JPH0445111Y2 - - Google Patents

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JPH0445111Y2
JPH0445111Y2 JP985186U JP985186U JPH0445111Y2 JP H0445111 Y2 JPH0445111 Y2 JP H0445111Y2 JP 985186 U JP985186 U JP 985186U JP 985186 U JP985186 U JP 985186U JP H0445111 Y2 JPH0445111 Y2 JP H0445111Y2
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JP
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opening
shaft pin
cover plate
bent
fire receiver
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JP985186U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は火災受信機の操作部における誤操作防
止用覆板の取付構造に関するものである。
[背景技術] この種の火災受信機は、第1図に示すように、
本体ボツクス1の前面扉2に開口部3を設けて内
部の操作板4を露出させ、操作板4上の計器類5
やスイツチ類6のうち、重要なスイツチ7やダイ
ヤル8(第3図参照)等を覆う覆板9を、開口部
3の下辺に枢着している。この枢着部の構造は、
従来第4図のように構成されていた。すなわち同
図cに示すように、頭付き軸ピン10の先端付近
にEリング嵌入溝11を設けて、この軸ピン10
を、同図a,bに示すように、開口部3の周縁に
折曲形成された周壁12と覆板9に折曲形成され
た立片13とに設けた軸ピン挿通孔14に貫挿し
た後、軸ピン10にEリング15を嵌合して抜け
止めとしていた。
しかし上記従来構成にあつては、軸ピン10へ
のEリング15の嵌着作業がきわめて面倒である
上に、通常本体ボツクス1と前面扉2との取り付
けは誤差が大きいために、周壁12への軸ピン挿
通孔14の加工は、面倒な現地加工で行なう必要
があるという問題があつた。
[考案の目的] 本考案は上記の問題点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは、覆板取付工程にお
けるEリングの嵌着や開口部周壁への軸ピン挿通
孔の穿孔のような面倒な作業の必要がなく、組立
工程を簡略化できる火災受信機の操作部の構造を
提供するにある。
[考案の開示] しかして本考案による火災受信機の操作部の構
造は、前面扉に設けた開口部に操作板を露出させ
ると共に、露出部の一部を覆う覆板を開口部の下
辺に枢着してなる火災受信機の上記枢着部におい
て、覆板の両側辺の下端部より裏側へ立設した折
曲片と、各折曲片に対向して操作板に立設した切
り起こし片とに軸ピン挿通孔を設け、上記軸ピン
挿通孔に貫挿した頭付き軸ピンの頭部を開口部の
周縁に折曲形成された周壁に当接させることによ
り、軸ピンの抜け止めとしたものであり、軸ピン
挿通孔と開口部周壁との位置関係によつて軸ピン
の抜け止めを行なうことにより、Eリングを省略
した点に特徴を有するものである。
[実施例] 第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示した
もので、本体ボツクス1の前面扉2に設けた開口
部3に内部の操作板4を露出させ、操作板4の一
部を覆う誤操作防止用の覆板9を、開口部3の下
辺に枢着している。この枢着部の構造は、覆板9
の両側辺の下端部より裏側へ立設した折曲片16
と、各折曲片16に対向するように操作板4に立
設した切り起こし片17とに軸ピン挿通孔14を
設け、これらの軸ピン挿通孔14に貫挿した頭付
き軸ピン10の頭部を、開口部3の周縁に折曲形
成された周壁12に当接させることにより、Eリ
ング15がなくても軸ピン10が抜けないように
したものである。なお覆板9は鉄板で構成されて
おり、覆板9が閉じられた時には、第3図に示す
ように、マグネツト18によつて閉状態に保持さ
れるようになつている。
組み立てに際しては、前面扉2を開いた状態で
操作板4と覆板9とを軸ピン10により連結し、
しかる後に前面扉2を閉じるものであり、第2図
bにおいて、折曲片16と周壁12との間の空隙
Dが軸ピン10の長さに比し充分狭いので、開口
部3の周壁12が邪魔になつて、軸ピン10が軸
ピン挿通孔14から抜けなくなるのである。
[考案の効果] 上述のように本考案においては、第4図の従来
例におけるEリングの代わりに、開口部の周壁が
軸ピンの抜け止めの機能を果たしているので、面
倒なEリングの嵌着作業が不要となる上に、前面
扉の開口部周壁に軸ピン挿通孔を加工しなくても
よいので、扉の取り付け精度が低くても問題にな
らないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図aは同上の要部正面図、bは同上の要部断面
図、第3図は同上の要部斜視図、第4図は従来例
を示すもので、aは要部正面図、bは要部断面
図、cは要部斜視図である。 1は本体ボツクス、2は前面扉、3は開口部、
4は操作板、9は覆板、10は軸ピン、12は周
壁、14は軸ピン挿通孔、16は折曲片、17は
切り起こし片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面扉に設けた開口部に操作板を露出させると
    共に、露出部の一部を覆う覆板を開口部の下辺に
    枢着してなる火災受信機の上記枢着部において、
    覆板の両側辺の下端部より裏側へ立設した折曲片
    と、各折曲片に対向して操作板に立設した切り起
    こし片とに軸ピン挿通孔を設け、上記軸ピン挿通
    孔に貫挿した頭付き軸ピンの頭部を開口部の周縁
    に折曲形成された周壁に当接させることにより、
    軸ピンの抜け止めとして成る火災受信機の操作部
    の構造。
JP985186U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPH0445111Y2 (ja)

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JP985186U JPH0445111Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JP985186U JPH0445111Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JPS62121693U JPS62121693U (ja) 1987-08-01
JPH0445111Y2 true JPH0445111Y2 (ja) 1992-10-23

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