JPH044534Y2 - - Google Patents

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JPH044534Y2
JPH044534Y2 JP1985104719U JP10471985U JPH044534Y2 JP H044534 Y2 JPH044534 Y2 JP H044534Y2 JP 1985104719 U JP1985104719 U JP 1985104719U JP 10471985 U JP10471985 U JP 10471985U JP H044534 Y2 JPH044534 Y2 JP H044534Y2
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spool
gear
shaft
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clutch
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JP1985104719U
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JPS6213168U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 本考案は魚釣用電動用リールのストツパー機構
の改良に関するものであり、モーターとスプール
との間の駆動機構の減速歯車に一方向ベアリング
を設けてリール本体のコンパクト化、組立分解の
簡易化、強度及び耐久性の向上を図ることを目的
とするものである。
従来の技術 魚釣用電動用リールのストツパー機構として、
爪車に係止爪を係脱する方式が特公昭50−2913号
公報や特公昭51−28555号公報で知られているが、
このような方式は、爪車及び係止爪を装着するた
めのスペースが必要となりこれが他の部材との関
係で構造を複雑にしてリール本体が大型化すると
共に爪車に係止爪を係合させながら組込まなけれ
ばならないためにその組立分解作業が面倒であ
り、また捲取り時に係止爪が爪車に常時当接して
いるので係止爪の先端及び爪車が摩耗し易く耐久
性が劣り、更に爪車はスプール軸に装着されて一
体的に回転されるため係止される時の衝撃が大き
く係止爪び爪車に強度の大きなものを使用しなけ
ればならない等の欠陥がある。
考案の構成 本考案はこれらの欠陥を改善するようにしたも
ので、スプールの一側に設けた主歯車とモーター
の回転軸に設けたモーターピニオンとの間を切換
クラツチを有する駆動歯車機構で連結すると共に
前記駆動歯車機構の減速歯車とその軸間に一方向
ベアリングを設けてスプールの逆転を阻止したこ
とを要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、リ
ール側板1,2間に回転自在に支承されかつスプ
ール3を固着したスプール軸4はその一端にピニ
オン5が公知の如くクラツチプレート6で係脱自
在に嵌挿されると共に該ピニオン5はハンドル軸
7にドラグ制動板を介して設けられた手動用駆動
歯車8と噛合し、更にハンドル軸7にはハンドル
9が一方向クラツチ10を介して取付けられ、ハ
ンドル9を釣糸捲取り方向に回動するときのみハ
ンドル軸7と係合してこれを回動できるように構
成されている。
またリール側板2側のスプール3の側面には主
歯車11が固着されると共にスプール3後方の機
枠12にはスイツチ13を有するモーター14が
設置され、該モーター14の回転軸15に固着さ
れたモーターピニオン16は、順次第1中間軸1
7の減速歯車18,19、第2中間軸20の歯車
21及びこれに係脱自在のクラツチ歯車22を介
して前記主歯車11に連結されている。
しかして前記減速歯車18,19には第1中間
軸17に対して釣糸捲取り方向には回転し繰出方
向には回転していない一方向ベアリング23が設
けられ、またクラツチ歯車22は電動又は手動の
切換レバー24で作動されるクラツチプレート2
5により歯車21に係脱自在に形成されている。
本考案実施例は上記のように構成されているか
ら、手動用クラツチプレート6を釣糸放出状態に
切換える一方、切換レバー24でクラツチ歯車2
2を歯車21に結合してモーター14を駆動する
と、回転軸15はモーターピニオン16、減速歯
車18,19、歯車20、クラツチ歯車22、主
歯車11及びスプール軸4を夫々鎖線方向に回動
してスプール3を回転し釣糸を捲着するものであ
り、釣糸が引張られてスプール3が逆転しようと
すると減速歯車18,19は一方向ベアリング2
2で実線方向に逆転しないためスプール3は逆回
転しない。
また手動捲取りの場合には、切換レバー24で
クラツチ歯車22を歯車21から離脱して手動側
に切換えると共に手動用のクラツチプレート6で
ピニオン5をスプール軸4に係合せしめるもので
あり、更に釣糸を棚位置まで繰出す場合には、こ
の状態で手動用クラツチプレート6でピニオン5
をスプール軸4から離脱させて行うものである。
考案の効果 本考案はモーターとスプールとの間の駆動歯車
機構における減速歯車とその軸との間に一方向ベ
アリングを設けたので、従来の爪車と係止爪方式
のようなスペースを必要とせずにストツパー機構
を装備することができ、リール本体をコンパクト
にかつ構成を簡易にできると共に組立分解作業も
極めて容易であり、しかもスプールの主歯車から
減速歯車を介して逆転力が作用することになるの
で、スプールの捲取り駆動とは逆にスプールが増
速され一方向ベアリングに入力して逆転止めさ
れ、釣糸繰出し時のスプールの逆転を遊びなく迅
速に阻止でき、魚釣り操作を円滑かつ確実に行う
ことができる優れた特徴と実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部切欠平面図、第2図は第
1図B〜B線断面図、第3図は本考案の駆動歯車
機構の説明図、第4図はハンドル軸の電動捲取り
時の断面図、第5図は同手捲き時の断面図であ
る。 3……スプール、11……主歯車、14……モ
ーター、15……回転軸、16……モーターピニ
オン、17……第1中間軸、18,19……減速
歯車、22……クラツチ歯車、23……一方向ベ
アリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプールの一側に設けた主歯車とモーターの回
    転軸に設けたモーターピニオンとの間を切換クラ
    ツチを有する駆動歯車機構で連結すると共に前記
    駆動歯車機構の減速歯車とその軸間に一方向ベア
    リングを設けてスプールの逆転を阻止した魚釣用
    電動リール。
JP1985104719U 1985-07-09 1985-07-09 Expired JPH044534Y2 (ja)

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JP1985104719U JPH044534Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

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JP1985104719U JPH044534Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

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Publication Number Publication Date
JPS6213168U JPS6213168U (ja) 1987-01-27
JPH044534Y2 true JPH044534Y2 (ja) 1992-02-10

Family

ID=30978475

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50142387A (ja) * 1974-04-26 1975-11-17
JPS5128555A (ja) * 1974-09-04 1976-03-10 Nippon Electric Co

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50142387A (ja) * 1974-04-26 1975-11-17
JPS5128555A (ja) * 1974-09-04 1976-03-10 Nippon Electric Co

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6213168U (ja) 1987-01-27

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