JPH0444169Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0444169Y2
JPH0444169Y2 JP5199487U JP5199487U JPH0444169Y2 JP H0444169 Y2 JPH0444169 Y2 JP H0444169Y2 JP 5199487 U JP5199487 U JP 5199487U JP 5199487 U JP5199487 U JP 5199487U JP H0444169 Y2 JPH0444169 Y2 JP H0444169Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressed air
spiral passage
filter
moisture
water droplets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5199487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63160921U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5199487U priority Critical patent/JPH0444169Y2/ja
Publication of JPS63160921U publication Critical patent/JPS63160921U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0444169Y2 publication Critical patent/JPH0444169Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 * 産業上の利用分野 本考案は圧縮空気の水分除去装置に関するもの
である。
* 従来の技術 圧縮空気は現在広く使用されているが、圧縮空
気中に水分が含まれているとこれがパイプ内等で
水滴となり、種々の工程、作業においてトラブル
発生の原因となるので、圧縮空気中の水分を除去
しておくことが必要である。
圧縮空気の水分除去装置としては、水分を遠心
分離するようにしたもの及びフイルターにより水
分を除去するようにしたものが既に知られてい
る。
* 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の水分除去装置のうち
の前者においては単なる遠心分離のみでは充分な
水分除去効果が得られないし、後者においてはフ
イルターがゴミ等により目詰りを起こしやすいだ
けでなくフイルターに多量の水分が吸着するため
フイルター中の水分がフイルターを通過する空気
の圧力により再度空気中に混入してしまうという
問題もあつた。
本考案は以上の問題点を解決し、圧縮空気に含
まれる水分を効果的に除去するようにした圧縮空
気の水分除去装置を提供するものである。
* 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、圧縮空
気を螺旋状通路に流入させ、まず圧縮空気を螺旋
状通路内に充填した多孔質体を通過させて微細水
滴を付着成長させ、続いて螺旋状通路の空洞部に
て遠心分離により当該水滴を分離し、更にこの遠
心分離でも分離されない圧縮空気中の微細水滴を
フイルターにより除去するようにした圧縮空気の
水分除去装置を提供するものである。すなわち、
本考案による圧縮空気の水分除去装置は、入口孔
に連通する螺旋状通路を備えさせ、該螺旋状通路
における上流部には多孔質体を充填し、該螺旋状
通路における下流部は空洞部となし、更に該螺旋
状通路の下流部をフイルターを介して出口孔に連
通させたことを特徴とするものである。
* 実施例 図中符号1は外筒、2は外筒1の上端に取り付
けたヘツド、3は外筒1の下端に取り付けたボト
ムである。ヘツド2には圧縮空気の入口孔4と出
口孔5とを備えさせ、ボトム3にはドレン孔6を
備えさせる。外筒1内には、外周に螺旋状突板7
を突設した中空の内筒8を配設し、該内筒8と外
筒1、ヘツド2及びボトム3とにより螺旋状通路
9を形成させる。螺旋状通路9はその上流側を入
口孔4に、下流側を出口孔5にそれぞれ連通させ
る。また、螺旋状通路9の上流部には多孔質体1
0を充填し、螺旋状通路9の下流部は空洞部11
とする。更に、螺旋状通路9の下流側と出口孔5
との間に特殊加工のフイルター12を配設する。
すなわち、螺旋状通路9の下流側は内筒8内の中
空部を介して出口孔5に連通させ、該内筒8の中
空部内にフイルター12を充填する。13はフイ
ルターストツパーである。
* 作用 エアコンプレツサー等から送られてくる水分、
油分、ほこり等を含む圧縮空気は、所定の管路を
通つて入口孔4より螺旋状通路9内に導入され、
該螺旋状通路9の上流部に充填された多孔質体1
0内を通過する。このとき、多孔質体10内にお
ける極めて多数の流路周壁に微細水滴が付着し、
これらの微細水滴は次々と流動してくる圧縮空気
中の水滴を集めて大きく成長する。このように多
孔質体10内の流路周壁に付着し成長した水滴は
圧縮空気中に混在する油分やほこり等を吸着しつ
つ圧縮空気の風圧により多孔質体10より螺旋状
通路9の下流部(空洞部11)へ出る。螺旋状通
路9の下流部(空洞部11)では前記水滴等は遠
心力により空洞部11の外周へ向う。空洞部11
の外周に達した水滴は壁面を伝つて下降し、ドレ
ン孔6より排出される。螺旋状通路9を通過した
圧縮空気中にも若干の微細水滴が残存し得るが、
この微細水滴は圧縮空気がフイルター12を通過
する際に該フイルター12に吸着する。このよう
にして水分を完全に除去された圧縮空気は出口孔
5より所定の作業機器に送入される。
* 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば圧縮空気
を多孔質体内を通過させて微細水滴を付着成長さ
せ、続いてこのように大きくなつた水滴を遠心力
により分離し、更に圧縮空気中になお残存する微
細水滴をフイルターにより除去するようにしたた
め、圧縮空気中の水分は確実に分離され除去され
る。また、フイルターには一旦遠心分離した後の
圧縮空気を通すようにしたため、フイルターに関
する前述の問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による圧縮空気の水分除去装置
の一例を示す断面図である。 1……外筒、2……ヘツド、3……ボトム、4
……入口孔、5……出口孔、6……ドレン孔、7
……螺旋状突板、8……内筒、9……螺旋状通
路、10……多孔質体、11……空洞部、12…
…フイルター、13……フイルターストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入口孔4に連通する螺旋状通路9を備えさせ、
    該螺旋状通路における上流部には多孔質体10を
    充填し、該螺旋状通路における下流部は空洞部1
    1となし、該螺旋状通路の下流部をフイルター1
    2を介して出口孔5に連通させたことを特徴とす
    る圧縮空気の水分除去装置。
JP5199487U 1987-04-06 1987-04-06 Expired JPH0444169Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5199487U JPH0444169Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5199487U JPH0444169Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63160921U JPS63160921U (ja) 1988-10-20
JPH0444169Y2 true JPH0444169Y2 (ja) 1992-10-19

Family

ID=30876770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5199487U Expired JPH0444169Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0444169Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3288070B2 (ja) * 1992-05-20 2002-06-04 有限会社マエダ 圧縮空気用フィルタ装置
KR200410073Y1 (ko) * 2005-12-08 2006-03-03 신승각 압축공기용 제습기
JP6134906B2 (ja) * 2013-04-16 2017-05-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63160921U (ja) 1988-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3288070B2 (ja) 圧縮空気用フィルタ装置
US4279628A (en) Apparatus for drying a natural gas stream
JP2684199B2 (ja) 濾過方法
US5145497A (en) In-line filter device for compressed air having mist filter and air collector
JPH0444169Y2 (ja)
CN207950816U (zh) 一种抽滤装置
JPH0331485B2 (ja)
SU1068142A1 (ru) Газожидкостный сепаратор
CN207478611U (zh) 一种离心管
CN211462666U (zh) 一种化工生产用气液分离装置
JPH0310476Y2 (ja)
JPH0560071A (ja) エアコンプレツサに於けるドレン油水分離装置
JP2749880B2 (ja) 液体中の気体除去装置
CN209438281U (zh) 一种尾气旋流除沫装置
CN209317352U (zh) 一种二合一高效聚结器
JPS6125845Y2 (ja)
JPH0346830Y2 (ja)
JPH023776Y2 (ja)
JP2721734B2 (ja) 液体中の気泡除去装置
JPS6020415Y2 (ja) 乾燥機の排塵分離装置
JPS62156382A (ja) 渦流式除塵機
JPS6143554Y2 (ja)
JPS61278308A (ja) 濾過装置
JPH0522246Y2 (ja)
CA1155052A (en) Apparatus for drying a natural gas stream