JPH0444238B2 - - Google Patents

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JPH0444238B2
JPH0444238B2 JP60253232A JP25323285A JPH0444238B2 JP H0444238 B2 JPH0444238 B2 JP H0444238B2 JP 60253232 A JP60253232 A JP 60253232A JP 25323285 A JP25323285 A JP 25323285A JP H0444238 B2 JPH0444238 B2 JP H0444238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
axis
angle
phased array
aircraft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60253232A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62113077A (ja
Inventor
Kyoshi Iwama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP60253232A priority Critical patent/JPS62113077A/ja
Publication of JPS62113077A publication Critical patent/JPS62113077A/ja
Publication of JPH0444238B2 publication Critical patent/JPH0444238B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は航空機に搭載するフエーズド・アレ
ー・アンテナのシステム構成に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第4図は従来の航空機に搭載されるフエーズ
ド・アレー・アンテナのシステム構成を示すブロ
ツク図であり、図において1はアンテナ、2はこ
れを構成する送・受信モジユール、3はこの送・
受信モジユール内に収められた移相器及び移相制
御回路、4は送・受信モジユールに対し、マイク
ロ波送信信号を分配するとともに、各送・受信モ
ジユールの受信信号を合成するためのマイクロ波
分配・合成回路、5は各送・受信モジユールの移
相制御回路に移相データを供給するための制御信
号分配回路、6はアンテナのフレーム、7はアン
テナ・ビーム、8は送信マイクロ波信号を発生す
るとともに、受信マイクロ波信号をビデオ信号に
変換する励振・受信部、9はアンテナの姿勢角を
検出する姿勢検出部、10はアンテナ・ビームの
指向する方向を定め、空間座標系からアンテナ座
標系に座標変換を行う処理部、11は処理部から
のビーム指向指令に対し、各送・受信モジユール
の移相制御器への設定データを算出する移相制御
部、12は機体のフレームである。
従来の航空機に搭載されるフエーズド・アレ
ー・アンテナは上記のように構成され、たとえば
アンテナ・ビーム7をある方向に指向させようと
した場合には、姿勢検出部9からの姿勢データに
より、処理部で機体の姿勢角変化による動揺修正
を行い、アンテナ座標系でのビーム指向角を算出
し、ビーム制御部11へ送る。ビーム制御部11
では、処理部10の指令を受け個々の送・受信モ
ジユール2に対する移相設定データを算出し、制
御信号分配回路5を介して各送・受信モジユール
に送られる。移相器及び移相制御部3にデータが
設定されると、励振・受信部8からマイクロ波分
配・合成回路4を通じて供給される送信信号の位
相が、各送受信モジユール毎に定まり、空間に放
出された送信波は空間で合成され所定の方向にア
ンテナビーム7が形成され、電子的にアンテナ・
ビームの走査が行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 指向性のアンテナ性能を表わす要素の1つとし
てアンテナのビーム幅θBと利得Gをあげることが
でき、フエーズド・アレー・アンテナの場合これ
らの要素は一般的に(1)式(2)式で表わされる。
θB(α)100/√N・1/cosα (1) G(α)π・N・cosα (2) θB:ビーム幅 G :利得 α :アンテナ中心からのビーム走査角 N :送・受信モジユールの数 従つてビーム走査角αが大きくなる(0゜≦α<
90゜)と式(1)、(2)から判るように、ビーム幅が広
がり、利得が低下し、アンテナ性能が劣化するこ
ととなり、上記のような従来の航空機に搭載され
るフエーズド・アレー・アンテナもこのような問
題点があつた。
またフエーズド・アレー・アンテナは第3図に
示すように開口面21がアンテナ・ビーム7を照
射する方向に正対しないため、相手側から見たレ
ーダ反射面積が通常の機械駆動式アンテナ22に
比べ小さくなり、見つかりにくいという特徴(オ
フ・ボアサイト効果)を有しているが、遠距離の
目標を見ようとした場合にはグレージング角γが
浅い(例えば高度1500m、直距離50Kmではγ=
1.7゜)ため、オフ・ボアサイトの効果が十分に得
られないという問題点があつた。
この発明は、こうした問題点を解決するために
なされたもので、アンテナ・ビームの走査範囲を
広げるとともに、オフ・ボアサイトの効果の高い
航空機搭載用フエーズド・アレー・アンテナを得
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る航空機搭載用のフエーズド・ア
レー・アンテナは、アンテナがロール軸に対して
回転できるように機体に支持し、アンテナ軸が回
転軸に対して傾いて固定するとともに、アンテナ
を回転制御させるための駆動部、検出部、駆動制
御部を付加したものである。
〔作 用〕
この発明においては、アンテナ軸のロール軸か
らの傾きを10〜15゜程度に設定すると、機軸正面
方向でもビーム幅の広がりや、ゲインの低下もほ
とんどなく、固定して取り付けられたアンテナの
場合に比べ、アンテナ軸を回転させた方向にビー
ム走査範囲を広げることができるとともに、所望
の方向におけるアンテナの指向性も向上できる。
また、目標照射時にはロール角を適切に設定する
ことにより、オフ・ボアサイト効果を向上させ
る。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について説明する。第
1図はこの発明の一実施例を示すシステム・ブロ
ツク図であり、1〜2は上記従来装置と同一のも
のである。13はアンテナ・フレーム6を機体フ
レーム12に回転支持する回転部、14はアンテ
ナ・フレーム6をロール軸15まわりに回転させ
る駆動部、16は回転角度を検出する検出部、1
7は処理部10の指令によりアンテナ・フレーム
6の回転角度を制御する駆動制御部、また18が
アンテナ軸である。
上記のように構成された航空機搭載用のフエー
ズド・アレー・アンテナにおいてはアンテナ軸1
8と角度βだけ傾いた回転角制御可能なロール軸
15を有している。このため第2図の動作例に示
すように、例えば飛行方向に対して右側の領域に
おいてビーム走査範囲を広げる場合には、アンテ
ナ軸を正面から右側へ90゜回転させることにより、
角度βだけ、従来の装置より右側の走査領域が広
がる。また第3図の動作例に示すように、地上を
ビーム走査する場合には、アンテナ軸を180゜回転
させ真上にもつてくることによりオフ・ボアサイ
ト効果を向上させることが出来る。
こうしたアンテナ・ビームの制御においては、
アンテナの動作モードが設定されると処理部10
で最適なロール軸回転角が計算され、駆動制御部
17へ回転指令を出す。駆動制御部17は駆動部
14を介しアンテナ1を回転させる。この回転角
度は検出部16で検出され駆動制御部17へフイ
ード・バツクされる。さらに回転角信号は処理部
10にも戻され姿勢検出部9からの姿勢角信号と
ともに動揺角の補正に用いられる。以後のアンテ
ナ・ビーム指向角の制御は従来の装置と同様に行
われる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば従来のフエー
ズド・アレー・アンテナにアンテナ軸に対し10゜
〜15゜傾いたロール回転軸を介して機体に取り付
け、アンテナの動作モードに応じてこの角度を制
御することにより、アンテナビームの走査範囲の
拡大やオフ・ボアサイト効果の向上させる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるフエーズ
ド・アレー・アンテナのシステムブロツク図、第
2図及び第3図はこの発明の動作例を示す概念
図、第4図は従来のフエーズド・アレー・アンテ
ナのシステム・ブロツク図である。 図において6はアンテナ・フレーム、13は回
転部、14は駆動部、15はロール軸、16は検
出部、17は駆動制御部、18はアンテナ軸であ
る。 なお、図中同一あるいは相当部分には同一符号
を付して示してある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アンテナフレームをロール軸回りに回転支持
    する回転部、アンテナ・フレームをロール軸回り
    に回転させる駆動部、回転角度を検出する検出
    部、回転角度を制御する駆動制御部を備えるとと
    もにアンテナ軸がロール軸に対して傾いて設定さ
    れた航空機搭載用のフエーズド・アレー・アンテ
    ナ。
JP60253232A 1985-11-12 1985-11-12 フエ−ズド・アレ−・アンテナ Granted JPS62113077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60253232A JPS62113077A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 フエ−ズド・アレ−・アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60253232A JPS62113077A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 フエ−ズド・アレ−・アンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62113077A JPS62113077A (ja) 1987-05-23
JPH0444238B2 true JPH0444238B2 (ja) 1992-07-21

Family

ID=17248405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60253232A Granted JPS62113077A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 フエ−ズド・アレ−・アンテナ

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JP (1) JPS62113077A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2007234730A1 (en) * 2006-04-06 2007-10-18 Andrew Llc A cellular antenna and systems and methods therefor
JP2008258772A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Toshiba Corp アンテナ装置
EP3115802B1 (en) * 2014-03-06 2021-01-13 Mitsubishi Electric Corporation Radar device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62113077A (ja) 1987-05-23

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