JPH0443724A

JPH0443724A - 多バンド無線通信機

Info

Publication number: JPH0443724A
Application number: JP2150068A
Authority: JP
Inventors: Takahiro Imai; 崇博今井; Hiroyuki Koba; 古場　宏之; Masataka Abe; 阿部　正孝
Original assignee: Kenwood KK
Current assignee: Kenwood KK
Priority date: 1990-06-11
Filing date: 1990-06-11
Publication date: 1992-02-13
Anticipated expiration: 2012-03-05
Also published as: JP2588295B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は同時受信可能な多バンド無線通信機に係り、
特にバンドユニットを交換する機構に好適な多バンド無
線通信機に関する。

（ロ）従来技術従来の多バンド無線通信機は第５図及び第６図に示す斜
視図のものが多く提供されていた。

図において、３０は小型２バンド無線通信機の操作部、
３１はコントロールユニット、３２は例えばＶ）ＩＦバ
ンド回路を装備したＶＨＦバンドユニット、３３は例え
ばＵＨＦバンド回路を装備したｌｌＨＦバンドユニット
、３４は放熱器、４０は大型多バンド無線通信機、４１
は交換可能な第１のバンドユニット、４２は第２のバン
ドユニット、４３は第３のバンドユニットである。

同時受信できる小型化した多バンド無線通信機は第５図
のように、操作部３０の背面にコントロールユニット３
１を装備し、その後部に図のように、例えばＶＨＦ及び
ｌｌＨＦバンドユニット３２．３３を装備して構成して
いた。

また、第６図に示す複数のバンドユニットを交換可能に
した多バンド無線通信機は、大型筐体に背面部から、例
えば第１及び第２．３のパントユニット４１，４２．４
３を装着することができ、必要に応じてバンドユニット
を交換することもできる。

（ハ）発明が解決しようとする問題点しかし、上記した従来の小型多バンド無線通信機は専門
のＶＩＩＦ及びＩＩ）ＩＦバンドになり、周波数帯を変
えることは殆ど不可能であった。

また、上記の大型子バント無線通信機は、小型化できず
、特に車載用などには使用できないという欠点があった
。

この発明は」−記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来例の欠点を解消し、バンド
ユニット交換可能で小型化した多／”ｔンド無線通信機
を提供するところにある。

（ニ）問題を解決するための手段この発明の多バンド無線通信機は筐体内に複数のバンド
ユニットを内蔵した多バンド無線通信機において、操作
部や表示部を装備したコントロールユニットと、各バン
ドの制御回路を装備したコモンユニットと、送受信バン
ド回路を装備した複数のバンドユニットとを備え、上記
複数のバンドユニットが交換可能に構成したものである
。

また、上記バンドユニット内の電源ラインに結合した端
子台と、この各バンドユニットの端子台を接続する電源
板と、ハントユニットのシャーシを密着して接合する取
付ネジとを設け、複数のバンドユニットの供給電源を１
本の電源ケーブルから供給するよう構成したものである
。

更に、上記交換可能な複数のバントユニットの略中央部
に装着したバントユニットを基本バンドユニットとして
、この基本パントユニットの上下段に増設バンドユニッ
トを装着するよう構成し、この基本バンドユニットから
増設バンドユニットに電源供給を行なうよう構成しても
良い。

（ホ）作用この発明によれば、、筐体内に複数のバンドユニットを
内蔵するため、操作部や表示部を装備したコントロール
ユニットと、各バンドの制御回路を装備したコモンユニ
ットとを備え、このコモンユニットに送受信バンド回路
を装備した複数のバンドユニットと装着する。

手記複数のバンドユニットはコモンユニットに多極コネ
クタで接続し、バンドユニット内の′ｌｒｉ源ライシラ
イン台に結合し、この各バンドユニットの端子台を１個
の電源板でネジ止めして接続し、更に、バンドユニット
のシャーシを取付ネジで密着接合して複数のバントユニ
ットを取り付けることができる。

この様に、複数のバンドユニットの電源ラインを電源板
で接続し、基本バンドユニットから１本の電源ケーブル
を設けて電源を供給することができる。

この基本バンドユニットを筐体の略中央部に装着し、こ
の基本バンドユニットの上下段に増設バンドユニットを
装着することができる。

この様に、バンドユニット交換可能にし、しかも小型化
することができるので、車載用多バンド無線通信機とし
ても使用できる。

（へ）実施例この発明に係る多バンド無線通信機の実施例を第１図乃
至第４図に基づいて説明する。

第１図は分解斜視図、第２図は側面からの断面図、第３
図は他の実施例の側断面図、第４図も他の実施例の側断
面図である。

図において、ｌは操作部や表示部を装備したフントロー
ルユニット、２は制御回路などを装備したコモンユニッ
ト、３は第１のバンドユニット、４は第２のバンドユニ
ット、５は第３のバンドユニット、６はファンを装備し
た背面ユニット、７はバンドユニット３．４．５の電源
ラインを接続する電源板、８はバンドユニット３．４．
５のシャーシを密着接合する取付ネジ、９は電源板を固
定する取付ネジ、１０は電源ケーブル、ｌ】はバンドユ
ニット３．４．５の電源ラインに結合する端子台、１２
は取付ネジ８を締め付けるナツト、２０はブランク取付
金具、　２１は放熱器である。

各種操作を行なう操作部や表示部を装備したコントロー
ルユニット１に、制御回路やＡＦ回路を装備したコモン
ユニット２を装着し、このコモンユニット２に、例えば
３個のバンドユニット３．４．５を取り付ける。このバ
ンドユニット３，４．５ハ多ｔｉコネクタでコモンユニ
ット２と電気的に接続され、同時に機械的にも堅固に取
り付けられる。

この３個のバンドユニット３．４．５の背面には、ファ
ンなどを装備した背面ユニット６が取り付けられ、３個
の周波数バンド帯を構成して同時受信可能な小型３バン
ド無線通信機を構成することができる。

この３個の周波数バンド帯を構成するバンドユニット３
．４．５は、各バンドユニット３，４．５の電源ライン
に取り付けられた端子台１１が電源板７で結合される。

即ち各バンドユニッｌ−３，４，５側面に設けた取付用
穴から取付ネジ９で電源板７を介して端子台１１に取り
付けられ、各バンドユニット３，４５の電源ラインは接
続される。

即ち、各ユニットの供給電源は面積の大きい電源板７を
介して供給されるので、大電流を消費するユニットがあ
っても電流降下などが発生することは無い。

一方、各バンドユニット３．４．５のシャーシに設けた
取付穴を貫通した取付ネジ８はナツト１２で締め付けら
れ、各バンドユニット３．４．５のシャーシは密着接合
して取り付けられ、背面に放熱フィンを取り付けたシャ
ーシは熱的にも結合され筐体の熱容量を大きくすること
ができる。

この様にして接続された各パントユニット３，４５の電
源ラインは、筐体略中央部に取り付けられた基本バンド
ユニット４から電源ケーブル１０が外部に引き出され、
１本の電源ケーブル１０で７ＣＭ９．供給が行なわれる
。

即ち、筺体略中央部の基本ハントユニット４の上下段に
増設バンドユニット３．５を増設することができ、各バ
ンドユニット３．４．５は独立して構成されているので
、バンドユニットを差し換えることにより任意の周波数
バンド帯を簡単に増設することができる。

第３図は２個のバンドユニット４．５を装着した他の実
施例であり、基本バンドユニット４の上段はブランク取
付金具２０で固定され、前記同様取付ネジ８で取り付け
られる。

第４図はハイパワー機を装備して基本バンドユニット４
の下段に放熱器２１を装着した他の実施例であり、バン
ドユニット３．４は前記同様取付ネジ８とナツト１２で
取り付けられ、より大きい放熱効果を実現することがで
きる。

また、上記放熱器２１に替えて微弱受信機を組み込むこ
とにより（図示せず）、無線で操作制御することができ
る２バンド無線通信機を構成することもできる。

また、上記放熱器２１の替わりにＡＭ−ＦＭラジオ受信
ユニットを組み込むことによって、ラジオ付き２バンド
無線通信機を実現することができる。

この様に、バンドユニット３．４．５又は他のユニット
が自在に装着又は交換可能な多バンド無線通信機は多く
の用途に使用することができ、しかも小型化にてき設面
も容易である。

（ト）発明の効果この発明に係る多バンド無線通信機は前述のように、ユ
ニット交換可能に構成したので、任意の希望周波数帯の
バンドユニットを自在に装着して無線通信運用をするこ
とができ、また小型化に構成することができるため車載
用としても最適であるという効果がある。

また、バンドユニットの交換は基本バンドユニットの上
下段に簡単に装着することができ、また他のユニットを
装着して多用途な無線通イ；ｉ磯を実現することもでき
るという効果がある。

電源供給の電源ケーブルは基本バンドユニットから１本
の電・源ケーブルで供給することができるので、多バン
ドユニットによる配線の煩雑が無くなるという効果もあ
る。

しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成するこ
とができるため実施も容易であるなどの優れた特長を有
している。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図はこの発明に係る多バンド無線通信機
の実施例を示し、第１図は分解斜視図、第２図は側断面
図、第３図は他の実施例の側断面４図、第４図は他の実
施例の側断面図である。第５図及び第６図は従来例を示し、第５図は小型多バン
ド無線通信機の斜視図、第６図は大型多バンド無線通信
機の斜視図である。７：電源ラインを接続する電源板、８：バンドユニットを密着接合する取付ネジ、９：電源
板を取付ける取付ネジ、ｌＯ：電源ケーブル、ｌｌ：電源ラインに結合した端子台、ｊ２：取付ネジを締め付けるナツト、２０ニブランク取付金具、２１：増設した放熱器。主な符号の説明１：操作部や表示部を装備したコントロールユニット、制御回路を装備したコモンユニット、゛第１のバントユニット、第２のバントユニット１、第３のバントユニット、・放熱フィンを装鋺した背面ユニット。特許出願人　株式会社ケンウッド第１図第３図第４図第２図（（５、（７・′

Claims

【特許請求の範囲】１、筐体内に複数のバンドユニットを内蔵した多バンド
無線通信機において、操作部や表示部を装備したコントロールユニットと、各
バンドの制御回路を装備したコモンユニットと、送受信
バンド回路を装備した複数のバンドユニットとを備え、
上記複数のバンドユニットが交換可能に構成したことを
特徴とする多バンド無線通信機。２、上記ユニット内の電源ラインに結合した端子台と、この各バンドユニットの端子台を接続する
電源板と、バンドユニットのシャーシを密着して接合す
る取付ネジとを設け、複数のバンドユニットの供給電源
を１本の電源ケーブルから供給するよう構成したことを
特徴とする請求項１記載の多バンド無線通信機。３、上記交換可能な複数のバンドユニットの略中央部に
装着したバンドユニットを基本バンドユニットとして、
この基本バンドユニットの上下段に増設バンドユニット
を装着するよう構成し、この基本バンドユニットから増
設バンドユニットに電源供給を行なうよう構成したこと
を特徴とする請求項１又は２記載の多バンド無線通信機
。