JPH0444492Y2 - - Google Patents

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JPH0444492Y2
JPH0444492Y2 JP1986158902U JP15890286U JPH0444492Y2 JP H0444492 Y2 JPH0444492 Y2 JP H0444492Y2 JP 1986158902 U JP1986158902 U JP 1986158902U JP 15890286 U JP15890286 U JP 15890286U JP H0444492 Y2 JPH0444492 Y2 JP H0444492Y2
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horizontal plate
horizontal
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belt
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JP1986158902U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は搬送装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、コンベアベルトは、産業の各方面で多用
されているが、物品を同ベルトの上面に載置して
搬送するために、垂直搬送、及び急傾斜の搬送を
行うことができないという欠点があり、この欠点
を補うために、同ベルトにバケツト等を付設する
ということが行われていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、バケツトによる垂直搬送では、
搬送される物品の姿勢が一定せず、用途によつて
は不具合を生ずるという欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、枠体の上下端に、それぞれ回動自
在に軸支した上下プーリーと、同上下プーリー間
に巻回した無端状の回動ベルトと、同ベルト上の
外側搬送面に一定間隔を開けて固着した複数の水
平板取付基台と、各水平板取付基台に水平板支持
軸によつて枢支された水平板と、同水平板の水平
を保持するための水平レベル保持機構とより搬送
装置を構成し、さらに同水平レベル保持機構を、
各水平板取付基台に、回動ベルトと直交するウオ
ーム軸を取付け、同ウオーム軸の内側端にベベル
ピニオンを固着するとともに外側端にウオームを
固着し、同ウオームを水平板支持軸に固着したウ
オームホイルと噛合させ、かつ、枠体の上下端に
半径中心を上下プーリーと等しくする略1/4円弧
のベベルラツクギヤを固定状態に取付け、回動ベ
ルトの上下プーリー周りの回転移動に連動して、
各ベベルピニオンをベベルラツクギヤと噛合さ
せ、水平板と回動ベルトの搬送面とのなす角を変
化して水平板の水平を維持可能な構成としたこと
を特徴とする搬送装置を提供せんとするものであ
る。
(ホ) 作用・効果 この考案によれば、回動ベルトに配設した水平
板に、物品が偏つて載置され、回転モーメントが
かかつたとしても、同ベルトの上下端に設けた水
平レベル保持機構により、水平板は常に水平に保
持される。
即ち、水平レベル保持機構における水平保持作
動を、ウオームとウオームホイルの噛合を介して
行わせているので、水平板取付基台のベベルピニ
オンが上下ベベルラツクギヤとの噛合から離脱し
ても、ウオームホイルがウオームによつてロツク
された状態となつて、別途に水平ロツク機構を要
さない簡易な構造により、確実かつ安定した状態
で水平板に載置した物品を垂直方向に搬送するこ
とができるという効果がある。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aは垂直搬送装置を示し、同装置Aは枠体1の上
下端にそれぞれ軸支した上下プーリー2,3、同
プーリー2,3の外周に巻回懸架した無端状の回
動ベルト4及び水平レベル保持機構5により構成
されている。
なお、図中6は駆動モーター、7は駆動力伝達
機構、8は軸受、9,10は上下プーリー軸を示
す。
上下プーリー2,3はそれぞれ中央に所定間隔
を設けて配設した左右プーリー2a,2b,3
a,3bによつて構成され、回動ベルト4の左右
側部を支持しており、駆動プーリーたる上プーリ
ー2は上プーリー軸9に固着されて回動ベルト4
を駆動し、受動プーリーたる下プーリー3は固定
軸の下プーリー軸10に回動自在に軸支されてい
る。
水平レベル保持機構5は、回動ベルト4側に設
けた同機構5の水平板取付基台11と、上下プー
リー2,3側に設けた駆動部材Bとしての上下ベ
ベルラツクギヤ12,13によつて構成されてお
り、水平板取付基台11は、回動ベルト4の中心
線上に搬送方向に所定間隔を保持して軸挿通孔1
4多数を穿設し、同軸挿通孔14に、ウオーム軸
15を挿通し、回動ベルト4の裏面側に突出した
同軸15の内側端にベベルピニオン16を嵌着
し、同ベルト4の表面側に突出した同軸15の外
側端部にウオーム17を固着し、同ウオーム17
を、回動ベルト4の搬送方向と直交する幅方向に
軸支した水平板支持軸18に嵌着したウオームホ
イル19と噛合させ、水平板支持軸18に水平板
20の脚部21を固着させている。
なお、図中、22はウオーム17及びウオーム
ホイル19をカバーしたケース、23は軸受、2
4はケース22取付けのためのボルトを示す。
上下ベベルラツクギヤ12,13は、それぞれ
略1/4円弧状のベベルラツクギヤであり、上下プ
ーリー2、3の左右プーリー2a,2b,3a,
3b間の空間に配設されており、上ベベルラツク
ギヤ12は、枠体1に連設した補助枠体25を介
して上プーリー2と同芯状態で固設され、下ベベ
ルラツクギヤ13は固定軸の下プーリー軸10に
固設されている。
そして、上下ベベルラツクギヤ12,13は、
回動ベルト4の回動により、水平板取付基台11
が、上下プーリー2,3にさしかかつた際、水平
板取付基台11のベベルピニオン16が上下ベベ
ルラツクギヤ12,13のいずれかと噛合するよ
うに構成している。
なお、ベベルピニオン16に対し、上ベベルラ
ツクギヤ12は右側から、下ベベルラツクギヤ1
3は左側から噛合しており、同一方向の回動ベル
ト4の回動に対し、ベベルピニオン16が上下ベ
ベルラツクギヤ12,13に噛合した際、それぞ
れ反対方向に回動するようにしている。
従つて、水平板取付基台11の水平板20は、
回動ベルト4の回動により下プーリー3の位置に
達すると、ベベルピニオン16が下ベベルラツク
ギヤ13と噛合して回動し、ウオーム17とウオ
ームホイル19の噛合を介して回動ベルト4の搬
送面とのなす角αを変化させることにより、それ
まで回動ベルト4と平行で垂直状態であつた水平
板20を水平状態になるまで回動させる。また、
上プーリー2位置においても下プーリー3位置の
逆の作動を行つて、水平板20に水平保持作動を
行わせながら水平板20を回動ベルト4と平行状
態にする。
また、回動ベルト4の回動方向を逆方向として
も、水平板20が上記とは逆方向に作動して水平
保持作動が行われるものであり、特に水平板20
の水平保持作動をウオーム17とウオームホイル
19の噛合を介して行わせているので、ベベルピ
ニオン16が上下ベベルラツクギヤ12,13と
の噛合から離脱しても、ウオームホイル19がウ
オーム17によつてロツクされた状態となり、別
途にロツク機構を設けずとも、上下プーリー2,
3間の水平保持がなされている。
第4図は、垂直方向から水平方向へ、またはそ
の逆の搬送に用いるための実施例を示しており、
前記の実施例と全く同様に水平板20に水平保持
作動を行わせるものであり、ただ回動ベルト4を
水平搬送に用いる点が前記と異なつている。
上記のように、回動ベルト4の弯曲部分に位置
した上下プーリー2,3と同芯に上下ベベルラツ
クギヤ12,13を配し、回動ベルト4に軸架し
た水平板20をウオームホイル19とウオーム1
7の噛合を介してベベルピニオン16と連動さ
せ、同ピニオン16が上記プーリー2,3にさし
かかつた際、同ピニオン16を上記セクター1
2、13に噛合させることにより水平板を回動さ
せて水平保持作動を行わせるようにしたことによ
り、別途に水平ロツク機構を要せず簡単な構造
で、水平板20に載置した物品を安定した姿勢で
垂直に搬送することができるという効果を生ずる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による搬送装置の全体側面
図。第2図は、同正面図。第3図は、第2図−
断面図。第4図は、他実施例の部分側面図。 α……回動ベルトの搬送面とのなす角、B……
駆動部材、2……上プーリー、3……下プーリ
ー、4……回動ベルト、5……水平レベル保持機
構、11……水平板取付基台、12……上ベベル
ラツクギヤ、13……下ベベルラツクギヤ、15
……ウオーム軸、16……ベベルピニオン、17
……ウオーム、18……水平板支持軸、19……
ウオームホイル、20……水平板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 枠体1の上下端に、それぞれ回動自在に軸支し
    た上下プーリー2,3と、同上下プーリー2,3
    間に巻回した無端状の回動ベルト4と、同ベルト
    4上の外側搬送面に一定間隔を開けて固着した複
    数の水平板取付基台11と、各水平板取付基台1
    1に水平板支持軸18によつて枢支された水平板
    20と、同水平板20の水平を保持するための水
    平レベル保持機構5とより搬送装置を構成し、 さらに同水平レベル保持機構5を、各水平板取
    付基台11に、回動ベルト4と直交するウオーム
    軸15を取付け、同ウオーム軸15の内側端にベ
    ベルピニオン16を固着するとともに外側端にウ
    オーム17を固着し、同ウオーム17を水平板支
    持軸18に固着したウオームホイル19と噛合さ
    せ、 かつ、枠体11の上下端に半径中心を上下プー
    リー2,3と等しくする略1/4円弧のベベルラツ
    クギヤ12,13を固定状態に取付け、回動ベル
    ト4の上下プーリー2,3周りの回転移動に連動
    して、各ベベルピニオン16をベベルラツクギヤ
    12,13と噛合させ、水平板20と回動ベルト
    4の搬送面とのなす角αを変化して水平板20の
    水平を維持可能な構成としたことを特徴とする搬
    送装置。
JP1986158902U 1986-10-16 1986-10-16 Expired JPH0444492Y2 (ja)

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JP1986158902U JPH0444492Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

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JP1986158902U JPH0444492Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

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Publication Number Publication Date
JPS6365611U JPS6365611U (ja) 1988-04-30
JPH0444492Y2 true JPH0444492Y2 (ja) 1992-10-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53145687U (ja) * 1977-04-23 1978-11-16

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JPS6365611U (ja) 1988-04-30

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