JPH044485B2 - - Google Patents
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- JPH044485B2 JPH044485B2 JP60050746A JP5074685A JPH044485B2 JP H044485 B2 JPH044485 B2 JP H044485B2 JP 60050746 A JP60050746 A JP 60050746A JP 5074685 A JP5074685 A JP 5074685A JP H044485 B2 JPH044485 B2 JP H044485B2
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、燃焼ガス中の窒素酸化物(NOx)
の発明を抑制すると同時に同ガスから硫黄分を除
去する3段燃焼法に関するものである。
の発明を抑制すると同時に同ガスから硫黄分を除
去する3段燃焼法に関するものである。
従来技術およびその問題点
従来、この種の燃焼法としては、第2図に示す
ように、供給燃料を高温還元雰囲気で燃焼して1
次燃焼ゾーン21を形成し、同ゾーン21の後流
側で供給燃料の未燃分を低温酸化雰囲気で緩慢に
完全燃焼して2次燃焼ゾーン22を形成する2段
燃焼法において、脱硫剤を1次燃焼ゾーン21に
供給して、同ゾーン21において供給燃料を1次
空気で高温還元雰囲気で燃焼させ、生じた灰分お
よび脱硫反応生成物を溶融状態で1次燃焼室23
の炉底に設けられた取出口24から取出す方法が
知られている。
ように、供給燃料を高温還元雰囲気で燃焼して1
次燃焼ゾーン21を形成し、同ゾーン21の後流
側で供給燃料の未燃分を低温酸化雰囲気で緩慢に
完全燃焼して2次燃焼ゾーン22を形成する2段
燃焼法において、脱硫剤を1次燃焼ゾーン21に
供給して、同ゾーン21において供給燃料を1次
空気で高温還元雰囲気で燃焼させ、生じた灰分お
よび脱硫反応生成物を溶融状態で1次燃焼室23
の炉底に設けられた取出口24から取出す方法が
知られている。
しかしこの方法では、灰分は一般に珪酸を主成
分としているため、1次燃焼ゾーン21に供給さ
れた脱硫剤は大部分この珪酸と反応して複雑な珪
酸化合物を形成してしまう。そのため高い脱硫効
率を確保するには脱硫剤を多量使用する必要があ
り、脱硫剤の単位使用量当りの脱硫効率は低いも
のとなつた。また取出口24から取出した回収脱
硫剤には灰分が多量混入しているため、これを循
環使用するには循環総量が多過ぎて、脱硫剤の単
位量当りの循環輸送コストがはなはだ高くつい
た。
分としているため、1次燃焼ゾーン21に供給さ
れた脱硫剤は大部分この珪酸と反応して複雑な珪
酸化合物を形成してしまう。そのため高い脱硫効
率を確保するには脱硫剤を多量使用する必要があ
り、脱硫剤の単位使用量当りの脱硫効率は低いも
のとなつた。また取出口24から取出した回収脱
硫剤には灰分が多量混入しているため、これを循
環使用するには循環総量が多過ぎて、脱硫剤の単
位量当りの循環輸送コストがはなはだ高くつい
た。
この発明は、上記のような実情からなされたも
のであつて、脱硫剤の供給量が少なくてすみかつ
回収脱硫剤の循環再使用のための輸送コストを節
減することのできる3段燃焼法を提供することを
目的とする。
のであつて、脱硫剤の供給量が少なくてすみかつ
回収脱硫剤の循環再使用のための輸送コストを節
減することのできる3段燃焼法を提供することを
目的とする。
問題点の解決手段
この発明による燃焼法は、上記目的の達成のた
めに、1次燃料を過剰の1次空気で高温酸化雰囲
気で燃焼して1次燃焼ゾーンを形成し、同ゾーン
の後流側に2次燃料を供給して1次空気の余剰分
で還元雰囲気で燃焼して2次燃焼ゾーンを形成
し、同ゾーンの後流側に2次空気を供給して2次
燃料の未燃分を低温酸化雰囲気で緩慢に燃焼して
3次燃焼ゾーンを形成し、脱硫剤を3次燃焼ゾー
ンに供給して脱硫を行い、これにより硫黄分を硫
酸塩として取出すことを特徴とする。
めに、1次燃料を過剰の1次空気で高温酸化雰囲
気で燃焼して1次燃焼ゾーンを形成し、同ゾーン
の後流側に2次燃料を供給して1次空気の余剰分
で還元雰囲気で燃焼して2次燃焼ゾーンを形成
し、同ゾーンの後流側に2次空気を供給して2次
燃料の未燃分を低温酸化雰囲気で緩慢に燃焼して
3次燃焼ゾーンを形成し、脱硫剤を3次燃焼ゾー
ンに供給して脱硫を行い、これにより硫黄分を硫
酸塩として取出すことを特徴とする。
この発明による燃焼法において、1次燃焼ゾー
ンの燃焼温度は灰分の流動点以上の高温になさ
れ、同ゾーンで生じた灰分の溶融物は炉底から取
出される。
ンの燃焼温度は灰分の流動点以上の高温になさ
れ、同ゾーンで生じた灰分の溶融物は炉底から取
出される。
また3次燃焼ゾーンから3次燃焼ガスに同伴し
て出た脱硫剤の残部は回収されてその少なくとも
一部を同ゾーンに循環供給される。
て出た脱硫剤の残部は回収されてその少なくとも
一部を同ゾーンに循環供給される。
脱硫剤としてはたとえばCaCO3、Ca(OH)2、
CaO、ドロマイトなどのカルシウム系化合物が通
常は粉状で用いられる。
CaO、ドロマイトなどのカルシウム系化合物が通
常は粉状で用いられる。
発明の効果
以上の次第で、この発明の3段燃焼法によれ
ば、脱硫剤は3次燃焼ゾーンに供給され、また1
次燃焼ゾーンで生じた灰分は同ゾーンから溶融状
態で取出されるので、灰分溶融物と脱硫剤は完全
に分離され、3次燃焼ゾーンにおいて脱硫剤は灰
分をほとんど含まない。したがつて本明細書の冒
頭で説明したような珪酸塩化合物の形成に起因す
る脱硫剤の供給量の増大の問題を解消して、脱硫
剤の単位供給量当りの脱硫効率を大幅に向上する
ことができる。
ば、脱硫剤は3次燃焼ゾーンに供給され、また1
次燃焼ゾーンで生じた灰分は同ゾーンから溶融状
態で取出されるので、灰分溶融物と脱硫剤は完全
に分離され、3次燃焼ゾーンにおいて脱硫剤は灰
分をほとんど含まない。したがつて本明細書の冒
頭で説明したような珪酸塩化合物の形成に起因す
る脱硫剤の供給量の増大の問題を解消して、脱硫
剤の単位供給量当りの脱硫効率を大幅に向上する
ことができる。
また上記のように脱硫剤が3次燃焼ゾーンに供
給されることにより、同ゾーンから回収された残
部脱硫剤は上述のように灰分をほとんど含まない
ので、同脱硫剤を3次燃焼ゾーンに循環供給する
際の循環総量が少なくなり、循環輸送コストを大
幅に節減することができる。
給されることにより、同ゾーンから回収された残
部脱硫剤は上述のように灰分をほとんど含まない
ので、同脱硫剤を3次燃焼ゾーンに循環供給する
際の循環総量が少なくなり、循環輸送コストを大
幅に節減することができる。
さらに低温酸化雰囲気の3次燃焼ゾーンに脱硫
剤を供給して脱硫を行い、硫黄分を硫酸塩として
取出すので、脱硫剤の循環供給工程を簡素化する
ことができ、循環コストを大幅に節減することが
できる。
剤を供給して脱硫を行い、硫黄分を硫酸塩として
取出すので、脱硫剤の循環供給工程を簡素化する
ことができ、循環コストを大幅に節減することが
できる。
またこうして回収脱硫剤を低輸送コストで循環
使用することが可能になつたことにより、新鮮な
脱硫剤の使用量を節減することができ、この点で
も脱硫剤の単位使用量当りの脱硫効率を向上する
ことができる。
使用することが可能になつたことにより、新鮮な
脱硫剤の使用量を節減することができ、この点で
も脱硫剤の単位使用量当りの脱硫効率を向上する
ことができる。
さらに1次燃焼ゾーンから取出された灰分溶融
物は脱硫剤を全く含まないので、灰処理が容易で
ある。
物は脱硫剤を全く含まないので、灰処理が容易で
ある。
実施例
つぎに上記効果を実証するためにこの発明の実
施例を挙げる。
施例を挙げる。
第1図において、1次燃焼室1の側部に設けら
れたバーナー2に1次燃料と1次空気を供給し
て、1次燃料を高温で酸化雰囲気で燃焼させる。
1次燃料としては燃焼により灰分を多量発生する
ものを用い、燃焼温度は灰分の流動点以上の高温
とし、1次空気は空気比(実際に供給される空気
量/燃焼に理論上必要な空気量)1以上好ましく
は約1.4の空気過剰状態を生じるように供給する。
こうして1次燃料の燃焼により1次燃焼室1内に
1次燃焼ゾーン3が形成される。
れたバーナー2に1次燃料と1次空気を供給し
て、1次燃料を高温で酸化雰囲気で燃焼させる。
1次燃料としては燃焼により灰分を多量発生する
ものを用い、燃焼温度は灰分の流動点以上の高温
とし、1次空気は空気比(実際に供給される空気
量/燃焼に理論上必要な空気量)1以上好ましく
は約1.4の空気過剰状態を生じるように供給する。
こうして1次燃料の燃焼により1次燃焼室1内に
1次燃焼ゾーン3が形成される。
同ゾーン3で生じた灰分は、上記高温雰囲気に
より溶融せられ、溶融物は炉内面に付着堆積し、
さらに同面に沿つて流下して、1次燃焼室1の炉
底に設けられた取出口4から連続的に取出され
る。そのため1次燃焼ガスは灰分をほとんど同伴
しない。1次燃焼ゾーン3では燃焼が高温酸化雰
囲気で行なわれるため、NOxがかなり発生する。
より溶融せられ、溶融物は炉内面に付着堆積し、
さらに同面に沿つて流下して、1次燃焼室1の炉
底に設けられた取出口4から連続的に取出され
る。そのため1次燃焼ガスは灰分をほとんど同伴
しない。1次燃焼ゾーン3では燃焼が高温酸化雰
囲気で行なわれるため、NOxがかなり発生する。
1次空気の余剰分を含んだ1次燃焼ガスは、1
次燃焼室1から隔壁14の連通孔5を経て同室1
の上方すなわち後流側に連接された2次燃焼室6
に導かれる。同室6には2次燃料を供給し、1次
空気の余剰分で還元雰囲気で燃焼する。2次燃料
の供給量は燃料の全供給量の30%以下である。こ
うして2次燃焼室6内に2次燃焼ゾーン7が形成
される。同ゾーン7では上記のように還元雰囲気
で燃焼が行なわれるため、先に生じたNOxはN2
に還元される。
次燃焼室1から隔壁14の連通孔5を経て同室1
の上方すなわち後流側に連接された2次燃焼室6
に導かれる。同室6には2次燃料を供給し、1次
空気の余剰分で還元雰囲気で燃焼する。2次燃料
の供給量は燃料の全供給量の30%以下である。こ
うして2次燃焼室6内に2次燃焼ゾーン7が形成
される。同ゾーン7では上記のように還元雰囲気
で燃焼が行なわれるため、先に生じたNOxはN2
に還元される。
2次燃焼ガスには炭化水素ラジカルや一酸化炭
素などの未燃分が多量に含まれているので、つい
で同ガスを、2次燃焼室7の上方すなわち後流側
に連設されかつ吸熱管群8を備えた3次燃焼室1
5に導いて、同室15に2次空気を供給して、上
記未燃分を低温酸化雰囲気で緩慢に燃焼する。こ
うして3次燃焼室15に3次燃焼ゾーン16を形
成する。同ゾーン16では上記のように低温酸化
雰囲気で緩慢な燃焼が行なわれるため、サーマル
NOxの発生は少なく、全NOx濃度は極めて低
い。また2次燃焼ガスに同伴して来る灰分の量
は、2次燃料の供給量が燃料の全供給量の30%以
下であるため、やはり全灰分量の30%以下とな
る。
素などの未燃分が多量に含まれているので、つい
で同ガスを、2次燃焼室7の上方すなわち後流側
に連設されかつ吸熱管群8を備えた3次燃焼室1
5に導いて、同室15に2次空気を供給して、上
記未燃分を低温酸化雰囲気で緩慢に燃焼する。こ
うして3次燃焼室15に3次燃焼ゾーン16を形
成する。同ゾーン16では上記のように低温酸化
雰囲気で緩慢な燃焼が行なわれるため、サーマル
NOxの発生は少なく、全NOx濃度は極めて低
い。また2次燃焼ガスに同伴して来る灰分の量
は、2次燃料の供給量が燃料の全供給量の30%以
下であるため、やはり全灰分量の30%以下とな
る。
なお、隔壁14は1次燃焼室1と2次燃焼室6
を区分して、NOx低減効果を増大させる役目と、
1次燃焼ゾーン3で生じた灰分が1次燃焼ガスに
同伴して2次燃焼ゾーン7に移行するのを防止す
る役目とを果たすものであるが、これは場合によ
つては設けられないこともある。
を区分して、NOx低減効果を増大させる役目と、
1次燃焼ゾーン3で生じた灰分が1次燃焼ガスに
同伴して2次燃焼ゾーン7に移行するのを防止す
る役目とを果たすものであるが、これは場合によ
つては設けられないこともある。
3次燃焼ゾーン16においては硫黄分はSO2と
して存在している。そこで3次燃焼室15の2次
空気供給位置のやや上側から粉状のカルシウム系
脱硫剤を当量比Ca/S=4で気送空気で3次燃
焼ゾーン15に直接噴射供給すると、SO2は脱硫
剤と反応してCaSO4に変化する(脱硫率約70%)。
して存在している。そこで3次燃焼室15の2次
空気供給位置のやや上側から粉状のカルシウム系
脱硫剤を当量比Ca/S=4で気送空気で3次燃
焼ゾーン15に直接噴射供給すると、SO2は脱硫
剤と反応してCaSO4に変化する(脱硫率約70%)。
3次燃焼室15を炉頂から排出される3次燃焼
ガスは、バグフイルター9に通され、同ガスに同
伴して来た脱硫剤含有粉体が捕捉され、捕捉粉体
がコンベア10で収集される。収集粉体の一部は
エジエクター11により3次燃焼ゾーン16に気
送されて、やはり同ゾーン16に噴射供給され
る。こうして回収脱硫剤を循環再使用しているう
ちに、脱硫剤含有粉体中に含まれる脱硫反応生成
物、未反応物、フライアツシユなどの量が徐々に
増加してこれらが蓄積してくるので、上記脱硫剤
含有粉体の一部を系外に排出し、その代わりに新
鮮な脱硫剤をホツパー12からエジエクター13
で3次燃焼ゾーン16に気送し、回収脱硫剤との
混合状態で同ゾーン16内に補足供給する。系外
に排出された上記粉体は灰分をほとんど含まない
ので、これを他の原料に使用することもできる。
ガスは、バグフイルター9に通され、同ガスに同
伴して来た脱硫剤含有粉体が捕捉され、捕捉粉体
がコンベア10で収集される。収集粉体の一部は
エジエクター11により3次燃焼ゾーン16に気
送されて、やはり同ゾーン16に噴射供給され
る。こうして回収脱硫剤を循環再使用しているう
ちに、脱硫剤含有粉体中に含まれる脱硫反応生成
物、未反応物、フライアツシユなどの量が徐々に
増加してこれらが蓄積してくるので、上記脱硫剤
含有粉体の一部を系外に排出し、その代わりに新
鮮な脱硫剤をホツパー12からエジエクター13
で3次燃焼ゾーン16に気送し、回収脱硫剤との
混合状態で同ゾーン16内に補足供給する。系外
に排出された上記粉体は灰分をほとんど含まない
ので、これを他の原料に使用することもできる。
上記脱硫剤の循環をたとえば循環比(新鮮な脱
硫剤/循環脱硫剤)約1の割合で行なうと、みか
けの当量比Ca/Sを約4にするためには、新鮮
な脱硫剤の使用量は当量比Ca/Sが約2となる
量でよく、脱硫剤の単位使用量当りの脱硫効率が
向上する(本明細書の冒頭で述べた従来法では脱
硫剤は当量比Ca/Sが約4となる量で使用され
る)。
硫剤/循環脱硫剤)約1の割合で行なうと、みか
けの当量比Ca/Sを約4にするためには、新鮮
な脱硫剤の使用量は当量比Ca/Sが約2となる
量でよく、脱硫剤の単位使用量当りの脱硫効率が
向上する(本明細書の冒頭で述べた従来法では脱
硫剤は当量比Ca/Sが約4となる量で使用され
る)。
また上記粉体中に含まれるフライアツシユも回
収脱硫剤とともに3次燃焼ゾーン16に循環され
るため、フライアツシユ中に含まれる未燃分も再
度燃焼に供され、燃焼効率が向上し、燃焼炉のコ
ンパクト化が果たせる。
収脱硫剤とともに3次燃焼ゾーン16に循環され
るため、フライアツシユ中に含まれる未燃分も再
度燃焼に供され、燃焼効率が向上し、燃焼炉のコ
ンパクト化が果たせる。
第1図はこの発明の実施例を示す3段燃焼法の
フローシート、第2図は従来の2段燃焼法のフロ
ーシートである。 1……1次燃焼室、2……バーナー、3……1
次燃焼ゾーン、4……取出口、5……連通孔、6
……2次燃焼室、7……2次燃焼ゾーン、8……
吸熱管群、9……バグフイルター、10……コン
ベア、11……エジエクター、12……ホツパ
ー、13……エジエクター、14……隔壁、15
……3次燃焼室、16……3次燃焼ゾーン。
フローシート、第2図は従来の2段燃焼法のフロ
ーシートである。 1……1次燃焼室、2……バーナー、3……1
次燃焼ゾーン、4……取出口、5……連通孔、6
……2次燃焼室、7……2次燃焼ゾーン、8……
吸熱管群、9……バグフイルター、10……コン
ベア、11……エジエクター、12……ホツパ
ー、13……エジエクター、14……隔壁、15
……3次燃焼室、16……3次燃焼ゾーン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1次燃料を過剰の1次空気で高温酸化雰囲気
で燃焼して1次燃焼ゾーンを形成し、同ゾーンの
後流側に2次燃料を供給して1次空気の余剰分で
還元雰囲気で燃焼して2次燃焼ゾーンを形成し、
同ゾーンの後流側に2次空気を供給して2次燃料
の未燃分を低温酸化雰囲気で緩慢に燃焼して3次
燃焼ゾーンを形成し、脱硫剤を3次燃焼ゾーンに
供給して脱硫を行い、これにより硫黄分を硫酸塩
として取出すことを特徴とする、脱硫を同時に行
なうNOx抑制3段燃焼法。 2 1次燃焼ゾーンの燃焼温度を灰分の流動点以
上の高温にし、同ゾーンで生じた灰分の溶融物を
炉底から取出す、特許請求の範囲第1項記載の燃
焼法。 3 3次燃焼ゾーンから3次燃焼ガスに同伴して
出た脱硫剤の残部を回収し、その少なくとも一部
を同ゾーンに循環供給する、特許請求の範囲第1
または2項記載の燃焼法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5074685A JPS61208412A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 脱硫を同時に行なうNO↓x抑制3段燃焼法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5074685A JPS61208412A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 脱硫を同時に行なうNO↓x抑制3段燃焼法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61208412A JPS61208412A (ja) | 1986-09-16 |
JPH044485B2 true JPH044485B2 (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=12867401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5074685A Granted JPS61208412A (ja) | 1985-03-14 | 1985-03-14 | 脱硫を同時に行なうNO↓x抑制3段燃焼法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61208412A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02272207A (ja) * | 1988-09-10 | 1990-11-07 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 水管式ボイラとその燃焼方法 |
US5043150A (en) * | 1990-04-17 | 1991-08-27 | A. Ahlstrom Corporation | Reducing emissions of N2 O when burning nitrogen containing fuels in fluidized bed reactors |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58190606A (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-07 | Hitachi Zosen Corp | 三段燃焼法を用いた脱硫法 |
-
1985
- 1985-03-14 JP JP5074685A patent/JPS61208412A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58190606A (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-07 | Hitachi Zosen Corp | 三段燃焼法を用いた脱硫法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61208412A (ja) | 1986-09-16 |
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