JPS5835706Y2 - 傾斜地の階段構成部材 - Google Patents
傾斜地の階段構成部材Info
- Publication number
- JPS5835706Y2 JPS5835706Y2 JP14169981U JP14169981U JPS5835706Y2 JP S5835706 Y2 JPS5835706 Y2 JP S5835706Y2 JP 14169981 U JP14169981 U JP 14169981U JP 14169981 U JP14169981 U JP 14169981U JP S5835706 Y2 JPS5835706 Y2 JP S5835706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal
- horizontal rod
- plate part
- stakes
- pile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は傾斜地の階段構成部材に関するものである。
従来傾斜地に階段をつくる場合、木製の横板の後部に木
製の杭を打込み両者を釘で止めるか針線でくくり付けて
各段の土止めを形威し、その上部に土を入れて順次に階
段を構成している。
製の杭を打込み両者を釘で止めるか針線でくくり付けて
各段の土止めを形威し、その上部に土を入れて順次に階
段を構成している。
しかし木製ではくさりやすいし、損傷しやすい等の耐久
性に問題があるので、近時は同一の構造で材質をプラス
チックにしたものが多く用いられるようになり、また横
板が下がらぬように杭に段部を設けそこで横板を支持さ
せたもの等がある。
性に問題があるので、近時は同一の構造で材質をプラス
チックにしたものが多く用いられるようになり、また横
板が下がらぬように杭に段部を設けそこで横板を支持さ
せたもの等がある。
それでも、プラスチック製のものは木製に比べると重量
があるし、また階段をつくるには一度に数多くを必要と
するので、例えば送電線ケーブルの巡回用階段の如く、
山奥で長い階段を設けるような場合にはその構成部材の
運搬はきわめて重労働であった。
があるし、また階段をつくるには一度に数多くを必要と
するので、例えば送電線ケーブルの巡回用階段の如く、
山奥で長い階段を設けるような場合にはその構成部材の
運搬はきわめて重労働であった。
また横板と杭とを固定するのに、釘打ちや針線でのくく
り付は作業を必要とし、しかもそれが錆びたりゆえんで
くる等の問題点があった。
り付は作業を必要とし、しかもそれが錆びたりゆえんで
くる等の問題点があった。
本考案は、傾斜地の階段構成部材に関し従来のものが有
する問題点を解決すべく考案されたものである。
する問題点を解決すべく考案されたものである。
その目的とするところは、プラスチック製でありながら
軽量化するとともに、持運びに便利なように横板と杭と
をコンパクトに一体化でき、両者を固定するための釘打
ちやくくり付は作業を不要とし、かつ両者が強固に固定
されるような、傾斜地の階段構成部材を提供しようとす
るにある。
軽量化するとともに、持運びに便利なように横板と杭と
をコンパクトに一体化でき、両者を固定するための釘打
ちやくくり付は作業を不要とし、かつ両者が強固に固定
されるような、傾斜地の階段構成部材を提供しようとす
るにある。
以下に本考案を図示実施例により説明する。
この階段構成部材Aは横杆1と杭2とからなり、横杆1
は縦板部3を間にした上板部4と下板部5とからなる縦
断側面がコ字状をしており、その大きさは例えば横幅が
600mm、高さが120mm、奥行きが7Qmm、各
部の厚みは20mm程度で横長状である。
は縦板部3を間にした上板部4と下板部5とからなる縦
断側面がコ字状をしており、その大きさは例えば横幅が
600mm、高さが120mm、奥行きが7Qmm、各
部の厚みは20mm程度で横長状である。
そして該横杆1の上板部4と下板部5間に高さが80m
m程度の凹条部6を有するとともに、両板部4,5に対
応して杭通挿用孔7゜8を両側から各々3個ずつ形成し
である。
m程度の凹条部6を有するとともに、両板部4,5に対
応して杭通挿用孔7゜8を両側から各々3個ずつ形成し
である。
その基孔7.8は外側の径が5Qmm、内側の小径で杭
2を通挿可能な43mm程度のさら状としである。
2を通挿可能な43mm程度のさら状としである。
杭2は下端に円錐部9を有し、上端に前記さら状の通挿
用孔7,8に係合可能なさら状頭部10を有し、内部に
金属パイプの芯材(図示略)を有する円柱状である。
用孔7,8に係合可能なさら状頭部10を有し、内部に
金属パイプの芯材(図示略)を有する円柱状である。
その長さは前記横杆1と同じ600mm程度とし、円柱
状部分の太さは前記通挿用孔7.8に通挿可能で、かつ
第2図・第3図で示す如く横杆1の内側の凹条部6内に
2本を並べて収納可能な直径4Qmm程度としである。
状部分の太さは前記通挿用孔7.8に通挿可能で、かつ
第2図・第3図で示す如く横杆1の内側の凹条部6内に
2本を並べて収納可能な直径4Qmm程度としである。
上記構成において、材質は横杆1・杭2ともにプラスチ
ックとし、特に廃ブラを利用した再加工品とすることが
望しい。
ックとし、特に廃ブラを利用した再加工品とすることが
望しい。
また通常は1本の横杆1に対して2本の杭2を1セツト
としておく、図において、12は傾斜地である。
としておく、図において、12は傾斜地である。
なお図示は省略するが、運搬時の杭脱落防止に上・下板
部4,5の内側に係止用凸部を設けるか、またはゴム環
を掛けることが望しい。
部4,5の内側に係止用凸部を設けるか、またはゴム環
を掛けることが望しい。
上記の寸法や孔7,8の個数等は一例としてのもので、
それに限定されるものではないことは勿論である。
それに限定されるものではないことは勿論である。
次に本考案の使用状態・効果を上記実施例によって説明
する。
する。
まずこの階段構成部材Aを運ぶ場合には、第2図・第3
図に示す如く2本の杭2をそれが係合可能な間隔の横杆
1の凹条部6内に収納させる。
図に示す如く2本の杭2をそれが係合可能な間隔の横杆
1の凹条部6内に収納させる。
この状態では通常必要な1本の横杆1に対する2本の杭
2がまとまっているので、横杆1と杭2を過不足なく目
的地へ運べるし、外形が角状であるので複数セットを重
ねてバラつくことなく運搬できる。
2がまとまっているので、横杆1と杭2を過不足なく目
的地へ運べるし、外形が角状であるので複数セットを重
ねてバラつくことなく運搬できる。
しかも横杆1は縦断側面がコ字形であるので、軽量化さ
れており数セット分を楽に運ぶことができる。
れており数セット分を楽に運ぶことができる。
そして、この階段構成部材Aで傾斜地に階段を形成する
場合には、横杆1から杭2を外して傾断地12上に横杆
1を、上・下板部4,5がほぼ水平状になる如くに置き
、第4図の如く杭2を横杆1の上板部4の杭通挿用孔7
から下板部5の孔8を介して地中に打込み、その上部が
水平状になる如く土を置けばよい。
場合には、横杆1から杭2を外して傾断地12上に横杆
1を、上・下板部4,5がほぼ水平状になる如くに置き
、第4図の如く杭2を横杆1の上板部4の杭通挿用孔7
から下板部5の孔8を介して地中に打込み、その上部が
水平状になる如く土を置けばよい。
この場合、2本の杭2は横杆1の両側寄りの孔7,8に
打込むことが望しいが、地中に石等があって打込み困難
ならば、横杆1には各側寄りに3個ずつの孔7,8を形
成しであるので、横の別の孔7,8に打込めばよい。
打込むことが望しいが、地中に石等があって打込み困難
ならば、横杆1には各側寄りに3個ずつの孔7,8を形
成しであるので、横の別の孔7,8に打込めばよい。
また実施例では杭1を打込めば、その頭部10がさら状
であり、それが係合する横杆1の上板部4の孔7もさら
状であるため、上板部4の上面には突出部ができず平坦
となり、そこを登る者がつまづく危険がない。
であり、それが係合する横杆1の上板部4の孔7もさら
状であるため、上板部4の上面には突出部ができず平坦
となり、そこを登る者がつまづく危険がない。
さらに、杭2が横杆1の上・下板部4,5の孔7,8に
通挿されるので、杭2と横杆1は釘打ちやくくり付けす
ることなくしっかりと固定されることになる。
通挿されるので、杭2と横杆1は釘打ちやくくり付けす
ることなくしっかりと固定されることになる。
また従来のように釘やワイヤが錆びたりゆるんだりする
こともない。
こともない。
なお実施例の如く、杭2の頭部10をさら状で横杆1の
孔7,8もさら状とし両者を係合可能としてあれば、横
杆1と杭2の固定が一層強固となる。
孔7,8もさら状とし両者を係合可能としてあれば、横
杆1と杭2の固定が一層強固となる。
また材質としてプラスチックを用いているので丈夫で耐
久性があり、杭2に金属芯材が入れであるため強度を有
することは勿論である。
久性があり、杭2に金属芯材が入れであるため強度を有
することは勿論である。
以上で明かな如く、本考案に係る傾斜地の階段構成部材
はプラスチック製でありながら軽量化されるとともに、
運搬時に杭を横杆内へ収納可能として、多数分をバラつ
かず積重ねて容易に運ぶことができるものであり、しか
も杭の打込みだけで横杆は杭にしっかりと固定され、釘
打ちやくくり付けの必要をなくすことができる、という
実用的な効果を有するものである。
はプラスチック製でありながら軽量化されるとともに、
運搬時に杭を横杆内へ収納可能として、多数分をバラつ
かず積重ねて容易に運ぶことができるものであり、しか
も杭の打込みだけで横杆は杭にしっかりと固定され、釘
打ちやくくり付けの必要をなくすことができる、という
実用的な効果を有するものである。
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は横杆の斜視
図、第2図は横杆へ杭を収納時の斜視図、第3図は第2
図のIII −III断面図、第4図は階段構成時の縦
断側面図である。 図面符号 A・・・・・・階段構成部材、1・・・・・
・横杆、2・・・・・・杭、4・・・・・・上板部、5
・・・・・・下板部、6・・・・・・凹条部、7.8・
・・・・・杭通挿用孔。
図、第2図は横杆へ杭を収納時の斜視図、第3図は第2
図のIII −III断面図、第4図は階段構成時の縦
断側面図である。 図面符号 A・・・・・・階段構成部材、1・・・・・
・横杆、2・・・・・・杭、4・・・・・・上板部、5
・・・・・・下板部、6・・・・・・凹条部、7.8・
・・・・・杭通挿用孔。
Claims (1)
- 横杆1とそれを固定する杭2とからなり、前記横杆1を
、縦断側面がコ字形でその凹条部6を少くとも2本の杭
2を収態可能な寸法とするとともに、その上板部4と下
板部5の対応位置に、杭2を通挿可能な孔7,8を各々
複数個設けてなる、傾斜地の階段構成部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14169981U JPS5835706Y2 (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 傾斜地の階段構成部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14169981U JPS5835706Y2 (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 傾斜地の階段構成部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5859841U JPS5859841U (ja) | 1983-04-22 |
JPS5835706Y2 true JPS5835706Y2 (ja) | 1983-08-11 |
Family
ID=29934776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14169981U Expired JPS5835706Y2 (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | 傾斜地の階段構成部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835706Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60104524U (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-17 | 積水樹脂株式会社 | 擬木製階段ステツプ |
-
1981
- 1981-09-24 JP JP14169981U patent/JPS5835706Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5859841U (ja) | 1983-04-22 |
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