JPH0444830A - 管路の内張り方法 - Google Patents

管路の内張り方法

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JPH0444830A
JPH0444830A JP15154090A JP15154090A JPH0444830A JP H0444830 A JPH0444830 A JP H0444830A JP 15154090 A JP15154090 A JP 15154090A JP 15154090 A JP15154090 A JP 15154090A JP H0444830 A JPH0444830 A JP H0444830A
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curable resin
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一雅 小林
Keiji Yamauchi
山内 恵司
Hatsuo Inagaki
稲垣 波津生
Hironobu Kawasaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、管路の内張り方法に関し、特に既設の上水道
管、下水道管、農水管、工業用水配管、石油輸送管、ガ
ス配管等の管路を補修あるいは補強に好適な管路の内張
り方法に係る。 〔従来の技術〕 近年、上水道管、下水道管、農水管等の管路が老朽化し
た場合、各種の手段により管の内張りを行うことによっ
てこれを再生オる方法が(7ば(ば用いられている。 このように管を内張すする方法としては1.柔軟なフィ
ルムと織布あるいは不織布および硬化性樹脂よりなる管
路を、老朽化し、た既=9・管の内部に流体圧で反転し
、流体圧iごより既設管内壁に密着させた状態で硬化ゼ
(2めて、既設の老朽前を史t1−する1法(特公昭5
5−4 ′3890号、特公昭58−39646号名・
公報)や、柔軟なフィルムと織布よりなる霧路を老朽化
した既設管の内部!、空気圧などの流体1]で反転I2
、予め塗布した接着剤を硬化させて既設・負の内壁に接
@ L c、既設の乞朽管を更生t′る」法(特開昭b
2・=92844号、特開昭62−279923号各公
報ン等が国内外で広く行われでいる。4 この工法によれば、既設管に曲がり部などがあっても施
工することができる。また、この方法は硬化性液状樹脂
あるいは接着剤(以F硬化性液状樹脂走接着剤を合わせ
て硬化性樹脂J呼称4゛る)を含浸あるいは塗11’i
 i、、’た管状体(以1・゛バッグと1称Aる)を既
設管に挿入イる場所と族1オる終点にバック」■めを設
置する場所の二2ケ所があれば施工することができ、埋
設管においては、既設上全長にわたり掘り返す必要がな
く埋設管のh路の1゛部1.:、 *屋等がある場合や
交通量の多い道路がある場合極めで優わている。叉、予
め′9倫1..... lニーバッグを反転し熱風や熱
水なとを用いて硬化V↓樹脂を硬化(!し5めるため短
期間に一1事することかCき、施工に伴・)11′T水
等も暮し5く知縮てきるといった利点を有しでいる。こ
のノJ法の一■、程の概略を順をお、。 て説明する、!4、まず既設管の内径全長に合致する外
側に柔軟tふ°ノイルム廣4織布あるいは不織布を有す
る管状体を作成する31次に硬化性樹脂を織布あZ、い
は不織布Iこ均一に含浸あるいは塗布I、てバッグ4作
成する、。 次(,1,このバッグ苓既設りの挿入[]に移動し、空
気圧、水圧等の流体圧により既設管に密着さゼながら反
転し、その後、熱風、熱水蒸気、温水等を用いて゛既設
管(,9°密着させながら硬化性樹脂を硬化させる。次
に施−1′シ、た鰻端部のバッグ11め部、および挿入
部の余分なバッグを切断し、必要ζご応(7最端部を1
水処理し2て、最後に内張すした菅を継ぎ込んで完rす
る。 この反転工法を用いることにより、従来補修あるいは補
強することか困難であ−)た老朽管を容易に補修あるい
は補強して更生ずることが可能となり、F水道管等で社
会に貢献すること大である。 しかし前記の反転]、−法を」二本道管、王水管、農水
管といった内圧の掛かる管に適用する場合、内張すした
管が既設の老朽管に良く密着し、ていないと、族11時
に発生1.5た小さな欠陥部榎起点とし、て内圧により
破断し、たり、既設管と内張りの間に輸送する水等が入
り込んで、密着力を更に低)゛させて、内張りによる補
修あるいは補強の効果の信頼性を低トさせる2いつた問
題点があり、ド水道セ以外に広げるには問題を有してい
た。 また、住宅密集地なとでは施Jする際に構築する挿入場
所と終点の立溝の場所°4ら限定され、度に長距離の内
張りを求められるが、次に述べるように一度に内張りで
きる管路長が短く、そのた?t’y 、−、、、、、の
反転工法で更生できる老朽性力限定されるさい・)だ問
題点もあった。 内張りと既設管との密着性並びに−度に内張りてきる管
路長を左右する最もΦ要な因子は硬化性樹脂あるいは接
着剤の密着性並びにその室温付近でのi」J使時間であ
る。ここで可使時間とは、硬化性液状樹脂の主剤と硬化
剤および/または硬化促進剤を調合後、バッグを作成し
既設管内に挿入し7て反転することができるまでの時間
である。 例えば、1. OOrn程度の既設管を一度に内張すす
る場合7硬化性樹脂の主剤と硬化剤および、/まかは硬
化促進剤を配合し、管状体の内部に入れ全長にわたり均
一に含浸あるいは塗布さセてバッグを作成するには4時
間程度を要し、含浸作業等は一般1: 20 ’C付近
の温度°C行うことから、このような温度C長い可使時
間を求められる。また安定してバッグを作成するには含
浸あるいは塗(iLL程を上場で行うのが好ましいが、
]二場で4うった場6・施工実施場所に運搬1、施工を
開始するのに8へ・・−24時間程度の時間を要する。 この場合、運搬および施工準備の間に硬化性樹脂の硬化
反応を遅延させる目的で5℃程度に冷却されるが、冷却
によっても硬化反応を完全に抑制することはできず、可
使時間の長い樹脂が求められていた。 また、バッグを既設管に密着させながら硬化性樹脂を熱
風、熱水蒸気、温水等で加熱し硬化させるには、多大な
熱量が必要であり70℃程度の比較的低い温度で6時間
以内に硬化が完了することが求められていた。 係る観点から従来硬化性樹脂として、主剤にポリエステ
ル樹脂を用い硬化促進剤を併用したものや、液状のエポ
キシ樹脂を主成分とする主剤を種々の硬化剤と組み合わ
せて用いたものが使われていた。これらの内ポリエステ
ル樹脂については、硬化促進剤と遅延剤の量を調整する
ことにより容易に可使時間を変えることができ、硬化性
を比較的損なわずに可使時間を延長できるといった利点
を有しているが、硬化時の収縮が大きく既設管との密着
性が悪いといった欠点を有しており、内圧管には適して
いなかった。 一方、液状のエポキシ樹脂を主成分とする主剤をアミン
系の種々の硬化剤と組み合わせて用いたものは、大別し
て次の2つに分類できる。 a)  2−エチル−4−メチルイミダゾールなどの塩
基性重合触媒を用いて硬化させる方法。 b) 脂肪族、脂環族、芳香族等のアミンおよびその変
性物、脂肪酸やダイマー酸とポリエチレンポリアミン等
から得られるアミノアミド樹脂などの活性水素を有する
成分を用いて硬化させる方法。 塩基性重合触媒を用いて硬化させる方法では、一般に粘
度が高く含浸性や塗布性が悪く均一なバラクラ作成しに
くいといった欠点を有しており、また70℃程度の硬化
温度では硬化反応が不十分で硬化物が脆く、可撓性が不
足する傾向にあるといった欠点を有していた。即ち、内
圧管に用いた場合、施工時に発生した小さな欠陥部を起
点として内圧により破断したり、既設管と内張りの間に
輸送する水等が入り込んで、密着力を更に低下させやす
い等、内張りの信頼性が不十分な傾向にあった。 一方、活性水素を有する成分を用いた場合、可撓性や強
度に優れ既設管との密着性に優れた内張りを行うことが
可能であるが、可使時間が短く長い管路を一度に内張す
することが困難であり、内張りできる管路が著しく制限
される。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は、老朽化した既設管をその中に新たな管
を内張すして補強あるいは補修する方法において、−度
に長距離にわたる管路を施工することができ、内圧管に
適用可能な管路の内張り方法を提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは、以上のような従来技術をふまえ鋭意検討
した結果、液状エポキシ樹脂を主成分とした主剤と特定
の硬化剤とを配合した硬化性樹脂を用いた内張り方法は
、−度に長距離にわたる管路を施工することができ、内
圧管に運用可能なことを見出した。 すなわち本発明は、外側に柔軟なフィルム層を有し、そ
の内側に織布および/または不織布を有する管状体の該
織布および/または不織布に硬化性樹脂を含浸あるいは
塗布させ、既設管内で流体圧により反転し、流体圧によ
り既設管内壁に管状体を密着させた状態で硬化性樹脂を
硬化せしめ、管路の内張りを行う方法において、硬化性
樹脂が少なくとも主剤と硬化剤よりなり、主剤がビスフ
ェノールAとエピクロルヒドリンを反応して得られるエ
ポキシ樹脂および/またはビスフェノールFとエピクロ
ルヒドリンを反応して得られる液状エポキシ樹脂を主成
分とし、硬化剤が一般式(I)で表される脂肪族アミン
のエポキシアダクトおよび/またはマイケルアダクト変
性物(A)を含み、〔式中、RSR2は、水素原子、ア
ルキル基、■ アルキロール基または−(CH2)、−NH2を示す。 但し、R,R2は窒素原子と共に複素環■ を形成してもよい。また、nSmは1〜6の整数を示す
。〕 主剤100重量部に対し変性物(A)が1〜50重量部
含有する硬化性樹脂であることを特徴とオる管路の内張
り方法である。 以下に本発明の詳細な説明する。 最初に本発明に用いられる柔軟なフィルム層について説
明する。フィルム層は硬化性液状樹脂の漏れを防止しま
た当該樹脂を織布あるいは不織41に含浸する際減圧に
することが好ましくそのためにはピンホール等がなく気
密性に優れていることが望ましい。また流体圧により既
設管内で反転する際に破断することがない程度の強度が
必要であり、また流体圧により既設管内壁に管状体を密
着させるため伸びの大きいことが望まれる。−・方、こ
のフィルム層を加工して気密性に優れる環状体を作成す
るという観点からは、フィルム層どうしの接着性が優れ
ていることが好ましい。 また、上水道管を補強あるいは補修する
【目的で本発明
を用いるに際し、では、飲料水とし、ての適性が求めら
れる。これら観点から、本発明に用いる柔軟なフィルム
層としては、ポリウレタン、塩化ビニル系樹脂等が好ま
しい。 また、本発明に用いられる織布および/または不織4I
は、硬化性樹脂を保持し含浸や反転等の、■−程を紅で
も硬化性樹脂の均一・な厚さを維持イる為1こ用いられ
るものであり、ポリエチレニ/テレフタレート、ナイロ
ン、アクリル等の〜・般に用いられる織布および/また
は不織布を用いることができる。 また、硬化性樹脂は少なくとも主剤と硬化剤よりなる。 主剤の主成分は、ビスツユノールAとエピクロルヒドリ
ンを反応して得られるエポキシ樹脂および/またはビス
ツユノールFとエピクロルヒドリンを反応して得られる
液状エポキシ樹脂である。当該エポキシ樹脂は、特にそ
の分子量を規制するものではないが、粘度及び硬化物の
物性の観点からユ、ポキシ当量が1−50から300の
ものが好まし、い。 また粘度調整や可撓性(=j与等の目的で非反応性のオ
リゴマーや各種アルコールとエピクロルヒドリンから得
られるグリシジルエーテル、1官能性フエノールとエピ
クロルヒドリンから得られるグリシジルエーテル、有機
カルボン酸とエピクロルヒドリンから得られるグリシジ
ルエステル等の反応性希釈剤等を併用することができる
。反応性希釈剤ではひま【7油とエピクロルヒドリンか
ら得られるポリグリシジルエーテルやポリアルキレング
リコールとエピクロルヒドリンから得られるジグリシジ
ルエーテル等が硬化前の粘度や皮膚刺激性および硬化物
の強度や可撓性の点で好ましい。 ポリアルキレングリコールとエピクロルヒドリンを反応
し2て得られる反応性希釈剤としては、ポリプロピレン
グリコールやポリエチレングリコルとエピクロルヒドリ
ンを反応して得られる反応性希釈剤を挙げることができ
、その分子量が200〜1.500のものが好ましい。 また、これらのオリゴマーや反応性希釈剤は、1 w 
t%未満ては含浸等の作業の改良効果が小さく、また4
0w1%超では硬化物の強度が低重″しやすい傾向にあ
り特に2〜30 w t%が好まL5い。 また、必要に応じて本発明に用いられる主剤に、顔料成
分や助剤、その他の成分を可使時間や硬化物の強度等を
低ドさせない範囲で添加することもできる。 次に硬化性樹脂の硬化剤としては、一般式(I)で表わ
される脂肪族アミンのエポキシアダクトお〔式中、R,
R2は、水素原子、アルギル基、アルキロール基または
=(C1()  −Nl−12を2m 示す。但し、R,R2は窒素原子と共に複素環を形成し
てもよい。また、n、rr+は1〜6の整数を示す。〕 よび/またはマイゲルアダクト変性物(A、 )を含み
、変性物(A)を主剤100重量部に対し1〜50重量
部含有することを特徴とするものである。 式(I)で表わされる脂肪族アミンとしCは、例えばエ
チレンジアミン、ジエチレントリアミン、ジメチルアミ
ノプロピルアミン、ジエチルアミノプロビルアミン、ジ
ブチルアミノプロビルアミン、ジメチルアミノエチルア
ミン、ジエチルアミノエチルアミン、ジメタツールアミ
ノプロビル′アミン、ジェタノールアミノプロピルアミ
ン、N−アミノエチルピペラジン、N−アミノエチルピ
ペリジン、N−アミノエチルモルホリンなどを挙げるこ
とができる。 エポキシアダクト変性物としては、例えば必要に応じて
溶剤で溶解して液状とした60〜90℃の式(I)で表
される該脂肪族アミン中にエポキシ化合物、好ましくは
エポキシ基を1〜2個有する化合物を攪拌下に滴下して
得られる反応生成物が挙げられる。式(I)で表される
該脂肪族アミンとエポキシ化合物の使用比率は、該脂肪
族アミン中の活性水素1個に対しエポキシ化合物のエポ
キシ基の数が0.3〜1.1個となる範囲が好ましい。 ここで用いるエポキシ化合物としては、例えばブチルグ
リシジルエーテル、2−エチルへキシルグリシジルエー
テル、炭素原子数が12〜13の混合アルコールのグリ
シジルエーテルやリノール酸、オレイン酸などの不飽和
脂肪酸や3級カルボン酸のグリシジルエステルなどのエ
ポキシ基を1つ有する化合物、ポリプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール
などのジグリシジルエーテルなどのエポキシ基を2つ有
する化合物などが挙げられる。 マイケルアダクト変性物としては、例えば必要に応じて
溶剤で溶解して液状とした60〜90℃の式(I)で表
わされる該脂肪族アミン中にニトリル基、カルボニル基
などを代表とする電子吸引基に隣接する炭素−炭素二重
結合を有する化合物を攪拌下に滴下して得られる反応生
成物が挙げられる。なお、この時同時にエポキシ化合物
を攪拌下に滴下して、エポキシアダクト変性物とマイケ
ルアダクト変性物を同時に作成してもよい。また、式(
I)で表わされる脂肪族アミンをエポキシアダクト変性
した後マイケルアダクト変性して、エポキシアダクトと
マイケルアダクトの混合変性物としてもよい。 式(I)で表わされる該脂肪族アミンと電子吸引基に隣
接する炭素−炭素二重結合を有する化合物の使用比率は
、該脂肪族アミン中の活性水素1個に対し該炭素−炭素
二重結合を有する化合物の炭素−炭素二重結合の数が0
.3〜1.1個となる範囲が好ましい。 ここで用いる電子吸引基に隣接する炭素−炭素二重結合
を有する化合物としては、該炭素−炭素二重結合を1個
または2個有する化合物が好ましい。該炭素−炭素二重
結合を1個有する化合物としては、例えばアクリロニト
リル、アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミドを挙
げることができ、2個有する化合物としては、例えば1
.6ヘキサンジオールジアクリレート、ポリエチレング
リコールジアクリレートを挙げることができる。 この様にして行うエポキシアダクトおよび/またはマイ
ケルアダクト変性物は、変性を行うアミン系化合物中の
活性水素数にもよるが、1分子中に3個以下の活性水素
数を残すように変性するのが好ましい。 そして、この様にして得られるエポキシアダクト変性物
および/またはマイケルアダクト変性物(A)は、単独
あるいは2種以上混合して使用する。 本発明に用いられる硬化性樹脂の硬化剤としては変性物
(A)のみを用いてもよいが、必要に応じて可使時間や
硬化後の内張りの密着性、強度等を損なわない範囲で変
性物(A)以外の成分(B)と併用してもよい。この場
合、併用する成分(B)としては、非反応性のオリゴマ
ー、ポリアミド樹脂、脂肪族アミン、イミダゾール類な
どや脂肪族アミン、脂環族アミンのエポキシアダクトお
よび/またはマイケルアダクト変性物で2級アミンを有
する該変性物(A)以外の化合物(C)を挙げることが
できる。 化合物(C)としては、例えば、エチ【lンジアミン、
ジエチレントリアミン、ポリオキシプロピレンポリアミ
ンなどの脂肪族アミンやイソホロンジアミンなどの脂環
族アミンのエポキシアダクトおよび/またはマイケルア
ダクト変性物で2級アミンを有する化合物を挙げること
ができる。 ここでエポキシアダクト化に使用するエポキシ化合物お
よびマイケルアダクトに使用する電子吸3基が隣接する
炭素−炭素二重結合を有オ6化合物としては、前記の一
般式(I)で表される脂肪族アミンのエポキシアダクト
および/またはマイタルアダクト変性に用いた化合物が
いずれも使用できる。 この場合、エポキシアダクトおよび/またはマイケルア
ダクト変性は、変性を行な・)アミン系化合物中の活性
水素数にもよるが、】分子中に1〜4個の活性水素数を
残すように変性するのが好ましい。 化合物(C)として好適な例としては、ジエチレントリ
アミンのアクリロニトリル変性物が挙げられる。 また、該変性物(A)と併用する成分(B)としては、
ジエチレントリアミンのアクリロニトリル変性物および
ポリオキシプロピレンポリアミンが特に好まL5い。 また、この場合の変性物(A)と併用する成分(B)の
合引は、主剤100重量部に対し10〜・60重量部で
あることが好ま[、<、変性物(A)と併用する成分(
B)の比率が1.0 / ’i糺−)−・・1、 OO
/ 0、特に−30/ 5 f〕〜]、 00 / 0
が好まし7 い 。 〔実施例〕 変性物(A)の作成例、実施例及び比較例を小L5で本
発明を具体的に説明する。 ■硬化性液状樹脂主剤の作成 ユボキシ樹脂エビml−ト828 (油化シ、]ル、ゴ
ボキシ株式会社製)80重量部に反応性希釈剤HE L
 Q X Y  WC85(Vll、MINGTON 
CtlEMiCAI。 C01i’PO)?ATION製 ひまし5油のポリグ
リシジルゴープル)2〔]重量部を添加し十分攪拌して
4二剤1を得た。 エポキシ樹脂エビクロン830(大[」本インキ化学1
−業株式会″f4製)90重量部に反応性希釈剤、′1
−ポライド400P(共栄社油脂化学−rx業株式会社
製、ポリプロピレングリコールのジグリシジルエーテル
)11)重量部を添加し、十分攪拌12て主剤2を得た
。 エポキシ樹脂エピコート828 95重量部に反応性希
釈剤HELQXY  WC−61(VILMINGTO
NCIIEMICAL COI?POI?ATION製
  ブf /L、グリシジルエーテル)5重量部を添加
し十分攪拌し、て主剤3を得た。 エポキシ樹脂エピコート828を主剤4とし、た。 ■変性物(A)の作成 エチレンジアミン42重量部、ジエチルアミノプロビル
アミン65重量部をフラスコ内に入れ氷冷しながら良く
攪拌しているところヘアクリr7ユトリル】]C)重量
部を滴下し2、発熱か完了後80℃に加熱して3時間保
持した。冷却後に、′30mmHHの減圧で未反応のア
クリロニトリルを除去し2て変性物1を得た。 N−アミノエチルピペラジン38重量部、ジメチルアミ
ノプロピルアミン71重量部をワラスフ1内に入れ80
℃に保持し良く攪拌しているところへブチルグリシジル
エーテル130重量部を滴下し発熱か完了後120℃で
1時間加熱して変性物2を得た。 エチレンジアミン24重量部をフラスコ内に人れ8〔)
℃に保持し良く攪拌しているところにエポライト400
P(ポリプロピレングリ7フールのジグリンジルゴーデ
ル)69重量部を滴下し発熱が完了後1.20 ’CI
で1時間保持した。冷却後、エチレンジアミン′う6重
量部、ジメチルアミノゾロビルアミン51重量部を加え
水冷L5ながら良く攪拌し、ているさころへアクリロニ
トリル120Φ−全部を滴トした。発熱が完了後80℃
に加熱して3時間保持した。冷却後に、’30 mtn
Hgの減序で未反応のアクリロニトリルを除去し、て変
性物3を得た。。 ■その他の成分 ジJ−7フーミ:/D−400(ミー石テ“斗ザー1+
ゲミカル社製、ボリブロビレングリ:−1−ルの末端に
アミノを持〜)成分)をB 1とした。 ダイトフラール l−21523(犬都産業株式会社製
、変性イソホロンジ゛アミン)をB−2とした。 ポリマイド−25−3(−二、洋化成上業株式会社製ア
ミノrミド樹脂)をB 3とした。 2 エチル 4 メチルイミダゾールを8−4とした。 第1表の樹脂について、その諸特性の調査を行なった。 試験方法は以下の通りである。これらの試験結果を第2
表に示す。 試験方法 ■含浸性 外側にポリ塩化ビニル系フィルム(平岡織染株式会社製
 VETフィルム)を有し、その内側に厚さ4.51■
のポリエチレンテレフタレートフェルト(市川毛織株式
会社製)を有する径100 mm長さ]mの管状体を作
成し、20℃でその一方から第1表に示す液状樹脂を1
.5kg入れ、管状体の中を減圧にして含浸作業を行い
含浸のしやすさ、均一さを目視評価した。 ■引張強度 厚さ8 mmのポリエチレンテレフタレートフェルト(
市川毛織株式会社製)に液状樹脂を均一に含浸し、70
℃で6時間硬化させた。この硬化物を機械加工により両
面を研磨して厚さ411の平滑な板状試料を作成し、J
IS  K7113により引張強度を測定した。 ■反転可能時間 含浸性評価と同様にしてバッグを作成し、20℃で保持
して反転可能な最大時間を指触で評価した。 ■既設管への密着性 含浸性評価と同様にして径20C1ml、長さ1mの管
状体を作成し、液状樹脂3kgを均一に含浸させた後、
内径200 m+gの内面に赤錆が発生した鋼管を内張
すし、80℃の熱水を循環して硬化させた。この内張す
した管を機械加工により切断し、プルオフ密着試験によ
り既設管と内張の密着性を測定した。 表 表 〔発明の効果〕 本発明によれば、−度に長距離にわたる管路を内張すす
ることができ、管路上に交通量が多い道路等がある等の
理由で長い管路を一度に内張すせざるをえず従来更生す
ることが困難であった内圧管においても施工可能であり
、また上水の補修にも適した方法を提供するものであり
、社会に貢献するところ大である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  外側に柔軟なフィルム層を有し、その内側に織布およ
    び/または不織布を有する管状体の該織布および/また
    は不織布に硬化性樹脂を含浸あるいは塗布させ、既設管
    内で流体圧により反転し、流体圧により既設管内壁に管
    状体を密着させた状態で硬化性樹脂を硬化せしめ、管路
    の内張りを行う方法において、硬化性樹脂が少なくとも
    主剤と硬化剤よりなり、主剤がビスフェノールAとエピ
    クロルヒドリンを反応して得られるエポキシ樹脂および
    /またはビスフェノールFとエピクロルヒドリンを反応
    して得られる液状エポキシ樹脂を主成分とし、硬化剤が
    一般式( I )で表される脂肪族▲数式、化学式、表等
    があります▼・・・・・・( I ) 〔式中、R_1、R_2は、水素原子、アルキル基、ア
    ルキロール基または−(CH_2)_m−NH_2を示
    す。但し、R_1、R_2は窒素原子と共に複素環を形
    成してもよい。また、n、mは1〜6の整数を示す。〕 アミンのエポキシアダクトおよび/またはマイケルアダ
    クト変性物(A)を含み、主剤100重量部に対し変性
    物(A)が1〜50重量部含有する硬化性樹脂であるこ
    とを特徴とする管路の内張り方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022503662A (ja) * 2018-09-07 2022-01-12 パイプフュージョン シーアイピーピー コーポレーション 現場硬化パイプ用硬化性組成物

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