JPH044354A - 流体継手の締結力制御装置 - Google Patents

流体継手の締結力制御装置

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JPH044354A
JPH044354A JP10399590A JP10399590A JPH044354A JP H044354 A JPH044354 A JP H044354A JP 10399590 A JP10399590 A JP 10399590A JP 10399590 A JP10399590 A JP 10399590A JP H044354 A JPH044354 A JP H044354A
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hydraulic pressure
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valve
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Kozo Ishii
石居 弘三
Kazuo Takemoto
竹本 和雄
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Mazda Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

Landscapes

  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロックアツプクラッチを備えた流体継手の締
結力制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に車両に搭載される自動変速機は流体継手を備え、
例えばトルク変換機能を有する流体継手としてのトルク
コンバータを備えている。この自動変速機に用いられる
トルクコンバータ(流体継手)においては、流体を介し
てトルクの変換、伝達を行なうほかに、伝達ロス低減の
ため流体を介さずに直接トルクコンバータ出力側に1〜
ルクを伝達することもできるように、1へルクコンバー
タの入力側と出力側とを直結するロックアップクラッチ
を備えたものが知られている。
例えば、特開昭62−297567号公報に示されたト
ルクコンバータでは、エンジンの出力軸に固定されたコ
ンバータカバーに対向するダンパピストンを有してダン
パピストンの前後に形成された液圧室の差圧によりタン
パピストンをコンバータカバーに摩擦係合させるように
構成されたロックアツプクラッチが配設されている。そ
して、上記各液圧室に対する作動液圧をコントロールす
ることにより、流体を介してトルク伝達を行なうン 所謂コンバータ状態と、ロックアツプクラッチにより機
械的にトルク伝達を行なう所謂ロックアツプ状態と、流
体を介したトルク伝達とロックアツプクラッチによる機
械的トルク伝達とを併用する所謂ロックアツプスリップ
状態の3種の伝達モードが得られるようにし、運転状態
に応じて上記モードが選択されるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記形式のトルクコンバータでは、上記3種
の伝達モードの切換え、およびロックアツプスリップ状
態のモードにおけるロックアツプ機構のスリップ制御を
行なうために、調圧弁、制御弁、開閉弁、複数の大気開
放弁およびチエツク弁を含む複雑な構成の液圧制御回路
を必要どじていた。
本発明は上記の事情に鑑み、ロックアツプクラッチに対
する液圧制御回路の構造を複雑化することなく、上記3
種の伝達モードの切換え、およびスリップ制御を行なう
ことができ、しかも、モード変更時のロックアツプクラ
ッチ締結力の増減をスムーズに行なうことができる流体
継手の締結力制御装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、流体継手の入力側と
出力側とを直結するロックアツプクラッチを備え、ロッ
クアツプ締結側の作動液圧とロックアツプ解除側の作動
液圧との差圧に応じてロックアツプクラッチが作動する
ように構成された流体継手において、上記ロックアツプ
締結側およびロックアツプ解除側に対する各液圧回路の
作動液圧の給排をそれぞれ制御する第1および第2のス
プールが直列に配置され、その第1スプールの一端に第
1の制御液圧が作用し、第2スプールの第1スプールと
反対側の一端に第2の制御液圧が作用し、第1.第2ス
プール間に所定圧が作用するシフトバルブと、上記第1
の制御液圧を高圧と低圧とに切換える第1の制御手段と
、上記第2の制御液圧を制御する第2の制御手段と、上
記第2の制御液圧に応じてロックアツプ解除側の作動液
圧を調整する調圧弁とを備えるとともに、上記第2の液
圧の変化に対して、上記シフトバルブの第2スプールの
作動と上記調圧弁の作動とによるロックアツプ解除側の
作動液圧の変化が略連続した変化となるように、上記調
圧弁による調圧特性を設定したものである。
〔作用〕
上記構成によると、上記シフトバルブは、上記各制御手
段によりコントロールされる第1.第2の制御液圧に応
じ、両スプールがともに一方の側に偏った第1の位置と
、両スプールがともに他方の側に偏った第2の位置と、
第1.第2スプールが互いに反対の側に偏った第3の位
置とに切換え可能となり、この3つの切換位置に応じ、
ロックアツプ解除側にのみ作動液圧が供給される状態(
コンバータ状態〉と、ロックアツプ締結側にのみ作動液
圧が供給される状態(ロックアツプ状態)と、ロックア
ツプ締結側および解除側の双方に作動液圧が供給される
状態(スリップ状態)とに油圧供給手段が切換えられ、
3種の伝達モードが得られる。そして、上記スリップ状
態では、第2の制御液圧に応じた調圧弁の調圧動作によ
りロックアツプ解除側の作動液圧が調整されることによ
り、ロックアツプクラッチ締結力が制御される。また、
第2の制御液圧の変化によって上記シフトバルブの切換
作動と上記調圧弁の調圧動作とが関連して行なわれる場
合に、上記第2の液圧の変化に対してロックアツプ解除
側の作動液圧の変化が略連続した変化となることにより
、ロックアツプ解除側 、チの締結力の増減がスムーズ
に行なわれることとなる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
の 略構成 第1図は本発明が適用される自動変速機の機械的構成の
一例を概略的に示している。この図において、自動変速
機は、トルク変換機能を有する流体継手としてのトルク
コンバータ1と、その出力側に接続された多段式の変速
歯車機構10とを有している。
上記トルクコンバータ1は、エンジンの出力軸2に連結
されたケース3内に固設されたポンプ4と、このポンプ
4に対向するように配置されてポンプ4により作動油を
介して駆動されるタービン5と、上記ポンプ4とタービ
ン5との間に介設され、かつ変速機ケース11に一方面
クラッチ7を介して支持されて、トルク増大作用を行な
うステータ6とを備えている。上記タービン5の回転は
タービンシャフト8を介して上記変速歯車機構10へ出
力されるようになっている。さらにこのトルクコンバー
タ1には、その入力側と出力側とを直結するロックアツ
プクラッチ30が設けられている。なお、上記エンジン
出力軸1には、タービンシャツ1−8内を貫通するシャ
フト9が連結され、このシャフト9により、変速機後端
部に装備されたオイルポンプ90が駆動されるようにな
って((る。
上記変速歯車機構10は、上記タービンシャフト8上に
、ラビニョ型の遊星歯車装置12を備えている。この遊
星歯車装置12は、タービンシャフト8に遊嵌された小
径サンギヤ13と、この小径サンギヤ13の後方におい
て同じくタービンシャツ1−8に遊嵌された大径サンギ
ヤ14と、上記小径ザンキャ13に噛合した複数個のシ
ョートピニオンギヤ15と、前半部がショートピニオン
ギヤ15に噛合するとともに後半部が上記大径ザンギャ
14に噛合するロングピニオンギヤ16と、これらショ
ートピニオンギヤ15およびロングピニオンギヤ16を
回転自在に支持するキャリヤ17と、上記ロングピニオ
ンギヤ16に噛合したリングギヤ18とで構成されてい
る。上記リングギヤ18には出力ギヤ19が連結されて
いる。この遊星歯車装置12に対して、次のような各種
の摩擦要素が組込まれている。
上記タービンシャフト8と上記小径サンギヤ13との間
には、第1のワンウェイクラッチ22を介してタービン
シャフト8から小径サンギヤ13への動力伝達を断続す
るフォワードクラッチ20と、タービンシャフト8と小
径サンギヤ13との間で相互の動力伝達を断続するコー
ストクラッチ21とが並列に配置されている。上記コー
ストクラッチ21の半径方向外方には、上記大径サンギ
ヤ14に連結されたブレーキドラム23aとこのブレー
キドラム23aに掛けられたブレーキバンド23bとを
有する2−4ブレーキ23が配置されており、この2−
4ブレーキ23が締結されると大径サンギヤ14が固定
されるようになっている。この2−4ブレーキ23の側
方には、上記ブレーキドラム23aを介して大径サンギ
ヤ14とタービンシャフト8との間の動力伝達を断続す
る後進走行用のリバースクラッチ24が配置されている
また、上記キャリヤ17と変速機ケース11との間には
、上記キャリヤ17とケース11とを係脱するロー・リ
バースブレーキ25が配置されるとともに、これと並列
に第2のワンウェイクラッチ26が配置されている。さ
らに、上記キャリヤ17と上記タービンシャフト8との
間には、この両者間の動力伝達を断続する3−4クラツ
チ27が配置されている。
この変速機構10は、それ自体で前進4段、後進1段の
変速段を有し、レンジ選択のためのセレクト操作および
運転状態に応じた制御に基づき、クラッチ20.21.
2.4.27およびブレーキ23.25が適宜作動され
ることにより所要の変速段が得られる。これらクラッチ
20,21.24.27およびブレーキ23.25並び
にワンウェイクラッチ22.26の作動と各変速段との
関係を第1表に示す 旦ツクアップクラッチとこれに対する油圧゛御回第2図
に示すように、トルクコンバータ1に設けられたロック
アツプクラッチ30は、上記タービン5とエンジン出力
軸2に連結されたコンバータカバー36との間に配置さ
れ、タービンシャフト8と一体的に回転するトーション
ダンパ31およびダンパピストン32と、このダンパピ
ストン32に対向する位置においてコンバータカバー3
6に設けられた摩擦板(図示せず〉とで構成されている
。上記ダンパピストン32は、コンバータカバー36内
の空間を、タービン5側のR室(リヤ室)33とコンバ
ータカバー36側のF室(フロント室)34とに区分し
ている。上記R室33内の油圧はダンパピストン32を
摩擦板に押付ける方向に作用するロックアツプ締結側の
作動液圧となり、上記F室34内の油圧はダンパピスト
ン32を摩擦板から引き離す方向に作用するロックアツ
プ解除側の作動液圧となる。そして、上記R室33内の
油圧とF室34内の油圧との差圧に応じた締結力で上記
ダンパピストン32が摩擦板に摩擦係合する。
上記R室33内およびF室34内の油圧に応じて上記ロ
ックアツプクラッチ30は、完全解放となってエンジン
出力軸2の回転がポンプ4およびタービン5を介してタ
ービンシャフト8に伝達されるようにするコンバータ状
態と、完全締結となってエンジン出力軸2の回転を直接
タービンシャフト8に伝達するロックアツプ状態と、ダ
ンパピストン32が摩擦板に滑り係合する半締結状態と
なって、エンジン出力軸2の回転がポンプ4およびター
ビン5を介してタービンシャフト8に伝達されるととも
に部分的にロックアツプクラッチ30を介してもタービ
ンシャフト8に伝達されるようにするスリップ状態との
、3種類の伝達モードに変更可能となっている。
上記ロックアツプクラッチ30に対する油圧制御回路4
0は、後記の第1乃至第3の位置に切換え可能なロック
アツプシフトバルブ50(以下、甲にシフトバルブ50
と呼ぶ)と、シフトバルブ50を介して上記F室34に
供給される油圧を調圧するロックアツプコントロールバ
ルブ60(以下、単にコントロールバルブ60と呼ぶ)
と、第1のパイロット圧(第1の制御液圧)をON、O
FF制御する第1の制御手段としてのロックアツプソレ
ノイドバルブ71(以下、単にソレノイドバルブ71と
呼ぶ)と、第2のパイロット圧(第2の制御液圧)をデ
ユーティ制御する第2の制御手段としてのデユーティソ
レノイドバルブ72とを備えている。
またこの油圧制御回路40は、オイルポンプから吐出さ
れた作動油がプレッシャレギュレータバルブ(図示せず
)で所定のライン圧に調整されて供給されるトルクコン
バータラインL1、第1のパイロット圧を供給する第1
パイロツトラインL2、第2のパイロット圧を供給する
第2パイロツトライン「3、シフトバルブ50の中間部
に一定圧(例えば4 kg/ ci )を供給するライ
ンL4、シフトバルブ50のポート51Rと上記R室3
3とをつなぐラインLR,シフトバルブ50のポート5
1Fと上記F室34とをつなぐラインLF等を有してい
る。
上記トルクコンバータライン[1はラインL11および
ライン「12に分岐しており、ラインL11はシフトバ
ルブ50のポート52Rに連通し、ラインL12はコン
トロールバルブ60のポート62Fに連通している。さ
らにコントロールバルブ60のポート61Fが、ライン
L13を介し、シフトバルブ50のポート52Fに連通
している。
また、シフトバルブ50のポート53に、オイルクーラ
ー75に通じるラインL5が連通している。
上記第1パイロツトラインL2はラインし21゜22に
分岐し、それぞれシフトバルブ50のポート57および
コントロールバルブ60のポート68に接続されている
。この第1パイロツトラインL2に連通するドレンライ
ンL23にソレノイドバルブ71が設けられており、ソ
レノイドバルブ71がOFFのときはドレンラインL2
3が閉じられ、ソレノイドバルブ71がONになると第
1パイロツトラインL2がドレンされる。また、上記第
2パイロットラインし3はラインL31.32に分岐し
、それぞれシフトバルブ50のポート58およびコント
ロールバルブ60のポート65に接続されている。この
第2パイロツトラインL3に連通するドレンラインL3
3にデユーティソレノイドバルブ72が設けられている
。デユーティソレノイドバルブ72は、OFF状態にて
ドレンライン「33を閉じ、ON状態にて第2パイロツ
トライン13をドレンし、その間でデユーティ制御によ
るデユーティ率(−周期中の開弁時間割合い)に応じ、
第2のパイロット圧を変化させるようになっており、上
記デユーティ率が大きくなる程パイロット圧は低くなる
(第7図参照)。
そして上記シフトバルブ50においては、後述のように
パイロット圧に応じた2つのスプール54.55の作動
により、ポート51Rとポート52R,53との連通の
切換え、およびポート51Fとポート52F1ドレンポ
ートとの連通の切換えが行なわれ、上記コントロールバ
ルブ60においては、パイロット圧に応じたスプールの
移動によってポート62Fおよびドレンボートに対する
ポート61Fの連通状態が変化するようになっている。
なお、LCは、トルクコンバータ内の作動油をチエツク
バルブ76を介してオイルクーラー75に導くラインで
あり、上記チエツクバルブ76は設定圧以上で開くよう
になっている。
上記シフトバルブ50は、スリーブ内に直列に配置され
た第1.第2のスプール54.55を備え、図では第1
スプール54が右側、第2スプール55が左側に位置し
ている。第2スプール55の左側には、両スプール54
.55を図示右方向に付勢するバネ56が装備され、ま
た両スプール54.55間には、両スプール54.55
の相対移動を円滑に行なわせるためのバネ56aが介挿
されている。上記第1スプール54の右端部には、第1
パイロツトラインL2からラインL21を経てポート5
7に導入されるパイロット圧が作用し、第2スプール5
5の左端部には、第2パイロツトラインL3からライン
L31を経てポート58に導入されるパイロット圧が作
用している。上記第1スプール54の右側端部は拡大さ
れていて、その端面が第2スプール55の左側端面より
広い受圧面積を有している。また、両スプール54.5
5間に位@するポート5つにはライン「4から一定圧が
導入されている。
そして、ソレノイドバルブ71およびデユーティソレノ
イドバルブ72の制御に応じ、シフトバルブ50が次の
第1〜第3の位置に変化するようになっている。
すなわち、ソレノイドバルブ71がOFFとなっている
場合は、第1のパイロット圧が高くなることにより、シ
フトバルブ50はその両スプール54.55がともに図
の左側に偏った第1の位置となる(第3図参照)。この
第1の位置では、ポート51Rがポート53に連通ずる
とともに、ポート51Fがポート52Fに連通ずる。ま
た、ソレノイドバルブ71がONとなり、かつデューテ
イソレノイドバルブ72のデユーティ率が小さい値(例
えば0%)となっている場合は、第1のパイロット圧が
低減される一方、第2のパイロツ1へ圧が比較的大きな
値となることにより、シフトバルブ50はその両スプー
ル54.55がともに図の右側に偏った第2の位置とな
る(第4図参照)。
この第2の位置では、ポート51Rがポート52Rに連
通するとともに、ポート51Fがドレンポートに連通ず
る。さらに、ソレノイドバルブ71がONの状態で、デ
ユーティソレノイドバルブ72のデユーティ率が所定値
、例えば20%以上となった場合は、第2のパイロット
圧も比較的小さくなって、ポート59に作用する圧力で
スプール54.55が両側に押されることにより、第1
スプール54は右側、第2スプール55は左側に偏った
第3の位置となる(第5図参照)。この第3の位置では
、ポート51Rがポート52Rに連通するとともに、ポ
ート51Fがポート52Fに連通ずる。
一方、コントロールバルブ60は、そのスリーブ内に、
バネ64によって図の右方向に付勢されたスプール63
を備えている。このスプール63の右側端面63aには
、第2パイロツトラインL3からラインL32を経てポ
ート65に導入されるパイロット圧が作用している。ま
た、スプール63の中間ランド部分の右側段部63bに
は、ラインL13内の圧力が固定オリフィスを有するラ
インL15およびポート66を介して作用し、スプール
63の左側ランド部分に形成された段部63Cには、ラ
インL12の圧力であるトルクコンバータ圧が、固定オ
リフィスを有するラインL16およびポート67を介し
て作用している。さらに、スプール63の左側端面には
、第1パイロツトラインL2からラインL22を経てポ
ート68に導入されるパイロット圧が作用している。
このコントロールバルブ60は、上記ソレノイドバルブ
71がOFF状態の場合には、スプール63の左側端面
に作用する第1のパイロン1〜圧によりスプール63が
右側に偏った位置に保たれ、ポート61F、62Fを連
通ずる。また、ソレノイドバルブ71がON(第1のパ
イロット圧がO)の状態にある場合には、スプール63
の右側端面に作用する第2のパイロット圧ならびに段部
63bに作用する圧力による左向きの押圧力と、段部6
3cに作用する圧力ならびにバネ64の付勢力による右
向きの押圧力とが均衡する位置までスプール63が移動
する。そして、第2のパイロット圧が高いときは、スプ
ール63が左側に移動して、ラインL13に通じるポー
ト6’lFがドレンボートに多く連通し、第2のパイロ
ット圧が低くなるとスプール63が右側に移動し、それ
につれて、ポート61Fがポート62Fに連通ずる割合
いが大きくなる。つまり、上記第2のパイロット圧とラ
インL13に送られる作動油圧との対応関係として、第
2のパイロット圧が高くなるにつれて上記作動油圧が低
くなるように、コントロールバルブ60が構成されてい
る。
ロックアツプクラッチ制御勤 前記のコンバータ状態、ロックアツプ状態、スリップ状
態の3種類の伝達モードの選択は図外の制御回路により
運転状態に応じて行なわれ、つまり、上記各伝達モード
とされるべき運転領域を予め定めたロックアツプ制御マ
ツプに基づき、スロットル開度および車速等の運転状態
に応じて伝達モードが決定される。この決定されたモー
ドに応じ、ソレノイドバルブ71およびデユーティソレ
ノイドバルブ72に制御信号が出力されることにより、
上記シフトバルブ50およびコントロールバルブ60が
作動され、ロックアツプクラッチ30のモードの切換え
やスリップ制御が行なわれる。
その動作を具体的に説明する。
上記コンバータ状態とされる場合は、ソレノイドバルブ
71がOFFとされ、かつデユーティソレノイドバルブ
72のデユーティ率が一定値、例えば0%とされる。こ
れにより、第3図に示すように、シフトバルブ50が第
1の位置となり、ポート51Rがポート53と連通し、
R室33内の油圧がラインLRおよびラインL5を介し
てオイルクーラー75にリークされるとともに、ポート
51Fがポート52Fと連通し、トルクコンパ−タライ
ンL1からコントロールバルブ60を経てラインL13
に導かれた油圧がF室34に供給される。従って、ロッ
クアツプクラッチ30は、R室33がE室34よりも低
圧となるために解放され、コンバータ状態となる。この
場合、当実施例のように上記コントロールバルブ60の
左端側のポート68に第1のパイロット圧が導かれてい
ると、ソレノイドバルブ71のOFF時には、コントロ
ールバルブ60が一定位置に保たれてライン圧に相当す
る一定圧力(例えば6 、5 k(J/cri )が上
記F室34に供給されるため、第6図に示すように、R
室33の圧力prとF室34の圧力Pfとの差圧ΔPが
所定の負の値に維持され、コンバータ状態が確保される
。なお、ソレノイドバルブ71およびデユーティソレノ
イドバルブ72の回路に断線が生じたときにも上記コン
バータ状態となり、発進性確保等のフェイルセーフ機能
が得られる。
ロックアツプ状態とされるときは、上記ソレノイドバル
ブ71がONに切換えられる一方、デュ一テイソレノイ
ドバルブ72のデユーティ率が0%に保たれる。これに
より、第4図に示すように、シフトバルブ50が第2の
位置となり、ポート51Rがポート52Rと連通し、ト
ルクコンバータラインL1からの一定の油圧がラインL
llおよびラインLRを介してR室33内に供給される
とともに、ポート51Fがドレンボートと連通し、F室
34内の油圧がリークされる。従って、R室33とF室
34との差圧ΔPがライン圧に相当する所定値となり、
ロックアツプクラッチ30が完全締結される。
次に、このロックアツプ状態からスリップ状態へ変更さ
れる場合は、ソレノイドバルブ71がONに保たれつつ
、デユーティソレノイドバルブ72のデユーティ率が2
0%以上に大きくされる。
これにより、第5図に示すように、シフトバルブ50が
第3の位置となり、ポート51Rがポート52Rと連通
して一定の作動油圧がR室33内に供給されるとともに
、ポート51Fがポート52Fと連通してF室34にも
作動油圧が供給され、かつ、このF室34に供給される
作動油圧が、デユーティソレノイドバルブ72のデユー
ティ率に応じたコントロールバルブ60の作動により制
御される。従って、デユーティ制御により上記R室33
とF室34との差圧ΔPがコントロールされ、ロックア
ツプクラッチ30の締結力が種々変えられて、スリップ
制御が行なわれる。
ところで、パイロット圧に応じて作動油圧を調圧する場
合、パイロット圧の上昇に比例して作動油圧が高くなる
ように調圧弁を構成するのが一般的であるが、上記コン
トロールバルブ60は、このような一般的に考えられる
調圧特性とは逆に、第2のパイロット圧が低いときにラ
インL13の圧力が高く、第2のパイロット圧が高くな
るにつれてラインL13の圧力が低くなるように構成さ
れている。これにより、モード変更時にもロックアツプ
クラッチ締結力の増減がスムーズに行なわれる。
すなわち、第2のパイロット圧は第7図に示すようにデ
ユーティソレノイドバルブ72のデユーティ率が小さい
程高くなるので、仮にパイロン1〜圧に比例して作動油
圧が高くなる一般的な調圧特性を与えるように]ン1〜
ロールバルブ60が構成されていれば、上記F室34の
圧力Pf’ は第8図中に二点鎖線で示すようになり、
上記デユーティ率が20%以上の範囲ではデユーティ率
が低い程上記圧力Pf′が高くなる。そして、デユーテ
ィ率が20%未渦ではシフトバルブ50が第2の位置と
なってF室34内の油圧がリークされることとの関係で
、デユーティ率20%付近で上記圧力Pf’ が急変す
る。従って上記差圧ΔPは第9図中に二点鎖線で示すよ
うになり、ロックアツプ状態とスリップ状態との間のモ
ード変更時には、デユーティ率20%に相当するモード
切換ねり点付近でいったん上記差圧ΔPがO付近まで小
さくなるため、−時的なエンジン回転数の吹き上がりが
生じる。
これに対し、第2のパイロット圧が高くなるにつれてラ
イン「13の圧力が低くなるようにコントロールバルブ
60が構成されている当実施例の装置では、上記デユー
ティ率に応じて上記F室34の圧力Pfが第8図中に実
線で示すように変化し、シフトバルブ50が切換わるデ
ユーティ率20%付近でも圧力Pfが急変せずに、シフ
トバルブ50の切換わり動作とコントロールバルブ60
の調圧動作とによる圧力Pfの変化が略連続した変化と
なる。従って、R室33の圧力prとF室34の圧力P
fとの差圧ΔPは、第9図に実線で示すように、ロック
アツプ状態とスリップ状態との間のモード変更時にもデ
ユーティ率の変化に伴って次第に変化し、ロックアツプ
クラッチ締結力がスムーズに変化することとなって、−
時的なエンジン回転数の吹き上がりが防止される。
なお、上記3種類の伝達モードの選択、変更は運転状態
に応じて行なえばよいが、コンバータ状態からロックア
ツプ状態への変更時に、ショック緩和のために、スリッ
プ状態を経由させてロックアツプ状態へ移行させるよう
に制御してもよい。
このような制御を行なう場合でも、デユーティ率に応じ
た上記圧力Pf1差圧ΔPの変化が第8図、第9図に実
線で示すような特性となるようにコントロールバルブ6
0を構成しておくことにより、スリップ状態を経由して
ロックアツプ状態に至るまでのロックアツプクラッチ締
結力の変化がスムーズに行なわれ、ロックアツプ状態に
達する直前で回転数が吹き上がるというような事態が防
止されることとなる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の装置にJ:ると、第1.第2スプ
ールを有して第1の制御液圧および第2の制御液圧に応
じて各スプールの位置が切換えられるようになっている
シフトバルブと、上記第1の制御液圧を高圧と低圧とに
切換える第1の制御手段と、上記第2の制御液圧を制御
する第2の制御手段と、上記第2の制御液圧に応じてロ
ックアツプ解除側の作動液圧を調整する調圧弁とにより
、えを行なうとともに、スリップ状態でのスリップ量の
制御を行なうことができる。しかも、上記第2の液圧の
変化に対して、上記シフトバルブの第2スプールの作動
と上記調圧弁の作動とによるロックアツプ解除側の作動
液圧の変化が略連続した変化となるように、上記調圧弁
による調圧特性を設定しているため、モード変更時にも
、ロックアツプクラッチの締結力の変化をスムーズに行
なわせ、−時的なエンジン回転数の吹き上がり等の不具
合を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置が適用される自動変速機の全体構
造の一例を示す概略図、第2図は本発明の一実施例を示
すロックアツプクラッチの構造および油圧制御回路の回
路構成説明図、第3図乃至第5図は油圧制御回路の要部
の動作説明図、第6図はソレノイドバルブがOFF状態
にある場合の差圧の特性図、第7図はデユーティソレノ
イドバルブのテ′ニーティ率と第2のパイロット圧との
対応特性図、第8図はソレノイドバルブがON状態にあ
る場合のデユーティソレノイドバルブのデユーティ率と
ロックアツプクラッチのF室の圧力との関係を示す図、
第9図は同場合のデユーティ率と差圧との関係を示す図
である。 1・・・トルクコンバータ、10・・・変速歯車機構、
30・・・ロックアツプクラッチ、33・・・R室(ロ
ックアツプ締結側の室)、34・・・F室(ロックアツ
プ解除側の室)、40・・・油圧制御回路、50・・・
ロックアツプシフトバルブ、60・・・ロックアツプコ
ントロールバルブ(調圧弁)、71・・・ロックアツプ
ソレノイドバルブ(第1の制御手段)、72・・・デユ
ーティソレノイドバルブ(第2の制御手段)、[1・・
・トルクコンバータライン、L2・・・第1パイロツ1
へライン、L3・・・第2パイロツトライン。 特許出願人      マ ツ ダ 株式会社代 理 
人      弁理士  小谷 悦司同       
 弁理士  長1) 正向        弁理士  
9藤 孝夫第  6  図 第  8  図 去−ティ牟

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、流体継手の入力側と出力側とを直結するロックアッ
    プクラッチを備え、ロックアップ締結側の作動液圧とロ
    ックアップ解除側の作動液圧との差圧に応じてロックア
    ップクラッチが作動するように構成された流体継手にお
    いて、上記ロックアップ締結側およびロックアップ解除
    側に対する各液圧回路の作動液圧の給排をそれぞれ制御
    する第1および第2のスプールが直列に配置され、その
    第1スプールの一端に第1の制御液圧が作用し、第2ス
    プールの第1スプールと反対側の一端に第2の制御液圧
    が作用し、第1、第2スプール間に所定圧が作用するシ
    フトバルブと、上記第1の制御液圧を高圧と低圧とに切
    換える第1の制御手段と、上記第2の制御液圧を制御す
    る第2の制御手段と、上記第2の制御液圧に応じてロッ
    クアップ解除側の作動液圧を調整する調圧弁とを備える
    とともに、上記第2の液圧の変化に対して、上記シフト
    バルブの第2スプールの作動と上記調圧弁の作動とによ
    るロックアップ解除側の作動液圧の変化が略連続した変
    化となるように、上記調圧弁による調圧特性を設定した
    ことを特徴とする流体継手の締結力制御装置。
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DE69112109T DE69112109T2 (de) 1990-04-18 1991-04-16 Steuerungssystem für ein Momentwandler.
KR1019910006183A KR940006116B1 (ko) 1990-04-18 1991-04-18 토오크 콘버어터의 제어장치
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7073647B2 (en) 2003-05-16 2006-07-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic pressure control apparatus for vehicular hydraulic power transmission device with lock-up clutch

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