JPH0446083Y2 - - Google Patents

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JPH0446083Y2
JPH0446083Y2 JP7445889U JP7445889U JPH0446083Y2 JP H0446083 Y2 JPH0446083 Y2 JP H0446083Y2 JP 7445889 U JP7445889 U JP 7445889U JP 7445889 U JP7445889 U JP 7445889U JP H0446083 Y2 JPH0446083 Y2 JP H0446083Y2
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JP
Japan
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dovetail
holder
protrusions
fastening device
dovetail groove
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JP7445889U
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JPH0314307U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、互いに近接する2つの部品を堅固に
固定するための締結装置に関する。
〔従来の技術〕
2つの部品を必要に応じて取り外し可能に堅固
に固定する手段としては、ねじ、錠その他様々な
ものが従来より使用されているが、その取付け、
取外し作業が面倒であつたり、構造が複雑であつ
たり、各種の問題点があつた。
例えば、2つの枠体から成る鋳造用の砂型枠を
固定するには、従来一般的にねじ止めの蝶番やか
んぬき形式のものが使用されているが、その付け
外しには専用の作業台が必要であつたり、反復使
用に伴いガタが生じて精密な鋳造ができなくなる
等の問題があつた。
また、家庭のドアの施錠装置にあつては、構造
が複雑であつたり、外側からこじ明けられたりす
る問題があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、叙上の問題点を解決するためなされ
たものであり、その目的とするところは、構造が
簡単で、故障等の問題がなく、反復使用に耐え、
取付け取外し作業が容易等々、多くの利点を有す
る締結装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、 連結すべき部材のそれぞれの外壁面の互いに対
向する位置に形成若しくは固着された突条であつ
て、上記両突条はこれらを突き合わせた状態にお
いてその軸直角断面が鳩尾形をなすアリほぞを形
成し、かつ上記両突条の一端から他端へ向けて上
記鳩尾形の断面形状が次第に拡大するよう形成さ
れた突条と、 上記両突条を互いに突き合わせた状態における
両突条の外形に対応する軸直角断面鳩尾形のアリ
溝を有し、上記両突条を互いに突き合わせた状態
において両突条の外側に上記アリ溝に沿つてその
一端から他端へ向けて嵌め合わせ可能なホルダ
と、 から成る締結装置によつて達成し得る。
上記ホルダに、その取付け取外し作業を一層容
易にするための把手を設けることも推奨される。
〔作用〕
上記の如き構成であれば、固定すべき部品のそ
れぞれに設けた突条を突き合わせた状態にし、そ
の外側に上記ホルダを嵌め合わせるだけで、両部
品が堅固に固定されるものであり、簡単な構造
で、取付け取外し作業も容易であり、多数回の反
復使用によつてもガタや破損の生じる虞れのない
締結装置が提供されるものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつゝ本考案の構成を具体的
に説明する。
第1図は鋳造用の砂型枠に対して本考案にかゝ
る締結装置を設けた一実施例を示す分解斜視図、
第2図は第1図に示した砂型枠を固定した状態を
示す斜視図、第3図は本考案にかゝる締結装置の
ホルダのもう1つの実施例を示す斜視図、第4図
は本考案にかゝる締結装置をドアの施錠装置とし
て利用する場合の一実施例を示す斜視図、第5図
はそのもう1つの実施例を示す斜視図である。
第1図中、1は上側砂型枠、2は下側砂型枠で
あり、上側砂型枠の持上げ部111及び下側砂型
枠の持上げ部211にはそれぞれ連結用突条11
及び21が形成されており、上側砂型枠1及び下
側砂型枠2を重ね、連結用突条11と12を突き
合わせた状態にしてその外側にホルダ3を嵌め合
わせることによつて、上側砂型枠1と下側砂型枠
2とがしつかりと固定されるようになつている。
而して、連結用突条11及び12の互いに対向
する面とは反対側の面112及び212は、持上
げ部111及び211の端面116及び216か
ら斜めに立ち上がり、両突条を突き合わせた状態
におけるその軸直角断面の幅が端面116及び2
16から離れるに従つて次第に増大するいわゆる
鳩尾形をなすよう形成され、これにより、両突条
を突き合わせたとき一種のアリほぞが形成される
ようになつている。
また、両突条は、それらの一端114,214
から他端115,215へ向けて上記鳩尾形の断
面形状が次第に拡大して太くなるように形成され
ている。
一方、ホルダ3は上記突条11及び12によつ
て形成されるアリほぞに対応するアリ溝31を有
し、アリ溝31は奥の方ほど幅の広がる鳩尾形を
なし、更にホルダの一端から他端へ向けて次第に
その幅が広がるようになつている。
そこで、上側砂型枠1と下側砂型枠2とを固定
する際には、前記の如く、両者を重ねて連結用突
条11と12を突き合わせた状態にし、その細い
方の端部114及び214の側からホルダ3をそ
のアリ溝31の幅の広い方312を先にして突条
11及び12の外側にスライドさせながら嵌め合
わせることによつて、第2図に示すように上側砂
型枠1と下側砂型枠2とを堅固に固定し得るもの
である。これを取り外す場合には、ホルダ3を逆
方向にスライドさせればよい。
第3図に示した実施例においては、上記と同様
に上側砂型枠1及び下側砂型枠2に設けた連結用
突条11及び12をホルダ3′により固定するよ
うになつているが、ホルダ3′に把手4が設けら
れ、ホルダの取付け取外し作業を容易ならしめる
よう構成されている。
第4図には、本考案にかゝる締結装置をドアの
施錠装置として構成したものが示されている。
即ち、ドア5とその枠6の部屋側の対応する位
置にそれぞれ前記と同様のアリほぞを形成する連
結用突条11′及び12′を取り付けておき、ドア
をロツクする際には、ドアを閉じて上記突条1
1′及び12′を突き合わせた状態にし、その外側
に前記と同様のアリ溝を有するホルダ30を嵌め
合わせるものである。これによりドア5は枠6に
対して部屋の内側からしつかりと固定され、ドア
のノブ等に設けたメインの錠が外側からこじ明け
られたような場合でもドア5を明けることはでき
ず、安全が確保されるものである。
ホルダ30の落下を防止するため、突条11′
及び12′は下方に向けて次第に幅が太くなるよ
うに取り付ける。
ホルダ30の外観をよくするため、その外面に
装飾模様を施しておくことが推奨される。
第5図示した実施例においては、上記と同様に
ドア及び枠に設けた連結用突条11′及び12′を
ホルダ30′により固定するようになつているが、
ホルダ30′に把手40が設けられ、ホルダの付
け外し作業を容易ならしめるようになつている。
〔考案の効果〕
本考案は叙上の如く構成されるから、本考案に
よるときは、構造が簡単で、故障等の問題がな
く、反復使用に耐え、付け外し作業が容易である
等々、多くの利点を有する締結装置を提供し得る
ものである。
なお、本考案は叙上の実施例に限定されるもの
でなく、上記以外の各種物品の固定に利用できる
ものであり、本考案はその目的の範囲内において
上記の説明から当業者が容易に想到し得るすべて
の変更実施例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は鋳造用の砂型枠に対して本考案にかゝ
る締結装置を設けた一実施例を示す分解斜視図、
第2図は第1図に示した砂型枠を固定した状態を
示す斜視図、第3図は本考案にかゝる締結装置の
ホルダのもう1つの実施例を示す斜視図、第4図
は本考案にかゝる締結装置をドアの施錠装置とし
て利用する場合の一実施例を示す斜視図、第5図
はそのもう1つの実施例を示す斜視図である。 1……上側砂型枠、11……突条、2……下側
砂型枠、21……突条、3……ホルダ、4……把
手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 連結すべき部材のそれぞれの外壁面の互いに
    対向する位置に形成若しくは固着された突条で
    あつて、上記両突条はこれらを突き合わせた状
    態においてその軸直角断面が鳩尾形をなすアリ
    ほぞを形成し、かつ上記両突条の一端から他端
    へ向けて上記鳩尾形の断面形状が次第に拡大す
    るよう形成された突条と、 上記両突条を互いに突き合わせた状態におけ
    る両突条の外形に対応する軸直角断面鳩尾形の
    アリ溝を有し、上記両突条を互いに突き合わせ
    た状態において両突条の外側に上記アリ溝に沿
    つてその一端から他端へ向けて嵌め合わせ可能
    なホルダと、 から成る締結装置。 2 上記ホルダが把手を有する請求項1に記載の
    締結装置。
JP7445889U 1989-06-27 1989-06-27 Expired JPH0446083Y2 (ja)

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JP7445889U JPH0446083Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27

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JP7445889U JPH0446083Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0314307U JPH0314307U (ja) 1991-02-13
JPH0446083Y2 true JPH0446083Y2 (ja) 1992-10-29

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ID=31614162

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JP7445889U Expired JPH0446083Y2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4668598B2 (ja) * 2004-12-09 2011-04-13 岡部株式会社 跡孔埋込栓

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JPH0314307U (ja) 1991-02-13

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