JPH0446756B2 - - Google Patents

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JPH0446756B2
JPH0446756B2 JP1058754A JP5875489A JPH0446756B2 JP H0446756 B2 JPH0446756 B2 JP H0446756B2 JP 1058754 A JP1058754 A JP 1058754A JP 5875489 A JP5875489 A JP 5875489A JP H0446756 B2 JPH0446756 B2 JP H0446756B2
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guide roller
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は輪転印刷機に配設されている多数のガ
イドローラの汚れを、ガイドローラに対して速度
差を持たせた走行紙により自動的に拭き取る方法
に関する。更に詳しく述べると本発明は、紙コー
ス上にある多数のガイドローラを複数のグループ
に分け、各グループ内でガイドローラの回転方向
と回転数を所定の状態に設定し、グループ毎に順
次駆動制御することにより、断紙の発生がなく安
定且つ確実に洗浄できるようにしたガイドローラ
洗浄方法に関するものである。
[従来の技術] 新聞印刷用の輪転機は、通常4〜6台程度の印
刷ユニツトを並設した構成が採られる。第5図に
その一例を示す。各印刷ユニツトは、それぞれブ
ランケツト胴12及び版胴13等からなる印刷部
14と、巻取り紙16を保持する給紙部18を備
えている。給紙部18から引き出された走行紙2
0は複数のガイドローラ22で案内されて印刷部
14に達し、そこで印刷され、更に多数のガイド
ローラ24で案内されスリツターやターンバーを
通り折機部26に達する。
各印刷ユニツトについて印刷部14の排紙側、
即ち印刷部14と折機部との間には数十本程度の
ガイドローラ24が組み込まれている。従つて印
刷機全体ではガイドローラの本数は百数十本にも
達する。これらのガイドローラ24は、特に印刷
部14に近いガイドローラほど印刷直後の走行部
に接触するためインキや紙粉が多く付着する傾向
がある。ガイドローラ24は表面研磨されクロム
メツキ等が施されて平滑な状態でありインキや紙
粉等が付着し難いようになつているが、それでも
大量の印刷を行うと汚れはひどくなる。
ガイドローラ24が汚れると印刷紙面が薄汚れ
てきたり、付着物によつて凹凸が生じるため走行
紙に縦しわが生じ易く、印刷品質が低下する重大
な欠陥が生じる。
このため版の交換時や印刷が終了した時にガイ
ドローラの汚れを拭き取る作業が必要となる。
このような目的のため、輪転印刷機を紙通しの
まま緩動運転し、走行紙に適宜洗浄液を塗布して
湿らせ、走行紙に接触しているガイドローラを、
その周速が走行紙の速度と異なるように回転して
走行紙で汚れを拭き取る自動洗浄技術が開発され
た。
[発明が解決しようとする課題] 従来技術では各ガイドローラの回転駆動方向や
回転速度に関しては特に考慮は払われておらず、
各ガイドローラは同じ向きにほぼ同じ速度で同時
に駆動されていた。この方法は原理的にはガイド
ローラの洗浄が可能であるものの実際に輪転印刷
機に組み込んだ場合には様々な問題が生じた。例
えば多くの(5〜7本以上)ガイドローラを同時
に逆回転すると、紙の張力が累積されて中間又は
折機部内のニツプローラ近傍にてしばしば断紙が
生じた。逆に同時に多くのガイドローラを正転さ
せると給紙部でのブレーキ効果が無くなり紙が引
き出されたり、あるいは断紙が生じた。いずれに
しても断紙が発生すると紙の再通しと言う煩瑣な
作業が必要となり、輪転印刷機の稼動効率が低下
し、自動化と言う本来の目的を大きく損なうこと
になる。
そのためやむをえず印刷部近傍の少数本のガイ
ドローラの洗浄のみに適用するか、又は紙コース
途中に断紙を防ぐため特別なニツプローラ等を設
ける等の方法しかなく、紙コース上にある多数本
のガイドローラを自動的に容易に洗浄することは
困難と考えられていた。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点
を解消し、1台の印刷ユニツト当たり数十本にも
達するガイドローラを、断紙等のトラブルが発生
することなく効率よく確実に自動洗浄できる方法
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記のような技術的課題を解決できる本発明
は、輪転印刷機を紙通しのまま緩動運転し、走行
紙に洗浄液を塗布して湿らせ、該走行紙が接触し
ているガイドローラを、その周速が走行紙の速度
と異なるように回転して走行紙で汚れを拭き取る
方法を前提とし、輪転印刷機の紙コース上にある
多数のガイドローラを互いに近接した位置関係に
ある2〜4本からなる複数のグループに分け、各
グループ内で給紙部側のガイドローラは走行紙に
対して逆転、折機部側のガイドローラは正転と
し、グループ毎に順次駆動制御する輪転印刷機の
ガイドローラ洗浄方法である。
ここでグループの分け方は、紙コース上で、あ
る分岐点から次の分岐点までを勘案し、その間で
互いに近接し関連したガイドローラをまとめるよ
うにする。3本のガイドローラを1グループとす
る場合には、給紙部側に近いグループについては
給紙部側の2本を逆転とし且つ最給紙部側の回転
数を中央より高くする。折機部側に近いグループ
については折機部側の2本を正転とし且つ最折機
部側の回転数を中央より高くする。4本のガイド
ローラを1グループとする場合には、給紙部側か
ら順に逆転、正転、逆転、正転とする。そして各
グループ内でガイドローラによる紙引き張力がほ
ぼ均衡するように回転数を調整する。
本発明において各グループは、洗浄液の塗布部
分の走行状態に応じて回転動作が順次制御され
る。つまり給紙部側から順に回転動作が始まり、
また給紙部側から順に回転動作が終了するように
する。
[作用] 輪転印刷機を紙通しのまま緩動運転し、ガイド
ローラの周速を走行紙の速度と異なるように回転
すると、ガイドローラに付着しているインキや紙
粉等は走行紙によつて拭き取られる。汚れがひど
い場合でも、走行紙が洗浄液で湿らされているか
ら、付着しているインキ等は溶け出し容易に清掃
できる。
1台の新聞用輪転印刷機には百数十本に達する
ガイドローラがあるから、それらを個々に制御す
ることは極めて困難であるが、本発明では2〜4
本からなるグループに分け、グループ毎に駆動制
御するため制御系は簡素化される。そしてグルー
プ内で給紙部側のガイドローラは逆転、折機部側
のガイドローラは正転とし、各グループ内で紙引
き張力がほぼ均衡するように調節することによつ
て、全体として走行紙にかかる張力が激減し、断
紙の発生及び弛みの発生は防止される。これによ
つて印刷部から折機部まで10〜20m程度に達する
紙コース上で数十本配設されたガイドローラの全
部、もしくは大部分を自動洗浄することが可能と
なる。
また緩動運転時には走行紙はゆつくりと移動す
るから、グループ毎に順次駆動制御することで、
洗浄液で湿らされた部分が近づいた時に動作を開
始し清浄化されたならば動作を順次停止させてい
くことでシステム全体としてのエネルギー消費を
抑え付属設備の小型化と低廉化が図られる。
[実施例] 第1図は本発明方法の一例を示す説明図であ
る。同図は新聞用輪転印刷機の一部分であり、2
台の印刷ユニツトの印刷部から折機部に至る部分
を示している。
各印刷ユニツトは、それぞれブランケツト胴1
2及び版胴13等からなる印刷部14を備えてい
る。同図には示されていないが、印刷部14の下
方には、第5図に示すものと同様、巻取り紙を保
持する給紙部がある。印刷部14で印刷された走
行紙20は多数のガイドローラ、スリツター3
0、ドラツグローラ32a,……,32g、ター
ンバー34等からなる複雑な紙コースを通つて折
機部36に達する。ここで便宜上ガイドローラに
は101,……,126,201,……,232
の符号を付す。ガイドローラの番号が100番台の
ものは第1の(第1図で右側の)印刷部に関連し
た紙コース上のものを示し、200番台は第2の
(第1図で左側の)印刷部に関連した紙コース上
のガイドローラを示す。
例えば第1の印刷部の場合、印刷された走行紙
はガイドローラ101,……,106を通つて案
内され、スリツター30により切断が行われる。
切断された紙は2種類の紙コースを通る。一方は
ガイドローラ107,……,116で案内されて
2つのドラツグローラ32b,32cを通り折機
部36のニツプローラ38で引かれる。スリツタ
ー30で切断された走行紙の他方は、ガイドロー
ラ117,118で案内されターンバー34を通
り、所定の向きに変換された後ガイドローラ11
9,……,122で案内され、ドラツグローラ3
2dを通り、更にガイドローラ123,……,1
26で案内されてドラツグローラ32を通り折機
部36に入る。第2の印刷部も基本的には同じよ
うにしてガイドローラやスリツター、ターンバー
等を通つて重ねられて折機部36に達する。
なお走行紙の通る紙コースは必ずしも一定では
なく、印刷物の状態(例えば新聞紙の頁数やカラ
ー印刷かモノクロ印刷か等)に応じて変更され
る。しかし使用頻度の高い紙コースは大体定まつ
ている。
本発明では印刷部から折機部に達する殆ど全て
のガイドローラにそれぞれ駆動装置を設ける。こ
の駆動装置としては、大きさや重量、出力、制御
性等から見てエアーモータを用いることが望まし
い。ガイドローラへの回転の伝達は、例えばガイ
ドローラ及びエアーモータに一対のギアーを取り
付け、エアーシリンダで着脱を行う。
さて本発明の特徴は、輪転印刷機において紙コ
ース上にある多数のガイドローラを互いに近接し
た位置関係にある2〜4本からなる複数のグルー
プに分け、グループ毎に順次駆動制御する点であ
る。このグループ分けは、ある分岐点から次の分
岐点に至るまでのガイドローラを、近接した位置
関係にあること、および互いに関連性があること
等を考慮して2〜4本となるように行う。例えば
第1の印刷部の場合、分岐点である印刷部14と
次の分岐点であるドラツグローラ32aとの間の
6本のガイドローラ101,……,106を3グ
ループ101G,102G,103Gに分けてい
る。またスリツター30から分かれた上方の紙コ
ースでは、折機部36に達するまでの10本のガイ
ドローラを104G,……,108Gの5グルー
プに分けている。スリツター30とターンバー3
4までの間の2本のガイドローラを1グループと
し、ターンバー34からドラツグローラ32dま
での4本のガイドローラを1グループ110Gと
し、更にドラツグローラ32dから折機部36ま
での4本のガイドローラを2グループ111G,
112Gに分けている。
ここで各グループ内では給紙側のガイドローラ
は逆転、折機部側のガイドローラは正転とし、各
グループ内部で紙引き張力がほぼバランスするよ
うに回転数を設定する。
その状態を第2図〜第4図に示す。第2図はグ
ループ201Gの部分である。この例ではガイド
ローラ201,202をグループ201Gとして
いる。給紙部側のガイドローラ201は走行紙に
対して逆転、折機部側のガイドローラ202は正
転になつており、それぞれのガイドローラにより
走行紙に加わる張力をT1,T2とした時、T1≒T2
もしくは僅かにT1>T2となるように設定する。
なお符号40は走行紙20に洗浄液を塗布するた
めの洗浄液塗布装置である。
この部分は紙コースによつては第3図に示すよ
うに3本のガイドローラ201,202,203
を1グループとすることもできる。その場合には
このグループは給紙部側に近いグループであるた
め、給紙部側の2本のガイドローラ201,20
2を逆転とし折機部側のガイドローラ203を正
転とする。そして最給紙部側ガイドローラ201
の回転数を中央のガイドローラ202の回転数よ
りも高くし、且つそれぞれのガイドローラによつ
て走行紙に加わる張力をT3,T4,T5とした時、
T3+T4≒T5もしくは僅かにT3+T4>T5となる
ように設定する。
第4図は3本のガイドローラ222,223,
224が折機部側に近い場合のグループ211G
を示している。このような場合には給紙部側のガ
イドローラ222を逆転とし、折機部側の2本の
ガイドローラ223,224を正転とする。そし
て、それぞれのガイドローラによつて走行紙に加
わる張力をT6,T7,T8とした時、T6≒T7+T8
もしくは僅かにT6<T7+T8となるように張力の
調整を行う。
さて本発明では同一グループのモータは同時に
駆動され、且つそれぞれのグループを独立に制御
できるようになつている。版換え時又は印刷終了
時等、定期的に次のようにしてガイドローラの洗
浄を行う。先ず輪転印刷機を紙通しのまま緩動運
転する。このとき走行紙の速度は毎分数m程度の
ゆつくりしたものである。取付けスペースの関係
上、一般的には印刷部のやや給紙部側に設けた洗
浄液塗布装置40により走行紙20に適宜洗浄液
を塗布する。例えばスポンジタツチ方式あるいは
スプレー方式等により数十cm間隔で走行紙を数回
にわたり湿らせる。走行紙の溶剤付着部分がガイ
ドローラに近づくにつれて、その近傍のグループ
が順次回転動作に入る。そしてガイドローラに付
着しているインキや紙粉等が走行紙の溶剤付着部
分で溶かされ、同時に走行紙とガイドローラの周
速との差によつて拭き取られる。清掃されたガイ
ドローラのグループは順次その回転動作を停止す
る。
このように順次グループを選択して駆動する
と、実際に駆動されているガイドローラ本数は最
大でもガイドローラ総本数の半分程度に収まるた
め、エアーモータの空気消費率を低減し付帯設備
の小型化並びに低廉化を実現できる。
各グループ内において紙引き張力がほぼ均衡し
ているため、グループ外に悪影響を及ぼし難く、
紙の弛みや紙断等は生じない。例えばグループ1
01Gではガイドローラ101が逆転、ガイドロ
ーラ102が正転であり、張力がほぼ等しくなつ
ているため中央では打ち消されグループ101G
の外には影響を及ぼさない。しかもガイドローラ
101,102共に走行紙が強く巻き付く方向に
作用し洗浄効果も大きくなる。従つて回転数が小
さくても十分な洗浄を行わせることができ、空気
消費量ひいては電気消費量を低減できる。このこ
とはガイドローラの本数が多いだけに極めて重要
である。また給紙部側に近い方のグループほど極
く僅かに逆転の張力を強くし、また折機部側に近
いグループほど極く僅かに正転の張力を強くする
ことにより、グループ間の緩みを防止して、より
確実に洗浄を行う。なお張力の片寄りを極く僅か
に設定するかぎり断紙には結びつかず、長い紙コ
ースでも特別なニツプローラ等を設けなくても従
来そのままの装置構成で緩動運転を行なえること
になり、実際の印刷作業を妨害するような装置の
付加が要らず、この点でも好ましいものといえ
る。
3本のガイドローラを1グループとする場合、
給紙部に近いグループについては前記のように給
紙部側の2本は逆転とし最給紙部側は中央より回
転数を高くし、極く僅かに逆転の張力を高めてい
る。これによつて走行紙をガイドローラに対しよ
り一層密着させ、汚れの甚だしい個所の洗浄効果
を高めている。折機部側に近いグループについて
は比較的汚れが少ないから、折機部側の2本を正
転とし、最折機部側は中央より回転数を高くし且
つ極く僅か逆転の張力を高めにすることによつ
て、より全体の密着度を高め洗浄効果を上げてい
る。また4本のガイドローラを1グループとする
場合には、1グループ内に逆転と正転の組み合わ
せを2組作り同時作動させたものと同等である。
これは特に紙コース上で極めて近接した位置に4
本のガイドローラがある場合、例えばグループ1
10G等に適用し、グループ総数を少なくしてシ
ステムのコストを低減させる点で有効である。
実際の新聞用輪転印刷機においては、前述した
ように紙コースは必ずしも一定でなく、カラー印
刷とモノクロ印刷の場合、また頁数等によつて紙
コースは異なる。従つて実際にはそれらの紙コー
スを総合的に検討し、グループ分けを決定する。
そのためグループ分けは必ずしも固定したものと
せず、紙コースに応じて異なるグループ分けと
し、そのグループ毎に駆動制御する方法が望まし
い。また全てのガイドローラを洗浄するのが理想
的であるが、通常ほとんど使用しないものもある
ため、使用頻度の高いガイドローラについてのみ
本発明方法を適用してもよい。
実際にはガイドローラのグループ分けとその駆
動タイミングの決定は、カラー印刷かモノクロ印
刷か、頁数(朝刊用と夕刊用等)及び洗浄の時間
やタイミング等をプログラムとしておき、制御盤
から紙コースや汚れの状態に応じた洗浄剤の量等
を入力することによつて、自動的に洗浄を行うシ
ステムとする。
[発明の効果] 本発明は上記のように多数のガイドローラを複
数のグループに分け、各グループ内で給紙部側は
逆転、折機部側は正転とし且つグループ毎に順次
駆動制御するように構成した輪転印刷機のガイド
ローラ洗浄方法であるから、紙切り、再通し作業
を行うことなく多数のガイドローラを短時間で洗
浄することができる。特にグループ内で紙引き張
力が打ち消し合うようになつているから、ガイド
ローラの本数が多くても、給紙速度が変化した
り、紙断等の不都合が生じることはない。断紙が
生じないため作業性は極めて良好なものとなる。
また緩動運転でグループ毎に順次駆動制御する
ため、洗浄動作を行つているガイドローラの本数
はガイドローラ総本数よりも少なく。駆動に必要
なエネルギーを低減し、各種付帯設備を小型化、
低廉化できる。更に複数のグループに分けたこと
により、ガイドローラの回転駆動を制御するため
の制御系の負担は大幅に軽減される。
これらによつて百数十本にも達する輪転印刷機
のガイドローラの完全な自動洗浄を実現できるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を示す説明図、
第2図、第3図、第4図はそれぞれ洗浄時にガイ
ドローラによつて走行紙に働く張力の説明図、第
5図は新聞用輪転印刷機の全体構成を示す説明図
である。 12……ブランケツト胴、13……版胴、14
……印刷部、18……給紙部、20……走行紙、
101,……,126,201,……,232…
…ガイドローラ、30……スリツター、32a,
……,32g……ドラツグローラ、34……ター
ンバー、36……折機部、38……ニツプロー
ラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 輪転印刷機を紙通しのまま緩動運転し、走行
    紙に洗浄液を塗布して湿らせ、該走行紙に接触し
    ているガイドローラを、その周速が走行紙の速度
    と異なるように回転して走行紙で汚れを拭き取る
    方法において、輪転印刷機の紙コース上にある多
    数のガイドローラを、互いに近接した位置関係に
    ある2〜4本からなる複数のグループに分け、各
    グループ内で給紙部側のガイドローラは走行紙に
    対して逆転、折機部側のガイドローラは正転と
    し、各グループ内でガイドローラによる紙引き張
    力をほぼ均衡させ、グループ毎に順次駆動制御す
    ることを特徴とする輪転印刷機のガイドローラ洗
    浄方法。 2 3本のガイドローラを1グループとする場
    合、給紙部側に近いグループについては給紙部側
    の2本を逆転とし且つ最給紙部側の回転数を中央
    より高くし、折機部側に近いグループについては
    折機部側の2本を正転とし且つ最折機部側の回転
    数を中央より高くする請求項1記載のガイドロー
    ラ洗浄方法。 3 4本のガイドローラを1グループとする場
    合、給紙部側から順に逆転、正転、逆転、正転と
    する請求項1記載のガイドローラ洗浄方法。
JP5875489A 1989-03-09 1989-03-09 輪転印刷機のガイドローラ洗浄方法 Granted JPH02235639A (ja)

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EP2579336A1 (en) 2011-10-06 2013-04-10 Hosiden Corporation Terminal box for solar cell module

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