JPH0446753A - テーブルインデックス式平面研削盤 - Google Patents

テーブルインデックス式平面研削盤

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Publication number
JPH0446753A
JPH0446753A JP15385190A JP15385190A JPH0446753A JP H0446753 A JPH0446753 A JP H0446753A JP 15385190 A JP15385190 A JP 15385190A JP 15385190 A JP15385190 A JP 15385190A JP H0446753 A JPH0446753 A JP H0446753A
Authority
JP
Japan
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grinding
station
workpiece
pinion gear
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP15385190A
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English (en)
Inventor
Shigeru Oyatsu
大谷津 茂
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0446753A publication Critical patent/JPH0446753A/ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ワークを保持するテーブルを割り出し回動
させて、そのテーブル上のワークを回転する円盤状の研
削砥石の側面に対向する研削位置と、その側面から外れ
る非研削位置との間で移動させることにより、前記非研
削位置での前記ワークの反転作業と共働してそのワーク
の両端面を平面研削するテーブルインデックス式平面研
削盤に関するものである。
(従来の技術) 従来の上述の如き平面研削盤としては例えば、第5図に
平面図を示す、ワークとしてのピニオンギヤの両端面を
研削するためのものがある。
図中1は円盤状の研削砥石、2はテーブルをそれぞれ示
し、ここにおける研削砥石1は、図示しない砥石回転駆
動機構によりその中心軸線Aの周りに回転するよう駆動
され、さらに、図示しない砥石送り機構により駆動され
て、テーブル2に対して微小量ずつ下降することができ
、その研削砥石1の、テーブル2に対向する下向きの側
面は、平坦にドレッシングされている。
この一方ここにおけるテーブル2は、その中心軸線Bが
上記中心軸線Aに対し平行にオフセットするように配置
され、これによって研削砥石1の下方に、部分的にその
研削砥石lと重なり合って位置し、図示しないテーブル
インデックス機構に結合されている。
そして、上記テーブル2には、その中心軸線Bから等距
離でかつ互いに周方向に等間隔な四箇所に、二種類のワ
ーク保持治具3,4が二つずつ、互いに同一種類のもの
が中心軸線Bに関し反対側に位置するように設けられて
おり、テーブル2は、上記テーブルインデックス回動機
構により180゜ずつ割り出し回動されて、二つのワー
ク保持治具3を、中心軸線已に対し図では左斜め下方の
、研削砥石1の下方から外れるセットステーションPと
、そこから180°回った、中心軸線Bに対し図では右
斜め上方の、研削砥石1の下方に重なってその側面と対
向する第1研削ステーシヨンQとの二箇所の作業ステー
ション間で移動させるとともに、二つのワーク保持治具
4を、中心軸線Bに対し図では左斜め上方の、研削砥石
1の下方に重なってその側面と対向する第2研削ステー
シヨンRと、そこから180°回った、中心軸線Bに対
し図では右斜め下方の、研削砥石1の下方から外れる反
転・取り出しステーションSとの二箇所の作業ステーシ
ョン間で移動させることができる。
ここで、両ワーク保持治具3,4は、機構的には互いに
同一で、上記セットステーションPおよび反転・取り出
しステーションSでワークとしてのピニオンギヤ5の保
持および開放動作を行うとともに、上記第1研削ステー
シヨンQおよび第2研削ステーシヨンRでピニオンギヤ
5を保持し続けることができる。
また、両ワーク保持治具3,4は、上記第1研削ステー
シヨンQおよび第2研削ステーシヨンRでピニオンギヤ
5をその中心軸線周りに回転させるとともに、上記セッ
トステーションPおよび反転・取り出しステーションS
でピニオンギヤ5の回転を停止させることができる。
しかして、ワーク保持治具3.4は、それらが保持する
ピニオンギヤ5を突き当てられて高さ方向に位置決めす
る突き当て面をそれぞれ有するが、ワーク保持治具3の
突き当て面は、ピニオンギヤ5の、第2研削ステーシヨ
ンRで研削する端面の研削化分、ワーク保持治具4の突
き当て面よりも高く位置している。
かかる平面研削盤にあっては、研削の一サイクル終了時
点で、各ワーク保持治具3,4上にピニオンギヤ5が乗
っており、第1研削ステーシヨンQに位置するワーク保
持治具3は未研削のピニオンギヤ5を保持して回転させ
ている一方、第2研削ステーシヨンRに位置するワーク
保持治具4は片端面の研削が終了した反転済みのピニオ
ンギヤ5を保持して回転させており、また、セットステ
ーションPに位置するワーク保持治具3は片端面の研削
が終了した反転前のピニオンギヤ5を停止させて開放し
ている一方、反転・取り出しステーションSに位置する
ワーク保持治具4は両端面の研削が終了したピニオンギ
ヤ5を停止させて開放している。
しかしてここでは、テーブル2の図では下方に配置され
た、三本の腕を持つ図示しないローダが、先ず、右側の
腕で、図中矢印aで示すように、反転・取り出しステー
ションSに位置するワーク保持治具4上から上記両端面
の研削が終了したピニオンギヤ5を取り上げ、研削盤外
に取り出して図示しない搬出コンベヤに引き渡し、次い
で、中央の腕で、図中矢印すで示すように、セットステ
ージョンPに位置するワーク保持治具3上から上記片端
面の研削が終了したピニオンギヤ5を取り上げて、裏表
反転させてから上記反転・取り出しステーションSの空
いたワーク保持治具4上にセットし、その後、左側の腕
で、図中矢印Cで示すように、図示しない搬入コンベヤ
により搬入された未研削のピニオンギヤ5を取上げ、研
削盤内に挿入して上記セットステーションPの空いたワ
ーク保持治具3上にセットする。
しかる後、上記搬出コンベヤが両端面の研削の終了した
ピニオンギヤ5を矢印dで示すように搬出する一方上記
搬入コンベヤが未研削のピニオンギヤ5を矢印eで示す
ように搬入し、また、セットステーションPおよび反転
・取り出しステージジンSに位置するワーク保持治具3
,4がそこにセットされたピニオンギヤ5をそれぞれ保
持してそれらの回転を開始させる。
この一方、ローダの上記稼働の間には、上記砥石送り機
構が、回転している研削砥石1を下降させ、その研削砥
石1の側面を第2研削ステーシヨンRに位置するピニオ
ンギヤ5の上向きの端面にその研削代分切り込ませてそ
の端面を所定量研削してから、研削砥石1を上昇させ、
これによって、併せて第1研削ステーシヨンQに位置す
るピニオンギヤ5の上向きの端面も、そのピニオンギヤ
5の反対側の端面に上記研削代が残る高さまで研削する
そしてその後は、テーブル2が180°割り出し回動し
て、セットステーションPに位置していた未研削のピニ
オンギヤ5を第1研削ステーシツンQまで移動させると
ともに反転・取り出しステーションSに位置していた片
端面の研削の終了したピニオンギヤ5を第2研削ステー
シゴンRまで移動させ、それと同時に、第1研削ステー
シヨンQに位置して上記研削砥石1の下降および上昇に
より片端面を研削されたピニオンギヤ5をセットステー
ジジンPまで移動させるとともに第2研削ステーシヨン
Rに位置して上記研削砥石1の下降および上昇によりも
う一方の端面も研削されたピニオンギヤ5を反転・取り
出しステーションSまで移動させ、これによって次の研
削の一サイクルが終了する。
従って、かかるサイクルを繰り返すことにより、上記研
削盤によれば、−サイクルに一個の割合でピニオンギヤ
5の両端面の研削を行うことができる。
従来の平面研削盤としてはまた例えば、第6図に示すよ
うに、図示しないテーブルインデックス機構により12
0°ずつ割り出し回動されるチーフルロの、中心軸線C
から等距離でかつ互いに周方向に等間隔な六箇所に、上
記ワーク保持治具3゜4と同様の構成の一種類のワーク
保持治具7を具え、そのテーブル6の反時計方向への割
り出し回動により、三つのワーク保持治具7を図では中
心軸線Cに対し左斜め下方のセットステーションTと右
方の第1研削ステーシヨンUと左斜め上方の反転ステー
ション■との二箇所の作業ステーションに順次に移動さ
せ得るとともに、他の三つのワーク保持治具7を図では
中心軸線Cに対し右斜め上方の反転ステーションWと左
方の第2研削ステーシヨンXと右斜め下方の取り出しス
テーションYと二箇所の作業ステーションにi順次に移
動させることができるものもある。
そして、この研削盤はさらに、そのテーブル6の両側上
方に、各々回転駆動されるとともに互いに一体的に昇降
駆動される二つの円盤状の研削砥石8,9を具え、それ
らのうちの一方の研削砥石8の、テーブル6へ向く側面
の高さが、ワークとしてのピニオンギヤ5の、その研削
砥石8によって研削される方の端面の研削代分、他方の
研削砥石9よりも低くされている。
かかる平面研削盤にあっては、研削の一サイクル終了時
点で、ステーションU、V、X、Yに位置する四つのワ
ーク保持治具7上にピニオンギヤ5が乗っており、第1
研削ステーシヨンUに位置するワーク保持治具7は未研
削のピニオンギヤ5を保持して回転させている一方、第
2研削ステーシヨンXに位置するワーク保持治具7は片
端面の研削が終了した反転済みのピニオンギヤ5を保持
して回転させており、またセットステーションTおよび
反転ステーションWに位置するワーク保持治具7は空い
て回転を停止しており、さらに反転ステーション■に位
置するワーク保持治具7は片端面の研削が終了した反転
前のピニオンギヤ5を停止させて開放している一方、取
り出しステーションYに位置するワーク保持治具7は両
端面の研削が終了したピニオンギヤ5を停止させて開放
している。
しかしてここでは、テーブル6の図では上方に一台、下
方に三台各々配置された図示しないローダのうちの、下
方の右側のものが、図中矢印gで示すように、取り出し
ステーションYに位置するワーク保持治具7上から上記
両端面の研削が終了したピニオンギヤ5を取り上げ、研
削盤外に取り出して図示しない搬出コンベヤに引き渡し
、これとともに、下方の左側の上記ローダが、図中矢印
りで示すように、図示しない搬入コンベヤにより搬入さ
れた未研削のピニオンギヤ5を取上げ、研削盤内に挿入
してセットステーションTの空いたワーク保持治具7上
にセットし、この間に、上方のローダが、図中矢印iで
示すように、反転ステーションVに位置するワーク保持
治具7上から片端面の研削の終了したピニオンギヤ5を
取り上げて、裏表反転させてから反転ステーションWの
空いたワーク保持治具7上にセットする。
しかる後、上記搬出コンベヤが両端面の研削の終了した
ピニオンギヤ5を矢印jで示すように搬出する一方上記
搬入コンベヤが未研削のピニオンギヤ5を矢印にで示す
ように搬入し、また、セットステーションTおよび反転
ステーションWに位置するワーク保持治具7がそこにセ
ットされたピニオンギヤ5をそれぞれ保持してそれらの
回転を開始させる。
この一方、ローダの上記稼働の間には、二つの回転して
いる研削砥石8,9が一緒に下降および上昇して、それ
らの側面で、第1.第2研削ステーションU、  Xに
位置するピニオンギヤ5の上向きの端面をそれぞれ所定
量研削する。
そしてその後は、テーブル6が120°割り出し回動し
て、セットステーションTに位置していた未研削のピニ
オンギヤ5を第1研削ステーシヨンUまで移動させると
ともにその第1研削ステーシヨンUに位置して上記研削
砥石1の下降および上昇により片端面を研削されたピニ
オンギヤ5を反転ステーション■まで移動させ、それと
同時に、反転ステーションWに位置していた片端面の研
削の終了したピニオンギヤ5を第2研削ステーシヨンX
まで移動させるとともにその第2研削ステーシツンXに
位置して上記研削砥石1の下降および上昇によりもう一
方の端面も研削されたピニオンギヤ5を取り出しステー
ションYまで移動させ、これによって次の研削の一サイ
クルが終了する。
従って、かかるサイクルを繰り返すことにより、上記後
者の研削盤によっても、−サイクルに一個の割合でピニ
オンギヤ5の両端面の研削を行うことができる。
(発明が解決しようとする諜B) しかしながら、上記従来のテーブルインデックス式平面
研削盤にあっては、前者のものでは、ピニオンギヤ5を
セットするワーク保持治具3.4上に上述の如く必ず研
削後のピニオンギヤ5があるため、上記ローダが三本の
腕をそれぞれ稼働させ、先ず研削後のピニオンギヤ5を
ワーク保持治具3,4上から移動させた後に次のピニオ
ンギヤ5をそこにセットするという順序を守って三個の
ピニオンギヤ5を移動させる必要があり、・しかも大き
く移動する中央の腕と左右の腕との干渉を避ける必要が
あるため、両端面研削済ピニオンギヤ5の取り出し、片
端面研削済ピニオンギヤ5の反転および未研削ピニオン
ギヤ5の挿入に12秒程度と長時間を要さざるを得ない
という問題があった。
この一方、後者のものでは、王台のローダが同時に、両
端面研削済ピニオンギヤ5の取り出しおよび未研削ピニ
オンギヤ5の挿入と片端面研削済ピニオンギヤ5の反転
とを行うので、それに要する時間は極めて短いが、二つ
の研削砥石8.9を用い、それらを回転駆動および昇降
させて研削を行うため、研削盤の製作および維持にコス
トが嵩むという問題があった。
この発明は、かかる課題を有利に解決した平面研削盤を
提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明のテーブルインデックス式平面研削盤は、ワー
クを保持するテーブルを割り出し回動させて、そのテー
ブル上のワークを回転する円盤状の研削砥石の側面に対
向する研削位置と、その側面から外れる非研削位置との
間で移動させることにより、前記非研削位置での前記ワ
ークの反転作業と共働してそのワークの両端面を平面研
削するものであって、前記円盤状砥石の側面に周方向に
延在する段差を形成して二つの研削面を設け、前記テー
ブル上の、中心軸線から等距離でかつ互いに周方向に等
間隔な五箇所以上の奇数位置に、前記ワークを保持し得
る、互いに同一種類の治具を配設し、前記テーブルが割
り出し位置に停止した場合に前記各治具が位置する位置
をそれぞれ作業ステーションとして設定し、それらの作
業ステーションのうちの互いに隣接する二箇所を、前記
研削砥石の二つの研削面にそれぞれ対向する研削位置と
し、前記テーブルを、前記各治具が次に位置する作業ス
テーションまで一作業ステーション以上通過して移動す
るような所定角度ずつ割り出し回動させることを特徴と
するものである。
(作 用) かかる研削盤にあっては、チーフル上の五箇所以上の奇
数位置に配設された互いに同一種類の治具に保持された
ワークが、そのテーブルの上記割り出し回動によって、
二つずつ順次に、研削砥石の高さの異なる二つの研削面
にそれぞれ対向する研削位置の作業ステーションに配置
されて、一方のワークが一方の端面を研削されるととも
に他方のワークが他方の端面をその研削代分低い高さま
で研削され、かつ、ワークが一方の研削位置の作業ステ
ーションからそれに隣接する他方の研削位置の作業ステ
ーションへ直接移動することがないので、その研削の間
、非研削位置に位置する作業ステーションにある残りの
治具上で、ワークの取り出し、反転、および挿入を行う
ことが可能となる。
しかもここでは、上記のように、各治具が次に位置する
作業ステーションまで一作業ステーション以上通過して
移動する角度ずつ、テーブルが割り出し回動されるので
、各治具が、テーブルの七箇所以上に治具が設けられて
いる場合は他の用途に使用可能となる作業ステーション
を間に挟んで、少なくとも、挿入位置、一方の研削位置
、反転位置、他方の研削位置、取り出し位置のそれぞれ
の作業ステーションに、その順で移動することになり、
それゆえ、それら挿入位置、反転位置および取り出し位
置の作業ステーションにある三つの治具上ではそれぞれ
、ワークの挿入、反転、および取り出しの単独作業を行
えば済むことになる。
従って、この発明の研削盤によれば、一つの研削砥石を
用Isで研削を行うので研削盤の製作および維持コスト
が嵩むことがなく、しかも、非研削位置にある治具上で
それぞれ、ワークの取り出し、反転、および挿入の単独
作業を行うことができるので、それらの作業を互いにほ
とんど同時に行い得て、それらの作業に要する時間を大
幅に短縮することができる。
(実施例) 以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図は、この発明のテーブルインデックス式平面研削
盤の一実施例を示す平面図であり、図中11は研削砥石
、12はテーブルをそれぞれ示す。
この実施例の平面研削盤も、ワークとしてのピニオンギ
ヤ5の両端面を研削するためのものであり、ここにおけ
る研削砥石11は、図示しない砥石回転駆動機構により
その中心軸線りの周りに回転するよう駆動され、さらに
、図示しない砥石送り機構により駆動されて、テーブル
12に対して微小量ずつ下降することができ、その研削
砥石11の、テーブル12に対向する下向きの側面は、
第2図に示すように、周方向に延在する段差によって区
画された、高さの異なる二つの研削面11a、11bを
有するようにドレッシングされている。
尚、それらの研削面11a、11bの高さの差は、ピニ
オンギヤ5の、後述する第2研削ステーシヨンRで研削
する端面の研削代分とされている。
この一方ここにおけるテーブル12は、その中心軸線E
が上記中心軸線りに対し平行にオフセットするように配
置され、これによって研削砥石11の下方に、部分的に
その研削砥石11と重なり合って位置し、また図示しな
いテーブルインデックス機構に結合されている。
そして、上記テーブル12には、その中心軸線Eから等
距離でかつ互いに周方向に等間隔な五箇所に、互いに同
一種類のワーク保持治具13がそれぞれ配設されており
、上記テーブルインデックス機構は、それらのワーク保
持治具13のうち互いに隣接する二つが上記研削面11
a、11bの下方にそれぞれ位置する周方向位置を停止
位置として、テーブル12を時計方向へ144°ずつ割
り出し回動させることができる。
またここでは、上記停止位置にテーブル12が位置する
状態で各ワーク保持治具13が位置する五箇所がそれぞ
れ作業ステーションとされており、テーブル12は、上
記の如く割り出し回動されて、五つのワーク保持治具1
3をそれぞれ、各作業ステーションから次に位置する作
業ステーションまで一作業ステーション通過して移動さ
せることにより、中心軸線已に対し図では左斜め下方の
、研削砥石11の下方から外れるセットステーションH
と、中心軸線りに対し図では右斜め上方の、研削砥石1
1の下方に重なってその側面の外周側の研削面11aと
対向する第1研削ステーシヨン■と、中心軸線りに対し
図では下方の、研削砥石11の下方から外れる反転ステ
ーションJと、中心軸線りに対し図では左斜め上方の、
研削砥石11の下方に重なってその側面の内周側の研削
面11bと対向する第2研削ステーシヨンにと、中心軸
線Eに対し図では右斜め下方の、研削砥石11の下方か
ら外れる取り出しステーションLとに順次に移動させ、
さらにそこから先のセットステーションHまで移動させ
ることができる。
ここで、ワーク保持治具13は、第3図に示すように、
回転軸14と、ドローバー15と、コレット16と、図
示しないスプリングとを具えてなり、上記回転軸14は
、上端部に、截頭円錐面14aを有するとともに、ピニ
オンギヤ5の一端面に当接してそれを高さ方向に位置決
めするリング状のワークレスト14bを有し、ワークテ
ーブル12に設けられた貫通穴12a内に遊挿されて、
ベアリング17を介しワークテーブル12に回転可能に
支持されている。
また上記ドローバ−15は、倒立截頭円錐面15aを持
つ頭部を有するとともに上記回転軸14内に昇降可能に
挿通された軸部15bを有し、一方上記コレッ1−16
は、第2図に示す如く両端部から軸線方向に延びるスリ
ットを持つスリーブ状をなして、ドローバ−15の頭部
の倒立截頭円錐面15aと、回転軸14の上端部の截頭
円錐面14aとの間に介装されており、上記スプリング
は、上記ドローバ−15を下降方向へ常時付勢すること
により、そのドローバ−15が後述する油圧シリンダに
より持ち上げられない間は上記コレット16を互いに対
向する截頭円錐面で挟持させてそのコレット16を弾性
的に拡径し続けることができる。
さらに上記テーブル12の下面には、中心軸線Eと同心
に図示しないドライブギヤが枢支され、また各回転軸1
4の、テーブル12の下側に突出する下端部には、第2
図に示すようにドリブンギヤ18が枢支されて、クラッ
チ19を介しその回転軸14に結合され、それらドライ
ブギヤと各ドリブンギヤ18とは、テーブル12の下面
に枢支された図示しないアイドルギヤを介して駆動結合
されており、上記ドライブギヤは、テーブル12の下方
に設けられた図示しないモータによってテーブル12と
は別個に回転駆動される。
加えて、テーブル12の上記セットステージ5281反
転ステーションJおよび取り出しステーションLに位置
するワーク保持治具13の下方には、油圧シリンダによ
り押し上げ部材を昇降させる図示しないワーク着脱駆動
機構が配設されており、このワーク着脱駆動機構は、そ
の押し上げ部材を上昇させることにより、上記各ステー
ションH2J、Lに位置するワーク保持治具13の、ド
ローバ−15の軸部15bの、各回転軸14の中心部か
ら下方に突出する下端部を押し上げ、ドローバ−15を
上昇させてコレット16を弾性的に縮径させるとともに
、それらのワーク保持治具13のクラッチ19を開放作
動させて、上記各ドリブンギヤ18と各回転軸14との
間の結合を解除することができ、またその押し上げ部材
を下降させることにより、上記スプリングの作用で各ド
ローバ−15を下降させるとともに、各クラッチ19を
結合作動させて、上記各ドリブンギヤ18と各回転軸1
4との間を駆動結合することができる。
かかる平面研削盤にあっては、研削の一サイクル終了時
点で、ステーションI、J、に、Lに位置する四つのワ
ーク保持治具13上にピニオンギヤ5が乗っており、第
1研削ステーシヨンIに位置するワーク保持治具13は
未研削のピニオンギヤ5を保持して回転させている一方
、第2研削ステーシヨンKに位置するワーク保持治具1
3は片端面の研削が終了した反転済みのピニオンギヤ5
を保持して回転させており、また上記ワーク着脱駆動機
構の作動により、セットステーションHに位置するワー
ク保持治具13は空いて回転を停止しており、さらに反
転ステーションJに位置するワーク保持治具13は片端
面の研削が終了した反転前のピニオンギヤ5を停止させ
て開放している一方、取り出しステーションLに位置す
るワーク保持治具13は両端面の研削が終了したピニオ
ンギヤ5を停止させて開放している。
しかしてここでは、テーブル6の図では下方に王台配置
された図示しない小型のローダのうちの右側のものが、
図中矢印pで示すように、取り出しステーションLに位
置するワーク保持治具13上から上記両端面の研削が終
了したピニオンギヤ5を取り上げ、研削盤外に取り出し
て図示しない搬出コンベヤに引き渡し、これとともに、
左側の上記ローダが、図中矢印qで示すように、図示し
なイ搬入コンベヤにより搬入された未研削のピニオンギ
ヤ5を取上げ、研削盤内に挿入してセットステーション
Hの空いたワーク保持治具13上にセットし、この間に
、中央の上記ローダが、図中矢印rで示すように、反転
ステーションJに位置するワーク保持治具13上から片
端面の研削の終了したピニオンギヤ5を取り上げて、裏
表反転させてがらその反転ステーションJの空いた元の
ワーク保持治具13上に再びセットする。
しかる後、上記搬出コンベヤが両端面の研削の終了した
ピニオンギヤ5を矢印Sで示すように搬出する一方上記
搬入コンヘヤが未研削のピニオンギヤ5を矢印tで示す
ように搬入し、また上記ワーク着脱駆動機構の作動によ
り、セットステーションHおよび反転ステーションJに
位置するワーク保持治具13がそこにセットされたピニ
オンギヤ5をそれぞれ保持してそれらの回転を開始させ
る。
この一方、ローダの上記稼働の間には、前記砥石送り機
構が、回転している研削砥石11を下降させ、その研削
砥石11の側面の高さの異なる前記二つの研削面11a
、Ilbのうち外周側の研削面11aを第1 研削ステ
ー ’、yヨンIに位置する未研削のピニオンギヤ5の
上向きの端面にその研削化分切り込ませてその端面を所
定量研削するとともに、その内周側の研削面11bを第
2研削ステーシヨンKに位置する片端面の研削が終了し
たピニオンギヤ5の未研削側である上向きの端面にその
研削化分切り込ませてその端面を所定量研削し、その後
研削砥石11を上昇させる。
そしてその後は、テーブル12が144°割り出し回動
して、各々同時に、セットステーションHに位置してい
た未研削のピニオンギヤ5を第1研削ステーシヨンIま
で移動させ、その第1研削ステーシヨン■に位置して上
記研削砥石11の下降および上昇により片端面を研削さ
れたピニオンギヤ5を反転ステーションJまで移動させ
、その反転ステーションJに位置していた片端面の研削
の終了したピニオンギヤ5を第2研削ステーシヨンKま
で移動させ、その第2研削ステーンヨンKに位置して上
記研削砥石11の下降および上昇によりもう一方の端面
も研削されたピニオンギヤ5を取り出しステーションL
まで移動させ、これによって次の研削の一サイクルが終
了する。
従って、かかるサイクルを繰り返すことにより、この実
施例の研削盤によっても−サイクルに一個の割合でピニ
オンギヤ5の両端面の研削を行うことができる。
しかもこの研削盤にあっては、高さの異なる二つの研削
面11a、 11bを用いているめで、同一種類のワー
ク保持治具13を用いて、一つの研削砥石11を、未研
削のピニオンギヤ5と片端面の研削が終了して高さが低
くなったピニオンギヤ5とにそれぞれその研削化分切り
込ませることが可能となる。
従って、この実施例の研削盤によれば、上記五箇所の作
業ステーションH−Lのうち、ピニオンギヤ5の研削の
間各々非研削位置となる取り出しステーションし、反転
ステーションJおよびセットステーションHにある三つ
のワーク保持治具13上で、ワークの取り出し、反転、
および挿入を行うことが可能となり、しかも各ワーク保
持治具13は、セットステーションH1第1研削ステー
ションI、反転ステーションJ、第2研削ステーシヨン
K、取り出しステーションLの順に移動することになる
ので、上述のように非研削位置にある三つのワーク保持
治具13ではそれぞれ、ワークの取り出し、反転、およ
び挿入作業を単独で行えば済むことになる。
それゆえこの研削盤によれば、一つの研削砥石11を用
いて研削を行うので研削盤の製作および維持コストが嵩
むことがなく、しかも、非研削位置にあるワーク保持治
具13上でそれぞれ、ワークの取り出し、反転、および
挿入の単独作業を行うことができるので、王台のローダ
がそれらの作業を互いにほとんど同時に行い得て、それ
らの作業に要する時間を約10程度度と従来よりも大幅
に短縮することができる。
尚、テーブル12を反時計方向へ216@ずつ割り出し
回動させて、各ワーク保持治具13が次に位置する作業
ステーションまで二作業ステーション通過して移動する
ようにしても、上記と同様の作用効果がもたらされる。
第4図は、上記実施例の一変形例を示し、図示のように
研削砥石11の側面にさらに段差を形成して研削面11
cを追加しても良く、このようにすれば、ピニオンギヤ
5の片側の複数面の同時研削も可能となる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例
に限定されるものでなく、例えば治具は上記例以外の構
造のものでも良い。
また、治具をテーブル上の七箇所もしくは其以上の奇数
箇所に設けるとともに、作業ステーションをそれらの治
具に対応する数だけ設けても良く、このようにすれば、
他の用途に使用可能となる作業ステーションを、セット
ステーション、反転ステーションおよび取り出しステー
ションの間に挟ませることができる。
さらに、この発明は上記ピニオンギヤ以外のワークにも
適用し得ることはいうまでもない。
(発明の効果) かくしてこの発明の平面研削盤によれば、一つの研削砥
石を用いて研削を行うので研削盤の製作および維持コス
トが嵩むことがなく、しかも、非研削位置にある治具上
でそれぞれ、ワークの取り出し、反転、および挿入の単
独作業を行うことができるので、それらの作業を互いに
ほとんど同時に行い得て、それらの作業に要する時間を
大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のテーブルインデックス式平面研削盤
の一実施例を示す平面図、 第2図は第1図の■−■線に添う断面図、第3図は第1
図の■−■線に添う断面図、第4図は上記実施例の平面
研削盤の一変形例を示す、第2図と同様の部分の断面図
、 第5図および第6図は従来のテーブルインデックス式平
面研削盤の例をそれぞれ示す平面図である。 5・・−ピニオンギヤ   11−研削砥石11a、1
1b −研削面   12−テーブル13− ワーク保
持治具 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ワーク(5)を保持するテーブル(12)を割り出
    し回動させて、そのテーブル上のワークを回転する円盤
    状の研削砥石(11)の側面に対向する研削位置と、そ
    の側面から外れる非研削位置との間で移動させることに
    より、前記非研削位置での前記ワークの反転作業と共働
    してそのワークの両端面を平面研削するテーブルインデ
    ックス式平面研削盤において、 前記円盤状砥石の側面に周方向に延在する段差を形成し
    て二つの研削面(11a、11b)を設け、前記テーブ
    ル上の、中心軸線から等距離でかつ互いに周方向に等間
    隔な五箇所以上の奇数位置に、前記ワークを保持し得る
    、互いに同一種類の治具(13)を配設し、前記テーブ
    ルが割り出し位置に停止した場合に前記各治具が位置す
    る位置をそれぞれ作業ステーション(H〜L)として設
    定し、 それらの作業ステーションのうちの互いに隣接する二箇
    所(I、K)を、前記研削砥石の二つの研削面にそれぞ
    れ対向する研削位置とし、 前記テーブルを、前記各治具が次に位置する作業ステー
    ションまで一作業ステーション以上通過して移動するよ
    うな所定角度ずつ割り出し回動させることを特徴とする
    、テーブルインデックス式平面研削盤。
JP15385190A 1990-06-14 1990-06-14 テーブルインデックス式平面研削盤 Pending JPH0446753A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005230966A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Koyo Seiko Co Ltd 研削装置
JP2022144572A (ja) * 2021-03-19 2022-10-03 大昌精機株式会社 立型研削盤

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JP2005230966A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Koyo Seiko Co Ltd 研削装置
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