4図に示される如く、ドア
インナーパネル14の内面側に取り付けられたカップ状
のケース1日を有するものとされている。ドアインナー
パネル14におけるケース18が取り付けられた部分に
は開口部14aが形成されており、ケース18はドアイ
ンナーパネル14における開口部14aの周囲部分にボ
ルト締結により固定されている。そして、ドアインナー
パネル14の開口部14aは、ドアトリム15に設けら
れた閉塞部15aによって塞がれており、ドアトリム1
5における閉塞部15aは、直線状に伸びるものとして
設けられたヒンジ部15bとヒンジ部15bに対してコ
字状をなして伸びるものとして設けられた内面溝部15
cとによって包囲されて、ドアトリム15における他の
部分から区画されている。内面溝部15cは、比較的小
なる引張力によって破断される部分とされている。
ケース18内には、インフレータ19がケース18の内
面に固着されて配されており、インフレーク19の内部
は、透孔が設けられた仕切壁部材20によって2室に分
割されていて、インフレーク19における一方の室には
、点火剤211点火剤21を着火させるヒータ22、及
び、点火剤21が着火することによって燃焼せしめられ
、大量の窒素ガスを発生させるガス発生剤23が収容さ
れており、また、インフレータ19における他方の室に
は、その−側壁部にそれを貫通する複数のフィルタ部2
4が設けられている。斯かるインフレータ19に設けら
れた複数のフィルタ部24は、インフレータ19とドア
インナーパネル14の開口部14aを寒くドアトリム1
5に設けられた閉塞部15aとの間に折り畳まれて配さ
れた、エネルギ吸収バッグ25の基端部に設けられた複
数のガス導入口部26に夫々連結されており、インフレ
ータ19における仕切壁部材20によって仕切られた2
室のうちの一方において発生せしめられた窒素ガスが、
仕切壁部材20に設けられた1孔を通して仕切壁部材2
0によって仕切られた2室のうちの他方に導かれ、そこ
から複数のフィルタ部24を通過した後、複数のガス導
入口部26を通してエネルギ吸収ハング25の内部に導
かれる。
なお、エネルギ吸収バッグ25には、複数のガス抜用透
孔25aが設けられている。
さらに、第3図に示される如く、運転席側ドア3におけ
るドアガラス12とドアアウターパネル13との間には
、運転席側ドア3を含む右車体側部に加えられる外部か
らの衝撃を検出して衝撃検出出力信号を発生する衝撃セ
ンサ30が設けられている。
また、車室内に配された運転席8においては、その背凭
部8Aの左右方向における中央部分、右側部分及び左側
部分に夫々荷重センサ31a、31b及び31cが埋め
込まれ、さらに、着座部8Bの左右方向における中央部
分、右側部分及び左側部分に夫々荷重センサ32a、3
2b及び32Cが埋め込まれている。荷重センサ31a
、31b及び31cの夫々は、運転席8に着座した乗員
によって背凭部8Aに加えられる荷重に応じた荷重検出
出力信号を発生し、また、荷重センサ32a、32b及
び32cの夫々は、運転席8に着座した乗員によって着
座部8Bに加えられる荷重に応じた荷重検出出力信号を
発生する。
第2図に示される如く、車室部分における中央部前方に
設けられたコンソールボックス40内に、上方バッグ格
納部16及び下方バッグ格納部17の夫々におけるイン
フレーク19のヒータ22゜衝撃センサ30.荷重セン
サ31a、31b、31c、32a、32b及び32c
の夫々との電気的接続がなされたインフレータ制御ユニ
ット41配されている。インフレータ制御ユニット41
は、衝撃センサ30からの衝撃検出出力信号が供給され
るとき、上方バッグ格納部16におけるインフレータ1
9のヒータ22に対する駆動信号、及び、下方バッグ格
納部17におけるインフレータ19のヒータ22に対す
る駆動信号を夫々形成し、それら駆動信号を、荷重セン
サ31a、31b、31c、32a、32b及び32c
の夫々から得られる荷重検出出力信号に基づいて設定し
たタイミングをもって、上方バッグ格納部16及び下方
バッグ格納部17の夫々におけるインフレーク19のヒ
ータ22に供給する。
一方、助手席側ドア4及び助手席9も夫々運転席側ドア
3及び運転席8と同様な構成をとるものとされ、助手席
側ドア4を構成するドアパネル内には、助手席9に乗員
が着座したとき略乗員の上腕部に対応することになるア
ームレスト7の上方位置、及び、助手席9に乗員が着座
したとき略乗員の腰部に対応することになるアームレス
ト7の下方位置に、夫々、折り畳まれて収縮状態とされ
たエネルギ吸収バッグが格納されるとともにエネルギ吸
収ハングに対するインフレークが配された上方ハング格
納部、及び、同じく折り畳まれて収縮状態とされたエネ
ルギ吸収ハングが格納されるとともにエネルギ吸収ハン
グに対するインフレークが配された下方ハング格納部が
、ドアインナーパネルに取り付けられて設けられている
。従って、助手席側ドア40車室側部分に、アームレス
ト7を挾む上下位置をもって、上方ハング格納部及び下
方ハング格納部が設けられているのである。そして、斯
かる上方バッグ格納部及び下方バッグ格納部の夫々に格
納されたエネルギ吸収バッグ及びインフレータも、夫々
、第4図に示されるエネルギ吸収ハング25及びインフ
レーク19と同様に構成されている。また、助手席側ド
ア4の内部には、助手席側ドア4を含む左車体側部に加
えられる外部からの衝撃を検出する衝撃センサ33が設
けられている。さらに、助手席9には、その背凭部9A
の左右方向における中央部分、右側部分及び左側部分に
3個の荷重センサが夫々埋め込まれ、さらに、着座部9
Bの左右方向における中央部分。
右側部分及び左側部分に3個の荷重センサが夫々埋め込
まれている。
これら助手席側ドア4内に設けられた上方ハング格納部
及び下方ハング格納部の夫々におけるインフレータのヒ
ータ及び衝撃センサ33、及び、助手席9における背凭
部9Aに埋め込まれた3個の荷重センサ及び着座部9B
に埋め込まれた3個の荷重センサの夫々も、インフレー
タ制御ユニット41との電気的接続がなされており、イ
ンフレータ制御ユニット41は、衝撃センサ33からの
衝撃検出出力信号が供給されるとき、助手席側ドア4に
設けられた上方ハング格納部及び下方ハング格納部の夫
々におけるインフレータのヒータに対する駆動信号を形
成し、それら駆動信号を、助手席9における背凭部9A
及び着座部9Bに埋め込まれた6個の荷重センサの夫々
から得られる荷重検出出力信号に基づいて設定したタイ
ミングをもって、助手席側ドア4に設けられた上方バッ
グ格納部及び下方バッグ格納部の夫々におけるインフレ
ークのヒータに供給する。
運転席側ドア3内に設けられた、夫々がエネルギ吸収バ
ッグ19及びインフレータ25を内蔵するものとされた
上方バッグ格納部16及び下方バッグ格納部17、及び
、衝撃センサ30.運転席8に埋め込まれた荷重センサ
31a〜31c及び32a〜32c、及び、コンソール
ボックス40内に配されたインフレータ制御ユニット4
1は、右車体側部側の衝撃エネルギ吸収システムを構成
して、運転席側ドア3を含む右車体側部に側突等による
比較的大なる外部からの衝撃が加えられたとき、その衝
撃エネルギを吸収して、運転席8に着座した乗員の保護
を図る機能を果たすものとされ、また、同様に、助手席
側ドア4内に設けられた、夫々がエネルギ吸収ハング及
びインフレータを内蔵するものとされた上方バッグ格納
部及び下方バッグ格納部、及び、衝撃センサ33.助手
席9に埋め込まれた6個の荷重センサ、及び、コンソー
ルボックス40内に配されたインフレータ制御ユニット
41は、左車体側部側の衝撃エネルギ吸収システムを構
成して、助手席側ドア4を含む左車体側部に側突等によ
る比較的大なる外部からの衝撃が加えられたとき、その
衝撃エネルギを吸収して、助手席9に着座した乗員の保
護を図る機能を果たすものとされている。以下において
は、右車体側部側の衝撃エネルギ吸収システムについて
説明され、左車体側部側の衝撃エネルギ吸収システムに
ついての説明は省略される。
上述の如くの構成のもとに、インフレータ制御ユニット
41には、第1図に示される如く、運転席8の背凭部8
Aに埋め込まれた荷重センサ31a〜31cから得られ
る背凭部8Aの左右方向における中央部分、運転席側ド
ア3に近接した右側部分、及び、運転席側ドア3から離
隔した左側部分に加えられる荷重を夫々あられす荷重検
出出力信号PA、PB及びPCと、運転席8の着座部8
Bに埋め込まれた荷重センサ32a〜32cがら得られ
る着座部8Bの左右方向における中央部分。
運転席側ドア3に近接した右側部分、及び、運転席側ド
ア3から離隔した左側部分に加えられる荷重を夫々あら
れす荷重検出出力信号QA、QB及びQCとが供給され
る。
そして、運転席側ドア3を含む右車体側部に側突等によ
る比較的大なる衝撃が加えられた場合には、第1図に示
される如く、運転席側ドア3内に配された衝撃センサ3
0から衝撃検出出力信号SAが送出されて、それがイン
フレータ制御ユニット41に供給される。
インフレータ制御ユニット41は、衝撃センサ30から
の衝撃検出出力SAが供給されると、上方ハング格納部
I6におけるインフレータ19のヒータ22に対する駆
動信号DU及び下方ハング格納部17におけるインフレ
ータ19のヒータ22に対する駆動信号DLを形成する
とともに、荷重センサ31a〜31cから供給される荷
重検出出力信号PA、PB及びPC及び荷重センサ32
a〜32cから供給される荷重検出出力信号QA。
QB及びQCとに基づいて、運転席8に着座した乗員の
着座状態を検知し、検知された乗員の着座状態に応じた
駆動信号DI及びDLの夫々の送出タイミングを設定し
た後、駆動信号DUを設定された送出タイミングをもっ
て上方ハング格納部16におけるインフレータ19のヒ
ータ22に供給するとともに、駆動信号DLを設定され
た送出タイミングをもって下方ハング格納部17におけ
るインフレータ19のヒータ22に供給する。斯かる際
における駆動信号DU及びDLの夫々の送出タイミング
は、運転席8に着座した乗員の運転席側ドア3の車室側
部分からの距離が大である程、衝撃センサ30からの衝
撃検出出力信号SAが供給されたときからの時間が大と
なる時点とされるように設定される。
上方バッグ格納部16及び下方ハング格納部17の夫々
におけるインフレータ19においては、そのヒータ22
にインフレータ制御ユニット41から駆動信号DUもし
くはDLが供給されると、ヒータ22が瞬時に発熱して
点火剤21を着火させる。そして、点火剤21の着火に
よりインフレータ19に収容されたガス発生剤23が燃
焼せしめられて、大量の窒素ガスを発生する状態とされ
、発生せしめられた大量の窒素ガスが、インフレータ1
9に設けられたフィルタ部24を通過し、ガス導入口部
26を通じてエネルギ吸収バッグ25内に迅速に流入し
、それによってエネルギ吸収バッグ25を急激に膨張さ
せる。その際、エネルギ吸収バッグ25は、膨張するに
あたって、ドアインナーパネル14に設けられた開口部
14aを塞ぐものとされたドアトリム15における閉塞
部15aを、内面溝部15cを破断することによって、
ヒンジ部15bを回動中心として上方に回動させ、第5
図に示される如くに、ドアインナーパネル14に設けら
れた開口部14aを通じて、運転席8側に向かって膨張
する。そして、第5図に示される如く、上方バッグ格納
部16からの膨張したエネルギ吸収バッグ25が、運転
席8に着座した乗員の着座状態に適切に応した適正なタ
イミングをもって、運転席側ドア3と運転席8に着座し
た乗員Mの上体との間に介在せしめられ、また、下方バ
ッグ格納部17からの膨張したエネルギ吸収バッグ25
が、運転席8に着座した乗員の着座状態に適切に応じた
適正なタイミングをもって、運転席側ドア3と運転席8
に着座した乗員Mの腰部との間に介在せしめられる。
従って、運転席側ドア3と運転席8に着座した乗員Mの
上体及び腰部の夫々との間に介在せしめられた、膨張し
たエネルギ吸収バッグ25によって、右車体側部に側突
等により加えられた衝撃による衝撃エネルギが効果的に
吸収され、運転席8に着座した乗員Mにおける上体及び
腰部に加えられる打撃が軽減せしめられて、運転席側ド
ア3を含む右車体側部に側突等により加えられた比較的
大なる衝撃に対しての乗員Mの保護が図られる。
なお、膨張したエネルギ吸収バッグ25は、膨張が完了
した後には、内部に充填せしめられた窒素ガスがガス抜
用透孔25aを通じて抜ける状態とされる。
インフレータ制御ユニット41による、荷重センサ31
a、31b及び31cから供給される荷重検出出力信号
PA、PB及びPCl及び、荷重センサ32a、32b
及び32cから供給される荷重検出出力信号QA、QB
及びQCとに基づいての運転席8に着座した乗員の着座
状態の検知、及び、検知された乗員の着座状態に応じた
駆動信号DLI及びDLの夫々の送出タイミングの設定
は、例えば、以下の如くになされる。
荷重検出出力信号FA−PCのうち、荷重検出出力信号
PBがあらわす荷重が最大であり、かつ、荷重検出出力
信号QA−QCのうち、荷重検出出力信号QBがあらわ
す荷重が最大であるときには、乗員Mがその上体及び腰
部の両者を運転席側ドア3に近接させた位置に居ると判
断し、駆動信号DU及びDLの両者の送出タイミンング
を衝撃検出出力信号SAの供給時点直後の時点(Ta)
とする。荷重検出出力信号FA−PCのうち、荷重検出
出力信号PAがあらわす荷重が最大であり、かつ、荷重
検出出力信号QA−QCのうち、荷重検出出力信号QA
があらわす荷重が最大であるときには、乗員Mがその上
体及び腰部の両者を運転席8における中央部に位置させ
た状態に居ると判断し、駆動信号DU及びDLの両者の
送出タイミンングを衝撃検出出力信号SAの供給時点直
後の時点Taから僅かに後れた時点(T b )とする
。荷重検出出力信号PA−PCのうち、荷重検出出力信
号PCがあらわす荷重が最大であり、かつ、荷重検出出
力信号QA−QCのうち、荷重検出出力信号QCがあら
わす荷重が最大であるときには、乗員Mがその上体及び
腰部の両者を運転席側ドア3から助手席9側に離隔させ
た位置に居ると判断し、駆動信号DU及びDLの両者の
送出タイミンングを衝撃検出出力信号SAの供給時点直
後の時点Taから僅かに後れた時点Tbよりさらに遅れ
た時点(T c )とする。
また、荷重検出出力信号PA−PCのうち、荷重検出出
力信号PBがあらわす荷重が最大であり、かつ、荷重検
出出力信号QA−QCのうち、荷重検出出力信号QAあ
るいはQCがあらわす荷重が最大であるときには、乗員
Mが、その上体を運転席側ドア3に近接させ、かつ、そ
の腰部を運転席8の中央部あるいは運転席側ドア3から
助手席9偏に離隔した位置においた、第5図において一
点鎖線により示される如くの状態に居ると判断し、駆動
信号DUの送出タイミンングを時点Taとするとともに
、駆動信号DLの送出タイミンングを時点TbからTc
までの間の時点とする。さらに、荷重検出出力信号PA
−PCのうち、荷重検出出力信号PCがあらわす荷重が
最大であり、がっ、荷重検出出力信号QA−QCのうち
、荷重検出出力信号QAあるいはQBがあらわす荷重が
最大であるときには、乗員Mが、その上体を運転席側ド
ア3から助手席9側に離隔させ、かつ、その腰部を運転
席8の中央部あるいは運転席側ドア3に近接した位置に
おいた、第5図において二点鎖線により示される如くの
状態に居ると判断し、駆動信号DLの送出タイミンング
を時点Taとするとともに、駆動信号DUの送出タイミ
ンングを時点TbからTcまでの間の時点とする。
このようにされることにより、上方バッグ格納部16に
おけるインフレータ19のヒータ22に供給される駆動
信号DUの送出タイミングが、運転席8に着座した乗員
の上体の運転席側ドア3の車室側部分からの距離が大で
ある程、衝撃センサ30からの衝撃検出出力信号SAが
供給されたときからの時間が大となる時点とされ、また
、下方バッグ格納部17におけるインフレータ19のヒ
ータ22に供給される駆動信号DLの送出タイミングが
、運転席8に着座した乗員の腰部の運転席側ドア3の車
室側部分からの距離が大である程、衝撃センサ30から
の衝撃検出出力信号SAが供給されたときからの時間が
大となる時点とされることになり、その結果、上方バッ
グ格納部16に格納されたエネルギ吸収バッグ25が、
運転席8に着座した乗員の上体の位置に適切に応じたタ
イミングをもって膨張せしめられて、乗員の上体を衝撃
が効果的に低減せしめられる状態をもって受は止めるも
のとされ、また、下方バッグ格納部17に格納されたエ
ネルギ吸収バッグ25が、運転席8に着座した乗員の履
体の位置に適切に応したタイミングをもって膨張せしめ
られて、乗員の履体を衝撃が効果的に低減せしめられる
状態をもって受は止めるものとされる。
上述の如くの動作を行うインフレータ制御ユニット41
は、例えば、マイクロコンピュータを用いられて構成さ
れるが、斯かる際にマイクロコンピュータが駆動信号D
U及びDLの送出にあたって実行するプログラムについ
て、第6図を参照して述べる。
第6図に示されるプログラムにおいては、スタート後、
ステップ51において、荷重検出出力信号FA−PC及
びQA−QCを含む各種信号を取り込み、続くステップ
52において、衝撃検出出力信号SAが到来したか否を
判断する。その結果、衝撃検出出力信号SAが到来して
いなければ、ステップ51に戻って各種信号の取込みを
繰り返す。
ステップ52における判断の結果、衝撃検出出力信号S
Aが到来したことが検知された場合には、ステップ53
において、駆動信号DU及びDLを形成し、続くステッ
プ54において、荷重検出出力信号PA−PC及びQA
−QCに基づき、駆動信号DUの送出タイミングをあら
わす時点TU。
及び、駆動信号DLの送出タイミングをあらゎす時点T
Lを夫々設定する。
次に、ステップ55において、時点TUが時点TLより
早い(時点TUO値が時点TLの値より小)か否かを判
断し、時点TUが時点TLより早い場合には、ステップ
56において、時点TUとなったか否かを判断し、時点
TUになっていなければステップ56における判断を繰
り返す。そして、ステップ56における判断の結果、時
点TUになった場合には、ステップ57において、駆動
信号DUを上方バッグ格納部16におけるインフレータ
19のヒータ22に送出し、その後、ステップ5日にお
いて、時点TLとなったが否がを判断し、時点TLにな
っていなければステップ58における判断を繰り返す。
そして、ステップ58における判断の結果、時点TLに
なった場合には、ステップ59において、駆動信号DL
を下方バッグ格納部17におけるインフレータ19のヒ
ータ22に送出して、ステップ51に戻る。
また、ステップ55における判断の結果、時点TUが時
点TLより早くない場合には、ステップ60において、
時点TUが時点TLに一致しているか否かを判断する。
その結果、時点TUが時点TLに一致していない場合、
従って、時点TUが時点TLより遅い(時点TUの値が
時点TLの値より大)場合には、ステップ61において
、時点TLとなったか否かを判断し、時点TLになって
いなければステップ61における判断を繰り返す。
そして、ステップ61における判断の結果、時点TLに
なった場合には、ステップ62において、駆動信号DL
を下方バッグ格納部17におけるインフレータ19のヒ
ータ22に送出し、その後、ステップ63において、時
点TUとなったか否かを判断し、時点TUになっていな
ければステップ63における判断を繰り返す。そして、
ステップ63における判断の結果、時点TUになった場
合には、ステップ64において、駆動信号DUを上方バ
ッグ格納部16におけるインフレータ19のヒータ22
に送出して、ステップ51に戻る。
さらに、ステップ60における判断の結果、時点TUが
時点TLに一致している場合には、ステップ65におい
て、時点TU (=TL)となったか否かを判断し、時
点TUになっていなければステップ65における判断を
繰り返す。そして、ステップ65における判断の結果、
時点TUになった場合には、ステップ66において、駆
動信号DU及び駆動信号DLを上方バッグ格納部16に
おけるインフレータ19のヒータ22及び下方バッグ格
納部17におけるインフレータ19のヒータ22に夫々
供給して、ステップ51に戻る。
なお、上述の例は、車体側部に加えられる外部からの衝
撃からの乗員の保護が2つのエネルギ吸収バッグによっ
て行われる構成がとられているが、本発明に係る車体側
部のエネルギ吸収装置は、斯かる構成に限られるもので
はなく、例えば、車体側部に加えられる外部からの衝撃
から乗員を保護するに効果的な部分が選択されて、その
選択された部分に、所定の膨張時寸法を有するものとさ
れた1個のエネルギ吸収バッグが設置される構成がとら
れてもよい。
(発明の効果) 以上の説明により明らかな如く、本発明に係る車体側部
のエネルギ吸収装置によれば、車体側部にその外部から
衝撃が加えられたとき、車体側部と車体側部の内側に着
座した乗員との間にエネルギ吸収バッグを膨張した状態
で介在させ、そのエネルギ吸収バッグによって衝撃エネ
ルギを吸収するようになすにあたり、車体側部に外部か
らの衝撃が加えられたとき、衝撃検出手段からの衝撃検
出出力信号に応じて作動する制御部により、車体側部の
車室側部分に設けられたハング格納部に収縮状態で格納
されたエネルギ吸収バッグに対するハング膨張手段が、
着座状態検出手段からの検出出力信号があらわす乗員の
着座状態に応じて制御されて、収縮状態から車室側に向
かって膨張するものとされるエネルギ吸収バッグの膨張
開始タイミングが、例えば、乗員の車体側部の車室側部
分からの距離が大である程衝撃検出手段からの衝撃検出
出力信号が得られたときからエネルギ吸収バッグが膨張
を開始するまでの時間が長くされるという如くに、乗員
の着座状態に応じて設定されるので、エネルギ吸収バッ
グを、車体側部の車室側部分に対する乗員の着座状態、
例えば、車体側部に近接した状態あるいは車体側部から
離隔した状態のいずれにもに適切に対応して、適正な膨
張状態をもって車体側部と乗員との間に介在せしめられ
るものとすることができ、それにより、乗員に及ぼされ
る衝撃の影響を効果的に緩和させることができることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車体側部のエネルギ吸収装置の一
例の要部を示すブロック接続図、第2図は本発明に係る
車体側部のエネルギ吸収装置の一例が適用された車両の
車室部分を共に示す概略斜視図、第3図は本発明に係る
車体側部のエネルギ吸収装置の一例におけるセンサの配
tatfAを示す図、第4図は本発明に係る車体側部の
エネルギ吸収装置の一例におけるバッグ格納部を示す断
面図、第5図は本発明に係る車体側部のエネルギ吸収装
置の一例の動作説明に供される図、第6図は本発明に係
る車体側部のエネルギ吸収装置の一例におけるインフレ
ータ制御ユニットがマイクロコンピュータによって構成
された場合における、そのマイクロコンピュータが実行
するプログラムを示すフローチ中トである。 図中、3は運転席側ドア、4は助手席側ドア、8は運転
席、9は助手席、14はドアインナーパネル、15はド
アトリム、工6は上方バッグ格納部、17は下方バッグ
格納部、19はインフレータ、22はヒータ、23はガ
ス発生剤、25はエネルギ吸収バッグ、30及び33は
衝撃センサ、31a 〜31c及び32a〜32cは荷
重センサ、41はインフレーク制御ユニットである。 第1図 第2図 17:下方バッグ將納部 30:衝撃センサ 31a〜31c:荷重センサ 32a〜32c:荷重センサ 19、インフレータ 22:ヒータ 25°エネルギ吸収バング 30:衡撃上ンサ 32a〜32c:荷重センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体側部の車室側部分に設けられ、エネルギ吸収バ
    ッグが収縮状態とされて格納されるとともにバッグ膨張
    手段が配されたバッグ格納部と、 上記車体側部に加えられた衝撃を検出する 衝撃検出手段と、 上記車体側部の車室側部分に対する乗員の 着座状態を検出する着座状態検出手段と、 上記衝撃検出手段から衝撃検出出力信号が 得られたとき、上記着座状態検出手段からの検出出力信
    号があらわす上記乗員の着座状態に応じて上記バッグ膨
    張手段を作動させ、収縮状態とされた上記エネルギ吸収
    バッグに上記乗員の着座状態に応じたタイミングのもと
    に車室側に向かって膨張する状態をとらせる制御部と、 を備えて構成される車体側部のエネルギ吸収装置。 2 着座状態検出手段が、上記乗員の上記車体側部の車
    室側部分からの距離をあらわす検出出力信号を送出する
    ものとされるとともに、制御部が、上記着座状態検出手
    段からの検出出力信号があらわす距離が大である程、上
    記衝撃検出手段からの衝撃検出出力信号が得られたとき
    から上記エネルギ吸収バッグが膨張を開始するまでの時
    間を長くする制御を行うものとされたことを特徴とする
    請求項1記載の車体側部のエネルギ吸収装置。
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