JPH0445116Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0445116Y2 JPH0445116Y2 JP980686U JP980686U JPH0445116Y2 JP H0445116 Y2 JPH0445116 Y2 JP H0445116Y2 JP 980686 U JP980686 U JP 980686U JP 980686 U JP980686 U JP 980686U JP H0445116 Y2 JPH0445116 Y2 JP H0445116Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- return
- receiver
- pulse
- repeater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 33
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は自火報システムに関するものである。
［背景技術］
第４図は自火報システムの全体概略構成図を示
しており、受信機１に対して伝送線２を介して複
数の中継器３1…を接続し、各中継器３1…には感
知器Ｓを接続した回線L1…を接続してある。
しており、受信機１に対して伝送線２を介して複
数の中継器３1…を接続し、各中継器３1…には感
知器Ｓを接続した回線L1…を接続してある。
各中継器３1…は受信機１から送られてくる電
源にて動作するものであり、受信機１より時分割
多重で伝送信号が送られてくる。この伝送信号は
第５図に示すようにスタートパルスSP、中継器
３1…を呼び出すアドレスパルスAD、呼び出した
中継器３1…から監視情報として中継器３1…に接
続した感知器Ｓの発報情報を返送させる命令を与
える監視制御パルスCD、及び中継器３1…から返
送信号RP返送させる返送期間を設定する返送待
機パルスRDからなり、直流電圧が印加されてい
る伝送線２に重畳されて送信される。ここでアク
セスされて呼び出された中継器３1…ではアクセ
ス時に接続した回線L1，L2…の感知器Ｓの発報
情報を、伝送線２を短絡して作成した電流モード
の返送信号RPを返送待機パルスRDの受信期間中
に受信機１へ返送する。
源にて動作するものであり、受信機１より時分割
多重で伝送信号が送られてくる。この伝送信号は
第５図に示すようにスタートパルスSP、中継器
３1…を呼び出すアドレスパルスAD、呼び出した
中継器３1…から監視情報として中継器３1…に接
続した感知器Ｓの発報情報を返送させる命令を与
える監視制御パルスCD、及び中継器３1…から返
送信号RP返送させる返送期間を設定する返送待
機パルスRDからなり、直流電圧が印加されてい
る伝送線２に重畳されて送信される。ここでアク
セスされて呼び出された中継器３1…ではアクセ
ス時に接続した回線L1，L2…の感知器Ｓの発報
情報を、伝送線２を短絡して作成した電流モード
の返送信号RPを返送待機パルスRDの受信期間中
に受信機１へ返送する。
第６図は従来の受信機１の伝送信号及び返送信
号RPの抽出を行うための回路構成を示しており、
この受信機１では抵抗R7と、ダイオードD3とを
介して直流電圧DCを伝送線２に印加するととも
に、伝送信号を電流検出用抵抗R4と、ダイオー
ドD2を介して上記直流電圧DCに重畳させた状態
で伝送線２に送信するようになつている。電流検
出用抵抗R4は抵抗R7に比べて極めて小さな抵抗
値の抵抗からなり、伝送線２に流れる電流の大き
さに応じて電圧を発生するようになつており、そ
の両端電圧は抵抗R5，R6を介してオペアンプIC3
からなる増幅器に入力して増幅され、該増幅信号
はダイオードD1を介して抵抗R2，R1及びコンデ
ンサC1により平滑される。この平滑された電圧
は抵抗R3、オペアンプIC1を通じてツエナーダイ
オードZDのツエナー電圧に加算され、コンパレ
ータIC2の基準電圧Vrefを作る。この基準電圧
Vrefは上記増幅信号の信号レベルと比較するた
めのもので、基準電圧Vrefを越えるとコンパレ
ータIC2は出力を発生する。
号RPの抽出を行うための回路構成を示しており、
この受信機１では抵抗R7と、ダイオードD3とを
介して直流電圧DCを伝送線２に印加するととも
に、伝送信号を電流検出用抵抗R4と、ダイオー
ドD2を介して上記直流電圧DCに重畳させた状態
で伝送線２に送信するようになつている。電流検
出用抵抗R4は抵抗R7に比べて極めて小さな抵抗
値の抵抗からなり、伝送線２に流れる電流の大き
さに応じて電圧を発生するようになつており、そ
の両端電圧は抵抗R5，R6を介してオペアンプIC3
からなる増幅器に入力して増幅され、該増幅信号
はダイオードD1を介して抵抗R2，R1及びコンデ
ンサC1により平滑される。この平滑された電圧
は抵抗R3、オペアンプIC1を通じてツエナーダイ
オードZDのツエナー電圧に加算され、コンパレ
ータIC2の基準電圧Vrefを作る。この基準電圧
Vrefは上記増幅信号の信号レベルと比較するた
めのもので、基準電圧Vrefを越えるとコンパレ
ータIC2は出力を発生する。
しかして受信機１から伝送信号が送信され、呼
び出された当該中継器から返送信号RPが返送さ
れてくると、電流検出用抵抗R4の両端には第７
図に示すような電圧が発生する。ここで基準電圧
を伝送信号の電圧レベルより、大きく設定してお
くと返送待機信号RDに重畳した返送信号RPに対
応する信号が抽出でき、この抽出信号により返送
信号RPを受信機１が取り込むことができるので
ある。
び出された当該中継器から返送信号RPが返送さ
れてくると、電流検出用抵抗R4の両端には第７
図に示すような電圧が発生する。ここで基準電圧
を伝送信号の電圧レベルより、大きく設定してお
くと返送待機信号RDに重畳した返送信号RPに対
応する信号が抽出でき、この抽出信号により返送
信号RPを受信機１が取り込むことができるので
ある。
ここで上記増幅信号を平滑して基準電圧Vref
を作るのは、外部負荷の変動によつて電流検出用
抵抗R4に流れる電流が変動し、その結果伝送信
号及び返送信号RPの波高値も変動するから、そ
の変動に応じて基準電圧Vrefを変化させるため
であるが、上記抵抗R1，R2、コンデンサC1によ
る平滑を返送信号による基準電圧Vrefの変動が
生じないぐらい大きくとると、コンパレータIC2
の反転入力端に発生する基準電圧Vrefが第８図
のｘ部分に示すように鈍るため、コンパレータ
IC2の非反転入力端に印加される増幅信号の内ス
タートパルスSPに当たる部位が基準電圧Vrefを
越えてしまい、そのため送り出した最初の伝送信
号に対する返送信号RPの正常な抽出ができない
という問題がある。
を作るのは、外部負荷の変動によつて電流検出用
抵抗R4に流れる電流が変動し、その結果伝送信
号及び返送信号RPの波高値も変動するから、そ
の変動に応じて基準電圧Vrefを変化させるため
であるが、上記抵抗R1，R2、コンデンサC1によ
る平滑を返送信号による基準電圧Vrefの変動が
生じないぐらい大きくとると、コンパレータIC2
の反転入力端に発生する基準電圧Vrefが第８図
のｘ部分に示すように鈍るため、コンパレータ
IC2の非反転入力端に印加される増幅信号の内ス
タートパルスSPに当たる部位が基準電圧Vrefを
越えてしまい、そのため送り出した最初の伝送信
号に対する返送信号RPの正常な抽出ができない
という問題がある。
この問題を解消するために、コンデンサC1を
充電するためのダミー信号を最初に送らねばなら
ない。特に伝送信号を順次に且つサイクリツクに
連続して送らないシステムの場合にはダミー信号
を常に送らねばならなくなり、そのためダミー信
号のパルス幅分だけ信号が長くなり、送信時間の
ロスが起こる。
充電するためのダミー信号を最初に送らねばなら
ない。特に伝送信号を順次に且つサイクリツクに
連続して送らないシステムの場合にはダミー信号
を常に送らねばならなくなり、そのためダミー信
号のパルス幅分だけ信号が長くなり、送信時間の
ロスが起こる。
また抵抗R1，R2、コンデンサC1による平滑を
小さくして立ち上がりを早くすると、第９図に示
すように返送信号RPにも基準電圧Vrefが追従し
てしまい、返送信号RPが抽出できなくなるとい
う問題がある。
小さくして立ち上がりを早くすると、第９図に示
すように返送信号RPにも基準電圧Vrefが追従し
てしまい、返送信号RPが抽出できなくなるとい
う問題がある。
［考案の目的］
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは中継器からの返送信
号をダミー信号をおくることなく受信機で確実に
抽出できる自火報システムを提供するにある。
で、その目的とするところは中継器からの返送信
号をダミー信号をおくることなく受信機で確実に
抽出できる自火報システムを提供するにある。
［考案の開示］
本考案は受信機からスタートパルス、アドレス
パルス、監視制御パルス及び返送待機期間を定め
る返送待機パルスを直流電圧に重畳させて伝送線
を介して多重伝送信号により各中継器へ伝送し、
呼び出されたアドレスの中継器に接続した回線に
接続せる感知器の発報情報を上記返送待機パルス
の受信中に伝送線を短絡して電流モードの返送信
号として受信機へ返送させ、伝送線に直列挿入し
て受信機側に設けた電流検出用抵抗の両端に発生
する電圧を増幅し該増幅信号を平滑するととも
に、平滑された信号より基準電圧を作成し、該基
準電圧と上記増幅信号との比較を行い受信機側か
らの送信信号と中継器側からの返送信号とを区別
する自火報システムにおいて、上記増幅信号を平
滑する平滑回路の入力側に増幅信号を微分する微
分回路を受信機に備えたことを特徴とする。
パルス、監視制御パルス及び返送待機期間を定め
る返送待機パルスを直流電圧に重畳させて伝送線
を介して多重伝送信号により各中継器へ伝送し、
呼び出されたアドレスの中継器に接続した回線に
接続せる感知器の発報情報を上記返送待機パルス
の受信中に伝送線を短絡して電流モードの返送信
号として受信機へ返送させ、伝送線に直列挿入し
て受信機側に設けた電流検出用抵抗の両端に発生
する電圧を増幅し該増幅信号を平滑するととも
に、平滑された信号より基準電圧を作成し、該基
準電圧と上記増幅信号との比較を行い受信機側か
らの送信信号と中継器側からの返送信号とを区別
する自火報システムにおいて、上記増幅信号を平
滑する平滑回路の入力側に増幅信号を微分する微
分回路を受信機に備えたことを特徴とする。
実施例
基本的なシステム構成は第４図の示すシステム
と同じであり、システムの構成及びその動作につ
いては省略する。またその受信機１の回路構成も
第６図回路とほぼ同じであつて、オペアンプIC3
の出力と抵抗R1，R2及コンデンサC1からなる平
滑回路との間に於いて、抵抗Ra、コンデンサCa、
ダイオードDaからなる微分回路４を設けた点で
第６図回路と相違する。
と同じであり、システムの構成及びその動作につ
いては省略する。またその受信機１の回路構成も
第６図回路とほぼ同じであつて、オペアンプIC3
の出力と抵抗R1，R2及コンデンサC1からなる平
滑回路との間に於いて、抵抗Ra、コンデンサCa、
ダイオードDaからなる微分回路４を設けた点で
第６図回路と相違する。
而して電流検出用抵抗R4の両端に発生した第
２図ａに示す伝送信号及び返送信号RPに対応す
る電圧波形はオペアンプIC3で増幅されて、オペ
アンプIC1の非反転入力端に入力するとともに、
微分回路４に入力して微分されて第２図ｂに示す
ような微分波形となる。つまり第２図ｂに示すよ
うに返送信号RPの波高値を伝送信号の波高値よ
りも小さくし、この微分出力を時定数を小さくし
た上記平滑回路によりピークホールドすることに
より、ツエナーダイオードZDのツエナー電圧と
オペアンプIC1の出力に加算されて作成される基
準電圧Vrefは第３図に示すように立ち上がりの
良い電圧波形となる。従つて従来のようにコンデ
ンサC1を充電するためのダミー信号を伝送信号
の最初に送ることなく返送信号RPと伝送信号と
を区別し、基準電圧Vrefを越える電圧を検出し
て返送信号RPを抽出することができるのである。
また外部負荷の変動による送信信号RPの波高値
の変化を直ぐにとらえてコンパレータIC2の基準
電圧Vrefを最適な値に設定できるのである。
２図ａに示す伝送信号及び返送信号RPに対応す
る電圧波形はオペアンプIC3で増幅されて、オペ
アンプIC1の非反転入力端に入力するとともに、
微分回路４に入力して微分されて第２図ｂに示す
ような微分波形となる。つまり第２図ｂに示すよ
うに返送信号RPの波高値を伝送信号の波高値よ
りも小さくし、この微分出力を時定数を小さくし
た上記平滑回路によりピークホールドすることに
より、ツエナーダイオードZDのツエナー電圧と
オペアンプIC1の出力に加算されて作成される基
準電圧Vrefは第３図に示すように立ち上がりの
良い電圧波形となる。従つて従来のようにコンデ
ンサC1を充電するためのダミー信号を伝送信号
の最初に送ることなく返送信号RPと伝送信号と
を区別し、基準電圧Vrefを越える電圧を検出し
て返送信号RPを抽出することができるのである。
また外部負荷の変動による送信信号RPの波高値
の変化を直ぐにとらえてコンパレータIC2の基準
電圧Vrefを最適な値に設定できるのである。
［考案の効果］
本考案は上述のように構成した自火報システム
において、上記増幅信号を平滑する平滑回路の入
力側に増幅信号を微分する微分回路を受信機に備
えたので、増幅信号の内の返送信号に対応する電
圧波形の波高値を伝送信号に対応する電圧波形の
波高値より低くして平滑回路に入力するから平滑
回路のコンデンサを充電するためのダミー信号を
伝送信号の最初に送ることなく、基準電圧の立ち
上がりを早くすることができ、そのため中継器と
の交信時間を長くすることがなく、また外部負荷
の変動に対しても確実に基準電圧を追従させ、返
送信号を確実に受信機で受信抽出することができ
るという効果を奏する。
において、上記増幅信号を平滑する平滑回路の入
力側に増幅信号を微分する微分回路を受信機に備
えたので、増幅信号の内の返送信号に対応する電
圧波形の波高値を伝送信号に対応する電圧波形の
波高値より低くして平滑回路に入力するから平滑
回路のコンデンサを充電するためのダミー信号を
伝送信号の最初に送ることなく、基準電圧の立ち
上がりを早くすることができ、そのため中継器と
の交信時間を長くすることがなく、また外部負荷
の変動に対しても確実に基準電圧を追従させ、返
送信号を確実に受信機で受信抽出することができ
るという効果を奏する。
第１図は本考案の実施例の受信機の要部の回路
図、第２図、第３図は同上の動作説明用の波形
図、第４図は自火報システムの基本的な回路構成
図、第５図は同上の伝送信号の波形図、第６図は
従来例の受信機の要部の回路図、第７図乃至第９
図は同上の動作説明用の波形図であり、１は受信
機、２は伝送線、３1は中継器、４は微分回路、
C1はコンデンサ、R1，R2は抵抗、SPはスタート
パルス、ADはアドレスパルス、CDは監視制御
パルス、RDは返送待機パルス、RPは返送信号で
ある。
図、第２図、第３図は同上の動作説明用の波形
図、第４図は自火報システムの基本的な回路構成
図、第５図は同上の伝送信号の波形図、第６図は
従来例の受信機の要部の回路図、第７図乃至第９
図は同上の動作説明用の波形図であり、１は受信
機、２は伝送線、３1は中継器、４は微分回路、
C1はコンデンサ、R1，R2は抵抗、SPはスタート
パルス、ADはアドレスパルス、CDは監視制御
パルス、RDは返送待機パルス、RPは返送信号で
ある。
Claims (1)
- 受信機からスタートパルス、アドレスパルス、
監視制御パルス及び返送待機期間を定める返送待
機パルスを直流電圧に重畳させて伝送線を介して
多重伝送信号により各中継器へ伝送し、呼び出さ
れたアドレスの中継器に接続した回線に接続せる
感知器の発報情報を上記返送待機パルスの受信中
に伝送線を短絡して電流モードの返送信号として
受信機へ返送させ、伝送線に直列挿入して受信機
側に設けた電流検出用抵抗の両端に発生する電圧
を増幅し該増幅信号を平滑するとともに、平滑さ
れた信号より基準電圧を作成し、該基準電圧と上
記増幅信号との比較を行い受信機側からの送信信
号と中継器側からの返送信号とを区別する自火報
システムにおいて、上記増幅信号を平滑する平滑
回路の入力側に増幅信号を微分する微分回路を受
信機に備えたことを特徴とする自火報システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP980686U JPH0445116Y2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP980686U JPH0445116Y2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62121696U JPS62121696U (ja) | 1987-08-01 |
| JPH0445116Y2 true JPH0445116Y2 (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=30795467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP980686U Expired JPH0445116Y2 (ja) | 1986-01-27 | 1986-01-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0445116Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-27 JP JP980686U patent/JPH0445116Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62121696U (ja) | 1987-08-01 |
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