JPH0444704Y2 - - Google Patents

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JPH0444704Y2
JPH0444704Y2 JP1987099196U JP9919687U JPH0444704Y2 JP H0444704 Y2 JPH0444704 Y2 JP H0444704Y2 JP 1987099196 U JP1987099196 U JP 1987099196U JP 9919687 U JP9919687 U JP 9919687U JP H0444704 Y2 JPH0444704 Y2 JP H0444704Y2
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JP
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handle pipe
hole
bar
grip
hole bar
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JP1987099196U
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JPS645992U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アスフアルトとかコンクリートの路
面等に穴をあけるボーリングバーの改良に関す
る。
〔従来の技術〕
ガスの漏洩探知とか水道の漏水探知を臭覚及び
聴覚によつて判定する場合には、先ず、探知器に
よつて探知した箇所にボーリングバーを用いて深
い穴をあけ、この穴に臭覚棒とか聴覚棒を差込ん
で漏洩と漏水を判定している。
上述した探知作業に必要な従来のボーリングバ
ーは、登録意匠第686528号に見られる様に、先端
に錐を設けた貫孔バーの上端部側を把手パイプ内
に収め、この把手パイプを手に持つて繰返し上下
作動することにより、把手パイプの上端口に取付
けた蓋栓体で貫孔バーのヘツドを打撃し、その衝
撃(反動)によつて貫孔バーを地中に打ち込んで
貫孔する仕組に成つている。
以上の如く構成したボーリングバーに於いて、
特にアスフアルトとかコンクリートの路面の様に
比較的硬い場所に穴をあける場合には、把手パイ
プの上下部分を両手で握つて強い力で上下動する
必要があるが、従来のボーリングバーは把手パイ
プの部分をフラツトな円筒状の金属パイプで作つ
ているため、汗等で手が簡単に滑つてしまつて作
業が非常にやりにくく、また、危険でもあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで、把手パイプのグリツプ部分に滑り止め
テープ等を巻いたりして作業の万全を期していた
が、穴あけに際しては極めて強い力で把手パイプ
を握つて上下動するため、滑り止めテープが段々
とグリツプの下端部にズレ移動したり剥がれたり
して、所期の滑り止め効果が発揮できなくなる問
題があつた。
一方、先端に錐を設けた金属製の貫孔バーは、
運送時とか携帯時には根端側を把手パイプの中に
押し込んで全体を可及的に短くコンパクトにして
いるが、貫孔バーは重く造られている関係で、縦
掛けたり、縦に持つたりすると簡単に把手パイプ
から抜け出て、錐が足に当つたりする場合があつ
て非常に危険であつた。
従つて本考案の技術的課題は、穴あけに当つて
把手パイプを握つた手が簡単に滑らない様にする
と共に、運送とか携帯に際して貫孔バーが把手パ
イプから抜け出ない様にすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案に於
いて講じた手段は以下の如くである。
上端口を蓋栓体で塞いだ把手パイプの内部に下
側から貫孔バーを挿入し、この把手パイプを繰返
し上下動して上記の蓋栓体で貫孔バーのヘツドを
打撃することにより、貫孔バーを路面等に打込ん
で貫孔するように構成したボーリングバーに於い
て、 (1) 上記把手パイプの上端部と下端部の周面と、
上端部寄りの中間部の周面に夫々滑り止め用の
凸部を円周方向に突設して、上端部と中間部の
凸部の間を上段グリツプとし、中間部と下端部
の凸部の間を下段グリツプとすること。
(2) 上記把手パイプの先端口部分には締付操作に
よつて貫孔バーの移動を係止できる抜止めネジ
を設けること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、把手パイプを上下動して穴
あけを行う時に、握つたグリツプが凸部によつ
て止められるから、汗等によつてグリツプが滑
る心配を無くすことができるのであるが、本考
案では特に、滑り止め用の凸部を把手の上下両
端部と上端部寄りの中間部に計3個設けて、上
端部と中間部の各凸部の間を上段グリツプと
し、中間部と下端部の各凸部の間を下段グリツ
プとして、これ等上下のグリツプを両手で握つ
て把手パイプを上下動するものであるから、上
方に引上げる時は上段グリツプの上端部に設け
た凸部が手に掛つて容易に引上げることがで
き、また、最も力が入る打撃時には、上段グリ
ツプの中間部と下段グリツプの下端部に設けた
凸部に夫々手が掛つて、把手パイプを力強く降
下させて貫孔バーを打撃できるため、貫孔バー
の錐を路面等に強い力で打ち付けて安全に、し
かも、的確に穴明けを行うことを可能にする。
上記(2)の要素は、抜止めネジを締付けること
によつて把手パイプ内に上端側を押し込んだ貫
孔バーが係止され、把手パイプを縦にしても貫
孔バーが抜け出すことがないから、ボーリング
バーの運送とか携帯を、貫孔バーを把手パイプ
内に保持した状態で、安全に行うことができる
と共に、使用時には上記ネジの締付けを緩めて
貫孔バーをフリーにすることによつて、容易に
使用することを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係るボーリングバー
の好敵な実施例を添付した図面と共に詳細に説明
する。
本考案の正面図を示した第1図と、その正断面
図を示した第2図に於いて、符号1で全体的に示
したのは金属製のパイプで造つた把手パイプで、
このパイプ1の下端部と中間部、並びに、上端部
には夫々滑り止め用の凸部2,3,4が円周方向
に突出形成され、凸部2と3の間が下段グリツプ
1aで、凸部3と4の間が上段グリツプ1bに成
つているが、特に、中間部の凸部3は上端部寄り
に設けられていて、上段グリツプ1bの間隔が丁
度手で握れるだけの狭い間隔に造られている。1
tは把手パイプ1の内部室で、その上端口は以下
に述べる貫孔バーのヘツドを打撃する蓋栓体4a
によつて塞がれ、また、把手パイプ1の先端口5
には締付操作によつて貫孔バーの移動を係止する
ことができる抜け止めネジ6が取付けられてい
る。
次に、7は下端に貫孔用の錐7aを設け、上端
に打撃ヘツド7bを設けた金属製の貫孔バーで、
その根端側(打撃ヘツド7b側)は先端口5より
上記把手パイプ1の内部室1t内に上下摺動自在
に差込まれている。
本考案に係るボーリングバーは以上述べた如く
であつて、運送時とか携帯時、或は、保管時と云
つた不使用時には、第1図の如く貫孔バー7の根
端側(打撃ヘツド7b側)を把手パイプ1の内部
室1tに押し込んで、全体を可及的に短くすると
共に、抜け止めネジ6を締付けて貫孔バー7を押
し込んだ状態に係止し、貫孔バー7の突然の抜け
出しによる事故を防止する。
また、使用に当つては抜け止めネジ6をの締付
けを緩めることによつて貫孔バー7をフリーにす
ると共に、第3図の如く一方の手で下段グリツプ
1aを握り、他方の手で上段グリツプ1bを握る
と共に、下端の錐7aを穴あけ部に位置させて把
手パイプ1を繰返し強く打ち降ろすと、打撃用の
蓋栓体4aが貫孔バー7のヘツド7bを打撃する
から、この衝撃によつて貫孔バー7が降下して路
面等にガス漏れ探知器、又は、漏水探知用の穴を
あけることができる。
そして、この穴あけ作業時には、把手パイプ1
の周面に突設した凸部2,3,4が両グリツプの
滑りを防止し、把手パイプ1の上下動を確実に行
つて、力を入れた丈の効果を得ることができる。
即ち、把手パイプ1を上方に引上げる時は、上段
グリツプ1bを握つた手が上端部の凸部4に掛つ
てこれを容易に引上げることができ、また、把手
パイプ1を降下して貫孔バー7を打撃する時は、
中間部と下端部の各凸部3と2に夫々手が掛つて
把手パイプ1を力強く降下させることができるか
ら、路面等に対する穴あけを安全、且つ、確実に
進めることを可能にする。
〔効果〕
以上述べた次第で、本考案に係るボーリングバ
ーによれば、把手パイプの上下両端部と中間部に
設けた計3個の凸部の滑り止め効果によつて、路
面等に対する穴あけを手を汗等で滑らせることな
く安全に、而も、確実に行うことができると共
に、運送時とか携帯時と云つた不使用時には、把
手パイプに押し込んだ貫孔バーを抜止めネジの締
付けによつて係止するから、貫孔バーの突然の抜
け出しによる事故を未然に防止できる安全性も備
えるものであつて、構成が簡単で低コストで製造
できる点と相俟つて、その実用的効果は極めて高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るボーリングバーの一実施
例を示した正面図で、第2図はその正断面図、第
3図は使用時の状態を示した説明図である。 1は把手パイプ、2,3,4は滑り止め用の凸
部、4aは蓋栓体、5は先端口、6は抜け止めネ
ジ、7は貫孔バー、7aは錐、7bはヘツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上端口を蓋栓体で塞いだ把手パイプの内部に下
    側から貫孔バーを挿入し、この把手パイプを繰返
    し上下動して上記の蓋栓体で貫孔バーのヘツドを
    打撃することにより、貫孔バーを路面等に打込ん
    で貫孔するように構成したボーリングバーに於い
    て、 上記把手パイプの上端部と下端部の周面と、上
    端部寄りの中間部の周面に夫々滑り止め用の凸部
    を円周方向に突設して、上端部と中間部の凸部の
    間を上段グリツプとし、中間部と下端部の凸部の
    間を下段グリツプとすると共に、上記把手パイプ
    の先端口部分には締付操作によつて貫孔バーの移
    動を係止できる抜止めネジを設けたことを特徴と
    するボーリングバー。
JP1987099196U 1987-06-27 1987-06-27 Expired JPH0444704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987099196U JPH0444704Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

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JP1987099196U JPH0444704Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

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Publication Number Publication Date
JPS645992U JPS645992U (ja) 1989-01-13
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ID=31326127

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930964U (ja) * 1972-06-20 1974-03-16
JPS6123346B2 (ja) * 1980-09-13 1986-06-05 Matsushita Electric Works Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123346U (ja) * 1984-07-13 1986-02-12 吉明 尾本 穿孔器

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930964U (ja) * 1972-06-20 1974-03-16
JPS6123346B2 (ja) * 1980-09-13 1986-06-05 Matsushita Electric Works Ltd

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JPS645992U (ja) 1989-01-13

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