JPH0443292B2 - - Google Patents

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JPH0443292B2
JPH0443292B2 JP59228441A JP22844184A JPH0443292B2 JP H0443292 B2 JPH0443292 B2 JP H0443292B2 JP 59228441 A JP59228441 A JP 59228441A JP 22844184 A JP22844184 A JP 22844184A JP H0443292 B2 JPH0443292 B2 JP H0443292B2
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JP
Japan
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display
magnetic
circuit
tablet
coordinate input
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JP59228441A
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JPS61107424A (ja
Inventor
Yoshinori Taguchi
Tsugunari Yamanami
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Wakomu KK
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Wakomu KK
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Publication date
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Publication of JPH0443292B2 publication Critical patent/JPH0443292B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はタブレツトで入力した手書き文字や図
形を離れた位置にあるデイスプレイ上に表示し得
る座標入出力装置に関するものである。
(従来技術と問題点) 従来から、手書き文字や図形を入力するタブレ
ツトと、前記文字等の筆跡をそのまま、又はその
筆跡を修正した文字を表示するデイスプレイとを
組合せてなる座標入出力装置が広く提供されるに
及んでいる。また、かかる座標入出力装置はワー
ドプロセツサの一部に用いられ、タブレツト上に
手書きした文字などが正しく認識されて入力され
たことを、デイスプレイ上において確認でき、文
字、図形の訂正、挿入等の編集も自由に行えるよ
うになつている。
しかしながら、かかる従来の座標入出力装置に
あつては、タブレツトとスタイラスペンとを継ぐ
コードが、タブレツトに対する文字、図形等の入
力操作の邪魔になる他、タブレツトとデイスプレ
イとが制御装置ゃ処理装置を介して、複数のコー
ドにより連繋される構成となつていたため、タブ
レツト及びデイスプレイを離隔して設置利用する
場合には、長大なコードやコネクタを要し、その
コード等が床上に這つて歩行の邪魔になるという
問題点があつた。
(発明の目的) 本発明は前記従来の問題点を除去したものであ
り、タブレツト上の位置指定や命令内容等をコー
ドレスの位置指定用磁気発生器によつて行えるよ
うにするとともに、タブレツト上に指定した位置
や命令内容等を無線信号により離隔した位置にあ
るデイスプレイ上に表示できるようにした座標入
出力装置を提供することを目的とするものであ
る。以下、図面について詳細に説明する。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の概要を示すブロツ
ク構成図である。同図において、100は座標を
入力するためのタブレツト、200は座標の指定
を行なう位置指定用磁気発生器(以下、単に磁気
ペンと称す。)、300はデイスプレイ、400は
所定周期の交番電流、例えば正弦波交流電流を発
生する駆動電流源、500は磁気ペン200で指
定したタブレツト100上の座標値を検出する位
置検出回路、600はデイスプレイ300を駆動
する表示制御回路、700は処理装置、800は
データ信号を無線信号に変調し送信する送信回
路、900は前記無線信号を受信しこれをデータ
信号に復調する受信回路である。前記駆動電流源
400、位置検出回路500、処理装置700及
び送信回路800は、第2図に示すように、タブ
レツト100下部のケース10に一体的に収納さ
れ、これらは入力装置Aを構成する(なお、これ
らのうち、タブレツト100、磁気ペン200、
駆動電流源400及び位置検出回路500は、座
標入力装置を構成する。)。また、前記表示制御回
路600及び受信回路900はデイスプレイ30
0下部のケース20に一体的に収納され、これら
は出力(表示)装置Bを構成する(なお、これら
のうち、デイスプレイ300及び表示制御回路6
00は、表示装置を構成する。)。
第3図はタブレツト100の主要構成を示す一
部切欠分解斜視図、第4図はその要部断面図であ
る。
同図において、110はX方向位置検出部であ
り、平板状の磁性体111と励磁線112a〜1
12iと検出線113a〜113hと絶縁シート
114,115とからなつている。磁性体111
は絶縁シート114,115間に挾まれている。
また、磁性体111としては磁石を接近させても
磁化され難く、即ち保持力が小さく且つ透磁率
(μ)の高い材料、例えばアモルフアス合金、パ
ーマロイ合金等が好ましい。アモルフアス合金と
しては、例えばFe79B16Si5(原子%)(保持力
0.2Oe、透磁率(μ)=14000)等が使用できる。
また、磁性体111は平板(シート)状である
が、アモルフアス合金は製造上、厚さが20〜
25μmの薄いものを作れるので、これをそのまま
適用してもよい。また、長尺の磁性体、例えば断
面長方形の薄帯状か断面円形の綿状のアモルフア
ス合金を多数互いに平行かつ密接させてシート状
となしたものを用いることもできる。なお、この
場合は各磁性体の長手方向と位置検出方向(ここ
ではX方向)とが一致するよう配置した方が良い
結果が得られる。
各励磁線112a〜112iは、絶縁シート1
14の上面に配設された部分(以下,上半部と称
す。)と絶縁シート115の下面に配設された部
分(以下、下半部と称す。)とが、それらの一端
でそれぞれ連続してなつており、励磁線112
a,112b,112c,112d,112e,
112f,112g,112hの下半部の他端
と、励磁線112b,112c,112d,11
2e,112f,112g,112h,112i
の上半部の他端とがそれぞれ接続され、即ち励磁
線112a〜112iは直列に接続され、励磁線
112aの上半部の他端と励磁線112iの下半
部の他端は駆動電流源400に接続される。ま
た、各励磁線112a〜112iはX方向と直交
する方向、即ちY方向に沿つて所定間隔をおいて
互いに平行に配置されている。
各検出線113a〜113hは、絶縁シート1
14の上面に配設された部分(以下、上半部と称
す。)と絶縁シート115の下面に配設された部
分(以下、下半部と称す。)とが、それらの一端
でそれぞれ連続してなつており、検出線113a
〜113hの上半部の他端はそれぞれ信号選択手
段、例えば周知のマルチプレクサ130に接続さ
れ、検出線113a〜113hの下半部の他端は
共通に接地される。また、各検出線113a〜1
13hはそれぞれ励磁線112a〜112iのそ
れぞれの間に互いに平行に配置されている。
120はY方向位置検出部であり、平板状の磁
性体121と励磁線122a〜122iと検出線
123a〜123hと絶縁シート124,125
とからなつており、その細部の構造はX方向位置
検出部110と同様である。各励磁線122a〜
122iは駆動電流源400に接続され、各検出
線123a〜123hの各一端はマルチプレクサ
140に接続され、その他端は共通に接地され
る。
前記Y方向位置検出部120は非磁性の金属ケ
ース150の内部底面に絶縁シート160を介し
て取付けられ、またX方向位置検出部110は前
記Y方向位置検出部120の上に絶縁シート16
1を介して、励磁線及び検出線が互いに直交する
如くできるだけ近接して重ね合わされ、必要に応
じて接着剤等で固定される。また、マルチプレク
サ130,140も金属ケース150内部に装
着・固定さりる。さらにまた、金属ケース150
の上部には非磁性の金属よりなる蓋151が被せ
られる。
第5図は駆動電流源400の具体的構成を示す
回路図である。同図において、401はフアンク
シヨンジエネレータ、例えばインターシル製
IC.8038であり、コンデンサCと抵抗Rの値で定
まる所定の周波数の正弦波信号を出力する。ま
た、402はパワードライバであり、オペアンプ
と電流増幅器とからなつており、前記正弦波信号
を電流増幅して励磁線112a〜112i及び1
22a〜122iへ常時送出する。
第6図は磁気ペン200の構造を示す断面図、
第7図はその電気回路図である。同図において、
201は合成樹脂等からなるペン状の容器であ
り、その一端には先端先細状の棒磁石202が軸
方向に衝動自在に収容されている。また、203
は操作スイツチで、棒磁石202の他端に対向し
て取付けられている。また、204は超音波信号
の送信機、205は超音波の送波器で、電池20
6とともに容器201内の適所に収納されてい
る。前記容器201を保持しゴムカバー207を
取付けた棒磁石202の先端を入力面に押し当て
れば、該棒磁石202がスライドしてスイツチ2
03がオンし、これによつて、送信機204内の
発振回路204a及び増幅器204bが動作し、
送波器205より測定開始を示す信号、例えば所
定周波数の連続パルス信号を超音波信号に変えて
発振する。
デイスプレイ300としては、例えば交差させ
た複数の水平電極及び垂直電極に液晶媒体を介在
した周知のマトリクス型液晶表示パネルが用いら
れる。
第8図は本発明装置の要部を示すブロツク図で
ある。以下、各回路ブロツクの説明とともに装置
の動作について詳述する。
当初、タブレツト100の各検出線113a〜
113h及び123a〜123hには前記励磁線
112aから112i及び122a〜122iを
流れる交番電流に基づく電磁誘導によりほぼ等し
い誘導電圧が発生している。この電磁誘導は磁性
体111及び121を介して行なわれるため、磁
性体111及び121の透磁率が大きい程、前記
誘導電圧の電圧値は大きくなる。ところで、磁性
体111及び121の透磁率は外部から加わる磁
気バイアスによつて大きく変化する。その変化の
ようすは磁性体の組成、前記交流電流の周波数、
あるいは磁性体に熱処理を加えること等によつて
異なり、第9図に示すようにある磁気バイアスを
加えた時に最大となるように設定することができ
る。従つて、この場合、磁性体111及び121
に磁気バイアスを加えると、励磁線112a〜1
12i,122a〜122iから検出線113a
〜113h,123a〜123hへ誘起する電圧
も大きくなる。
今、第2図において、磁気ペン200の棒磁石
202の先端を、検出線113aからX方向の距
離Xs及び検出線123aからY方向の距離ys
け隔てた位置A上の入力面(ここでは蓋151の
上面)に押し当て、透磁率が大きくなる程度の磁
気バイアスを磁性体111及び121に加えてい
るものとする。
この時、X方向の検出線113a〜113hに
は第10図に示すような誘導電圧V1〜V8が発生
する。第10図において、横軸は検出線113a
〜113hの位置をそれぞれX1〜X8とするX方
向の座標位置を示し、縦軸は電圧値を示している
が、前記各電圧V1〜V8は位置A直下で最大値
(極大値)となる。
一方、前記磁気ペン200の棒磁石202の先
端が入力面に押し当てられているため、スイツチ
203がオンとなり、送波器205より測定開始
を示す超音波信号が発振される。該超音波信号は
受波器501で受波され、さらに受信機502で
増幅・波形整形されて入力バツフア503に送出
される。演算処理回路504は入力バツフア50
3より前記測定開始信号を読取り測定開始を認識
すると、出力バツフア505を介して切換回路5
06及びマルチプレクサ130へ制御信号を送
り、X方向の検出線113a〜113hの誘導電
圧を増幅器507へ順次入力する。前記各誘導電
圧は増幅器507で増幅され検波器508で整流
されて直流電圧に変換され、さらに、アナログ−
デイジタル(A/D)変換器509にてデイジタ
ル値に変換され、入力バツフア503を介して演
算処理回路504に送出される。演算処理回路5
04では前記各誘導電圧(デイジタル値)をメモ
リ510に一時記憶し、これらより位置AのX方
向の座標値xsを求める。
座標値xsを求める算出方法は種々考えられる
が、その一つとして、第10における極大値付近
の波形を適当な函数で近似し、その函数の極大値
の座標を求める方法がある。ここで例えば、各検
出線113a〜113hの間隔をΔxとし、第1
0図において座標x3から座標x5までを2次函数
(図中、実線で示す)で近似すると、次のように
なる。まず、各検出線の電圧と座標値より下記の
式が成立つ。
V3=a(x3−xs2+b ……(1) V4=a(x4−xs2+b ……(2) V5=a(x5−xs2+b ……(3) ここで、a,bは定数(a<o)である。ま
た、 x4−x3=Δx ……(4) x5−x3=2Δx ……(5) である。(4),(5)式を(2),(3)式に代入して整理する
と、 xs=x3+(Δx/2)(3V3−4V4 +V5)/(V3−2V4+V5) ……(6) となる。従つて、前記(6)式に電圧V3,V4,V5
検出線113cの座標値x3(既知)を代入し演算
することにより座標値x3を求めることができる。
演算処理回路504は、まず前記各誘導電圧の
中よりピーク値付近の電圧値を検出しこれを取出
す。この検出方法としては、例えば各誘導電圧の
大小を順次比較し、ある電圧、仮りにVk直前の
電圧Vk-1より大きく、かつ次の電圧Vk+1よりも
大きい時(Vk-1<Vk>Vk+1)に電圧Vkをピーク
電圧に最も近い電圧として検出することができ
る。而して、前記電圧Vk-1,Vk,Vk+1とこれら
に対応する検出線の座標値(既知)より前記(6)式
の演算処理を行ない、座標値xsを得る。このよう
にして得られたX方向の座標値xsは処理装置70
0に送出され一時記憶される。
ついで、演算処理回路504は出力バツフア5
05を介して切換回路506及びマルチプレクサ
140に制御信号を送り、Y方向の検出線123
a〜123hの誘導電圧を順次入力し、前述と同
様の処理によつてY方向の座標値ysを求め、これ
を処理装置700に送出する。以下、これを繰返
し、次々に支持される位置データを得ることがで
きる。
一方、処理装置700に記憶されたX方向デー
タ及びY方向データからなる位置データは、送信
回路800に送出される。送信回路800におい
て、前記位置データは増幅器801を介して混合
器802に入力され、ここで発振器803からの
高周波の搬送波信号と混合して、送信周波数信号
に変換され、これが高周波出力回路804を通し
て空中線805に出力される。
空中線805は位置データの高周波信号を放射
し、これが受信回路900の空中線901に受信
される。この受信信号は高周波増幅器902で増
幅され、局部発振器903からの信号とともに混
合器904に入力されて中間周波数信号が取出さ
れ、これを増幅及び振幅制限した後、復調器90
5で復調して、位置データの低周波信号を取出
し、これが低周波出力回路906を通じて表示制
御回路600に入力される。
該位置データは制御回路601を介してデイス
ブレイメモリ602に送出され、一定の順序に従
つて並べられて記憶されると共に、制御回路60
1からのタイミングパルスにより順次読み出され
てX方向ドライバ603、Y方向ドライバ604
に出力される。またこれらのX方向ドライバ60
3、Y方向ドライバ604には、制御回路601
のタイミングパルスに同期して走査回路605が
発生するスキヤニングパルスが入力され、各ドラ
イバ603,604はデイスプレイ300の前記
X方向及びY方向の位置データに対応する電極を
駆動し、タブレツト100上に指示した位置をデ
イスプレイ300に表示する。従つて、タブレツ
ト100上に磁気ペン200で書いた文字や図形
の筆跡がデイスプレイ300上に光表示によつ
て、同一筆跡にて表示される。またこの時、処理
装置700に文字編集、図形処理機能を付加すれ
ば、タブレツト100に入力した文字や図形を修
正したり、追加、削除することが可能となる。
第11図は磁気ペン200による位置指定のよ
うすを示すものである。棒磁石202の先端から
発せられる磁界は、同図に示すように該棒磁石2
02の中心線の延長上の一点γから発する如く近
似される。従つて磁性体111及び121より前
記点γまでの距離に相当する位置に入力面の上面
を形成し、ゴムカバー207の先端が点γに位置
するよう磁気ペン200を形成すれば、棒磁石2
02が磁性体111及び121に対して傾いても
(但し、図示例では二点鎖線で示す磁性体111
を基準として棒磁石202が傾いた状態にあるこ
とを示している。)磁性体の同一位置に対する磁
界の方向は変わらず、その検出位置も変わらず、
従つて、棒磁石202の傾きに影響されず位置指
定が可能となる。なお、実験では傾きが±30°以
内で、誤差±0.5mm以下を達成している(入力面
の高さ12mm)。
このように前記実施例によれば、タブレツト1
00上に指定した位置データ、即ち文字や図形を
デイスプレイ300上の同一部位に表示できると
ともに、その文字等の指定及び表示を互いに離れ
た位置にあるタブレツト100及びデイスプレイ
300とで無線にて行うことができ、その間のコ
ードやコネクタを廃止でき、それぞれ任意の位置
に設置することができる。また、磁気ペン200
にはコードが接続されないため、文字や図形の入
力操作が極めて容易となる。
なお、タブレツト100又はデイスプレイ20
0を複数台設置すれば、不特定多数を対象とする
装置として用いることができる他、デイスプレイ
を大型化して入力した文字等を拡大して表示する
ことができる。
なお、実施例中の励磁線及び検出線の本数は一
例であり、これに限定されないことはいうまでも
ない。また、検出線の間隔は2〜6mm程度であれ
ば、比較的精度良く位置検出ができることが実験
により確かめられている。また、位置指定用磁気
発生器も棒磁石に限定されることはなく、板,リ
ング,角体等でもよく、あるいは電磁石でもよ
い。
また、前記実施例において、測定開始を示す信
号を磁気ペン200から位置検出回路500まで
超音波信号を用いて伝送したが赤外線等の光信号
を用いても良い。また、前記測定開始を示す信号
は単に座標検出のタイミングを演算処理回路50
4に認識させる為のものであるから、特に磁気ペ
ン200より送ることを要するものではなく、位
置検出回路500自体に設けたキーボードその他
のスイツチ回路より前記タイミングを認識させる
信号を送る如くなしても良い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、平板状の
磁性体にその位置検出方向と直交する如く励磁線
と検出線とを交互に並設してなるX方向及びY方
向位置検出部と、前記X方向及びY方向の各検出
線にそれぞれ接続されたX方向及びY方向の信号
選択手段とを有するタブレツトと、前記X方向及
びY方向の各磁性体に局部的な磁気バイアスを加
えかつどこにも接続されない位置指定用磁気発生
器と、前記X方向及びY方向の各励磁線に所定周
期の交番電流を加える駆動電流源と、前記X方向
及びY方向の信号選択手段より取り出される各誘
導電圧から前記位置指定用磁気発生器による指定
位置のX方向及びY方向の位置データを算出する
位置検出回路とを具備してなる座標入力装置を備
えたため、励磁線と検出線との間の磁束変化が磁
性体内でのみ行なわれ、その結合が密で検出電圧
が大きくしかもSN比が良く、また、外部からの
誘導を受けにくくかつ外部への誘導ノイズの発生
が少なく、また、位置指定用磁気発生器は位置検
出のためのタイミング信号等を装置側へ送る必要
がなく、装置との間をコードレスとすることがで
き、コードがその疲労により断線したり、かりみ
ついたり、じやましたりすることがなく、従つ
て、操作性が良く、位置指定用磁気発生器を任意
の位置に容易に移動させることができ、また、磁
性体にわずかの磁気バイアスを加えるのみで位置
指定できるため、位置指定用磁気発生器をタブレ
ツトに必ずしも近接させる必要はなく、数cm以上
の間隔をあけても良く、また、磁性体以外の物体
を介在させても良く、これらの場合でも高い分解
能で位置検出できる。
また、前記座標入力装置とは独立に、デイスプ
レイと、該デイスプレイを駆動する表示制御回路
とを具備してなる表示装置を備え、前記座標入力
装置に無線の送信装置を接続し、前記表示装置に
無線の受信装置を接続したため、従来のような座
標入力装置と表示装置とを繋ぐコードがなくな
り、座標入力装置及び表示装置の両方又は一方を
部屋中のどこにでも持ち運ぶことができ、使用位
置を選ばないという便利さに加えて、コードが部
屋の床上にあつて歩行のじやまをするようなこと
がない等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は装置全体の概要を示すブロツク構成図、第2図
は全体斜視図、第3図はタブレツトの主要な構成
を示す一部切欠分解斜視図、第4図はタブレツト
の要部断面図、第5図は駆動電流源の具体的構成
を示す回路図、第6図は磁気ペンの構造を示す断
面図、第7図はその電気回路図、第8図は装置要
部の回路ブロツク図、第9図は磁気バイアス対透
磁率の特性図、第10図はX方向の各検出線に発
生する誘導電圧の一例を示す線図、第11は磁気
ペンによる位置指定のようすを示す説明図であ
る。 100……タブレツト、200……磁気ペン、
300……デイスプレイ、400……駆動電流
源、500……位置検出回路、600……表示制
御回路、7……処理装置、800……送信回路、
900……受信回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平板状の磁性体にその位置検出方向と直交す
    る如く励磁線と検出線とを交互に並設してなるX
    方向及びY方向位置検出部と、前記X方向及びY
    方向の各検出線にそれぞれ接続されたX方向及び
    Y方向の信号選択手段とを有するタブレツトと、 前記X方向及びY方向の各磁性体に局部的な磁
    気バイアスを加えかつどこにも接続されない位置
    指定用磁気発生器と、 前記X方向及びY方向の各励磁線に所定周期の
    交番電流を加える駆動電流源と、 前記X方向及びY方向の信号選択手段より取り
    出される各誘導電圧から前記位置指定用磁気発生
    器による指定位置のX方向及びY方向の位置デー
    タを算出する位置検出回路とを具備してなる座標
    入力装置を備え、 前記座標入力装置とは独立に、デイスプレイ
    と、該デイスプレイを駆動する表示制御回路とを
    具備してなる表示装置を備え、 前記座標入力装置に無線の送信装置を接続し、
    前記表示装置に無線の受信装置を接続した ことを特徴とする座標入出力装置。
JP59228441A 1984-10-30 1984-10-30 座標入出力装置 Granted JPS61107424A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59228441A JPS61107424A (ja) 1984-10-30 1984-10-30 座標入出力装置

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JP59228441A JPS61107424A (ja) 1984-10-30 1984-10-30 座標入出力装置

Publications (2)

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JPS61107424A JPS61107424A (ja) 1986-05-26
JPH0443292B2 true JPH0443292B2 (ja) 1992-07-16

Family

ID=16876540

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JP59228441A Granted JPS61107424A (ja) 1984-10-30 1984-10-30 座標入出力装置

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JPS59127143A (ja) * 1983-01-10 1984-07-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 手操作形計算機制御装置

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JPS57194158U (ja) * 1981-05-29 1982-12-09

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JPS61107424A (ja) 1986-05-26

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