JPH0445416A - 光走査装置、光検出装置及び光走査検出装置 - Google Patents

光走査装置、光検出装置及び光走査検出装置

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JPH0445416A
JPH0445416A JP15426090A JP15426090A JPH0445416A JP H0445416 A JPH0445416 A JP H0445416A JP 15426090 A JP15426090 A JP 15426090A JP 15426090 A JP15426090 A JP 15426090A JP H0445416 A JPH0445416 A JP H0445416A
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JP
Japan
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light
optical
rotating body
propagation
optical fibers
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Pending
Application number
JP15426090A
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English (en)
Inventor
Koji Ichie
更治 市江
Tetsuo Amano
哲夫 天野
Chiyoharu Horiguchi
千代春 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光源からの光を被測定物に照射する光走査
装置、被測定物からの光を受光して検出する光検出装置
及び光源からの光を被測定物に照射し、この被測定物か
らの光を受光して検出する光走査検出装置に関する。
〔従来技術〕
従来の光走査検出装置として、ガルバノメータ型走査器
と光音響偏向器を使用する技術が知られている。ガルバ
ノメータ型走査器はガルバノメータにミラーを取付け、
ガルバノメータの回転運動を利用してビームを走査する
ものである。また、光音響偏向器は透明媒質中の音波(
弾性波)によって生じる屈折率の空間的周期変化により
入射ビームを偏向するものである。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしながら、ガルバノメータ型走査器を使用する技術
は、ミラーの運動が回転運動であることから無駄か多く
、その回転速度も一定ではないという問題があった。
また、光音響偏向器を使用する技術は、偏向角か大きく
取れないこと、耐環境性上の難点があること及び受光系
が複雑になること、等の問題かあった。
そこで本発明は上記問題を解決することを目的とする 〔課題を解決するための手段〕 上記課題を達成する為、本発明に係る光走査装置は光源
、光伝播回転体および光伝送部材とを備えて構成されて
いる。ここで、光伝播回転体は上記光源からの光を入射
して当該入射光軸に対し平行に光を出射すると共に、上
記入射光軸と合致する軸を中心として回転する。また、
光伝送部材は複数の光ファイバを束ねて構成され、当該
複数の光ファイバのそれぞれの一端部が上記光伝播回転
体から出射される光が描く回転光軸に合わせて円環状に
配列されると共に当該複数の光ファイバのそれぞれの他
端部が上記一端部の配列順を保ちながら直線状に配列さ
れ、上記光伝播回転体からの光を上記一端部から入射す
る。
また、本発明に係る光検出装置は光伝送部材、光伝播回
転体及び受光素子とを備えて構成されている。ここで、
光伝送部材は複数の光ファイバを束ねて構成され、当該
複数の光ファイバのそれぞれの一端部が直線状に配列さ
れると共に当該複数の光ファイバのそれぞれの他端部か
上記一端部の配列順を保ちながら円環状に配列され、上
記被測定物からの光を上記一端部から入射する。また、
光伝播回転体は上記他端部からの光を入射して当該入射
光軸に対し平行に光を出射すると共に、当該出射光軸と
合致する軸を中心として回転する。
さらに、受光素子は上記光伝播回転体からの光を受光す
る。
さらに、本発明に係る光走査検出装置は上記光走査装置
と上記光検出装置を組み合わせて構成され、それぞれの
光伝播回転体を互いに同期させている。
〔作用〕
本発明に係る光走査装置によると、光伝播回転体の一端
部に入射した光は当該一端部より離れて位置する他端部
から出射され、その他端部の回転軌跡に沿って円環状に
配列された光伝送部材の一端部の一つに入射する。さら
に、光伝送部材の一端部に入射した光は直線状に配列さ
れた他端部の一つから被測定物に向けて出射される。従
って、光伝播回転体の回転に伴い、光源からの光は順番
に光伝送部材の他端部から直線状に出射され、被測定物
上を直線状に走査する。
また、本発明に係る光検査装置によると、直線状に移動
する被測定物からの光は、−列に配列された光伝送部材
の一端部から入射され、円環状に配列された他端部から
出射される。この他端部から出射された光は、一端部が
この円環状に沿って回転する光伝播回転体の当該一端部
に入射し、この入射位置より離れた他端部から受光素子
に向けて出射される。従って、光伝播回転体の回転に伴
い、直線状を移動する被測定物からの光は、すべて光伝
播回転体の他端部に集められ、受光素子に受光される。
さらに、本発明に係る光走査検査装置によると、光源か
らの光は一定速度で回転する第1光伝播回転体の端部か
ら円環状に順番に出射され、第1光伝送部材の端部から
直線状に被測定物に向けて出射される。また、被測定物
からの光はすべて一列に配列された第2光伝送部材の一
端部に入射し、第2光伝送部材の他端部が配列された円
環状に沿って上記第1光伝播回転体と同期回転する第2
光伝播回転体に入射する。第2光伝播回転体に入射した
光は、この入射位置より離れた他端部に伝播され受光素
子に入射する。従って、第1光伝播回転体および第2光
伝播回転体の同期回転により、光源からの光は第1光伝
播回転体からの円環状出射、第1光伝送部材からの直線
状出射、第2光伝送部材への直線状入射、第2光伝播回
転体への円環状入射を経て、第1光伝播回転体がら出射
された順番で受光素子に受光される。
〔実施例〕
以下、本発明に係る光走査装置および光検出装置を添附
図面に基づき説明する。なお、説明において同一要素に
は同一符号を使用し、重複する説明は省略する。
ます、第1図に基づき、本発明に係る光走査装置および
光検出装置を含む光走査検出装置の第1実施例を説明す
る。この光走査検出装置は、投光ビーム走査部(光走査
装置)A及び受光ビーム走査部(光検出装置)Bを偏え
ている。
投光ビーム走査部Aは、レーザダイオード]、結像レン
ズ2、プリズム3、回転板4、光ファイバ束5、ファイ
バホルダ6及び投光レンズ7を含んで構成されている。
レーザダイオード1の前方には結像レンズ2を介してプ
リズム3が配置されている。プリズム3は、断面が平行
四辺形になっており、この平行四辺形を構成する一方の
長辺を含む面に対して直交する方向から入射した光は、
当該平行四辺形を構成する短辺を含む面でそれぞれ反射
され、他方の長辺を含む面に対して直交する方向から出
射される。従って、入射方向と出射方向は常に平行にな
る。このプリズム3は、前述した結像レンズ2の光軸と
合致する回転軸を有する回転板4の半径方向に固定され
ており、その−端部は回転板4の回転中心付近に位置し
、その他端部は回転板4の外縁部に位置している。さら
に、回転板4がプリズム3の出射端面と接する部分には
光透過孔(図示せず)が形成されているので、プリズム
3からの出射光は回転板4を貫通することかできる。投
光ビーム走査部Aでは、回転板4に固定されたプリズム
3が光伝播回転体として機能する。
回転板4の裏側には、前述した光透過孔がら出射される
光の回転光軸に沿って先ファイバ束5の入射端面が円環
状に配置されており、これらの入射端面の配列順を保ち
ながら出射端面が直線状にファイバホルダ6て固定され
ている。例えば、72本の光ファイバにより光ファイバ
束5が構成されており、円環状に配列された円環配列端
部の所定位置に入射端面を有し直線状に配列された直線
配列端部の左端に配置された光ファイバ(以下、「第1
番目の光ファイバ」という。」)を想定すると、円環配
列端部において第1番目の光ファイバの右隣に位置する
光ファイバ(以下、「第2番目の光ファイバ」という。
」)の出射端面は直線配列端部において左端から2番目
に位置する。また、円環配列端部において第2番目の光
ファイバの右隣に位置する光ファイバの出射端面は、直
線配列端部において左端から3番目に位置する。同様に
、入射端面の配列順を保ちながら直線状に配列され、円
環配列端部において72番目の光ファイバの出射端面は
直線配列端部において右端に位置する。その為、プリズ
ム3から出射された光は、必ず光ファイバ束5の内のい
ずれかの入射端面に入射する。
ファイバホルダ6と被測定物(図示せず)との間には投
光レンズ7か配置されている。この投光レンズ7の入射
瞳に向かう角度で、光ファイバ束5の出射端面がファイ
バホルダ6により固定されている。その為、光ファイバ
束5から出射された光は、投光レンズ7を透過して被測
定物に照射される。
受光ビーム走査部Bは、受光レンズ8、ファイバホルダ
9、光ファイバ束10、プリズム11、回転板12、結
像レンズ13および受光素子14を含んで構成されてい
る。被測定物からの光は受光レンズ8を透過し、この受
光レンズ8の焦点位置に配置されている光ファイバ束1
0の入射端面に入射する。
光ファイバ束10の入射端面は受光レンズ8の射出瞳に
向かう角度に沿ってファイバホルダ9により直線状に固
定されており、これらの出射端面は上記入射端面の配列
順を保ちながら円環状に配列されている。例えば、72
本の光ファイバにより光ファイバ束10が構成されてお
り、直線状に配列された直線配列端部の一端に入射端面
を有し円環状に配列された円環配列端部のある位置に出
射端面を有するする光ファイバ(以下、1第1番目の光
ファイバ」という。」)を想定すると、直線配列端部に
おいて第1番目の光ファイバの隣に入射端面を有する光
ファイバ(以下、「第2番目の光ファイバ」という。」
)の出射端面は円環配列端部において第1番目の光ファ
イバの出射端面の例えば右隣に位置する。また、直線配
列端部において第2番目の光ファイバの隣に入射端面を
有する光ファイバの出射端面は、円環配列端部において
第2番目の光ファイバの出射端面の右隣に位置する。同
様に、入射端面の配列順を保ちながら出射端面が円環状
に配列されるので、直線配列端部において他端に入射端
面が配置された第72番目の光ファイバの出射端面は、
円環配列端部において第1番目の光ファイバの左隣に位
置する。
光ファイバ束10の後方には、前述した円環配列端部の
中心軸と合致した回転軸を有する回転板12が配置され
ている。この回転板12には、光ファイバ束10の出射
端面から出射された光が回転板12を貫通できるように
、光透過孔(図示せず)が形成されている。回転板12
の表面には、一端部か上記光透過孔に位置し他端部か回
転中心部に位置するプリズム11が当該回転板12の半
径方向に固定されている。プリズム11は回転板12の
回転軸及び当該半径方向で切断した断面が平行四辺形に
なっている。従って、この平行四辺形を構成する−の長
辺を含む面に対して直交する方向から入射した光は、当
該平行四辺形を構成する短辺を含む面でそれぞれ反射さ
れ、他の長辺を含む面に対して直交する方向から出射さ
れる。その為、入射方向と出射方向は常に平行になる。
プリズム11の他端部の前方には光軸か回転板12の回
転軸と合致する結像レンス13か配置されており、この
他端部から出射された光は結像レンズ13を透過して受
光素子14に受光される。
ところで、回転板12及び回転板4は同一歯数を有する
一種の平歯車になっており、外周部に・は複数の歯か一
定のピッチ間隔て形成されている。
また、回転板12は駆動歯車17を介してモータ15に
接続されており、回転板12はアイドル歯車16を介し
て回転板4と接続している。その為、回転板12と回転
板4の回転は互いに同期しておリ、例えば回転板4の回
転軸に対して0度方向に位置する光ファイバから入射し
た光は、被測定物を一次元走査した後、回転板12の回
転軸に対して0度方向に位置する光ファイバから出射さ
れる。
次に、上記光走査検出装置の作用を説明する。
レーザダイオード1からの出射光はプリズム3に入射さ
れ、回転板4の半径外方向に伝播された後、円環状に配
列された光ファイバ束5の入射端面の一つに入射する。
光ファイバ束5の出射端面は入射端面の配列順を保ちな
がら直線状に配列されているので、プリズム3か回転す
わば被測定物に照射される光は直線状に移動する。従っ
て、単一光源から出射された光は、プリズム3を固定し
た回転板4を回転させることにより、ファイバホルダ6
上の光フアイバ取付は高さで決められる画角内で一次元
上の走査を行い被測定物を照射する。
また、被測定物からの光(反射光、透過光)は−列上に
配列された光ファイバ束10の入射端面から入射した後
、円環状に配列された光ファイバ束10の出射端面から
プリズム11の入射端部に向けて出射される。プリズム
11の入射端部に入射した光は回転板12の半径内方向
に伝播され、回転中心付近に位置する出射端部から出射
される。
また、プリズム11からの光は結像レンズ13で集光さ
れ、受光素子14に入射する。
このように、投光ビーム走査部Aにより円環状に出射さ
れる光の全てが一次元走査光に変わり、受光ビーム走査
部Bにより直線状に移動する光の全てが単一の受光素子
に受光されるので、動作に無駄が無く、高速走査および
高速検出が可能になる。
また、上記実施例において投光ビーム走査部Aと受光ビ
ーム走査部Bを同期走査することにより、受光素子14
の単一受光面積を小さくすることができる。従って、S
/N比を向上させることができると共に、応答速度の高
速化を図ることができる。
さらに、この同期走査により受光効率を向上させること
ができる。
なお、上記実施例ではファイバホルダ6.9により光フ
ァイバ束5の出射端面又は先ファイバ束10の入射端面
か直線状に一列で配列されているが、−列に限定される
ものではない。
第2図は、複数の光ファイバを数段の列で配置した光伝
送部材の2次元配列例を示すものである。
例えば、この2次元配列か12行6列で形成されている
場合、円環状配列のある位置に一端部を有する光ファイ
バ(以下、「第1番目の光ファイバ」という。)の他端
は第1行第1列に配置され、この第1番目の光ファイバ
の隣に配置された第2番目の光ファイバは2次元配列の
第1列第2行に配置される。同様に、円環状配列の第1
2番目の光ファイバは2次元配列の第1列第12行に配
置され、第13番目の光ファイバは2次元配列の第2列
第1行に配置される。従って、円環状に配列された複数
の光ファイバの一端部から入射した光は、まず第1列左
端の光ファイバから右端の光ファイバへと順番に出射さ
れる。次に、第2列左端の光ファイバから右端の光ファ
イバへと出射され、その後、第n列まで順番に2次元走
査がなされる。
次に、第3図に基づき、本発明に係る光走査装置および
光検出装置を含む第2実施例に係る光走査検出装置を説
明する。
この第2実施例に係る光走査検出装置は、レーザダイオ
ード21の光照射方向の前方には回転板24か配置され
ている。この回転板24には台形の断面形状を有するプ
リズム23がその直径方向に固定されている。プリズム
23の中央部には回転板24の板面に対してほぼ45度
の角度で傾斜して設けられた全反射面23aか形成され
ている。
また、プリズム23の両端部23b、23Cは回転中心
側に45度の角度で傾斜して形成されている。回転板2
4におけるプリズム23の両端及び中心付近には、光透
過孔(図示せず)が形成されており、プリズム23から
の光の出射および光の入射を可能にしている。
回転板24の裏側には、円環状に配列された端部を有す
る複数の光ファイバ束25.30が配置されている。こ
れらの光ファイバ束25と光ファイバ束30の端部は交
互に配置され、全体とじて円環状が形成されている。こ
れらの光ファイバの他端部は交互に左右に振り分けられ
、それぞれファイバホルダ26.29により固定される
。左側に振り分けられた複数の光ファイバ束25の他端
部は投光レンズ27の入射瞳に向かう角度で配列順を保
ちながら直線状に配列されており、右側に振り分けられ
た複数の光ファイバ束30の他端部は受光レンズ28の
射出瞳に向かう角度で配列順を保ちながら直線状に配列
されている。例えば、70本の光ファイバにより円環状
配列が構成されており、円環状配列のある光ファイバ(
以下、「第1番目の光ファイバ」という。」)から一定
方向(例えば反時計方向)に数えて第70番目の光ファ
イバまでを考慮すると、ファイバホルダ26には端部(
例えば左端部)から第1番目、第3番目、第5番目、・
・・、第69番目の奇数番の光ファイバかその順番で直
線状に固定される。一方、ファイバホルダ29には端部
(例えば左端部)から第36番目、第38番目、・・・
、第70番目、第2番目、第4番目、・・・、第34番
目の偶数番の光ファイバがその順番で直線状に固定され
る。このように、円環状に配列された光ファイバ束25
.30の出射端面は、入射端面の配列順を保ちながら両
側のファイバホルダ26.29に振り分けられる。
また、ファイバホルダ26と被測定物(図示せず)との
間には、焦点位置が光ファイバ束25の出射端面の位置
と合致するように投光レンズ27が配置されており、フ
ァイバホルダ29と被測定物との間には焦点位置が光フ
ァイバ束30の入射端面の位置と合致するように受光レ
ンズ28が配置されている。
さらに、回転板24の裏面中央部には、回転板24の回
転軸に沿って、集光レンズ31を挾んで受光素子32が
配置されている。また、回転板24は駆動歯車を介して
モータ33に接続されている。
次に、第4図に基づき、上記実施例に係る光走査検出装
置の作用を説明する。
レーザダイオード21からのレーザ光は、プリズム23
内を回転板24の半径外方向に向けて伝播され、光ファ
イバ束25に向けて出射される。
その為、回転板24が回転すれば、その出射光軸は円環
状になる。前述した円環状に沿って配列された光ファイ
バ束25の出射端部は直線状に配列されているので、光
ファイバ束25からの出射光は回転板24の回転に伴い
直線状を移動する。
方、被測定物からの一次元情報を有した光(反射光、透
過光)は、−列に配列された光ファイバ束30の入射端
面に入射し、円環状に配列された光ファイバ束30の出
射端面から出射される。この円環状に沿ってプリズム2
3の入射端部23cか回転しているので、光ファイバ束
30から出射された光は必ずプリズム23に入射し、入
射した光は回転板24の中心部から回転板24の裏面側
に出射され、結像レンズ31を透過して受光素子32に
入射する。
このように、第2実施例に係る光走査検出装置では、第
1実施例において投光ビーム走査部及び受光ビーム走査
部として別々に使用していたプリズムと光ファイバを一
体化しているので、プリズム回転軸が1軸になり、機械
的な位相ズレが解消される。
また、プリズム23か1回転することにより被測定物の
1回の一次元走査かなされ、被測定物からの一次元光情
報は全て受光素子32に取り込まれる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。上記実施例では光伝播回転体として回転板に固定され
たプリズムを使用したか、光伝播部材はプリズムに限定
されるものではない。
第5図は、本発明に使用できる光伝播回転体の一例を示
すものである。同図(a)は光ファイバ35を用いた光
伝播回転体を示すものである。先ファイバの両端には受
光レンズ35a及び投光レンズ35bが装着されている
。受光レンズ35aから入射した光は光ファイバ35の
入射端面に集光され、光ファイバ35からの出射光は投
光レンズ35bにより平行光になり回転板34の中心付
近から照射される。
同図(b)は一対の反射鏡36.37を用いた光伝播回
転体を示すものである。回転板38の外縁部付近には光
透過孔38aを設けられており、この光透過孔38a付
近には反射鏡36が回転板38に対し45度の角度で傾
斜して配置されている。さらに、回転板34の中心付近
には反射鏡37が反射鏡36に対し平行に配置されてい
る。
従って、光透過孔38aを通過して反射鏡36に入射し
た光は半径内方向に伝播され、反射鏡37から回転板3
8に対して直交する方向に照射される。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので、光
伝播回転体の回転速度を一定にすれば走査速度を一定に
することができる。
また、光伝播回転体を機械的に回転させる構造なので耐
環境性に優れ、単一の受光素子に検査光を受光する構造
なので、受光系を簡単化することかできる。
さらに、光伝送部材の直線配列における個々の光ファイ
バのピッチ間隔を変えることにより、光音響偏向器より
も大きな偏向角を簡単に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る光走査検出装置を示
す斜視図、第2図は第1実施例に係る光走査検出装置に
使用できる光伝送部材の2次元配列例を示す斜視図、第
3図は本発明の第2実施例に係る光走査検出装置を示す
斜視図、第4図は第2実施例に係る光走査検出装置にお
ける光の流れを示す側面図、第5図は本発明に使用でき
る光伝播回転体の一例を示す回転板の回転軸に沿って切
断した断面図である。 A・・・投光ビーム走査部、B・・・受光ビーム走査部
、1.21・・・レーザダイオード、2.13.22.
31・・・結像レンズ、3.11.23・・・プリズム
、4.12.24.34.38・・・回転板、5.10
.25.30・・・光ファイバ、6.9.26.29・
・・ファイバホルダ、7.27・・・投光レンズ、8、
受光レンズ、 14、 2・・・受光素子、 15、 ・・モータ、 ・光フ ィバ、 36、 7 ・・・ 反射鏡。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光源からの光を被測定物に照射する光走査装置であ
    って、 前記光源からの光を入射して当該入射光軸に対し平行に
    光を出射すると共に、前記入射光軸と合致する軸を中心
    として回転する光伝播回転体と、複数の光ファイバを束
    ねて構成され、当該複数の光ファイバのそれぞれの一端
    部が前記光伝播回転体から出射される光が描く回転光軸
    に合わせて円環状に配列されると共に当該複数の光ファ
    イバのそれぞれの他端部が前記一端部の配列順を保ちな
    がら直線状に配列され、前記光伝播回転体からの光を前
    記一端部から入射する光伝送部材とを備えて構成されて
    いることを特徴とする光走査装置。 2、被測定物からの光を受光して検出する光検出装置で
    あって、 複数の光ファイバを束ねて構成され、当該複数の光ファ
    イバのそれぞれの一端部が直線状に配列されると共に当
    該複数の光ファイバのそれぞれの他端部が前記一端部の
    配列順を保ちながら円環状に配列され、前記被測定物か
    らの光を前記一端部から入射する光伝送部材と、 前記他端部からの光を入射して当該入射光軸に対し平行
    に光を出射すると共に、当該出射光軸と合致する軸を中
    心として回転する光伝播回転体と、前記光伝播回転体か
    らの光を受光する受光素子とを備えて構成されているこ
    とを特徴とする光検出装置。 3、光源からの光を被測定物に照射し、前記被測定物か
    らの光を受光して検出する光走査検出装置であって、 前記光源からの光を入射して当該入射光軸に対し平行に
    光を出射すると共に、前記入射光軸と合致する軸を中心
    として回転する第1光伝播回転体複数の光ファイバを束
    ねて構成され、当該複数の光ファイバのそれぞれの一端
    部が前記第1光伝播回転体から出射される光が描く回転
    光軸に合わせて円環状に配列されると共に当該複数の光
    ファイバのそれぞれの他端部が前記一端部の配列順を保
    ちながら直線状に配列され、前記第1光伝播回転体から
    の光を前記一端部から入射する第1光伝送部材と、 複数の光ファイバを束ねて構成され、当該複数の光ファ
    イバのそれぞれの一端部が直線状に配列されると共に当
    該複数の光ファイバのそれぞれの他端部が前記一端部の
    配列順を保ちながら円環状に配列され、前記被測定物か
    らの光を当該一端部から入射する第2光伝送部材と、 前記第2光伝送部材の他端部からの光を入射して当該入
    射光軸に対し平行に光を出射すると共に、当該出射光軸
    と合致する軸を中心として前記第1光伝播回転体と同期
    して回転する第2光伝播回転体と、 素子とを備えて構成されていることを特徴とする光走査
    検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102591010A (zh) * 2012-03-27 2012-07-18 电子科技大学 一种一维光学扫描器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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