JPH0444286Y2 - - Google Patents

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JPH0444286Y2
JPH0444286Y2 JP19027886U JP19027886U JPH0444286Y2 JP H0444286 Y2 JPH0444286 Y2 JP H0444286Y2 JP 19027886 U JP19027886 U JP 19027886U JP 19027886 U JP19027886 U JP 19027886U JP H0444286 Y2 JPH0444286 Y2 JP H0444286Y2
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sleeve
blocks
cable
pair
block
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JP19027886U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のオートマテイツクトランスミ
ツシヨンのスロツトケーブル(以下単にケーブル
と称する)の取付位置を決定するためワイヤにス
リーブをかしめる装置に係り、特にこのスリーブ
を正しい位置にかしめることのできるスリーブの
かしめ装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車のオートマテイツクトランスミツシヨン
のケーブルの取付位置を決定するためのスリーブ
を、このケーブルの端面から決められた距離にお
いて、この端面から突出するワイヤにかしめによ
つて固定するために、従来は第4図に示すような
手段を用いていた。
すなわち、基台1上に固設されたブロツク2に
ケーブル3を載置し、このケーブル3をナツト4
によつてブロツク2に手作業で固定し、ケーブル
3から突出するワイヤ5にスリーブ6を装着す
る。この状態においてはスリーブ6はワイヤ5に
沿つて摺動自在となつている。そしてあらかじめ
所定の厚さに形成されたゲージ7をケーブル3の
端面3aとスリーブ6との間に挿入し、スリーブ
6を移動してこのスリーブ6とケーブル3の端面
3aとの間にゲージ7を密着挟持させて、この位
置においてスリーブ6をペンチなどでかしめてワ
イヤ5に固定していた。
なお、この種の技術に関連した提案としては、
実開昭59−86926号公報及び特開昭61−79529号公
報によつて開示された提案が公知である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記の従来の方法によると、人が
手作業でスリーブの位置決めを行なつているた
め、ケーブル端面とスリーブとの間隔が個人差や
時間差で変動し、不正確となるため後工程で車に
搭載するときに取付けができないという問題があ
つた。
なお、前記公報による提案は共に軸受などを軸
に自動的に嵌合する装置に関するものであり、軸
方向の取付位置を正確に取り付ける点については
配慮されていなかつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、簡単な構造でスリーブをケーブルに正確な位
置においてかしめることのできるスリーブのかし
め装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、スロツト
ルケーブルの取付位置を決定するため、該スロツ
トルケーブルの端面から一定距離離間して該端面
から突出するワイヤにスリーブを固定するスリー
ブのかしめ装置において、基台上に固設されたガ
イドバーに1対のブロツクをそれぞれ摺動自在に
装着し、該1対のブロツクにそれぞれ前記スロツ
トルケーブル及びワイヤを保持させ、さらに前記
スロツトルケーブルの端面に当接可能な爪部有す
る他のブロツクを前記1対のブロツク間に固設
し、前記1対のブロツク間に相互に近付く方向に
付勢するバネ部材を設け、前記固定ブロツクの爪
部と前記1対のブロツクの1つとの間に前記スリ
ーブを押圧挟持して該スリーブをワイヤにかしめ
るようにしたものである。
〔作用〕
上記の構成によると、ケーブルの端面及びスリ
ーブのケーブル側の端面は、それぞれ1対のブロ
ツクを介してバネ部材の付勢力により中間の固定
ブロツクの爪部の両面に押圧密着される。
したがつて、爪部の厚さをあらかじめ所定の厚
さに設定しておけば、ケーブル端面とスリーブと
の間の距離は正確に設定され、正確な位置におい
てスリーブをワイヤにかしめ固定することができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案に係るスリーブのかしめ装置の一
実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に本考案の一実施例を示す。
基台1には1対の支持部材8を介してガイドバー
9が固設されており、このガイドバー9には第1
のブロツク10と第2のブロツク11とが摺動自
在に装着されている。これらのブロツク10,1
1の上面にはそれぞれブラケツト12,13が固
設されており、これらのブラケツト12,13に
はほぼ水平の一直線上に中心を有する切欠部12
a,13aがそれぞれ形成されている。
また、前記ブロツク10,11の間には前記基
台に固設された第3のブロツク14が設けられて
おり、このブロツク14の上部には所定の厚さに
形成された爪部15が固設されている。そしてこ
の爪部15には前記ブラケツト12,13にそれ
ぞれ形成された切欠部12a,13aと同心上に
切欠部15aが形成されている。
第3のブロツク14の下部には前記第1及び第
2のブロツク10,11を押し開くカム部材16
が図示せぬ軸を介して回動可能に設けられてい
て、ハンドル17が取り付けられている。
また、第1のブロツク10と第2のブロツク1
1との間にはバネ部材18が懸架されており、両
ブロツク10,11を相互に近付く方向に付勢し
ている。
次に本実施例の作用を説明する。
初めにカム部材16に取り付けられたハンドル
17は、第3図に示すように図中反時計方向に回
動しておき、カム部材16がバネ部材18の付勢
力に抗してブロツク10,11を押し開いてい
る。
この状態でワイヤ部19にスリーブ20が摺動
自在に装着されたケーブル21をブロツク10,
11,14上に載置する。このときケーブル21
は第1のブロツク10のブラケツト12に形成さ
れた切欠部12aに嵌合され、1対のナツト22
によりブラケツト12を間隙を介して挟持するよ
うに仮止めされる。
また、スリーブ20は第2のブロツク11のブ
ラケツト13と第3のブロツク14の爪部15と
の間にセツトする。
次に、レバー17を時計方向に回動すると、カ
ム部材16が同方向に回動してブロツク10,1
1はバネ部材18の付勢力により内側に移動し、
第2のブロツク11のブラケツト13はスリーブ
20の外側の端面に当接し、第1のブロツク10
のブラケツト12にナツト22を介して係止され
ているケーブル21の端面21aは、第3のブロ
ツク14の爪部15の端面に当接する。
このようにしてスリーブ20は爪部15を介し
てケーブル21の端面21aに当接することにな
り、爪部15の厚さをあらかじめ決めておけばケ
ーブル21の端面21aに対するスリーブ20の
位置を、従来例のようにナツトにより仮締めする
必要もなく、また手作業でゲージをセツトする必
要もなく決定できるため、作業性が著しく向上す
る。しかもかしめ位置を機械的に決定できるため
位置の精度の正確さも工場させることができ、ス
リーブのかしめ装置の自動化が容易となる。
〔考案の効果〕
上述したように本考案によれば、所定の厚さを
有する爪部の両面にそれぞれスリーブとケーブル
端面とを押圧して位置決めするようにしたので、
かしめ位置の精度が向上し、位置決めの作業性も
向上する。しかもかしめ作業の自動化も容易に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスリーブのかしめ装置の
一実施例を示す側面図、第2図は第1図の平面
図、第3図は第2図の動作を示す平面図、第4図
は従来のスリーブのかしめ装置を示す側面図であ
る。 1……基台、9……ガイドバー、10……第1
のブロツク、11……第2のブロツク、12,1
3……ブラケツト、14……第3のブロツク、1
5……爪部、16……カム部材、18……バネ部
材、19……ワイヤ、20……スリーブ、21…
…ケーブル。21a……端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スロツトルケーブルの取付位置を決定するた
    め、該スロツトルケーブルの端面から一定距離離
    間して該端面から突出するワイヤにスリーブを固
    定するスリーブのかしめ装置において、基台上に
    固設されたガイドバーに1対のブロツクをそれぞ
    れ摺動自在に装着し、該1対のブロツクのそれぞ
    れ前記スロツトルケーブル及びワイヤを保持さ
    せ、さらに前記スロツトルケーブルの端面に当接
    可能な爪部を有する他のブロツクを前記1対のブ
    ロツク間に固設し、前記1対のブロツク間に相互
    に近付く方向に付勢するバネ部材を設け、前記固
    定ブロツクの爪部と前記1対のブロツクの1つと
    の間に前記スリーブを押圧挟持して該スリーブを
    ワイヤにかしめるようにしたことを特徴とするス
    リーブのかしめ装置。
JP19027886U 1986-12-10 1986-12-10 Expired JPH0444286Y2 (ja)

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JP19027886U JPH0444286Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10

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JP19027886U JPH0444286Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS6395641U JPS6395641U (ja) 1988-06-20
JPH0444286Y2 true JPH0444286Y2 (ja) 1992-10-19

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