JPH0513164Y2 - - Google Patents

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JPH0513164Y2
JPH0513164Y2 JP1987119555U JP11955587U JPH0513164Y2 JP H0513164 Y2 JPH0513164 Y2 JP H0513164Y2 JP 1987119555 U JP1987119555 U JP 1987119555U JP 11955587 U JP11955587 U JP 11955587U JP H0513164 Y2 JPH0513164 Y2 JP H0513164Y2
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JP
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frame
metal
metal frame
tree
divided body
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JP1987119555U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、街路樹支えを行なう、いわゆるツリ
ーサークルと称される支え枠に関する。
〔従来の技術〕
ツリーサークルは周知のごとく、強風その他で
街路樹が倒れるのを防ぐもので、従来丸木などで
枠組まれたものが多い。
第6図はその一例を示し、先端を尖らせた支柱
2を地中に打込むようにして樹木1の周囲に4本
四角に立て、横棒3をこの支柱2同士の上端近く
に掛け渡してこれで樹木1の外周を枠組むように
している。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来のツリーサークルは丸太製のも
のの他に金属製のものもあるが、いずれも支柱2
の先端を地中に深く差込むことにより支持力を得
るものであり、樹木1の根が広く張つている場合
にはこれを傷つけてしまうおそれがある。また差
込み長もそれほど深くとれないので、支持力にも
限度があつた。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
脚柱は地中深くに差込まなくても立設でき、樹木
の根を傷めるおそれがなく、しかも高い支持力が
得られ、また、組立が容易で、簡単な作業で施工
できる街路樹支え枠を提供することにある。
〔課題を解決しようとする手段〕
本考案は前記目的を達成するため、アングル材
を井桁状に枠組んでなる金属枠体で、中央に樹木
の通る空間を確保し、またその周囲で正方形に並
ぶように挿入部を一体的に立上げ、前記金属枠体
は一番外側のフレームからアンカーを突設し、該
アンカーを介して地中のコンクリートに固定し、
筒体による金属脚柱をその下端開口内に前記金属
枠体の挿入部を差入れるようにして立上げ、一
方、該金属脚柱の上端には矩形筒体による金属枠
体の分割体を取付け、この分割体の一方の継手を
他方の分割体内に挿入し、次いでボルトなどの貫
通部材で固定して矩形枠に組立て、この枠組まれ
た金属枠体の内側には樹木の外周に当接する半球
状の突起を形成したことを要旨とするものであ
る。
〔作用〕
本考案によれば、金属枠体は組立式なので個々
の部材がコンパクトで運搬し易く、しかも井桁状
に枠組むだけで簡単に取り付けることができる。
また、アンカーをコンクリートの鉄筋に接続す
るので、金属枠体を強固に固定することができ、
樹木の支持力も増すことができる。
一方、金属脚柱は複数本が地表下に埋設される
金属枠体により共通に支承されるものであり、単
独に地中へ差込んだ場合よりも大きな支持力が得
られる。
また、この金属脚柱は埋設される金属枠体から
立上がる挿入部を下端へ嵌合するものであり、先
端が該金属枠体よりも下方に突出することがない
のでその下方に張る樹木の根を傷めることもな
い。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の街路樹支え枠の1実施例を示
す正面図、第2図は同上平面図で、図中4は第3
図に示すようにアングル材を井桁状に枠組んでな
る金属枠体で、中央に樹木1の通る空間5を確保
し、またその周囲で正方形に並ぶように矩形筒体
による挿入部6を第5図に示すようにボルト7で
固定するなどして一体的に立上げた。
この金属枠体4は水平にして地表下に埋設する
が、一番外側のフレーム4aからアンカー8を突
設し、これを地中のコンクリート9からの鉄筋に
接続して固定する。なお、該金属枠体4は一番外
側のフレーム4aを先に設置したところで、樹木
1を植え、次いで内部のフレーム材4bを接合プ
レート10やボルト11を用いて組立てる。
このようにしてから矩形筒体による金属脚柱1
2をその下端開口内に前記金属枠体4の挿入部6
を差入れるようにして立上げる。
該金属脚柱12の上端には矩形筒体による金属
枠体13の分割体が予め取付けられており、金属
脚柱12を立てる際にこの分割体を第4図に示す
ように一方の継手13aを他方の分割体内に挿入
しボルト14で貫通固定して矩形枠に組立てる。
枠組まれた金属枠体13は内側に向けて半球状
の突起13bを形成してあり、枠組まれた状態で
は樹木1の外周を囲むものとなる。
図中15はコンクリート製の敷石であり、適宜
に透孔15aを形成したブロツク体で、各ピース
はすべて同一の形状で、四個を使用すれば金属枠
体4上を覆うことができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の街路樹支え枠は、脚
柱は地中深くに差込まなくても立設でき、樹木の
根を傷めるおそれがなく、しかも高い支持力が得
られるものである。
また、組立が容易で、簡単な作業で施工できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の街路樹支え枠の1実施例を示
す正面図、第2図は同上平面図、第3図は金属枠
体の平面図、第4図は上部の金属枠体の要部の平
面図、第5図は第3図に示す金属枠体要部の正面
図、第6図は従来例を示す正面図である。 1……樹木、2……支柱、3……横棒、4……
金属枠体、4a……フレーム、4b……フレーム
材、5……空間、6……挿入部、7……ボルト、
8……アンカー、9……コンクリート、10……
接合プレート、11……ボルト、12……金属脚
柱、13……金属枠体、13a……継手、13b
……突起、14……ボルト、15……敷石、15
a……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アングル材を井桁状に枠組んでなる金属枠体
    で、中央に樹木の通る空間を確保し、またその周
    囲で正方形に並ぶように挿入部を一体的に立上
    げ、前記金属枠体は一番外側のフレームからアン
    カーを突設し、該アンカーを介して地中のコンク
    リートに固定し、筒体による金属脚柱をその下端
    開口内に前記金属枠体の挿入部を差入れるように
    して立上げ、一方、該金属脚柱の上端には矩形筒
    体による金属枠体の分割体を取付け、この分割体
    の一方の継手を他方の分割体内に挿入し、次いで
    ボルトなどの貫通部材で固定して矩形枠に組立
    て、この枠組まれた金属枠体の内側には樹木の外
    周に当接する半球状の突起を形成したことを特徴
    とする街路樹支え枠。
JP1987119555U 1987-08-03 1987-08-03 Expired - Lifetime JPH0513164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987119555U JPH0513164Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

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JP1987119555U JPH0513164Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6424953U JPS6424953U (ja) 1989-02-10
JPH0513164Y2 true JPH0513164Y2 (ja) 1993-04-07

Family

ID=31364884

Family Applications (1)

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JP1987119555U Expired - Lifetime JPH0513164Y2 (ja) 1987-08-03 1987-08-03

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JP (1) JPH0513164Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5290457U (ja) * 1975-12-29 1977-07-06
JPS59186057U (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 第一機材株式会社 樹木保護装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6424953U (ja) 1989-02-10

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