JPH0443814A - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents

内燃機関の冷却装置

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JPH0443814A
JPH0443814A JP15216190A JP15216190A JPH0443814A JP H0443814 A JPH0443814 A JP H0443814A JP 15216190 A JP15216190 A JP 15216190A JP 15216190 A JP15216190 A JP 15216190A JP H0443814 A JPH0443814 A JP H0443814A
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JP
Japan
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impeller
pump
cooling water
shape
internal combustion
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JP15216190A
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Inventor
Kazuhiko Asano
浅野 一彦
Atsushi Fukuda
淳 福田
Akihito Tanaka
章仁 田中
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 聚眠辺貝珀 [産業上の利用分野] 本発明(よ車両等の内燃機関を冷却する冷却装置に関す
る。
[従来の技術] 内燃機関の被冷却機器を効率よく冷却するに(表冷却水
流量を増加させることが有効であり、その−例として、
サブウォータポンプ(副流体ポンプ)をエンジン・ラジ
ェータ間の冷却水循環経路中に設けることがなされてい
る。
ところが、ただ単にサブウォータポンプを設置しただけ
では、サブウォータポンプが循環経路を通過する冷却水
の抵抗となり、内燃機関の回転に伴って作動するメイン
ポンプ(主流体ポンプ)の圧送する冷却水の流量減少を
招き、内燃機関等の被冷却機器の冷却が充分になされな
いことがある。
そこで、第25図に示すように サブウォータポンプ3
Jをメインウォータポンプ4Jと共に冷却水循環経路に
設置する際に、このサブウォータポンプ3Jを迂回する
ポンプバイパス経路5Jを設けると共に、このポンプバ
イパス経路5Jに逆止弁等の制御バルブ6Jを設けるこ
とが提案されている(実開昭63−190520号公報
)。尚、図中、 1はラジェータ、2はエンジン、7J
は流路を冷却水温度によって切替えるいわゆるサーモス
タット弁である。
そして、このポンプバイパス経路5Jに冷却水を流すこ
とにより、サブウォータポンプ3Jが通水抵抗となる場
合の冷却水の流量減少を防止できるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の副流体ポンプ(サブウォタポンプ
)では、次のような問題点が指摘されている。
近年、車両のスポーティ化 小型・軽量化等に伴って、
エンジンルームのスペースが制約されるため、上記の様
なポンプバイパス経路5Jの配管を必要とするサブウォ
ータポンプ3Jをエンジンルームに設置する事は難しい
。具体的に(よ 狭い場所に配管を施す都合土 その組
付は作業や保守点検作業の効率低下を招く。
そこで、本願出願人により、ポンプバイパス経路を設け
ずにサブウォータポンプのハウジング内壁に可動部を増
設し、その可動部を動作させてインペラ羽根とのチップ
クリアランスを変更し、通水抵抗を減少させる内燃機関
の冷却装置の出願もなされている。この装置(友上記の
問題点を解決する優れたものであるが、可動部の構成が
複雑となり、しかも、可動スペースが必要となることか
らサブウォータポンプ自体が大型化してしまう。
尚、メインウォータポンプのインペラに形状記憶合金を
使用し、その周りの冷却水温度が低いときには、循環水
量を少なくするようにインペラを変形させ、エンジンの
駆動馬力のロスを低減するものが知られている(特開昭
55−125395号公報)。しかしながら、上記の技
術は、単にインペラの変形を冷却水温度のみに依存させ
たものであり、積極的な流量制御は不可能であるため、
サブウォータポンプを用いたときに要求される通水抵抗
の低減を図ることはできない。
本発明(志上記問題点を解決するためになさ札被冷却機
器を冷却するための被熱交換流体(冷却水)循環経路に
おける通水抵抗の増加を回避しつつ、内燃機関の被冷却
機器を有する車両等への搭載性を向上させることを目的
とする。
聚脚の構成 [課題を解決するための手段] 本発明の内燃機関の冷却装置(よ第1図に例示するよう
に、 被冷却機器を冷却する被熱交換流体を空気と熱交換する
ことにより冷却する熱交換器と、前記被冷却機器との間
に形成された被熱交換流体用循環経路と、 該被熱交換流体用循環経路に設けら狛2被熱交換流体を
強制的に常時循環させる主流体ポンプと、該主流体ポン
プの補助をなし、インペラの回転により被熱交換流体を
循環させる副流体ポンプとを備える内燃機関の冷却装置
において、前記主流体ポンプとは独立に前記副流体ポン
プを駆動する駆動手段と、 前記インペラの少なくとも一部に形状記憶合金を用いて
、前記インペラの羽根の形状を前記形状記憶合金への通
電加熱により変更するインペラ羽根形状変更手段と、 前記駆動手段の非駆動時に、前記インペラの羽根の形状
を、前記被熱交換流体の流路面積を増加する側に設定す
るインペラ羽根形状設定手段とを備えたことを要旨とす
る。
[作用] 上記構成を有する本発明の内燃機関の冷却装置は、熱交
換器と被冷却機器との間に形成された被熱交換流体用循
環経路に、主流体ポンプと副流体ポンプとを備え、主流
体ポンプにより被熱交換流体を強制的に常時循環させ、
駆動手段にて主流体ポンプとは独立に駆動される副流体
ポンプにより主流体ポンプを補助する。副流体ポンプの
インペラには少なくともその一部に形状記憶合金が用い
られており、インペラ羽根形状変更手段による形状記憶
合金への通電加熱によりインペラの羽根の形状は変更さ
れる。このインペラの羽根の形状(よ副流体ポンプを駆
動する駆動手段の非駆動時にI、t、  インペラ羽根
形状設定手段により、被熱交換流体の流路面積を増加す
る側に設定される。
この結果、副流体ポンプの非駆動時に1よ インペラの
羽根の形状変更による被熱交換流体の流路面積の増加に
より、被熱交換流体の通水抵抗が低下し、副流体ポンプ
の吸入側から吐出側に通過する被熱交換流体の流量増加
が図られる。従って、副流体ポンプとは別個の迂回経路
を不要とする。
[実施例] 以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするた
めに、以下本発明の内燃機関の冷却装置の好適な実施例
について説明する。
第2図は内燃機関の冷却装置の概略構成図、第3図はそ
の冷却装置に組み込まれた副流体ポンプ、即ちサブウォ
ータポンプを一部破断して示す破断側面図、第4図はサ
ブウォータポンプの第3図矢印A方向から見た矢視図で
ある。
第2図に示すように、この冷却装置(よ冷却水を空気と
熱交換して冷却するラジェータ1とエンジ\ン2との間
で、冷却水を循環させるものであり、ラジェータ1とエ
ンジン2との間に配設された冷却水メイン回路3におけ
る還流側経路に、エンジン2によって駆動されて冷却水
を強制的に常時循環させるメインウォータポンプ4を備
え、メイン回路3の導入側経路と還流側経路とを結ぶバ
イパス回路5の接続部(:、流れ込む冷却水の温度が設
定温度未満の場合にはバイパス回路5の開放及びメイン
回路3の閉鎖を行ない設定温度以上となるとバイパス回
路5の閉鎖及びメイン回路3の開放を行なうバイパス制
御弁6を備え、メイン回路3の導入側経路にサブウォー
タポンプ7を備え、この他に、エンジン2から流呂直後
の冷却水温度を検出する水温センサ2a、エンジン2の
回転数色検出する回転数センサ2b、及びこれら各セン
サと接続されてその信号を入力し、入力信号に応じてサ
ブウォータポンプ駆動用のモータ7aを駆動制御する電
子制御回路(ECU)10を備えている。
従って、エンジン始動直後等の冷却水温度が低い場合に
(友−メインウォータポンプ4にて送り出される冷却水
(よ バイパス回路5をその経路とする図中斜線矢印で
示す回路8を循環する。一方、エンジン負荷増等により
エンジン2が発熱し冷却水温度が設定温度以上に上昇す
ると、バイパス制御弁6によるバイパス回路5の閉弁及
びメイン回路3の開弁を経て図中白抜き矢印で示す回路
9が形成さね 高温となった冷却水はラジェータ1にて
外気冷却風(車速風又は図示しない電動ファンによる冷
却風等)により冷却されてエンジン2に至り、メイン回
路3を循環する。
次に、本実施例で用いるサブウォータポンプ7について
説明する。
第3.4図に示すように、サブウォータポンプ7は、吸
入口11と吐出口13との間に回転自在なインペラ15
を備え、本体ハウジング17に内蔵したモータ7aによ
りインペラ15を回転させることで流入冷却水に揚程を
与え、吸入口]1から流入した冷却水を吐出口13から
送り出す。
インペラ15は、第5図(第4図のB−B線矢視図)に
示すように、モータ7aにより回転する円盤状のディス
ク21と5つのインペラ羽根部23とを備える。ディス
ク21は、第6図に示すように、略放射状の配置で長方
形の組み付は凹部21aが5箇所に刻設さね、更に、各
組み付は凹部21aに2箇所の組み付は用ネジ部21b
が設けられている。インペラ羽根部23は、第7図(平
面図)、第8図(側面図)、第9図(ディスク2]に装
着された状態での正面図)に示すように。
断面路rlJ字状に形状記憶合金で一体形成さねディス
ク21の組み付は凹部21aにはめ込まれる長方形板状
の固定プレート23aと、固定プレート23aから曲折
された路台形板状のインペラ羽jf123bとからなる
。固定プレート23aは、ディスク21の組み付は凹部
21aに形成された組み付は用ネジ部21bと整合する
位置に組み付け用孔23cが穿設されており、締め付は
部材25(第5図に示す)によりディスク21に固定さ
れる。
こうしてディスク21に組み付けられた各インペラ羽根
部23(よ締め付は部材25を電気接点としてECUI
Oと接続されており、ECUIOによる通電制御により
、次のように形状を変化させる。
即ち、未通電時に(よ上述した形状を保持し、第3図に
示すようにインペラ羽根23bと吸入側ハウジング27
との間に最適チップクリアランスを保って、インペラ]
5の回転によりポンプ能力を発揮させる。一方、通電期
間中は発熱昇温して、第10.11図に示すように、イ
ンペラ羽[23bを曲折し、断面が略「コ」字状に形状
を維持する。このため、第12図に示すように、吸入側
ハウジング27との間に自由な冷却水の通過を許容する
流路面積の冷却水通路を形成して(流路面積を増大させ
て)、矢印C方向に冷却水を流すことにより、通水抵抗
を低減する。
次に、上記構成の内燃機関の冷却装置において、サブウ
ォータポンプ7を駆動制御し、エンジン2を冷却する冷
却ルーチンについて、第13図に基づき説明する。
第13図に示す冷却ルーチン(表図示しないイグニッシ
ョンキーにより電源が投入されたときにのみ実施される
初期処理、即ち、内部レジスタのクリア等を経て繰り返
し実行されるものであり、まず、水温センサ2aから冷
却水温度Twを読み込む(S100)。続いて、読み込
んだ冷却水温度Twが、バイパス制御弁6の開閉の設定
を決める設定温度T1未満か否かを判断する(S 11
0)。Tw<T1と判断した場合に(よ次のステップ1
20の処理を飛ばし、後述するステップ130の処理に
移る。Tw≧T1と判断した場合には、更(二冷却水温
度Twが基準冷却水温度To未満か否かを判断する(S
 120)。Tw<TOあるいはステップ]00でT 
w < T Oと判断した場合には、モータ7aに停止
信号を出力すると共に、インペラ羽根部23に通電して
インペラ羽根部23を発熱させ(S 130)、その形
状を第10゜11図に示す形状に変化させる。そして、
−旦本ルーチンを終了する。
こうして、エンジン2がメインウォータポンプ7に基づ
き冷却水の循環により充分冷却されている場合(Tw<
TIまたはTw<To)に(よ サブウォータポンプ7
を停止させ、第12図に示すように 停止しているイン
ペラ15のインペラ羽[23bと吸入側ハウジング27
との間に、自由な冷却水の通過を許容する流路面積の冷
却水通路を形成して、矢印C方向に冷却水を流すことに
より通水抵抗を低減、即ち、通水圧力損失を低減する。
一方、冷却水温度Twがエンジン2の負荷増大等により
上昇して、上記ステップ120でTw≧TOと判断した
場合には、回転数センサ2bからエンジン回転数Neを
読み込む(S 140)。続いて、読み込んだエンジン
回転数Neが基準回転数N0未満か否かを判断しくS 
150)、Ne≧NOと判断した場合には、エンジン2
と共に回転するメインウォータポンプ4により充分な冷
却水の循環流量が確保されエンジン2を冷却できるため
サブウォータポンプ7の駆動は不要として、ステップ1
30に移行してサブウォータポンプ7停止時の通水抵抗
を低減させて一旦本ルーチンを終了する。
ステップ]50において、Ne<NOと判断した場合1
:は、モータ7aに駆動信号を出力すると共に、各イン
ペラ羽根部23への通電を停止して(S 160)、そ
の形状を第7〜9図に示す形状に復帰させる。つまり、
インペラ羽根23bと吸入側ハウジング27との間に最
適チップクリアランスを確保してインペラ]5の回転に
よる冷却水の圧送を行ない、メイン回路3を循環する冷
却水流■を増加させ、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施例の内燃機関の冷却装置に
よれば、冷却水温度Twが低い場合やエンジン回転数N
eが高い場合には、サブウォータポンプ7を停止させて
もメイン回路3における冷却水の通水圧力損失を招かな
いので、メインウォ−タポンプ7の駆動に基づく充分な
冷却水の循環流量を確保してエンジン2を好適に冷却で
きる。
しかも、このように通水抵抗を低減させるために、サブ
ウォータポンプ7を迂回するバイパス回路を必要としな
いので、車両の搭載性を向上させることができる。
そして、例えば登板走行時の用にエンジン2が高負荷低
回転の運転を強いられるような場合に(よりブウォータ
ポンプ7は当然に駆動して冷却水の圧送を行ない、メイ
ン回路3を循環する冷却水流量を増加させることができ
る。
この結果、サブウォータポンプ7を用いた内燃機関の冷
却装置によって、エンジン2を冷却することにより、種
々の走行状態においてもエンジン2を常時好適に冷却す
ることができる。
また、吸入側ハウジングを可動部材を用いて変形させる
ことで通水抵抗を低下させる構成とは異なり、直接イン
ペラ羽根23bを変形させているため簡易な構成となり
、しかも可動スペースを特別に設ける必要はないことか
ら、サブウォータポンプ7自体が大型化しなL\。
次に、インペラの形状に関しての第2実施例を説明する
。尚、インペラ以外の構成は第1実施例と同じである。
第14図(第4図のB−B線矢視図)に示すように、イ
ンペラ31(友 モータ7aにより回転する円盤状のデ
ィスク33とインペラ羽根部35とを備える。ディスク
33(よ 第15図に示すように、同心円上の配置で円
形の組み付は凹部33aが5箇所に刻設さ札更に、組み
付は凹部33aに組み付は用ネジ部33bが設けられて
いる。インペラ羽根部35(表第16図(平面図)、第
171(ディスク33に装着された状態での正面図)に
示すように、羽根プレート37と、回転軸39と、固定
羽根41と、回転羽根43と、コイルスプリング45と
から構成される。羽根プレート37(ヨ ディスク33
に形成された組み付は用凹部33aと径の等しい半円形
の板状体で、略中央に組み付は用孔37aが穿設されて
おり、ディスク33の組み付は用ネジ部33bと整合し
て締め付は部材47によりディスク33に固定される。
回転軸39(よ羽根プレート37の中心位置(円の略中
心点)から立設され回転可能に設けられる。
固定羽根41(よ ディスク33の中心側の羽根プレー
ト37外周から回転軸39の間に立設された板状体で、
羽根プレート37に固着されている。
回転羽根43(表一端を回転軸39に固定した板状体で
、それ自体が回転軸39乞中心に回転可能となっている
。回転羽根43および羽根プレート37に(よ それぞ
れスプリング支点43a、37bが設けられており、両
支点43a、37b間にコイルスプリング45が装着さ
れている。このコイルスプリング45(表 形状記憶合
金により形成されている。従って、回転羽根43法 こ
のコイルスプリング45の形状(伸縮状態)により、回
転軸39を中心にした回転位置が設定される。
コイルスプリング451表  スプリング支点43a、
37bを電気接点としてECUIOと接続されており、
上述したECUl 00通電制御により、次のように形
状を変化させる。
即ち、未通電時には、コイルスプリング45は低温状態
1こあり、第16.17図に示す状態を保持する。この
場合、コイルスプリング45は収縮状態にあり、回転羽
根43の回転位置は、固定羽根41の延長線上となり、
回転羽根43と固定羽根39とが滑らかに湾曲した一枚
板状になるよう配置される。従って、第1実施例と同様
に、吸入側ハウジング27との間に最適チップクリアラ
ンスを保って、インペラ31の回転によりポンプ能力を
発揮させる。
一方、通電期間中は発熱昇温して、第18図に示すよう
に、コイルスプリング45が伸張し、回転羽根43を凹
成時計方向に回転させ、その状態を保持する。このため
、第19図に示すように、吸入側ハウジング27との間
に自由な冷却水の通過を許容する流路面積の冷却水通路
色形成して、第18図矢印り方向に冷却水E流すことに
より、通水抵抗を低減する。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。
例え(L第2実施例のインペラ羽根部35に圧縮コイル
スプリングを組み合わせてバイアス方式としてもよい。
即ち、第20図に示すように、扇形の羽根プレート5]
の両端および回転羽根53の先端部両側にそれぞれスプ
リング支点51a。
51b、53a、53bを設けると共に、スプリング支
点51a、53a間に形状記憶合金からなるスプリング
コイル55を、スプリング支点51b、53b間に通常
の圧縮スプリング57を装着してインペラ羽根部50を
構成してもよい。そして、通電期間中1表 第21図に
示すように、コイルスプリング55を伸張させて回転羽
根53を凹成時計方向(二回転させて、矢印ε方向に冷
却水を流すことにより通水抵抗を低減させる。
また、ECUl 0による冷却制御処理においては、冷
却水温度Twが高ければエンジン回転数Neの値に拘ら
ず、インペラ羽根部23(35,50)への通電を停止
すると共にモータ7aを駆動する構成であってもよい。
サブウォータポンプ7、メインウォータポンプ4、バイ
パス制御弁6等の設置位置に関しても、実施例で示した
位置に限らず、例えば 第22゜23.24図に示す位
置等であってもよい。
発明の効果 以上詳述したように、本発明の内燃機関の冷却装置によ
れは副流体ポンプの迂回経路を設けたり、副流体ポンプ
のハウジング内壁に可動部を設けたりすることなく、単
にインペラの形状を変更することだけで、副流体ポンプ
停止時における被熱交換流体の通水抵抗を抑制して、主
流体ポンプに基づく被熱交換流体の循環流量を確保する
ことができる。このため、内燃機関の被冷却機器を有す
る車両等への搭載性が向上する。
また、副流体ポンプ駆動時には、当然に、主流体ポンプ
単独駆動時より多量の被熱交換流体を被冷却機器へ向け
て循環させる。つまり、本発明の冷却装置によれ(瓜副
流体ポンプの停止時、駆動時を問わず、常に充分な被熱
交換流体の循環流量を確保して内燃機関の被冷却機器を
好適に冷却する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を例示するブロック図、第
2図ないし第13図は第1実施例を表すもので、第2図
は内燃機関の冷却装置の概略構成医 第3図はサブウォ
ータポンプを一部破断して示す破断側面図、第4図はサ
ブウォータポンプの第3図矢印へ方向矢視は第5図はサ
ブウォータポンプの第3図矢印B方向矢視図、第6図は
ディスクの平面囚第7図はインペラ羽根部の平面図、第
8図はインペラ羽+R部の側面図、第9図はディスクに
装着された状態でのインペラ羽根部の正面図、第10図
は通電加熱による変形後のインペラ羽+R部の側面図、
第11図はディスクに装着された状態での変形後のイン
ペラ羽根部の正面図、第12図は冷却水の流れを説明す
るための説明図、第13図は冷却ルーチンを示すフロー
チャート第14図ないし第19図はインペラの第2実施
例を表すもので、第14図はサブウォータポンプの第3
図矢印B方向矢視図、第15図はディスクの平面図、第
16図はインペラ羽根部の平面図、第17図はディスク
に装着された状態でのインペラ羽根部の正面図、第18
図は通電加熱によるインペラ羽根部変形後のインペラの
平面図、第19図は通電加熱によるインペラ羽根部変形
後のサブウォータポンプ一部破断側面図、第20図、第
21図は第2実施例のインペラ羽根部の変形例を表し、
第20図はインペラの平面図、第21図は通電加熱によ
るインペラ羽根部変形後のインペラの平面は 第22図
、第23医 第24図はサブウォタポンプ等の設置位置
を変更した冷却回路の概略図、第25図は従来のサブウ
ォータポンプを用いた冷却回路の概略図である。 1・・・ラジェータ   2・・エンジン2a・−・水
温センサ   3・・・冷却水メイン回路4−・メイン
ウォータポンプ 7・−サブウォータポンプ 10・・・電子制御回路(ECU) 15・・・インペラ 23、 35. 50・・・インペラ羽根部23b・・
・インペラ羽根 43.53・・・回転羽根 45.55−・・コイルスプリング

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被冷却機器を冷却する被熱交換流体を空気と熱交換
    することにより冷却する熱交換器と、前記被冷却機器と
    の間に形成された被熱交換流体用循環経路と、 該被熱交換流体用循環経路に設けられ、被熱交換流体を
    強制的に常時循環させる主流体ポンプと、該主流体ポン
    プの補助をなし、インペラの回転により被熱交換流体を
    循環させる副流体ポンプとを備える内燃機関の冷却装置
    において、 前記主流体ポンプとは独立に、前記副流体ポンプを駆動
    する駆動手段と、 前記インペラの少なくとも一部に形状記憶合金を用いて
    、前記インペラの羽根の形状を前記形状記憶合金への通
    電加熱により変更するインペラ羽根形状変更手段と、 前記駆動手段の非駆動時に、前記インペラの羽根の形状
    を、前記被熱交換流体の流路面積を増加する側に設定す
    るインペラ羽根形状設定手段とを備えたことを特徴とす
    る内燃機関の冷却装置。
JP15216190A 1990-06-11 1990-06-11 内燃機関の冷却装置 Pending JPH0443814A (ja)

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