JPH0446649Y2 - - Google Patents

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JPH0446649Y2
JPH0446649Y2 JP724887U JP724887U JPH0446649Y2 JP H0446649 Y2 JPH0446649 Y2 JP H0446649Y2 JP 724887 U JP724887 U JP 724887U JP 724887 U JP724887 U JP 724887U JP H0446649 Y2 JPH0446649 Y2 JP H0446649Y2
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JP
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lid
container body
cosmetics
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annular
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JP724887U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、円周状に配列された多数の化粧料の
1つを任意に選択できるようにした回転蓋式化粧
コンパクト容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の回転蓋式の化粧コンパクト容器
としては、例えば第3図に示す実開昭61−39011
号公報および第4図に示す実開昭61−86114号公
報等に記載された化粧料容器がある。第3図の前
者においては、ケース本体1と、このケース本体
1に回転自在に支持されて化粧料の小分け収容部
2aを放射状に画成して設けた回転中皿2と、小
分け収容部2aの1つを選択して使用できるよう
開放する小窓3aを設けた中蓋3と、そして以上
の各部材を覆う形でケース本体1を開閉する二点
鎖線で示す上蓋4と、による都合4つの主な部材
から構成されている。即ち、回転中皿2に一体成
形された回転操作部2bをつまんで回転中皿2を
回転せしめ、中蓋3側の小窓3aに小分け収容部
2aの1つを合致させるようになつている。
一方、第4図の後者においては、ケース本体5
内において、各々独立した多数の化粧料充填皿6
を連鎖状に連結し、無端状ベルトやこれを回動を
伝達するプーリなどの部材からなる回転操作機構
7を操作して、所望する化粧料充填皿6の1つを
上蓋8の開口部8aまで移動させる構造となつて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これらの従来例にあつて、前者
の場合は構成部材数が多く、しかも容器中心部に
設けられた回転操作部2bをつまんで回転中皿2
全体を回転させるようになつているために、この
回転中皿2に対する回転が重く操作し辛い。ま
た、後者の場合は回転操作機構を含み更に複雑な
構造となつており、いずれの場合も製造コストの
高騰を招来せしめるという問題点がある。
本考案は、このような従来の化粧料容器の問題
点を解決すべくなされたものであり、部品点数を
削減して製造コストの低減化を図ることができる
と共に、簡素な構造で使用便利に優れ、しかも回
転操作がし易い回転蓋式化粧コンパクト容器の提
供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決して目的を達成するために、
本考案による回転蓋式化粧コンパクト容器は次な
る構成とした。
即ち、輪環状にした容器本体10に全周囲にわ
たつて、複数個の化粧料11が収容できるよう断
面凹状の環状凹溝10Aが形成されている。
また、容器本体10に上方から冠着する形で回
転蓋12が回転自在に担持されている。この回転
蓋12としては、容器本体10の環状凹溝10A
をこの上方から覆う形で輪環状の覆い部12Aが
設けられ、この覆い部12Aの一部には化粧料1
1の1つを使用できる程度の大きさの開口窓一2
aが穿たれている。
更に、この覆い部12Aに一体に内周側から皿
状の用具収容部12Bが設けられ、この用具収容
部12Bには化粧用の小道具13を収容できるよ
うになつている。
そして、この用具収容部12Bを閉蓋できるよ
うに、用具収容部12Bの近傍に小蓋14の基端
部14Aが回動自在に支持され、先端部14Bは
覆い部12Aの開口窓12aを開閉する大きさお
よび形状となつている。
〔作用〕
使用に際して、所望する色彩の化粧料11の1
つを選択し、小蓋14を開いた状態で回転蓋12
を容器本体10に対して回転させ、開口窓12a
を所望の化粧料11に上に合わせる。これより、
用具収容部12B内に収容されている小道具13
を用いて、先に選択された化粧料11の1つを使
用することができる。
なお、容器本体10および回転蓋12の少なく
とも一方を透明質の合成樹脂材で形成することに
よつて、開口窓12aに所望する化粧料11を位
置合わせすることが容易になる。
〔実施例〕
以下、本考案による回転蓋式化粧コンパクト容
器の実施例について図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第2図において、透明質の合成樹脂材
によつて輪環状とした容器本体10は、この全周
囲にわたつて断面凹状に環状凹溝10Aが形成さ
れ、この環状凹溝10Aには粒状に立体成形され
た固形化粧料11の色彩の異なる複数個のものが
連ねて収容される。また、容器本体10の環状凹
溝10Aを全周にわたつて覆い、かつ回転自在に
重ね合わされる回転蓋12としては、環状凹溝1
0Aの外周上端縁10aおよび内周上端縁10b
のそれぞれに摺接して回転できるよう輪環状の覆
い部12Aが設けられ、この覆い部12Aの内周
側から一体に皿状の用具収容部12Bが設けら
れ、この用具収容部12B内には化粧用刷毛等の
小道具13を収容できるようになつている。
ここで、前記回転蓋12の覆い部12Aにはこ
の周囲の一部に、化粧料11の1つが使用できる
大きさに開口した開口窓12aが設けられ、回転
蓋12を回転させて開口窓12aを容器本体10
側の環状凹溝10Aに整列された化粧料11の所
望する1つを選択して合わせるようになつてい
る。
また、用具収容部12Bの近傍には小蓋14が
開閉自在に取り付けられている。即ち、小蓋14
はこの基端部14Aで軸支部15を介して回動自
在に支持され、先端部14Bは前記開口窓12a
に係脱してこれを開閉する大きさおよび形状とな
つている。また、先端部14Bの内側に設けられ
た係止釦14cが、容器本体10の側周に沿つて
形成されている係止凸部10cに係合すること
で、この容器本体10の側周の如何なる位置でも
小蓋14を簡易に係止させることができる。さら
に、小蓋14の内側には鏡16が設けられてい
る。
次に、この回転蓋式化粧用コンパクト容器の使
用に際しては、まず小蓋14を開いて回転蓋12
の開口窓12aを開放する。これより、所望の化
粧料11の1つを選択し、容器本体10に対して
回転蓋12を回転させる。この回転操作は、容器
本体10を一方の手のひらに載せて支持し、他方
の手で回転蓋12の全体をつまんで回転させるよ
うにすればよいので、操作に不便さを感じさせな
い。この回転蓋12の回転で開口窓12aが選択
された化粧料11の真上に差し掛かつた段階で、
用具収容部12B内に収容の小道具13で選択さ
れた化粧料11を使用できる。また、透明な容器
本体10側から見てこれを回転させ、所望の化粧
料11を開口窓12aに見当を付けて一致させ、
この後に小蓋14を開くようにしてもよい。
なお、透明な容器本体10に、粉末固形の化粧
料11をプレス充填すれば、この化粧料11を使
い切るまで外観が変わらず、終始見栄えの良好な
状態に維持することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による回転蓋式化
粧コンパクト容器は、従来例のように所望の化粧
料を選択する操作に複雑な機構を要しておらず、
主要な構成部材としては、単に容器本体および回
転蓋のみであり、非常に簡素な構造でコスト高を
抑えることができる効果がある。
また、容器本体と回転蓋との相対的な回転操作
によるので、この回転操作が容易となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案による回転蓋式化
粧コンパクト容器の一実施例の分解斜視図および
組立断面図、第3図及び第4図はいずれも従来例
の2つの分解斜視図である。 10……容器本体、10A……環状凹溝、11
……化粧料、12……回転蓋、12A……覆い
部、12B……用具収容部、12a……開口窓、
13……小道具、14……小蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 輪環状にした容器本体10の全周囲にわたつて
    複数個の化粧料11が収容できるよう断面凹状の
    環状凹溝10Aを形成し、容器本体10に上方か
    ら冠着する形で回転蓋12を回転自在に担持せし
    め、この回転蓋12には容器本体10の環状凹溝
    10Aをこの上方から覆う輪環状の覆い部12A
    を設けると共に、この覆い部12Aの周囲の一部
    に化粧料の1つを使用できる程度に開放する大き
    さの開口窓12aを設け、また覆い部12Aに内
    周側から一体に化粧小道具を収容する用具収容部
    12Bを皿状に設け、この用具収容部12Bを閉
    塞できるように小蓋14を基端部14Aで蝶開自
    在に支持し、また小蓋14の先端部14Bで覆い
    部12Aの開口窓12aを開閉するようにしたこ
    とを特徴とする回転蓋式化粧コンパクト容器。
JP724887U 1987-01-21 1987-01-21 Expired JPH0446649Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP724887U JPH0446649Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP724887U JPH0446649Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63114210U JPS63114210U (ja) 1988-07-22
JPH0446649Y2 true JPH0446649Y2 (ja) 1992-11-04

Family

ID=30790527

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP724887U Expired JPH0446649Y2 (ja) 1987-01-21 1987-01-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5241299B2 (ja) * 2008-04-14 2013-07-17 紀伊産業株式会社 化粧料容器

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JPS63114210U (ja) 1988-07-22

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