JPH0444413A - 発振器 - Google Patents

発振器

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Publication number
JPH0444413A
JPH0444413A JP2151648A JP15164890A JPH0444413A JP H0444413 A JPH0444413 A JP H0444413A JP 2151648 A JP2151648 A JP 2151648A JP 15164890 A JP15164890 A JP 15164890A JP H0444413 A JPH0444413 A JP H0444413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitance
control terminal
digital signal
oscillator
diode
Prior art date
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Pending
Application number
JP2151648A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Kuramochi
雄三 倉持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
Nikko Kyodo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Mining Co Ltd, Nikko Kyodo Co Ltd filed Critical Nippon Mining Co Ltd
Priority to JP2151648A priority Critical patent/JPH0444413A/ja
Publication of JPH0444413A publication Critical patent/JPH0444413A/ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、デジタルPLL回路への応用に適し、デジタ
ル信号により周波数が制御される発振器の構成に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来のデジタルPLL回路のブロック図を第7図に示す
。入力端子v1と高力端子Voにおける信号を位相比較
器または位相周波数比較器l○(以下、PFCという)
により比較する。
PFCIOの出力はデジタルフィルタ11を介し、デジ
タル信号として可逆カウンタ12に入力される。可逆カ
ウンタ12により積算されたデジタル信号はD/A変換
器14によりアナログ信号に変換され、電圧制御発振器
15(以下、vCOという)に入力される。そして、v
CO15の出力が高力端子Voに接続されている。
このデジタルPLL回路の動作は次の通りである。まず
、入力端子Viに入力される信号とVCO15の出力信
号の位相をPFCIOにより比較し、位相の前後関係に
対応した出力信号を発生する。入力される信号に対して
vCO15の出力信号の位相が遅れている場合、PFC
IOはこれを検知して、遅れ信号を出力する。
この信号はデジタルフィルタ11を介して可逆カウンタ
12に伝えられ、VCO15の出力信号の位相を進める
方向に可逆カウンタ12を制御する。VCO15の周波
数制御入力はアナログ電圧であるので、可逆カウンタ1
2のデジタル出力はD/A変換器14により、アナログ
電圧に変換している。
[発明が解決しようとする課題] 従来のデジタルPLL回路の場合、PFCの出力として
得られるデジタル信号を、VCOを制御するためにアナ
ログ信号に変換しなければならないという欠点がある。
特に、D/A変換器は、アナログ回路であるためデジタ
ル回路との整合性の点で難しく、デジタルPLL回路を
集積化した場合に製造歩留まりの゛低下の要因となる。
本発明の目的は、上記の欠点を除去するもので、D/A
変換器を用いることなく、デジタル信号により直接周波
数を制御できる発振器の構成を提供することにある。
〔課題を解決するための手段および作用j本発明による
発振器は、環状に入出力が接続された複数の増幅回路と
;前記増幅回路の入力に接続され、制御端子のデジタル
信号入力により前記デジタル信号に応じた重み付けに従
って電気容量が変化する容量素子とを含むものである。
本発明によれば、環状に入出力が接続された複数の増幅
回路による遅延時間を、前記増幅回路の入力に接続され
た容量素子によりデジタル信号に対応して可変させるこ
とで発振周波数を変化させることができる。
したがって、インダクタンス素子が不要であり、集積化
に適したものである。
また、デジタルPLL回路などの発振器を含むデジタル
回路へ応用する場合、D/A変換器を省略することがで
きる。
〔実施例] 以下、実施例より本発明をより詳細に説明する。本発明
の一実施例である発振器を第1図に示す。この発振器は
デジタル値で直接、発振周波数を制御するものであり、
以下、DCO(Digitally Controle
d 0scillator)という。
まず、DCOの構成を説明する。5段のインバータ1a
−e(反転型緩衝増幅器)が、環状に接続され、リング
オシレータを構成している。
インバータ1eの出力が出力端子vOに接続され、それ
以外のインバータ1axdの入出力の接続点には、制御
端子AO−A3が可変容量素子としてのダイオード2b
−eを介して接続されている。
ダイオード2b−eは、それぞれ同等の素子を用いて構
成され、制御端子AOには1ケ、制御端子AIには2ケ
、制御端子A2には4ケ、A3には8ケが接続されてい
る。ダイオード2の数が1」御端子AO−A3に移るに
従い、2倍ずつになり、2進数に対応した重みずけがさ
れている。これにより、制御端子AO−A3に印加する
デジタル信号により4ビツト、つまり16通りの容量値
を設定できる。
次に、容量値の設定について説明する。第2図は、ダイ
オード2の印加電圧Vgと容量Cgの関係を示したもの
である。リングオシレータを構成するインバータlの入
出力の接続点における電圧の絶対値を、フラットバンド
ポテンシャルφbより充分低い値とする。制御端子Aの
電圧が0 [V]の時、ダイオード2は常に逆バイアス
の状態となり、その容量値は小さい。
方、制御端子の電圧がVh [V]の時には、ダイオー
ド2は常に順バイアスの状態となり、その容量値は大き
くなる。この容量差によりリングオシレータの接続点で
の容量性負荷が変化し、インバータ間での伝達遅延時間
が変化する。これにより、DCOの出力の発振周波数お
よび位相が変化する。
第3゛図は、シミュレーションにより、上述のDCOの
発振周波数の変化を示したものである。
同図において、横軸は入力されるデジタル信号値、縦軸
は発振周波数および遅延時間を示している。第2図に示
した回路を用い、プロセスはG a A sインバータ
を想定し、各ダイオードの面積は100μm°である。
同図から明らかなように、発振周波数は870MHzか
ら1. 14GHzであり、IGHzを中心として±1
0%を上回る可変周波数範囲が得られている。
なお、発振周波数の分解能については、ダイオード1の
面積を1μm′程度まで縮小することは容易であるので
、容量値の変化単位量を小さくしてビット数を増加すれ
ば周波数の可変単位は小さくできる。
インバータlの作成時のバラツキにより遅延時間が変化
し、これにより発振周波数が変化することとなる。この
対策として、制御端子AO〜A3のビット数を増してデ
ジタル信号により補正する。または、インバータ1の遅
延時間のバラツ′キによりも、ダイオード2による遅延
時間の可変ステップ幅を大きくして作成時のバラツキを
低減することができる。
また、このような補正を行う他の方法として第4図に示
す回路がある。同図は第1図と同様の回路のインバータ
1の入出力の接続点に、ダイオード3b−eを制御端子
Vcの間に付加したものである。この制御端子Vcに適
当な電圧を印加することによりバラツキを補正すること
ができる。なお、制御端子Vcに接続されるダイオード
3の接合面積を制御端子AO−A4に接続されるそれよ
りも充分に大きくした場合、制御端子VcO印加電圧に
より荒い周波数調整が可能となる。このとき制御端子A
O〜A3により微調整することができる。
次に、本発明によるDCOを用いたデジタルPLL回路
のブロック図を第5図に示す。このデジタルPLL回路
は、単一の半導体基板上に集積化されることを想定して
いる。
入力端子Viと出力端子Voにおける信号を位相比較器
または位相周波数比較器10(以下、PFCという)に
より比較する。PFCIOの出力はデジタルフィルタ1
1を介し、デジタル信号として可逆カウンタ12に入力
される。可逆カウンタ12により積算されたデジタル信
号は第1図に示した回路からなるDCOl5に入力され
る。そして、DCOl 4の出力が出力端子■0に接続
されている。
この図から明らかなように、可逆カウンタ12のデジタ
ル出力が直接にDCOl5に入力されており、D/A変
換器は設けられていない。
第5図に示されたデジタルPLL回路の位相と周波数の
収束特性をシミュレーションした結果を第6図に示す。
横軸は、入力波形のサイクル数としての経過時間を示し
ている。目標とする周波数は1.○GHzであり、初期
発振周波数は1.IGHzで、位相差は180度である
可変周波数の最小ステップは3 M Hzとしている。
同図より、100MHzのステップ変化に対して約30
0サイクル(300ns)でデジタルP”L L回路が
ロック(同期)することがわかる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による発振器は、環状に入
出力が接続された複数の増幅回路と;前記増幅回路の入
力に接続され、制御端子のデジタル信号入力により前記
デジタル゛信号に応じた重み付けに従って電気容量が変
化する容量素子とを含むものである。
したがって、本発明による発振器は、簡単な構成である
にもかかわらず、デジタル信号により直接に周波数を制
御することが可能であり、また、回路の集積化に適した
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例であるDCO(Digit
ally Controled 0scillator
)の回路図、第2図は、ダイオードの印加電圧Vgと容
量Cgの関係を示した図、 第3図は、実施例であるDCOの発振周波数の変化′を
示した図、 第4図は、本発明の他の実施例を示したの回路図、 第5図は、本発明によるDCOを用いたデジタルPLL
回路のブロック図、 第6図は、デジタルPLL回路の位相と周波数の収束特
性を示した図、 第7図は、従来のデジタルPLL回路のブロツク図であ
る。 図において、 1・・・インバータ、 2・・・ダイオード、 AO〜A3・・・制御端子、 vO・・・出力端子。 第 図 rノタル信り値 第 図 第 図 第 図 サイクル数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)環状に入出力が接続された複数の増幅回路と; 前記増幅回路の入力に接続され、制御端子のデジタル信
    号入力により前記デジタル信号に応じた重み付けに従っ
    て電気容量が変化する容量素子とを含むことを特徴とし
    た発振器。
JP2151648A 1990-06-12 1990-06-12 発振器 Pending JPH0444413A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2151648A JPH0444413A (ja) 1990-06-12 1990-06-12 発振器

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JP2151648A JPH0444413A (ja) 1990-06-12 1990-06-12 発振器

Publications (1)

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JPH0444413A true JPH0444413A (ja) 1992-02-14

Family

ID=15523162

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JP2151648A Pending JPH0444413A (ja) 1990-06-12 1990-06-12 発振器

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JP (1) JPH0444413A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0795054A (ja) * 1993-03-26 1995-04-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディジタル・フェーズ・ロック・ループおよびディジタル電圧制御発振器
JP2009055626A (ja) * 2002-02-25 2009-03-12 Sony Electronics Inc 発振器及びそれを用いた位相同期ループ回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0795054A (ja) * 1993-03-26 1995-04-07 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ディジタル・フェーズ・ロック・ループおよびディジタル電圧制御発振器
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