JPH0445045Y2 - - Google Patents

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JPH0445045Y2
JPH0445045Y2 JP1986127101U JP12710186U JPH0445045Y2 JP H0445045 Y2 JPH0445045 Y2 JP H0445045Y2 JP 1986127101 U JP1986127101 U JP 1986127101U JP 12710186 U JP12710186 U JP 12710186U JP H0445045 Y2 JPH0445045 Y2 JP H0445045Y2
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JP
Japan
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valve
chamber
valve seat
regulating valve
diaphragm
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JP1986127101U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は液化ガスの高圧容器(ボンベ)から取
り出した高圧ガスを所要のガス圧に減圧調整して
送り出すガスの圧力調整器における調整弁の弁座
に対する接触閉止を強制する装置に関するもので
ある。
「従来の技術」 従来の斯の種のガスの圧力調整器においては、
第2図に示す如く、弁框体20の減圧室21の一
側に張設せるダイヤフラム22の中央に装着した
取着盤23に突当部24を設け、該突当部24
に、一次圧力室25の調整弁室部26の弁座部2
7の弁孔28から減圧室21内に突出させた調整
弁29の弁軸30の先端30′を相対させ、調整
スプリング31を介し調整ハンドル32でダイヤ
フラム22を押圧して取着盤23の突当部24で
弁軸30の先端30′を押し、小発条33に抗し
て調整弁29を押圧して調整弁29の先端部の弁
シート34を弁座部27から離し一次圧力室25
に入つた高圧ガスを減圧室21に通じて減圧調整
し出口孔部35に連らなる供給パイプ(図示せ
ず)中に送り出すようにしてある。
「考案が解決しようとする問題点」 上記のように従来の斯の種のガス圧力調整器
は、減圧室21内に突出せる調整弁29の弁軸3
0の先端30′を弁軸30とは分離されたダイヤ
フラム22の取着盤23の突当部24で押圧し作
動するようにしてあるために、閉弁に際して調整
ハンドル32を緩めてダイヤフラム22を旧位に
復帰させ、旧位に復せるダイヤフラム22の取着
盤23の突当部24が弁軸30の先端から離れ、
小発条33の作用と相俟つて一次圧力室25内の
ガス圧で調整弁29が弁座部27に向つて押圧さ
れ調整弁29の弁シート34が弁座部27に接合
しようとしても、この弁座部27に、ガス中に混
入している金属粉その他の塵芥等が附着している
と、調整弁29の弁シート34と弁座部27との
密接が阻害され、弁シート34と弁座部27との
間に〓間が生じて一次圧力室25からのガスが減
圧室21内に漏洩して閉弁ができなくなる。
本考案は、上記のようなガス圧力調整器におけ
る調整弁の弁シートと弁座部との接合上の欠点を
解消して弁座部に金属粉その他の塵芥等が附着し
ていても、弁座部に有弾性材になる弁シートを強
く引きつけて弁シートと弁座部とを密接させ、確
実に閉弁を行い得るようにした調整弁の閉止強制
装置を提供することを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記の目的を達成するために次の如き
手段を講じている。
即ち、弁框体の導気孔に連通せる一次圧力室の
調整弁室部内の小発条で弁座部に弾圧接触せる調
整弁を、弁框体の一端に螺合せる調整ハンドルに
連らなる調整スプリングを螺進させることによ
り、前記調整スプリングに接合した減圧室の一側
のダイヤフラムで前記小発条に抗して開弁作動す
るようにしたガス圧力調整器において、 調整弁室内に配した調整弁の先端に細長い連繋
軸部を連設する。
上記調整弁の細長い連繋軸部を調整弁室部の弁
座部の弁孔に環状空間を存しさせて挿通し弁孔と
連通せる減圧室内に臨ませる。
而して上記減圧室内に臨ませた調整弁の細長い
連繋軸部の頭部を減圧室の一側を形成するダイヤ
フラムに装着した取着盤に連結固定する。
「作用」 上記のように、本考案は、調整弁室部の弁座部
に小発条で弾圧接触させた調整弁の先端に細長い
連繋軸部を連設して、該細長い連繋軸部を弁孔を
通して減圧室内に臨ませ、細長い連繋軸部の頭部
を減圧室の一側のダイヤフラムに装着した取着盤
に連結固定したから、閉弁に際して調整ハンドル
を緩めてダイヤフラムへの押圧を解除しても、弁
座部に附着したガス中に混入せる金属粉その他の
塵芥のために、小発条と相俟つ一次圧力室のガス
圧での押圧では調整弁の先端を弁座部に密接させ
ることができなくなつた場合に、一次圧力室の高
圧のガスが調整弁の先端と弁座部との〓間から減
圧室内に通じて減圧室内のガス圧が高まり、ダイ
ヤフラムが調整ハンドルの側に向つて膨出し、該
ダイヤフラムの取着盤に頭部を連結固定せる連繋
軸を連設した調整弁が弁座部に向つて強く引き付
けられ、調整弁の先端が弁座部に強制密接させら
れ確実に閉弁される。
「実施例」 次に本考案の実施の一例を図面に就いて詳しく
説明する。
弁框体の1の高圧ガスボンベ(図示せず)に連
らなる導気孔2に連通する一次圧力室3の調整弁
室部4内に、小発条5で調整弁室部4の拡開傾斜
周面となせる弁座部6に向つて弾圧せる調整弁7
が配してある。
上記調整弁7は、先端中央に細長い連繋軸部8
が連設してあり、調整弁7の先端から細長い連繋
軸部8の中間にわたる周面には、有弾性の弁シー
ト9が装着してあつて、該有弾性の弁シート9を
上記弁座部6に上記小発条5で接離自由に弾圧接
触させてあり、且つ弁シート9の外方に突出せる
細長い連繋軸部8を弁座部6の弁孔6′との間に
環状空間10を存しさせて弁孔6′に挿通して頭
部8′を減圧室11内に臨ませ、該頭部8′を減圧
室11の一側に張設したダイヤフラム12に装着
せる取着盤13に連結固定してある。
上記ダイヤフラム12の背面には調整スプリン
グ14を介して弁框体1の一端に螺軸部15を螺
合せる調整ハンドル16が連繋してあつて、調整
ハンドル16の螺軸部15を螺進させることによ
り調整スプリング14を介してダイヤフラム12
を押圧し、該ダイヤフラム12に細長い連繋軸部
8を連結せる調整弁7の先端の弁シート9を小発
条5に抗して弁座部6から離して開弁し、弁孔
6′と細長い連繋軸部8との間の環状空間10を
介して一次圧力室の高圧ガスを減圧室11に通じ
て減圧され、また上記とは反対に調整ハンドル1
6を廻して、螺軸部15を螺退させることにより
ダイヤフラム12への押圧を解除してダイヤフラ
ム12を旧位に復させ調整弁7を小発条5と相俟
つ一次圧力室3のガス圧で押圧し先端の有弾性の
弁シート9を弁座部6に接合させ閉弁するように
してある。
上記のように本考案においては、一次圧力室3
の調整弁室部4の弁座部6に先端を小発条5と一
次圧力室3のガス圧とで接離自由に弾圧接触させ
る調整弁7の先端に細長い連繋軸部8を連接して
該連繋軸部8を弁孔6′を通して減圧室11内に
臨ませ、連繋軸部8の頭部8′を減圧室11の一
側を形成するダイヤフラム12の取着盤13に連
結固定してあるので閉弁に際して調整ハンドル1
6を緩めてダイヤフラム12への押圧を解消して
も、弁座部に附着した金属粉その他の塵芥で調整
弁7の先端が弁座部6に密接せず一次圧力室3の
ガスが減圧室11内に漏出すると減圧室11内の
ガス圧が高くなつてダイヤフラム12が調整ハン
ドル16の側に膨出してダイヤフラム12に連繋
軸部8を連結せる調整弁7が弁座部6に向つて強
く引きつけられるのである。
「考案の効果」 本考案は上記のように一次圧力室の調整弁室部
内の小発条で弁座部に接離自由に接しさせた調整
弁の先端に連繋軸部を連設して該連繋軸部を弁孔
を通して減圧室内に臨ませ、該連繋軸部の頭部を
減圧室の一側のダイヤフラムの取着盤に連結固定
したから、長い間の使用で、ガス中に混入せる金
属粉その他の塵芥等が弁座部に附着して、調整ハ
ンドルを緩めダイヤフラムへの押圧を解消して
も、調整弁の先端が弁座部に密接しない状態が生
じて一次圧力室のガスが減圧室内に漏出し、減圧
室内のガス圧が高まつてダイヤフラムが調整ハン
ドルの側に向つて膨出すると、該ダイヤフラムに
頭部を連結固定した連繋軸部を介して調整弁が弁
座部に向つて強く引きつけられ、調整弁の先端が
弁座部に強制的に圧接され調整弁の先端に弁座部
に附着せる金属粉やその他の塵芥等を食い込ませ
て弁座部に密接し、従来のものの如く弁座部に附
着した金属粉その他の塵芥等により閉弁を阻害さ
れるというような不都合な事態を生ぜず、長き使
用にわたり調整弁の閉止を強制して確実に閉弁を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので第1図
は一部を切欠いて要部の構成を示す側面図、第2
図は従来のものの一部を切欠いた側面図である。 1……弁框体、2……導気孔、3……一次圧力
室、4……調整弁室部、5……小発条、6……弁
座部、6′……弁孔、7……調整弁、8……連繋
軸部、8′……頭部、11……減圧室、12……
ダイヤフラム、13……取着盤、14……調整ス
プリング、16……調整ハンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁框体の導気孔に連通せる一次圧力室の調整弁
    室部内の小発条で調整弁室部の弁座部に接離自由
    に先端を接しさせた調整弁を、弁框体の一端に螺
    合せる調整ハンドルに連なる調整スプリングを螺
    進させることにより、前記調整スプリングに接合
    させた減圧室の一側のダイヤフラムで前記小発条
    に抗して開弁作動するようにしたガス圧力調整器
    において、 調整弁室部内に配した調整弁の先端に連繋軸部
    を連設し、該連繋軸部を弁座部の弁孔を通して減
    圧室内に臨ませ、上記連繋軸部の頭部を減圧室の
    一側のダイヤフラムに装着した取着盤に連結固定
    してなるガス圧力調整器における調整弁の閉止強
    制装置。
JP1986127101U 1986-08-22 1986-08-22 Expired JPH0445045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986127101U JPH0445045Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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JP1986127101U JPH0445045Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS6335111U JPS6335111U (ja) 1988-03-07
JPH0445045Y2 true JPH0445045Y2 (ja) 1992-10-23

Family

ID=31021528

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986127101U Expired JPH0445045Y2 (ja) 1986-08-22 1986-08-22

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JP (1) JPH0445045Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5482724A (en) * 1977-12-14 1979-07-02 Katsuhiko Mukai Pressure reducing valve
US4257450A (en) * 1979-06-01 1981-03-24 Veriflo Corporation Pressure-reducing regulator valve for high-pressure gases

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5482724A (en) * 1977-12-14 1979-07-02 Katsuhiko Mukai Pressure reducing valve
US4257450A (en) * 1979-06-01 1981-03-24 Veriflo Corporation Pressure-reducing regulator valve for high-pressure gases

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JPS6335111U (ja) 1988-03-07

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