JPH0444331Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0444331Y2
JPH0444331Y2 JP1987033749U JP3374987U JPH0444331Y2 JP H0444331 Y2 JPH0444331 Y2 JP H0444331Y2 JP 1987033749 U JP1987033749 U JP 1987033749U JP 3374987 U JP3374987 U JP 3374987U JP H0444331 Y2 JPH0444331 Y2 JP H0444331Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
upper frame
fixed
cylinder
hydraulic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987033749U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63141707U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987033749U priority Critical patent/JPH0444331Y2/ja
Publication of JPS63141707U publication Critical patent/JPS63141707U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0444331Y2 publication Critical patent/JPH0444331Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アスベストセメント板の原料のよう
なボード材を圧縮成形するボード成形用油圧プレ
スに関する。
(従来の技術) アスベストセメント板の製造に使用されている
従来の油圧プレスを第4,5図に示す。
同図に於て、上フレーム11とベツド13と
は、複数個のタイロツド16と上下一対のナツト
16a,16aとで所定間隔にて締結されてい
る。
クロスヘツド12は、ガイドブツシユ12aを
介して、各タイロツド16にて案内される。
上フレーム11には、その中心線上に配置した
複数個の主シリンダ14と、両側前後に配置した
複数個の引戻しシリンダ15とが設けられ、引戻
しシリンダ15のピストン棒15aの先端は、ク
ロスヘツド12に固定されている。上金型17
は、クロスヘツド12の下面に固定され、下金型
18はベツド13の上面に固定されている。19
はベツド13を支持する基盤である。
下金型18上にボード材20を載置し、各主シ
リンダ14に圧油を導入してラム14aを下降さ
せると共に、各引戻しシリンダのピストン15b
の下側の圧油を排出し、上側に圧油を導入して、
クロスヘツド12を下降させ、クロスヘツド12
を介して上金型17にてボード材20を下金型1
8に押圧して圧縮成形する。
成形終了後は、主シリンダ14の圧油を排出
し、引戻しシリンダのピストン15bの下側に圧
油を導入し、上側の圧油を排出して上金型17を
クロスヘツド12と共に引上げ、成形されたボー
ド材20を取り出す。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、ボード成形に使用されている従
来の油圧プレスに於ては、対向配置したベツド3
及び上フレーム11の両側端部を複数本のタイロ
ツド16にて連結し、各タイロツド16によつて
クロスヘツド12を摺動案内する構造であるた
め、構造が複雑である。また、クロスヘツド12
が、その中心線上に配置されたラム14aにて下
方へ押圧されて上金型17にてボード材20を圧
縮成形する。その際に、主シリンダ14直下でボ
ード材20を局部的に押圧しているので、クロス
ヘツド12、ひいては上金型17は、ラム14a
の固定個所を僅かに下向き凸部として弓形に変形
し、製品となつたボード材20の厚さにばらつき
を生じていた。
また、タイロツド16は、その下方段面16b
をベツド13上面に接し、該段面から下方に、螺
締用のねじ部を設けてあるので、ボード材20か
らの滲出液が、該段面16bとベツド13上面と
の間からねじ部へ侵入し、腐蝕させるという問題
点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ボード材の圧縮成形に於て、簡単な
構造によつて、圧縮圧力が極力均等となるような
ボード成形用油圧プレスを提供するものであり、
その構成は次の通りである。
ベツドの両側に油圧シリンダをそれぞれ複数個
固定し、該シリンダに摺動自在に嵌合させた単動
式ピストンのピストン棒先端部を上フレームに固
定して、該油圧シリンダの作動にて上フレームと
ベツドとを接近させるように構成すると共に、上
フレームに上金型を、べツドに下金型をそれぞれ
固設し、かつベツドと上フレームとの間に上フレ
ームとベツドとを離隔させる引戻し用シリンダを
設けたボード成形用油圧プレスである。
(作用) ベツドの両側にそれぞれ複数個固定された油圧
シリンダに圧油を導入して、該シリンダに収容さ
れた単動式ピストンを作動させ、かつ引戻し用シ
リンダに圧油を導入して帰り作動させる。かくし
て、単動式ピストンのピストン棒の先端部に固定
された上フレームをベツドに接近させ、上金型に
てベツドに固定された下金型との間のボード材を
圧縮成形する。
成形完了後は油圧シリンダの圧油を排出すると
共に、引戻し用シリンダに圧油を給排して往き作
動させ、上フレームを上金型と共にベツドから離
隔させて製品となつたボード材を取出す。
(実施例) 本考案に係るボード成形用油圧プレスの第1実
施例を第1,2図に基づいて説明する。
1は上フレームであり、2は基盤10上に固定
されたベツドである。ベツド2の両側にはそれぞ
れ複数個(図上では各側に4個)の油圧シリンダ
3aを内蔵するシリンダブロツク3が固定具4に
て固定されている。5は油圧シリンダ3a内に摺
動自在に嵌合する単動式ピストンであり、そのピ
ストン棒5aの先端部には、段部を経て小径部5
a′を設け、該小径部5a′をフレーム1に設けた通
孔1aに挿通し、突出先端部のねじ部にナツト5
bを螺締して、上フレーム1を固定してある。6
は油圧シリンダ3aのスタフイングボツクスであ
る。そして、上フレーム1には上金型7を、ベツ
ド2には下金型8を対向させてそれぞれ固設して
ある。9は上フレーム1を上昇作動させる複動式
の引戻し用シリンダであり、シリンダ本体の底部
を、ベツド2に固定された固定具4から突出させ
て設けた腕2aに固定し、ピストン棒の先端を、
上フレーム1から突出させて設けた腕1bに固定
している。引戻し用シリンダ9はベツド2の両側
端部に、都合4個設けられている。
なお、油圧シリンダ3aは、ベツド2に個別に
取付けてもよく、また、引戻し用シリンダ9のシ
リンダ本体はベツド2に、同ピストン棒の先端は
上フレーム1にそれぞれ直接に取付けてもよい。
次に作用について説明する。
ボード材20を、シリンダブロツク3と平行方
向、すなわち第1図上にて紙面に垂直方向から挿
入し、下金型8上に載置する。
次いで、各油圧シリンダ3aのスタフイングボ
ツクス6側の圧力室に圧油を導入し、単動式ピス
トン5を作動させ、ピストン棒5aに固定された
上フレーム1を降下させ、上金型7と下金型8と
の間でボード材20を圧縮成形する。この際に、
引戻し用シリンダ9にも圧油を供給して帰り作動
させ、上フレーム1の降下を助勢する。
成形完了すると、各油圧シリンダ3a内の圧油
を排出すると共に、各引戻し用シリンダ9に圧油
を給排して往き作動させて、上フレーム1を昂上
し、製品となつたボード材20を取出す。
第3図に、第2実施例を示す。第2実施例は、
第1実施例に示したボード成形用油圧プレスの上
下を逆にして基盤10上に据付けたものであり、
ベツド2を上昇作動させる引戻し用シリンダ9′
の本体の底部を上フレーム1から突出させた腕1
bに固定し、ピストン棒の先端をベツド2に固定
した固定具4から突出する腕2aに固定した点、
及びボード材20を第1実施例の下金型8に該当
する上金型7上に載置する点が相違するのみであ
り、第1実施例と実質的に同様に作用し、同様の
効果を有する。
(考案の効果) 以上の説明によつて理解されるように、本考案
になるボード成形用油圧プレスによれば、両側部
を油圧シリンダのピストン棒で支持された上フレ
ームは、油圧シリンダへの圧油の導入によつて、
ベツドに対し平行に移動し、上金型にてボード材
を下金型へ押圧する。しかして、従来のクロスヘ
ツド及びタイロツド16が省略されて構造簡単で
あると共に、ベツドの両側と上フレームとの間に
配置したそれぞれ複数個の油圧シリンダ及び単動
式ピストンによつて上フレーム又はベツドが案内
され、タイロツドによる摺動案内個所を有しない
ので、ボード材は均等に圧縮され、厚さのむらに
よる品質低下を生じなくなつた。
また、従来のように下金型8に近接してボード
材からの滲出液にて腐蝕する部品がなくなり、耐
久性が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案になるボード成形用油圧プレ
スの第1実施例を一部断面で示す正面図、第2図
は、同側面図、第3図は、第2実施例を示す側面
図、第4図は、従来のボード成形用油圧プレスを
一部断面で示す正面図、第5図は、同側面図であ
る。 1……上フレーム、2……ベツド、3……シリ
ンダブロツク、3a……油圧シリンダ、4……固
定具、5……単動式ピストン、6……スタフイン
グボツクス、7……上金型、8……下金型、、9
……引戻し用シリンダ、20……ボード材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベツドの両側に油圧シリンダをそれぞれ複数個
    固定し、該シリンダに摺動自在に嵌合させた単動
    式ピストンのピストン棒先端部を上フレームに固
    定して、該油圧シリンダの作動にて上フレームと
    ベツドとを接近させるように構成すると共に、上
    フレームに上金型を、ベツドに下金型をそれぞれ
    固設し、かつベツドと上フレームとの間に上フレ
    ームとベツドとを離隔させる引戻し用シリンダを
    設けたことを特徴とするボード成形用油圧プレ
    ス。
JP1987033749U 1987-03-10 1987-03-10 Expired JPH0444331Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987033749U JPH0444331Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987033749U JPH0444331Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63141707U JPS63141707U (ja) 1988-09-19
JPH0444331Y2 true JPH0444331Y2 (ja) 1992-10-20

Family

ID=30841646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987033749U Expired JPH0444331Y2 (ja) 1987-03-10 1987-03-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0444331Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53216A (en) * 1976-06-23 1978-01-05 Nippon Pressed Concrete Kk Apparatus for production of pressed concrete

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53216A (en) * 1976-06-23 1978-01-05 Nippon Pressed Concrete Kk Apparatus for production of pressed concrete

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63141707U (ja) 1988-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2370363C2 (ru) Способ и установка для формования керамических панелей или плиток
CN208118034U (zh) 一种木板成型热压机
JPH0444331Y2 (ja)
JP2998930B2 (ja) 下抜式コンクリートブロックの成型型枠装置
CN208179878U (zh) 混凝土预制件预应力模具
JPH0314559B2 (ja)
CN220719705U (zh) 一种氧化铝饼料成型装置
JPS6333199A (ja) プレス装置
JPS6045998B2 (ja) 粉末原料圧縮成形プレス及びそのプレスを用いた粉末原料の圧縮成形方法
SU429970A1 (ja)
CN219381728U (zh) 一种便于更换压制模具的粉末冷压成型机
KR920001765Y1 (ko) 칼슘실리케이트 제품 압형장치
SU1191309A1 (ru) Вертикальный пресс дл прессовани изделий из сыпучих материалов
CN218489383U (zh) 一种薄壁金属板材活芯压花模具及压花机
CN218947986U (zh) 一种陶瓷披萨板毛坯冲压模具
JP2001287098A (ja) 粉末成形用の金型装置
CN221717245U (zh) 一种升降转换式组压坯台
CN2365035Y (zh) 液压多孔砖制作机
JPH0224491Y2 (ja)
CN2365036Y (zh) 一种手动多孔砖制作机
SU522054A2 (ru) Пресс форма дл изготовлени изделий п-образного профил
JPH0216203B2 (ja)
JP3210115B2 (ja) 油圧プレス機
JP2891708B2 (ja) プレス成形装置
JPH0213134Y2 (ja)