JPH0443609Y2 - - Google Patents

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JPH0443609Y2
JPH0443609Y2 JP1986169814U JP16981486U JPH0443609Y2 JP H0443609 Y2 JPH0443609 Y2 JP H0443609Y2 JP 1986169814 U JP1986169814 U JP 1986169814U JP 16981486 U JP16981486 U JP 16981486U JP H0443609 Y2 JPH0443609 Y2 JP H0443609Y2
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cylinder
peripheral wall
cylindrical body
bottomed cylindrical
control valve
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JP1986169814U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば田植機のパアーステアリング装
置に使用される油圧シリンダで代表される流体圧
シリンダに関する。
〔従来の技術〕
この種の流体圧シリンダにおいて、従来は、第
7図に示すように、シリンダケース14の端部を
構成するに、削り出しブロツク32をシリンダ1
4の内周面に嵌入して固着していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
確かにこのようにブロツクを用いたものでは堅
牢ではあるが、シリンダ自体の重量が嵩み、この
シリンダに対する支持構造も大型化するものであ
つた。
本考案の目的はシリンダとしての本来の機能及
び機構を備え乍ら、軽量化の図れるものを提供す
る点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は、 ピストンを挿入した板金製のシリンダケース
におけるピストン突出端とは反対側開口部に、
板金製の有底筒状体をその周壁がわから嵌合し
て密接固定する点と、 前記開口部の周壁と有底筒状体の周壁とが重
合状態に嵌合する部位に、両周壁を貫通して流
体貯留空間に至る配管金具用取付座を設けてあ
る点と、 にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
○イ 特徴構成によりシリンダ端部部材を板金製
の有底筒状体にすることによつて、従来のブロ
ツク状のものより軽量化が図れるとともに、 ○ロ 特徴構成よりシリンダケース及び有底筒状
体が板金製であつても、両者の周壁同志を嵌合
密着して、厚さを実質的に2倍にしてあるの
で、この部分に配管金具取付座(ネジ部等)を
設けるにしても、ネジ部長さを金具を支持する
だけの長さに確保できる。
〔考案の効果〕
作用○イより、シリンダの支持構造も比較的簡単
にできるとともに、作用○ロより、例えばネジ長さ
を稼ぐために取付用のボス等を新たに設ける必要
がない。
〔実施例〕
乗用型田植機に装備された操向用前車輪に対す
るパワーステアリング装置について詳述する。第
2図及び第5図に示すように、操向車輪の夫々の
ナツクルアーム11,11の先端部同志をタイロ
ツド12を介して連結するとともに、前記一方の
ナツクルアーム11と一体作動可能に延設された
アーム11aとパワーステアリング用油圧シリン
ダ13のシリンダケース14とを連動連結し、か
つ、このパワーステアリング用油圧シリンダ13
のピストンロツド13Aをエンジン搭載フレーム
4から延出された取付ブラケツト15に固着して
いる。
前記油圧シリンダ13に対する制御バルブ16
は、押引スプール17の作動方向を油圧シリンダ
13の伸縮方向に略沿つた姿勢になるように平板
状の取付基台18に固着され、かつ、この取付基
台18の一端を油圧シリンダ13の油圧配管用取
付ボス19に外嵌して、このボス19の軸心X周
りで水平揺動可能に枢支して、油圧シリンダ13
に取付けられている。第5図中X′,X″は夫々前
記軸心Xの移動位置を示す。前記取付ボス19は
取付基台18より先端部側に、制御バルブ16と
連結される給排油口29aを設けた配管金具29
がネジ嵌合され、油圧シリンダ13に対する給排
連通口を構成している。
一方、この制御バルブ16への駆動系は、第2
図及び第5図に示すように、ステアリングハンド
ル6によつて操作されるピツトマンアーム20の
揺動端に連結パイプ21を取付けるとともに、制
御バルブ16近傍のエンジン搭載フレーム4の側
面に対して固着された縦姿勢のホルダ31の回動
軸22を枢支し、この回動軸22の上端に一体回
動可能に駆動アーム23及び下端に前記連結パイ
プ21とに連動連結される伝動アーム24をスプ
ライン嵌着して、構成されている。従つて、制御
バルブ16はエンジン搭載フレーム4より上方に
配置され、泥水等の影響を受けにくい。前記駆動
アーム23の先端には作動ピン25が立設され、
この作動ピン25は、第3図及び第4図に示すよ
うに、前記取付基台18にスプール17作動方向
に沿つた状態で形成された長孔18aに挿通され
るとともに、この長孔18aへの挿通部より小径
の先端部25aを押引スプール17に対して直交
する方向から貫通固定して、もつて、ピツトマン
アーム20での操作量を押引スプール17に伝達
すべく構成されている。ここに、前記長孔18a
の長さは押引スプール17のストロークより短く
穿設してあり、油圧シリンダ13への圧油が供給
停止された場合には、制御バルブ16ケースへ駆
動力を伝えない状態で、作動ピン25でステアリ
ング用シリンダ13を駆動し、人為的にステアリ
ング操作可能に構成されている。そして、この作
動ピン25の基端大径部25bが長孔18aの一
端18bに接当作用するので、人為的ステアリン
グ操作における作動ピン25にかかる大きな作動
反力に対しても前記取付基板18が十分な強度を
発揮する。
次に、パワーステアリング作動時の各連係機構
の動きを説明する。第6図の実線で示すように、
右一杯にステアリングハンドル6を切つた状態か
ら左に戻すと、ピツトマンアーム20が点1の状
態から点2の状態に移行し、それにつれて連結パ
イプ21伝動アーム24駆動アーム23とが作動
して、作動ピン25がスプール17を押す。この
状態で、油圧シリンダ13のシリンダケース14
が伸張し、ナツクルアーム11が点2の状態まで
回動すると前記操向前車輪1が回動操作されると
ともに、シリンダケース14に連結された制御ブ
ルブ16用取付基台18がシリンダケース14作
動方向に移動されるので、駆動アーム23と制御
バルブ16との相対位置関係がもとに戻り、制御
バルブ16が中立状態に移行されて、油圧シリン
ダ13の作動が停止される。この状態から更に、
ステアリングハンドル6が左に切られると、ピツ
トマンアーム20及びナツクルアーム11は点3
に向けて作動する。前記ピツトマンアーム20に
おける中立位置から左右への回動角Θ1,Θ2は略
同一角度に設定してあり、人為的ステアリング操
作時と操作感覚を似かよつたものにできる。
上記制御バルブ16への油圧系を説明すると、
ポンプPからの圧油を制御バルブ16に投入する
とともに、この制御バルブ16からパワステ用油
圧シリンダ13に流入させ、この油圧シリンダ1
3からの戻り油を昇降用油圧シリンダに供給する
ようにしてある。
次に、油圧シリンダ13のピストン13Bを挿
入したシリンダケース14におけるピストン突出
端とは反対側開口部3の構造を説明する。第1図
に示すように、この開口部3に対して板金製の有
底筒状体1をその周壁10がわからかつ前記開口
部3の周壁5の内周面5a側に位置する状態で嵌
合して密着固定するとともに、この有底筒状体1
の底壁7より外方に向けて連結具8を延設し、前
記アーム11aに連設してある。前記開口部3の
周壁5と有底筒状体1の周壁10との嵌合部位
に、両周壁5,10を貫通して作動油貯留空間に
至る前記した配管金具29を取付ける為の座9と
してのネジ穴を設けてある。
〔別実施例〕
○イ 上記シリンダ13としては空気圧式でもよ
い。
○ロ 上記実施例のものはパワーステアリング装置
だけでなく他の機構に設けてもよく、かつ、田
植機以外の一般機に用いてもよい。
○ハ 有底筒状体1はその周壁6が開口部3におけ
る周壁5の外周面側に嵌着してもよい。
○ニ 配管金具用取付座9としては貫通孔を設ける
だけでこの孔に差し込んだ配管金具29を溶着
するものでもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る流体圧シリンダの実施例を
示し、第1図は縦断側面図、第2図はパワーステ
アリング装置を示す側面図、第3図は制御バルブ
と作動ピンとの連係を示す一部切欠側面図、第4
図は作動ピンと押引スプールとの位置関係を示す
平面図、第5図はパワーステアリング装置を示す
平面図、第6図はステアリングリンク機構の作動
を示す線図、第7図は従来の縦断側面図である。 1……有底筒状体、3……開口部、5……開口
部の周壁、9……配管金具用取付座、10……有
底筒状体の周壁、13B……ピストン、14……
シリンダケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストン13Bを挿入した板金製のシリンダケ
    ース14におけるピストン突出端とは反対側開口
    部3に、板金製の有底筒状体1をその周壁10が
    わから嵌合して密着固定するとともに、前記開口
    部3の周壁5と前記有底筒状体1の周壁10とが
    重合状態に嵌合する部位に、前記両周壁10,5
    を貫通して流体貯留空間に至る配管金具用取付座
    9を設けてある流体圧シリンダ。
JP1986169814U 1986-11-04 1986-11-04 Expired JPH0443609Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986169814U JPH0443609Y2 (ja) 1986-11-04 1986-11-04

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JP1986169814U JPH0443609Y2 (ja) 1986-11-04 1986-11-04

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JPS6374505U JPS6374505U (ja) 1988-05-18
JPH0443609Y2 true JPH0443609Y2 (ja) 1992-10-15

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ID=31103966

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5453771A (en) * 1977-10-04 1979-04-27 Toppan Printing Co Ltd Air cylinder mechanism

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5689002U (ja) * 1979-12-13 1981-07-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5453771A (en) * 1977-10-04 1979-04-27 Toppan Printing Co Ltd Air cylinder mechanism

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Publication number Publication date
JPS6374505U (ja) 1988-05-18

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