JPH0445095B2 - - Google Patents
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- JPH0445095B2 JPH0445095B2 JP62147081A JP14708187A JPH0445095B2 JP H0445095 B2 JPH0445095 B2 JP H0445095B2 JP 62147081 A JP62147081 A JP 62147081A JP 14708187 A JP14708187 A JP 14708187A JP H0445095 B2 JPH0445095 B2 JP H0445095B2
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は液晶カラーテレビジヨン受像機、液晶
カラーモニター等の液晶カラーデイスプレイ装置
において、ホワイトバランスの調整等に利用する
受光装置に関する。
カラーモニター等の液晶カラーデイスプレイ装置
において、ホワイトバランスの調整等に利用する
受光装置に関する。
(従来の技術)
液晶カラーテレビジヨン受像機の一例として、
ほぼ90度のねじれ構造をつツイステツド・ネマチ
ツク型(TN型)の液晶表示パネルを利用したも
のがある。
ほぼ90度のねじれ構造をつツイステツド・ネマチ
ツク型(TN型)の液晶表示パネルを利用したも
のがある。
これは、第5図で示すように、ガラス材等で成
る透明基板1,2にそれぞれ画素電極3と共通電
極4を設けるとともに、これらに挟まれるように
液晶層5を設け、各透明基板1,2の外側に偏光
板6,7を取付け、R(赤)、G(緑)、B(青)の
カラーフイルター8を透明基板2と共通電極4と
の間に設けている。こうして成る液晶パネルの背
後には、蛍光管等によるバツクライト(図示せ
ず)を配置し、かつ画素電極3と共通電極4を通
して電圧印加することで、液晶層5での光透過率
が変り、バツクライト等からの光は液晶層5によ
つて光量が制御され、各画素ごとにカラーフイル
ター8を通過し、パネル前面から放射され、カラ
ー表示が行われる。
る透明基板1,2にそれぞれ画素電極3と共通電
極4を設けるとともに、これらに挟まれるように
液晶層5を設け、各透明基板1,2の外側に偏光
板6,7を取付け、R(赤)、G(緑)、B(青)の
カラーフイルター8を透明基板2と共通電極4と
の間に設けている。こうして成る液晶パネルの背
後には、蛍光管等によるバツクライト(図示せ
ず)を配置し、かつ画素電極3と共通電極4を通
して電圧印加することで、液晶層5での光透過率
が変り、バツクライト等からの光は液晶層5によ
つて光量が制御され、各画素ごとにカラーフイル
ター8を通過し、パネル前面から放射され、カラ
ー表示が行われる。
液晶表示パネルの各画素の駆動方法としては、
例えばTFT(薄膜トランジスタ)を用いてこの
TFTをスイツチングすることで、表示画素の選
択を行うようにしたアクテイブ・マトリクス方式
がある。またバツクライトとしては一般的にU字
状の蛍光管が利用されている。
例えばTFT(薄膜トランジスタ)を用いてこの
TFTをスイツチングすることで、表示画素の選
択を行うようにしたアクテイブ・マトリクス方式
がある。またバツクライトとしては一般的にU字
状の蛍光管が利用されている。
このような構造において、印加電圧Vと光透過
率Tの関係は第6図のように表わされる。横軸は
印加電圧V、縦軸は光透過率Tであり、偏光板
6,7の偏光方向が互に垂直方向の場合の特性を
示している。この特性は一義的に表わしている
が、実際にはR(赤)、G(緑)、B(青)とでそれ
ぞれ若干の特性変化がある。
率Tの関係は第6図のように表わされる。横軸は
印加電圧V、縦軸は光透過率Tであり、偏光板
6,7の偏光方向が互に垂直方向の場合の特性を
示している。この特性は一義的に表わしている
が、実際にはR(赤)、G(緑)、B(青)とでそれ
ぞれ若干の特性変化がある。
こうした液晶表示パネルを利用したカラーテレ
ビジヨン受像機にあつて、各受像機ごとに液晶層
5やカラーフイルター8の厚みが同一でないこと
等に起因して第6図の特性が変化し、ホワイトバ
ランスのずれを生じることがある。したがつてブ
ラウン管を用いた受像機と同様にホワイトバラン
スの調整を必要とする。
ビジヨン受像機にあつて、各受像機ごとに液晶層
5やカラーフイルター8の厚みが同一でないこと
等に起因して第6図の特性が変化し、ホワイトバ
ランスのずれを生じることがある。したがつてブ
ラウン管を用いた受像機と同様にホワイトバラン
スの調整を必要とする。
このホワイトバランスの調整方法としては、例
えば液晶パネルにテストパターン等の画像を表示
し、こパネルに受光装置を当てて、各R、G、B
毎の光量を検出し、この検出出力に基ずいて印加
電圧等を調整し、ホワイトバランスが最良になる
ようにしている。
えば液晶パネルにテストパターン等の画像を表示
し、こパネルに受光装置を当てて、各R、G、B
毎の光量を検出し、この検出出力に基ずいて印加
電圧等を調整し、ホワイトバランスが最良になる
ようにしている。
上記受光装置の従来例を第7図、第8図に示
す。第7図は斜視図であり、第8図は内部構造を
示すための第7図の8−8′線に沿う概略断面図
である。
す。第7図は斜視図であり、第8図は内部構造を
示すための第7図の8−8′線に沿う概略断面図
である。
受光装置は、本体部11と受光部12とから成
り、受光部12には受光窓13が形成され、この
窓13にはガラス14が嵌め込まれ、この受光窓
13を液晶パネル(一点鎖線で示す)の前面部に
当接するようにしている。また、本体部11は取
付部15と16を組合せて成り、一方の部材15
にはフオトダイオード17,18,19を並べて
取付け、他方の部材16には反射鏡20を取付け
ている。この反射鏡20は、受光部12の窓と1
3とフオトダイオード17〜19との間に設けら
れ、窓13に対応する側は広く、フオトダイオー
ド17〜19に対応する側は狭くなるような筒状
を成している。また各フオトダイオード17,1
8,19の前面には、R、G、Bのカラーフイル
ター21,22,23が、押え部材24によつて
取付けられ、この押え部材24には各フオトダイ
オード17,18,19に光を導くためのスリツ
ト25,26,27が形成されている。なお、各
カラーフイルター21,22,23を通つたR、
G、Bの光は、それぞれフオトダイオード17,
18,19によつて光電変換され、増幅器(図示
せず)によつて増幅されて、ケーブル28を通し
て導出されるようになつている。
り、受光部12には受光窓13が形成され、この
窓13にはガラス14が嵌め込まれ、この受光窓
13を液晶パネル(一点鎖線で示す)の前面部に
当接するようにしている。また、本体部11は取
付部15と16を組合せて成り、一方の部材15
にはフオトダイオード17,18,19を並べて
取付け、他方の部材16には反射鏡20を取付け
ている。この反射鏡20は、受光部12の窓と1
3とフオトダイオード17〜19との間に設けら
れ、窓13に対応する側は広く、フオトダイオー
ド17〜19に対応する側は狭くなるような筒状
を成している。また各フオトダイオード17,1
8,19の前面には、R、G、Bのカラーフイル
ター21,22,23が、押え部材24によつて
取付けられ、この押え部材24には各フオトダイ
オード17,18,19に光を導くためのスリツ
ト25,26,27が形成されている。なお、各
カラーフイルター21,22,23を通つたR、
G、Bの光は、それぞれフオトダイオード17,
18,19によつて光電変換され、増幅器(図示
せず)によつて増幅されて、ケーブル28を通し
て導出されるようになつている。
上記受光装置による光検出の原理を第8図を参
照して説明すると、液晶パネルから発された光
(光路A,B,C……)は、直接または反射鏡2
0によつて反射され、各カラーフイルター21,
22,23、を介してフオトダイオード17,1
8,19に到達する。こうしてフオトダイオード
17では赤の光量、18では緑の光量、19では
青の光量がそれぞれ検出されることになる。
照して説明すると、液晶パネルから発された光
(光路A,B,C……)は、直接または反射鏡2
0によつて反射され、各カラーフイルター21,
22,23、を介してフオトダイオード17,1
8,19に到達する。こうしてフオトダイオード
17では赤の光量、18では緑の光量、19では
青の光量がそれぞれ検出されることになる。
ところが、液晶カラーデイスプレイにあつて
は、液晶パネルの正面から見た光と、斜め方向か
ら見た光とではその光量にかなりの差があり、光
量検出に際し、視野角依存性が強い。したがつて
直接光(光路A)以外に反射鏡20によつて乱反
射を受けた斜光がフオトダイオードに入力される
と、正確な光量を検出できず、ホワイトバランス
調整時に画面の明るさ変化を正確に測定できなく
なり、ホワイトバランスのずれを生じる。
は、液晶パネルの正面から見た光と、斜め方向か
ら見た光とではその光量にかなりの差があり、光
量検出に際し、視野角依存性が強い。したがつて
直接光(光路A)以外に反射鏡20によつて乱反
射を受けた斜光がフオトダイオードに入力される
と、正確な光量を検出できず、ホワイトバランス
調整時に画面の明るさ変化を正確に測定できなく
なり、ホワイトバランスのずれを生じる。
(発明が解決しようとする問題点)
上述したように、従来の受光装置では、液晶デ
イスプレイからの直射光以外の光も検出してしま
うため、正確な光量測定ができなかつた。
イスプレイからの直射光以外の光も検出してしま
うため、正確な光量測定ができなかつた。
本発明は、このような問題点に対処し、液晶デ
イスプレイからの光量をR、G、Bごとに正確に
測定できるようにした受光装置を提供することを
目的とする。
イスプレイからの光量をR、G、Bごとに正確に
測定できるようにした受光装置を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、液晶パルス面に当接する第1の部材
と、 この部材に所定の配列で互に分離して形成さ
れ、内面が光反射を阻止する処置の施された、所
定の光路長を有する第1、第2、第3の光通過孔
と、 各光通過孔を通して入射した光をそれぞれ受光
し、電気信号に変換するための第1、第2、第3
の光電変換素子と、 前記各光通過孔を通して各光電変換素子に至る
光路中に設けられ、各光電変換素子にそれぞれ三
原色のいずれか1つずつの色の光を導くためのカ
ラーフイルターとを具備して成る液晶デイスプレ
イ用受光装置である。
と、 この部材に所定の配列で互に分離して形成さ
れ、内面が光反射を阻止する処置の施された、所
定の光路長を有する第1、第2、第3の光通過孔
と、 各光通過孔を通して入射した光をそれぞれ受光
し、電気信号に変換するための第1、第2、第3
の光電変換素子と、 前記各光通過孔を通して各光電変換素子に至る
光路中に設けられ、各光電変換素子にそれぞれ三
原色のいずれか1つずつの色の光を導くためのカ
ラーフイルターとを具備して成る液晶デイスプレ
イ用受光装置である。
(実施例)
第1図、第2図は本発明の受光装置の一実施例
を示すもので、第1図は斜視図、第2図は内部構
造を示すための第1図の2−2′線に沿う概略断
面図である。
を示すもので、第1図は斜視図、第2図は内部構
造を示すための第1図の2−2′線に沿う概略断
面図である。
本発明の受光装置は、本体部31と受光部32
とで成り、本体部31には取付部材30が設けら
れ、この取付部材30にはフオトダイオード3
3,34,35等の光電変換素子が一列に並べて
インライン型に取付けてある。
とで成り、本体部31には取付部材30が設けら
れ、この取付部材30にはフオトダイオード3
3,34,35等の光電変換素子が一列に並べて
インライン型に取付けてある。
一方、受光部32はフオトダイオード33,3
4,35を覆うように取付けられるもので、第
1、第2の部材36,37を有し、第1の部材3
6には、液晶パネルからの光の各フオトダイオー
ド33,34,35に到達するように、それぞれ
分離して光通過用の孔38,39,40をインラ
イ配列に形成し、第2の部材37には上記各孔3
8,39,40にそれぞれ連通し、かつフオトダ
イオード33,34,35を収納する収納部4
1,42,43を形成している。そして各収納部
41,42,43内のフオトダイオード33,3
4,35の前面にはそれぞれR、G、Bのカラー
フイルター44,45,46が取付けられてい
る。各フオトダイオードにて光電変換された電気
信号はそれぞれ増幅器(図示せず)によつて増幅
され、ケーブル47を介して取出されるようにな
つている。
4,35を覆うように取付けられるもので、第
1、第2の部材36,37を有し、第1の部材3
6には、液晶パネルからの光の各フオトダイオー
ド33,34,35に到達するように、それぞれ
分離して光通過用の孔38,39,40をインラ
イ配列に形成し、第2の部材37には上記各孔3
8,39,40にそれぞれ連通し、かつフオトダ
イオード33,34,35を収納する収納部4
1,42,43を形成している。そして各収納部
41,42,43内のフオトダイオード33,3
4,35の前面にはそれぞれR、G、Bのカラー
フイルター44,45,46が取付けられてい
る。各フオトダイオードにて光電変換された電気
信号はそれぞれ増幅器(図示せず)によつて増幅
され、ケーブル47を介して取出されるようにな
つている。
このような構成において、第1、第2の部材3
6,37は例えばベークライトであり、各孔3
8,39,40の内面は光の反射を阻止する処置
が施されている。光の反射を防止するには孔38
〜40の内面をざら目にしたり、黒色塗装が適し
ているが、ベークライトはそれ自身が黒色に近い
色であるし、孔をあけたときにざら目になり易い
ので有効である。なお、第1、第2の部材36,
37は一体に成形したものであつても良い。
6,37は例えばベークライトであり、各孔3
8,39,40の内面は光の反射を阻止する処置
が施されている。光の反射を防止するには孔38
〜40の内面をざら目にしたり、黒色塗装が適し
ているが、ベークライトはそれ自身が黒色に近い
色であるし、孔をあけたときにざら目になり易い
ので有効である。なお、第1、第2の部材36,
37は一体に成形したものであつても良い。
また各孔38〜40の径は、フオトダイオード
33〜35の受光面の面積を考慮して設定され、
受光面の面積に対し、孔の径が大き過ぎても小さ
過ぎても好ましくなく、最も受光効率の良い径を
選ぶ必要がある。
33〜35の受光面の面積を考慮して設定され、
受光面の面積に対し、孔の径が大き過ぎても小さ
過ぎても好ましくなく、最も受光効率の良い径を
選ぶ必要がある。
また各孔38〜40の軸方向の長さ(光路長)
は、長ければ長いほど、直射光以外の光の入来を
阻止する効果が高くなるが、フオトダイオード3
3〜35へ到達する光量が減少するため、孔の長
さは視野角と光量とを考慮して選ぶ必要がある。
例えば各孔38〜40の径を6mmとしたとき、光
路長は5〜6mmで良好な結果を得た。
は、長ければ長いほど、直射光以外の光の入来を
阻止する効果が高くなるが、フオトダイオード3
3〜35へ到達する光量が減少するため、孔の長
さは視野角と光量とを考慮して選ぶ必要がある。
例えば各孔38〜40の径を6mmとしたとき、光
路長は5〜6mmで良好な結果を得た。
また、受光部32の第1の部材36は、液晶パ
ネル面に当接する関係上、パネルの表面を傷つけ
ないような材質が望ましいが、あまり軟質である
と当接時の圧力によつて厚みが減少(変化)し、
フオトダイオードまでの光路長が一定とならない
ため、正確な光量が測定できない。したがつて硬
質で、かつ液晶パネルを傷つけないものを選ぶ必
要があり、ベークライト等が適している。
ネル面に当接する関係上、パネルの表面を傷つけ
ないような材質が望ましいが、あまり軟質である
と当接時の圧力によつて厚みが減少(変化)し、
フオトダイオードまでの光路長が一定とならない
ため、正確な光量が測定できない。したがつて硬
質で、かつ液晶パネルを傷つけないものを選ぶ必
要があり、ベークライト等が適している。
各フオトダイオード33〜35は一直線状に並
べてインライン型に配列しているが、これは次の
ような理由による。即ち、バツクライトとしては
一般的にU字状の蛍光管が利用され、液晶パネル
との関係を概略的に示すと、第3図のようになつ
ている。第3図において51は液晶パネルであ
り、52はバツクライトとしてのU字状蛍光管を
示している。もしフオトダイオードが直線状に配
置されず、例えばデルタ型に配置されたとする
と、各フオトダイオードは、図中33a,34
a,35aのような関係になる場合がある。この
とき34aと蛍光管52との位置は一致している
が、33aと35aは少しずれた位置にくる。し
たがつてフオトダイオード34aへの光量が他の
フオトダイオード33a,35aへの光量よりも
大きくなり、蛍光管52の位置によつて各フオト
ダイオードでの受光量が変化してしまう。これに
対しフオトダイオードを一直線上に並べた場合
は、図中33b,34b,35bで示すように蛍
光管52からの光がそれぞれ均等に各フオトダイ
オードに入射するようになるため、蛍光管52の
位置、形状によつて各フオトダイオードへの光量
が変化することはない。
べてインライン型に配列しているが、これは次の
ような理由による。即ち、バツクライトとしては
一般的にU字状の蛍光管が利用され、液晶パネル
との関係を概略的に示すと、第3図のようになつ
ている。第3図において51は液晶パネルであ
り、52はバツクライトとしてのU字状蛍光管を
示している。もしフオトダイオードが直線状に配
置されず、例えばデルタ型に配置されたとする
と、各フオトダイオードは、図中33a,34
a,35aのような関係になる場合がある。この
とき34aと蛍光管52との位置は一致している
が、33aと35aは少しずれた位置にくる。し
たがつてフオトダイオード34aへの光量が他の
フオトダイオード33a,35aへの光量よりも
大きくなり、蛍光管52の位置によつて各フオト
ダイオードでの受光量が変化してしまう。これに
対しフオトダイオードを一直線上に並べた場合
は、図中33b,34b,35bで示すように蛍
光管52からの光がそれぞれ均等に各フオトダイ
オードに入射するようになるため、蛍光管52の
位置、形状によつて各フオトダイオードへの光量
が変化することはない。
こように蛍光管52の形状を考慮して各フオト
ダイオード33〜35の配列、即ち光通過用の孔
38〜40の配列を決定している。
ダイオード33〜35の配列、即ち光通過用の孔
38〜40の配列を決定している。
次に、この受光装置の動作について第2図を参
照して説明する。
照して説明する。
液晶パネル51からの光は受光部32の各孔3
8,39,40を通し、かつカラーフイルター4
4,45,46を介してフオトダイオード33,
34,35に入光される。液晶パネル51からの
光は、孔38,39,40を通すことで図示矢印
で示す如く、各フオトダイオード33,34,3
5に対し大部分が直射光として入射される。直射
光以外の斜光は孔38,39,40内面の光反射
阻止効果によつてフオトダイオードには到達せ
ず、正確な光量測定が可能となる。こうしてフオ
トダイオード33ではR成分が検出され、34で
はG成分、35ではB成分がそれぞれ検出され
る。検出出力は増幅器で増幅された後、ケーブル
47を介して導出されホワイトバランスの調整等
に利用される。
8,39,40を通し、かつカラーフイルター4
4,45,46を介してフオトダイオード33,
34,35に入光される。液晶パネル51からの
光は、孔38,39,40を通すことで図示矢印
で示す如く、各フオトダイオード33,34,3
5に対し大部分が直射光として入射される。直射
光以外の斜光は孔38,39,40内面の光反射
阻止効果によつてフオトダイオードには到達せ
ず、正確な光量測定が可能となる。こうしてフオ
トダイオード33ではR成分が検出され、34で
はG成分、35ではB成分がそれぞれ検出され
る。検出出力は増幅器で増幅された後、ケーブル
47を介して導出されホワイトバランスの調整等
に利用される。
こうして本発明では、視野角依存性に関係なく
R、G、Bごとの正確な光量測定が可能である。
R、G、Bごとの正確な光量測定が可能である。
第4図は本発明の受光装置の他の実施例を示し
たものであり、受光部32の液晶パネルとの当接
面の面積を広くとるように、第1の部材36の形
状を液晶パネルの大きさと同等の大きさにしたも
のである。これは受光部32が液晶パネル51に
対し、傾いて当接されたような場合、外光(矢印
D)が入来するの防ぐ効果がある。第1の部材3
6の形状が小さい場合、受光部32が傾いて当接
されると、外光(点線E)が入来する可能性が高
くなる。こうして外光の影響を少くすることがで
きる。
たものであり、受光部32の液晶パネルとの当接
面の面積を広くとるように、第1の部材36の形
状を液晶パネルの大きさと同等の大きさにしたも
のである。これは受光部32が液晶パネル51に
対し、傾いて当接されたような場合、外光(矢印
D)が入来するの防ぐ効果がある。第1の部材3
6の形状が小さい場合、受光部32が傾いて当接
されると、外光(点線E)が入来する可能性が高
くなる。こうして外光の影響を少くすることがで
きる。
以上述べたように本発明の受光装置によれば、
液晶デイスプレイからの光量を正確に測定するこ
とができホワイトバランス等の調整も良好に行う
ことができる。
液晶デイスプレイからの光量を正確に測定するこ
とができホワイトバランス等の調整も良好に行う
ことができる。
第1図は本発明の受光装置の一実施例を示す斜
視図、第2図は第1図の内部構造を示す概略断面
図、第3図は光電変換素子の配列を説明するため
の説明図、第4図は本発明の受光装置の他の実施
例を説明するための側面図、第5図は一般的な液
晶パネルの構造を示す断面図、第6図は液晶パネ
ルにおける印加電圧対光透過率の関係を示す特性
図、第7図は従来の受光装置を示す斜視図、第8
図は第7図の内部構造を示す概略断面図である。 33,34,35……フオトダイオード(光電
変換素子)、36……第1の部材、38,39,
40……光通過用の孔、44,45,46……カ
ラーフイルター、51……液晶パネル、52……
蛍光管。
視図、第2図は第1図の内部構造を示す概略断面
図、第3図は光電変換素子の配列を説明するため
の説明図、第4図は本発明の受光装置の他の実施
例を説明するための側面図、第5図は一般的な液
晶パネルの構造を示す断面図、第6図は液晶パネ
ルにおける印加電圧対光透過率の関係を示す特性
図、第7図は従来の受光装置を示す斜視図、第8
図は第7図の内部構造を示す概略断面図である。 33,34,35……フオトダイオード(光電
変換素子)、36……第1の部材、38,39,
40……光通過用の孔、44,45,46……カ
ラーフイルター、51……液晶パネル、52……
蛍光管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液晶パネルに当接し、このパネルからの光を
検出するための受光装置であつて、 液晶パネル面に当接する第1の部材と、 この部材に所定の配列で互に分離して形成さ
れ、内面が光反射を阻止する処置の施された、所
定の光路長を有する第1、第2、第3の光通過孔
と、 各光通過孔を通して入射した光をそれぞれ受光
し、電気信号に変換するための第1、第2、第3
の光電変換素子と、 前記各光通過孔を通して各光電変換素子に至る
光路中に設けられ、各光電変換素子にそれぞれ三
原色のいずれか1つずつの色の光を導くためのカ
ラーフイルターとを具備して成る液晶デイスプレ
イ用受光装置。 2 前記第1、第2、第3の光通過孔は、インラ
イン型に配列されて成ることを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の液晶デイスプレイ用受光
装置。 3 前記第1の部材の液晶パネルに当接する部分
の面積を、この液晶パネルの大きさと同等の大き
さにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
および第2項に記載の液晶デイスプレイ用受光装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62147081A JPS63311326A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 液晶ディスプレイ用受光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62147081A JPS63311326A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 液晶ディスプレイ用受光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63311326A JPS63311326A (ja) | 1988-12-20 |
JPH0445095B2 true JPH0445095B2 (ja) | 1992-07-23 |
Family
ID=15422039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62147081A Granted JPS63311326A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 液晶ディスプレイ用受光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63311326A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2584073B2 (ja) * | 1989-11-02 | 1997-02-19 | 松下電器産業株式会社 | カラー液晶画像表示装置の検査方法 |
JP3749571B2 (ja) * | 1996-05-27 | 2006-03-01 | 横河電機株式会社 | マイクロ分光分析器 |
-
1987
- 1987-06-15 JP JP62147081A patent/JPS63311326A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63311326A (ja) | 1988-12-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |