JPH044637A - 光データ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光信号を用いて情報伝送を行う光データ伝
送装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の光データ伝送装置を示す図であシ９図に
おいて、（１）は光信号を伝送する光ファイバ、（２）
は任意のポートに入力された光信号を全てのポートに分
配し出力するスターカプラ、（３）は相互にデータの授
受を行うステーション、（４）は上記ステーション（３
）から入力される電気信号を光信号に変換し、上記光フ
ァイバ（１）を経由して上記スターカプラ（２）に出力
すると共に上記スターカプラ（２）よ多入力される光信
号から元の電気信号を再生し上記ステーション（３）に
出力する光ファイ送受信器である。

また、第３図は従来の光データ伝送装置においてステー
ション間で相互に伝送される信号のフォーマットを示す
図であシ１図において、（５）はステーション相互で授
受を行うデータ信号、（６）は上記データ信号（５）を
受信側で正しく再生するためのりイミング信号成分を含
んだプリアンプル信号である。

次に動作について説明する。

任意の１ステーシヨン（３）は他のステーション（３）
に対して伝送するデータ信号（５）が発生すると、受信
側のステーション（３）側にて正確にこのデータ信号（
５）を再生するため、送信側である自局が使用している
クロック信号の成分を多く含んだプリアンプル信号（６
）をデータ信号（５）の直前に付加して光フアイバ送受
信器（４）に出力する。プリアンプル信号（６）とデー
タ信号（５）から成る伝送信号は、光フアイバ送受信器
（４）にて光信号に変換され、光ファイバｆＪ）を経由
してスターカプラ（２）に導かれる。スターカプラ（２
）でこの光信号は分配され光ファイバ（１）を経由して
全ての光フアイバ送受信器（４）に伝送される。各光フ
アイバ送受信器（４）では受信した伝送信号のうち、プ
リアンプル信号（６）よりクロック信号を再生し、この
クロック信号にもとづきデータ信号（５）を再生してス
テーション（３）に出力する。

ところで、プリアンプル信号（６）は送信側のステーシ
ョンの動作クロック信号と受信側のステーションの動作
クロック信号がそれぞれ独立で異なるため、受信側でデ
ータ信号（５）を正しく再生するために送信側のタイミ
ング情報を伝送するためにのみ用いられている。そして
、データ信号（５）の量によらず、常に一定量のプリア
ンプル信号（６）が必要である。

このため２例えば１ビツトのデータ信号を伝送するのに
６４ビツトものプリアンプル信号が必要な場合もある。

データの伝送効率はプリアンプル信号のビット数とデー
タ信号のビット数との比で決まシ、１回の伝送に用いら
れるプリアンプル信号のビット数と１回に伝送できるデ
ータ信号の最大ビット数の比以上に伝送効率が向上する
ことはない。

つまシャステーション相互の情報伝送において。

プリアンプル信号を付加してデータ信号を伝送している
限り、ある一定値以上に伝送効率が向上することはない
。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の光データ伝送装置は以上のように構成されている
ので、伝送データの前に必ずプリアンプル信号を付加さ
せなければならず、このためデータの伝送効率はある一
定値以上には向上しないという課題があった。

この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、伝送データにプリアンプル信号を付加させない
でデータ伝送を達成できる光データ伝送装置を得ること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る光データ伝送装置は、唯一のタイミング
基準を設け、このタイミング基準を光信号に変換し空間
に出力し各ステーションに供給すると共に、各ステーシ
ョンは空間から受信した光信号よ９元のタイミング基準
を再生し、このタイミング基準に従って相互のデータ授
受を行うものである。

′　　〔作用〕 この発明における光データ伝送装置は、全てのステーシ
ョンが唯一のタイミング基準に従って相互にデータの授
受を行うから、データ送信側のステーションの動作タイ
ミングとデータ受信側のステーションの動作タイミング
は同一となシ、データ送信側のステーションの動作タイ
ミング信号を伝送するためのプリアンプル信号を送信デ
ータの直前に付加させることなく、データ伝送が達成さ
れる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図において、（１）〜（４）は上記従来装置と全く
同一のものである。　　　　　・ （７）は所定の周波数のクロック信号を発生する発振器
、（８）はこの発振器（７）が出力するクロック信号を
光信号に変換しを間に出力する光空間送信器。

（９）は空間に出力された光信号、　Ｑｌはこの光信号
（９）から元のクロック信号を再生しステーション（３
）に出力する光空間受信器である。

次に動作について説明する。

発振器（７）が発生するクロック信号は光空間送信器（
８）にて光信号（９）に変換され空間に出力される。

この光信号（９）は各光空間受信器α１にて元のクロッ
ク信号に再生され、ステーション（３）に出力される。

各ステーション（３）は、従来それぞれが独自に用いて
いたクロック信号に代わシ、光空間受信器ａ〔が出力す
るクロック信号を用いるので、全てのステーション（３
）は全て同一のタイミング基準で動作するから、データ
信号（５）の直前にプリアンプル信号を付加させないで
データ伝送が達成できる。

なお、上記実施例では１台の光空間受信器から１台のス
テーションにクロック信号が出力されるものを示したが
、１台の光空間受信器から複数台のステーションにクロ
ック信号を出力してもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば全てのステーションが
同一のタイミング基準で相互にデータの伝送を行なえる
ように構成したので、伝送データにプリアンプル信号を
付加させないでデータ伝送力；達成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による光データ伝送装置を
示す図、第２図は従来の光データ伝送装置を示す図、第
３図は従来の光データ伝送装置においてステーション間
で伝送される信号のフォーマットを示す図である。 図において、（１）は光ファイバ、（２）はスターカプ
ラ、（３）はステーション、（４）は光フアイバ送受信
器。 （５）はデータ信号、（６）はプリアンプル信号、（７
）は発振器、（８）は光空間送信器、（９）は光信号、
α１は光空間受信器である。 なお９図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 任意の１ポートに入力された光信号を全てのポートに分
   配し出力するスターカプラと、このスターカプラのポー
   トに接続され光信号を伝送する光ファイバと、相互にデ
   ータの授受を行う複数台のステーションと、このステー
   ションに接続されステーションからの電気信号を光信号
   に変換し上記光フアイバに出力すると共に、上記光ファ
   イバから入力される光信号を電気信号に変換し上記ステ
   ーションに出力する光ファイバ送受信器と、所定の周波
   数で発振する発振器と、この発振器のクロック信号出力
   を光信号に変換し空間に出力する光空間送信器と、この
   光空間送信器が出力する光信号を受信し元のクロック信
   号を再生し上記ステーションに出力する光空間受信器と
   から構成される光データ伝送装置。