JPH0446024Y2 - - Google Patents

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JPH0446024Y2
JPH0446024Y2 JP1987187039U JP18703987U JPH0446024Y2 JP H0446024 Y2 JPH0446024 Y2 JP H0446024Y2 JP 1987187039 U JP1987187039 U JP 1987187039U JP 18703987 U JP18703987 U JP 18703987U JP H0446024 Y2 JPH0446024 Y2 JP H0446024Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主に、木造住宅の建設工事現場等に
於いて使用される仮囲い装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば、ビル等の比較的大規模な建設工
事現場等にあつては、複数の支柱パイプを立設支
持し、これに横端太材等を横架せしめてフエンス
等を取付けるようにしているが、木造住宅の建設
工事現場等に於いては、仮囲いが施されることは
殆どなく、たまに、トタン板等を用いて仮囲いさ
れる程度であつた。
また、この種の囲い装置としては、実開昭52−
132842号公報に記載されているような花壇ブロツ
ク用のフエンスがある。これは、フエンスの一端
上部の円柱形に孔をあけ、他方の一端下部の円柱
形に孔をあけ、これら孔にフエンス用軸棒を貫通
せしめて、フエンス相互を連結すると共に、フエ
ンス夫々を花壇ブロツクに支持できるようにした
ものである。
(考案が解決しようとする課題) そのため、木造住宅の建設工事現場等にあつて
は、建設工事現場内へ子供等が侵入し易く、工事
現場内で子供等が怪我する虞れがあつた。また、
トタン板等を用いての仮囲いは、その設置作業が
非常に面倒であるばかりでなく、外観上の体裁が
悪いと共に、トタン板の周縁で怪我をする虞れも
あつた。しかも、木造住宅の建設工事現場等にあ
つては、比較的大規模な建設工事現場等の仮囲い
のように、その組立てが面倒で、手間のかかるよ
うな仮囲いを施すことは、経済的に難しい難点が
あつた。
また、前述の如き花壇ブロツク用のフエンスに
あつては、特定構造の花壇ブロツクにフエンスを
設けるのには適していても、建設工事現場等の仮
囲いには全く適さない難点があつた。
(課題を解決するための手段) そこで、本考案は、前述の如き難点等の解消が
確実に図れるようにすると共に、構成が簡素で、
取扱いが容易で、その設置、撤去作業が熟練を要
することなく短時間で且つ簡単に行えるような仮
囲い装置を低廉に提供すべく案出されたもので、
具体的には、連結孔6を有する連結部A1,A2
を両端部に備えた単位仮囲い体Aと、隣接する単
位仮囲い体A相互の連結部A1,A2の連結孔6
に貫通可能で、且つ単位仮囲い体A相互を連結可
能な連結杭Bとからなる構成とする。そして、連
結杭Bの先端部分を土中等に打込み可能に形成す
る。更に、単位仮囲い体Aの一方の連結部A1を
横上枠材2及び横下枠材3夫々の一端部分に穿設
した連結孔6と、この連結孔6相互に連通するよ
うに固着されるパイプ状の縦左枠材4とで構成
し、他方の連結部A2を、横上枠材2及び横下枠
材3夫々の他端部分に穿設した連結孔7で構成す
る手段を採用した。
(作用) しかして、隣接する単位仮囲い体A相互は、連
結部A1,A2の連結孔6,7への連結杭Bの貫
通により連結され、連結杭Bは、その先端部分が
土中等へ打込まれ、この連結杭Bによつて、単位
仮囲い体Aが支持される。また、単位仮囲い体A
の一方の連結部A1は、パイプ状縦左枠材4を、
その中空部分が横上枠材2及び横下枠材3夫々の
一端部分に穿設した連結孔6に連通するように固
着することで形成され、連結杭Bの貫通を可能に
すると共に、一方の連結部A1全体の強度及び剛
性が高まる。更に、他方の連結部A2は、横上枠
材2及び横下枠材3夫々の他端部分に穿設した連
結孔6で構成され、連結杭Bの貫通を可能にして
いる。
(実施例) 以下、本考案を図示例について説明する。
図中Sは本考案の仮囲い装置で、この仮囲い装
置Sは、連結孔6,7を有する連結部A1,A2
を両端部に備えた正面略矩形状の単位仮囲い体A
と、隣接する単位仮囲い体A相互の連結部A1,
A2の連結孔6,7に貫通可能で、且つ単位仮囲
い体A相互を揺動自在に連結可能な連結杭Bとか
らなる。そして、連結杭Bの先端部分を土中等に
打込むことにより、単位仮囲い体Aの立設状態で
の支持ができるように構成されている。
単位仮囲い体Aは、丸パイプ状の横上枠材2
と、丸パイプ状の横下枠材3と、丸パイプ状の縦
左枠材4と、丸パイプ状の縦右枠材5とで横長矩
形枠状の枠本体1を形成し、この枠本体1に複数
の横筋8と複数の縦筋9とを格子状に配設して形
成されている。すなわち、単位仮囲い体A自体が
堅牢且つ軽量に構成されると共に、構成簡素で安
価となり、外観上の体裁も良好となるように形成
されている。
更に、横上枠材2及び横下枠材3の両端部は、
上下に押し潰されて偏平に形成され、この偏平部
分の略中央に連結杭Bが挿通可能な連結孔6,7
が穿設されている。更に、横上枠材2は、その一
端の偏平部分が下方寄りに位置し、その先端の偏
平部分が上方寄りに位置するように形成され、ま
た、横下枠材3は、その一端の偏平部分が上方寄
りに位置し、その他端の偏平部分が下方よりに位
置するように形成されている。すなわち、単位仮
囲い体Aの横上枠材2の一端がわの偏平部分と横
下枠材3の一端がわの偏平部分との間隔が、単位
仮囲い体Aの横上枠材2の他端がわの偏平部分と
横下枠材3の他端がわの偏平部分との間隔より狭
くなるように形成されると共に、単位仮囲い体A
の横上枠材2の一端がわの偏平部分と横下枠材3
の一端がわの偏平部分とが、単位仮囲い体Aの横
上枠材2の他端がわの偏平部分と横下枠材3の他
端がわの偏平部分との間に収容されて、これら偏
平部分の連結孔6,7に連結杭Bを貫通して、隣
接する単位仮囲い体A相互を連結できるように構
成してある。
それから、横上枠材2の一端がわの連結孔6と
横下枠材3の一端がわの連結孔6とが連通状態で
合致するように、パイプ状の縦左枠材4の両端部
分を横上枠材2と横下枠材3の偏平部分に固着し
てある。また、縦右枠材5は、その上下端部が横
上枠材2及び横下枠材3の他端がわ偏平部分の基
端がわに固着されており、横上枠材2と横下枠材
3の他端がわの連結孔7部分に、隣接される他の
単位仮囲い体Aの一端がわ部分を収容できるよう
に形成してある。
しかして、枠本体1の一端がわに設けた連結部
A1は、横上枠材2及び横下枠材3の連結孔6
と、縦左枠材4とで構成され、枠本体1の他端が
わに設けた連結部A2は、横上枠材2及び横下枠
材3の連結孔7で構成されており、一方の連結部
A1が隣接する単位仮囲い体Aの他方の連結部A
2に連結される。すなわち、一方の連結部A1の
上下連結孔6を、隣接する単位仮囲い体Aの他方
の連結部A2の上下連結孔7が上下から挟むよう
に合致し、これら連結孔6,7及び縦左枠材4内
に連結杭Bを貫通せしめることができるように形
成されている。
図中10は、縦左枠材4の所定位置に形成され
る雌ネジ孔で、この雌ネジ孔10は、パイプ状縦
左枠材4の内部と外部とを連通するように形成さ
れており、図示例にあつてはナツトを縦左枠材4
に固着する手段を採用している。図中11は、雌
ネジ孔10に螺合可能な締付けネジで、この締付
けネジ11は、雌ネジ孔10に螺着され、その先
端部分が連結杭Bを縦左枠材4内周壁面に圧止で
きるように形成されたものである。すなわち、縦
左枠材4に設けた雌ネジ孔10と締付けネジ11
とによつて、縦左枠材4内からの連結杭Bの抜脱
を確実に阻止すると共に、連結杭Bに対して単位
仮囲い体Aがガタつくのを確実に阻止できるよう
にしたものである。しかも、雌ネジ孔10と締付
けネジ11とによつて、単位仮囲い体Aの横上枠
材2が水平となるように連結杭Bに装着したり、
隣接する単位仮囲い体A夫々の高さを揃えて連結
杭Bに装着したりできるようになる。
連結杭Bは、連結孔6,7及び縦左枠材4内に
挿入可能な杭本体20と、この杭本体20上部に
固着されるストツパー片21とからなる。そし
て、杭本体20は、その先端部分が土中等に打込
み可能となる程度の先鋭状態に形成され、その基
端部分が打込み易いように平坦に形成されてい
る。ストツパー片21は、連結杭Bの打込み過ぎ
を防止すると共に、単位仮囲い体Aの上方への移
動(抜脱)を阻止し、更に、連結杭Bの引抜きが
容易となるように形成されている。しかも、スト
ツパー片21には小孔が穿設されており、この小
孔を利用して連結杭Bの引抜き等を行うこともで
きる。すなわち、仮囲い装置Sの撤去時に於い
て、例えば、しのの如きラチエツトレンチの基端
部分をストツパー片21の小孔に差し込むと共
に、ラチエツトレンチでこじるようにして連結杭
Bを土中等から引き抜くようにする。
ところで、単位仮囲い体Aの具体的構成、形
状、寸法、材質、横上枠材2、横下枠材3、縦左
枠材4、縦右枠材5夫々の形状、寸法、材質、連
結部A1,A2の具体的構成、連結孔6,7の形
状、寸法、配設位置、横筋8,9の形状、数、寸
法、材質、配設状態、雌ネジ孔10の具体的構成
手段、締付けネジ11の形状、連結杭Bの具体的
構成、形状、寸法、材質等は、図示例のものに限
定されることなく適宜自由に設定できるものであ
る。
本考案は前述の如く構成されており、次に、そ
の使用例について説明すると、先ず、単位仮囲い
体Aの一方の連結部A1の連結孔6を、隣接する
単位仮囲い体Aの他方の連結部A2の連結孔7に
合致せしめ、それから、これら連結孔6,7及び
縦左枠材4内に連結杭Bを挿入して、単位仮囲い
体A相互を連結する。そして、連結杭Bの先端部
分を土中等に打込むと、連結杭Bは、埋設された
先端部分によつて自身の立設状態が維持されると
共に、単位仮囲い体Aをも支持し、単位仮囲い体
A相互の立設状態を維持する。しかして、この作
業を順次行い、複数の単位仮囲い体Aと複数の連
結杭Bとで作業現場を適宜囲むようにして仮囲い
装置Sが終了する。尚、仮囲い装置Sの撤去は連
結杭Bの抜脱作業により行われる。
(考案の効果) 従つて、本考案は、連結孔6を有する連結部A
1,A2を両端部に備えた単位仮囲い体Aと、隣
接する単位仮囲い体A相互の連結部A1,A2の
連結孔6に貫通可能で、且つ単位仮囲い体A相互
を連結可能な連結杭Bとからなり、連結杭Bの先
端部分を土中等に打込み可能に形成し、単位仮囲
い体Aの一方の連結部A1を、横上枠材2及び横
下枠材3夫々の一端部分に穿設した連結孔6と、
この連結孔6相互に連通するように固着されるパ
イプ状の縦左枠材4とで構成し、他方の連結部A
2を、横上枠材2及び横下枠材3夫々の他端部分
に穿設した連結孔7で構成したので、例えば、木
造住宅の建設工事現場等に於いて、工事現場の平
面形状等に応じてその外周を確実に囲繞すること
ができ、現場内への子供等の侵入を防止でき、安
全作業の維持が図れるようになる。しかも、構成
が簡素で、経済性に優れ、低廉な仮囲い装置Sを
提供できるようになる。
特に、隣接する単位仮囲い体A相互の連結部A
1,A2の連結孔6,7に連結杭Bを貫通せしめ
るだけで単位仮囲い体A相互を確実に連結でき、
連結杭B先端部分を土中等に打込むだけで単位仮
囲い体Aを確実に且つ安定的に支持できるように
なる。すなわち、取扱いが容易で、その設置、撤
去作業が熟練を要することがなく短時間で且つ簡
単に行えるようになり、作業能率の向上が図れ、
木造住宅の建設工事現場等の仮囲い装置Sとして
最適なものとなる。
また、この仮囲い装置Sは、建設工事現場以外
での使用も可能であり、汎用性の優れたものとな
る。
更に、単位仮囲い体Aの一方の連結部A1を、
横上枠材2及び横下枠材3夫々の一端部分に穿設
した連結孔6と、この連結孔6相互に連通するよ
うに固着されるパイプ状の縦左枠材4とで構成
し、他方の連結部A2を、横上枠材2及び横下枠
材3夫々の他端部分に穿設した連結孔7で構成し
たので、単位仮囲い体A自身及び単位仮囲い体A
相互が連結された部分の強度及び剛性が高めら
れ、非常に堅牢で、耐久性に優れ、軽量で取扱い
易く、外観上の体裁の優れた仮囲い装置Sとな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を例示するもので、第1図は斜視
図、第2図は正面図、第3図は締付けボルト部分
の平断面図、第4図は使用状態の平面図である。 S……仮囲い装置、A……単位仮囲い体、A1
……連結部、A2……連結部、1……枠本体、2
……横上枠材、3……横下枠材、4……縦左枠
材、5……縦右枠材、6……連結孔、7……連結
孔、8……横筋、9……縦筋、10……雌ネジ
孔、11……締付けネジ、B……連結杭、20…
…杭本体、21……ストツパー片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 連結孔を有する連結部を両端部に備えた単位
    仮囲い体と、隣接する単位仮囲い体相互の連結
    部の連結孔に貫通可能で、且つ単位仮囲い体相
    互を連結可能な連結杭とからなり、連結杭の先
    端部分を土中等に打込み可能に形成し、単位仮
    囲い体の一方の連結部を、横上枠材及び横下枠
    材夫々の一端部分に穿設した連結孔と、この連
    結孔相互に連通するように固着されるパイプ状
    の縦左枠材とで構成し、他方の連結部を、横上
    枠材及び横下枠材夫々の他端部分に穿設した連
    結孔で構成したことを特徴とする仮囲い装置。 2 単位仮囲い体を、横上枠材と横下枠材と縦左
    枠材と縦右枠材とからなる枠本体に、複数の横
    筋と複数の縦筋とを配設して形成した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の仮囲い装置。 3 縦左枠材の所定位置に雌ネジ孔を形成し、こ
    の雌ネジ孔に締付けネジを螺着して、締付けネ
    ジ先端部分で連結杭を縦左枠材内周壁面に圧止
    できるように構成した実用新案登録請求の範囲
    第1項または第2項記載の仮囲い装置。
JP1987187039U 1987-12-08 1987-12-08 Expired JPH0446024Y2 (ja)

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JP1987187039U JPH0446024Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

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JPH0190958U JPH0190958U (ja) 1989-06-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928932U (ja) * 1972-06-15 1974-03-12
JPS52132842U (ja) * 1976-04-02 1977-10-08

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JPH0190958U (ja) 1989-06-15

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