JPH0445639A - 無線電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無線電話装置に関し、特に有線電話回線に親機
か接続され、親機とは無線回線で接続され、有線電話回
線との間で通話を行う子機を有する無線電話装置に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、この種の無線電話装置においては、有線電話回線
から着信信号が親機に入力されると親機は着信信号の有
無に応じて、子機の着信音発生手段を断続的に無線回線
を通じて操作駆動する構成となっていた。また、子機か
ら発生する着信音の音色は、単一か、または、スイッチ
で複数の音色から一つを予め選択する構成となっていた
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の無線電話装置は、有線電話回線からの着
信信号の断続に合わせて無線回線を通じて子機の着信音
を発生させる構成となっているので、親機は着信信号の
断続のたびに子機を制御せねばならず、また、着信音発
生同期も、有線電話回線からの着信信号周期に依存し、
且つ、予め固定された音色でしか着信音が発生せず、複
数の子機が存在して同時に着信があった場合、どの子機
に対するどんな着信かが識別できないという欠点がある
。

〔課題を解決するための手段〕 本発明の無線電話装置は、有線電話回線に接続される親
機と、この親機とは無線回線で接続され前記有線電話回
線との間で通話を行なう子機とからなる無線電話装置に
おいて、前記親機は前記有線電話回線からの着信信号の
有無及び前記着信信号の周期を検出する着信検出手段と
、前記着信信号の周期による着信パターンを記憶し前記
着信パターンに対する子機鳴動着信パターン及び音色の
コードを予め記憶する記憶手段と、前記子機鳴動着信パ
ターン及び前記音色のコードを設定入力するための設定
入力手段と、前記子機への鳴動着信パターン及び前記音
色のコードを符号化して前記子機へ送信する符号化送信
手段とを有し、また、前記子機は前記親機からの符号化
された信号を受信して復号化する受信復号化手段と、復
号化された受信信号から子機鳴動着信パターン及び音色
コードを判別して判別したパターン及び音色コードに対
応する着信音の発生制御を行う着信音発生制御手段とを
有し、またはおよび前記子機は前記受信復号化手段と、
復号化された受信信号から子機鳴動着信パターン及び音
色コードを判別して判別したパターンおよび音色コード
に対応する予め設定された着信に対する情報を表示器に
表示させる制御を行う情報表示制御手段とを有している
。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図及び第２図はそれぞれ本発明の一実施例に係る無
線電話装置の親機及び子機を示す機能ブロック図である
。

第１図において、本実施例の無線電話装置の親機１は有
線電話回線４０を収容し、回線閉結、選択信号送出を行
なう局線回路１１と、２線４線変換及び通話レベル調整
を行なう電話機回路１２と、有線電話回線４０がらの着
信信号の有無及び着信信号の同期検出を行なう着信検出
回路１０と、着信同期パターンの記憶及び設定入力回路
１６により設定された着信パターン及び音色コードを記
憶する記憶回路１５と、着信検出回路１０゜設定入力回
路１６、及び記憶回路１５の制御を行ない、これらの情
報から子機鳴動着信パターン及び音色コードを判断して
無線伝送に有利な型に符号化を行う符号化回路１４に子
８！鳴動着信パターンを送出する制御回路１７と、符号
化回路１４からの情報を無線に変換送出し且つ電話機回
路１２と子機間の音声信号の無線送受を行う無線送受信
機１３とを有して構成している。

第２図において、本実施例の無線電話装置の子機２は親
機１からの子機鳴動着信パターンを復調して復号回路２
４に送出し、親機１に対して通話回路２２の音色信号の
送受を行う無線送受信２３と、符号化された着信パター
ン及び音色コードを復号化する復号回路２４と無段階の
着信パターン及び音色の着信音を発生する着信音発生回
路２８と、復号回路２４からの信号を判別して、着信音
発生回路２８を駆動制御する制御回路２７と、制御回路
２７の制御により受信した着信パターン及び音色コード
に対する着信情報を表示器３０に表示させる表示器駆動
回路２９とを有して構成している。

次に、子機鳴動着信パターン及び音色コードの設定につ
いて説明する。

有線電話回線４０からの着信信号同期が、例えば、同期
Ａ、及び同期Ｂの２種類であるとする。

今、同期Ａの着信信号を有線電話回線４０を介して着信
検出回路１０に供給する。設定入力回路１６から「設定
モード」であることを入力すると、それが制御回路１７
で検出され、制御回路１７は着信検出回路１０からの着
信同期データを記憶回路１５に記憶すると同時に、予め
初期値として定めた子機鳴動同期パターン、音色コード
を符号化回路１４．無線送受信機１３を通して子機に送
出する。

子機２側では無線送受信機２３が親機１からの子機鳴動
信号を復号回路２４を通して制御回路２７に伝達し、制
御回路２７はこれを判断し、指定初期値により着信音発
生回路２８を駆動し、子機着信音を発生する使用者はこ
れを聴きながら設定入力回路１６を操作すると、制御回
路１７は、異なる着信パターン、音色コードを上述と同
様の経路で子機２に送比し、子機２と異なる着信パター
ン、音色で鳴動させる。使用者は所望着信パター、音色
が得られたところで、設定入力回路１６を操作、設定す
ることにより、制御回路１７はそれを検出して、その時
の着信パターン、音色が着信信号同期Ａに対応する子機
鳴動パターン、音色コードとして記憶回路１５に登録さ
れる。

着信信号同期Ｂに付いても同様にして、登録される。

設定入力回路１６から「設定モード終了」が入力される
ことにより、それが制御回路１７により検出されると、
設定モードは終了する。

次に、着信があった場合の子機鳴動について説明する。

有線電話回路４０からの例えば同期Ａの着信信号が親機
２に入力されると、それが着信検出回路１０により検出
され、同期情報が制御回路１７に伝達される。制御回路
１７はその同期情報を記憶回路１５から検索し、合致同
期情報があれば、合致同期情報に対応する子機鳴動同期
、音色情報を、符号化回路１４．無線送受信機１３を通
して子機２に送出させる。

子機２では無線送受信機２３によって親機１から送出さ
れた子機鳴動同期、音色情報を受信して復調し、復号回
路２４で復号化する。制御回路２７は復号化された子機
鳴動同期、音色情報に基すいて着信音発生回路２８から
着信音を発生させると共に、表示器駆動回路２９を介し
て表示器３０に同期Ａに対応する情報として、例えば「
外線Ａの着信」を表示させる。

同期Ｂの着信信号についても上述と同様な手順で、予め
設定した使用者の希望する鳴動同期、音色で子機２が鳴
動すると共に、表示器３０に同期Ｂに対応する情報が表
示される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、着信信号の同期による着
信パターンと着信パターンに対応する子機鳴動着信パタ
ーン及び音色コードを予め記憶する記憶手段を親機に有
し、子機に子機鳴動着信パターン及び音色コードに対応
する着信音の発生制御を行う着信音発生制御手段及び着
信情報を表示させる情報表示制御手段とを有することに
より、有線電話回線からの着信信号の到来に対し、予め
使用者が設定した所望の鳴動着信音同期、及び音色で子
機が鳴動し、且つ子機の表示機に受信した着信信号に関
する情報を表示するので、多数の子機に同時着信した場
合でも、容易に自分への着信であることを識別すること
が出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はそれぞれ本発明の一実施例に係る無
′Ｂ、電話装置の親機及び子機を示す機能ブロック図で
ある。 １・・・親機、２・・・子機、１０・・着信検出回路、
１１・・・局線回路、１２・・・電話機回路、１３．２
３・・・無線送受信機、１４・・・符号化回路、１５・
・・記憶回路、１６・・・設定入力回路、１７．２７・
・・制御回路、２２・・・通話回路、２４・・・復号回
路、２８・・・着信音発生回路、２つ・・・表示器駆動
回路、３０・・・表示器、 ・・電話回線。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、有線電話回線に接続される親機と、この親機とは無
   線回線で接続され前記有線電話回線との間で通話を行な
   う子機とからなる無線電話装置において、前記親機は前
   記有線電話回線からの着信信号の有無及び前記着信信号
   の周期を検出する着信検出手段と、前記着信信号の周期
   による着信パターンを記憶し前記着信パターンに対する
   子機鳴動着信パターン及び音色のコードを予め記憶する
   記憶手段と、前記子機鳴動着信パターン及び前記音色の
   コードを設定入力するための設定入力手段と、前記子機
   への鳴動着信パターン及び前記音色のコードを符号化し
   て前記子機へ送信する符号化送信手段とを有することを
   特徴とする無線電話装置。 ２、前記子機は前記親機からの符号化された信号を受信
   して復号化する受信復号化手段と、復号化された受信信
   号から子機鳴動着信パターン及び音色コードを判別して
   判別したパターン及び音色コードに対応する着信音の発
   生制御を行う着信音発生制御手段とを有することを特徴
   とする請求項１記載の無線電話装置。 ３、前記子機は前記受信復号化手段と、復号化された受
   信信号から子機鳴動着信パターン及び音色コードを判別
   して判別したパターンおよび音色コードに対応する予め
   設定された着信に対する情報を表示器に表示させる制御
   を行う情報表示制御手段とを有することを特徴とする請
   求項１記載の無線電話装置。