JPH0446615Y2 - - Google Patents

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JPH0446615Y2
JPH0446615Y2 JP15213389U JP15213389U JPH0446615Y2 JP H0446615 Y2 JPH0446615 Y2 JP H0446615Y2 JP 15213389 U JP15213389 U JP 15213389U JP 15213389 U JP15213389 U JP 15213389U JP H0446615 Y2 JPH0446615 Y2 JP H0446615Y2
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JP
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seat
legs
support
leg
support body
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JP15213389U
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は幼児(子供)用椅子に関する。
(従来の技術) 従来、脚を折畳んだ際にラツク(又はローチエ
ア)として使用可能とされ、脚を起立させた際に
ハイチエアとして使用される幼児用椅子があり、
この種の椅子として、実開昭60−187658号公報記
載のものがある。これは、座席の左右両側部に配
置した左右一対の前傾脚と左右一対の後傾脚とを
側面視でX形に交叉するように長手方向中間部で
枢支し、左右後傾脚の上端部を座席の両側下部に
枢支し、左右前傾脚の上端部を連結杵で連結し、
座席の後下面に前記連結杵を嵌装係止させる嵌装
機構を備えていて、ハイチエアとして使用する際
には、連結杵を嵌装係止させ、ラツクとして使用
する際には、連結杵を嵌装機構から離脱させて前
傾脚と後傾脚とを開脚して折畳むと共に後傾脚に
備えた支承杵を起立させて座席の後下面の係止機
構に係合させて座席を支持するようにしたもので
ある。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のものにあつては、連結杵を嵌装機構
に嵌装係止或いは解除させる際又は支承杆を係止
機構に係止或いは離脱させる際に、目で確認しな
がら行なわなければならず、また、嵌装機構及び
係止機構が座席下面に在ることもあつて、ハイチ
エアからラツク、ラツクからハイチエアへの変更
操作が非常に面倒なものであつた。
本考案は変更操作がきわめて容易な幼児用椅子
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術
的手段は、座席1を支持する左右一対の前傾脚2
2と左右一対の後傾脚23とをX形に交叉してそ
の交叉部分を枢支すると共に、両脚22,23を
枢支部廻りに回動させて座席1が高位置となる起
立姿勢と座席1が低位置となる開脚折畳姿勢とに
姿勢変更自在とした幼児用椅子において、前記両
脚22,23のいずれか一方の脚22の上部を座
席1両側部に枢支し、他方の脚23間に座席1を
受ける支持体18を左右方向に配置すると共に、
両脚22,23の姿勢変更を許容すべく支持体1
8の両端部を他方の脚23長手方向に移動自在に
係合する案内溝34が他方の脚23に形成され、
支持体18を下動不能として両脚22,23の起
立姿勢時における枢支部廻りの回動を規制すべく
支持体18の両端部を係合する係止溝33が前記
案内溝34の上部に形成され、支持体18は係止
溝33に係合する係止姿勢と案内溝34内を移動
自在とされる移動姿勢とに姿勢変更自在となるよ
うに座席1に設けた支持部10に挿通されると共
に、前記係止姿勢となるようにバネ21で付勢さ
れて成る点にある。
(作用) 支持体18の両端部を係止溝33に係合させる
ことにより前傾脚22と後傾脚23とが、座席1
が高位置となる起立姿勢に保持されてハイチエア
として使用可能とされ、ハイチエアからラツク
(又はローチエア)へと変更させるには、支持体
18両端部を係止溝33から離脱させながらバネ
21の付勢力に抗して案内溝34内を移動自在な
移動姿勢に姿勢変更させて、前記案内溝34内を
下方に移動させると、両脚22,23が枢支部廻
りに回動して開脚されて折畳まれ、ラツクとして
使用可能とされる。また、ラツクからハイチエア
へと変更させるには、座席1を把持して引き上げ
るだけで、両脚22,23が起立されると共に、
支持体18がバネ21で付勢されて自動的に移動
姿勢から係止姿勢に姿勢変更され、そして支持体
18端部を係止溝33に係合する。このようにハ
イチエアからラツクへ、ラツクからハイチエアへ
と変更操作がきわめて容易に行うことが可能とさ
れている。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図乃至第8図において、1は座席で、左
右側板2とこの側板2間に連結された着座部3と
背もたれ部4とを備えて成る。左右側板2は補強
板2a,2b,2cで連結されると共に、左右側
板2上端部には肘掛部材5が設けられ、この肘掛
部材5にはトレイ6が備えられている。前記背も
たれ部4は左右方向の支軸7を介して側板2に回
動自在に支持されると共に、各側板2内面に設け
た凹凸円弧部8に係脱されるロツド9を有して角
度調整自在とされている。
座席1の左右側板2の後下端部には、合成樹脂
製の支持部材10(支持部)が嵌合されてネジ1
1で取付固定されている。この支持部材10は本
体14とこの本体14の内側にネジ止めされる蓋
体15とから成り、支持部材10後下部の本体外
側壁14a及び蓋体15に夫々挿通孔16,17
が形成されている。そして、各支持部材10の挿
通孔16,17には左右方向に亘る板状の支持体
18の両端部が貫通され、支持体18の左右中間
部には木製の把持部19が固着されている。ま
た、前記挿通孔16,17は夫々前部側に向けて
幅広とされた略扇形状とされて支持体18の前部
が後端部廻りに上下揺動自在とされ、支持部材1
0内部の挿通孔16,17間に形成した空間部2
0に支持体18を上方に付勢するバネ21が収容
されている。
座席1の左右外側部には左右一対の前傾脚22
と左右一対の後傾脚23とが配置され、夫々下方
側に向けて湾曲状とされている。前傾脚22と後
傾脚23とは長手方向中間部が相互に交叉されて
側面視でX形とされ、その交叉部分が枢軸24に
よつて回動自在に枢支連結されている。また、前
傾脚22同志は連結部材27により、後傾脚23
同志は連結部材25,26によつて夫々連結さ
れ、左右前傾脚22の上端部は座席1の左右側板
2前下端部に軸28によつて回動自在に枢支連結
されている。前記枢軸24には左右一対のアーム
29の後端部が回動自在に設けられ、このアーム
29間に足のせ台30が取付けられると共に、両
アーム29は前傾脚22間に連結された支持杵3
1により足のせ台30水平状となるように支持さ
れている。なお、前傾脚22間及び後傾脚23間
の下端部にはラツクとして使用した際の前後揺動
を規制する支持枠35,36が回動自在に設けら
れている。
前記左右後傾脚23内面には上端部から長手方
向中間部に亘る溝形成部材32が没入状に設けら
れ、この溝形成部材32には上端部から下端部に
かけて支持体18両端部を移動自在に係合する案
内溝34が形成され、この案内溝34の上部には
支持体18の下方移動を規制すべく支持体18両
端部を係合する係止溝33が形成されている。
前記構成において、第2図及び第3図に示すよ
うに、支持体18の端部を係止溝33に係合させ
ることで、支持体18の下方移動を規制して、両
脚22,23を、第1図に示すところの、座席1
が高位置となる起立姿勢に保持し、ハイチエアと
して使用可能とされている。このとき、支持体1
8はバネ21によつて係止溝33に係止される姿
勢になるように付勢されているので、座席1の振
動等によつて支持体18端部が係止溝33から容
易に離脱することがない。
前記状態から、第5図に示すように、支持体1
8を上方に引き上げながらバネ21の付勢力に抗
して後端部廻りに下方に揺動させると、支持体1
8は係止溝33から離脱すると共に案内溝34内
を移動可能な移動姿勢に姿勢変更される。そし
て、支持体18を案内溝34下端部まで移動させ
ると、前傾脚22及び後傾脚23が枢軸24廻り
に回動して開脚して折畳まれ且つそれに伴なつて
座席1が下降して、第6図に示すように、両脚2
2,23は座席1が低位置となる折畳姿勢とさ
れ、また、両脚22,23が湾曲状であることか
ら、前後方向揺動自在なラツクとして使用可能と
される。また、支持枠35,36によつて前記前
後揺動を拘束可能である。
さらに、ラツクからハイチエアに変更させるに
は、座席1の適宜位置を把持して、座席1を引き
上げることにより、前記と逆の動作で両脚22,
23が起立すると共に、バネ21の付勢力によつ
て係止溝33の入口付近で係止溝33に係合され
る係止姿勢に自動的に姿勢変更され、そして座席
1から手を放すと支持体18端部は係止溝33に
係合され、ハイチエアとして使用可能とされる。
この際、上下の係止溝33に選択的に支持体18
端部を係合させることにより座席1の高さが上下
二段階に調整される。
以上のように、ハイチエアからラツクへ、ま
た、ラツクからハイチエアへときわめて容易に変
更できる。
なお、前記実施例において、係止溝33は1個
又は3個以上であつても良く、係止溝33及び案
内溝34は前傾脚22に直接形成しても良い。ま
た、座席1の側板2後下端部に直接支持体18端
部を挿通させる挿通孔を形成して、側板2後下端
部自体を支持部としても良い。
(考案の効果) 本考案によれば、ハイチエアからラツク(又は
ローチエア)へと変更させるに際して、支持体1
8両端部を係止溝33から離脱させながらバネ2
1の付勢力に抗して案内溝34内を移動自在な移
動姿勢に姿勢変更させて、前記案内溝34内を下
方に移動させると、前傾脚22と後傾脚23とが
枢支部廻りに回動して両脚22,23が開脚され
て折畳まれ、ラツクとして使用可能とされ、ま
た、ラツクからハイチエアへと変更させるには、
座席1を把持して引き上げるだけで、両脚22,
23が起立されると共に、支持体18がバネ21
で付勢されていることから、支持体18が移動姿
勢から係止姿勢に自動的に姿勢変更され、そし
て、支持体18端部を係止溝33に係合されるこ
とで起立姿勢が保持されてハイチエアとして使用
可能とされ、ハイチエアからラツクへ、ラツクか
らハイチエアへと変更操作がきわめて容易に行う
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第8図
−線矢視断面図、第2図は要部の拡大側面
図、第3図は第1図−線矢視断面図、第4図
は支持部の一部切欠き側面図、第5図は要部の作
用状態図、第6図はラツクとして使用する際の側
面図、第7図は全体斜視図、第8図は背面図であ
る。 1……座席、10……支持部材、16,17…
…挿通孔、18……支持体、21……バネ、22
……前傾脚、23……後傾脚、33……係止溝、
34……案内溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 座席1を支持する左右一対の前傾脚22と左右
    一対の後傾脚23とをX形に交叉してその交叉部
    分を枢支すると共に、両脚22,23を枢支部廻
    りに回動させて座席1が高位置となる起立姿勢と
    座席1が低位置となる折畳姿勢とに姿勢変更自在
    とした幼児用椅子において、 前記両脚22,23のいずれか一方の脚22の
    上部を座席1両側部に枢支し、他方の脚23間に
    座席1を支持する支持体18を左右方向に配置す
    ると共に、両脚22,23の姿勢変更を許容すべ
    く支持体18の両端部を他方の脚23長手方向に
    移動自在に係合する案内溝34が他方の脚23に
    形成され、支持体18を下動不能として両脚2
    2,23の起立姿勢時における枢支部廻りの回動
    を規制すべく支持体18の両端部を係合する係止
    溝33が前記案内溝34の上部に形成され、支持
    体18は、係止溝33に係合する係止姿勢と案内
    溝34内を移動自在とされる移動姿勢とに姿勢変
    更自在となるように座席1に設けた支持部10に
    挿通されると共に、前記係止姿勢となるようにバ
    ネ21で付勢されて成ることを特徴とする幼児用
    椅子。
JP15213389U 1989-12-28 1989-12-28 Expired JPH0446615Y2 (ja)

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