JPH0210444B2 - - Google Patents

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JPH0210444B2
JPH0210444B2 JP59101931A JP10193184A JPH0210444B2 JP H0210444 B2 JPH0210444 B2 JP H0210444B2 JP 59101931 A JP59101931 A JP 59101931A JP 10193184 A JP10193184 A JP 10193184A JP H0210444 B2 JPH0210444 B2 JP H0210444B2
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Japan
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magnetic
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Yoshinori Taguchi
Tsugunari Yamanami
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Wakomu KK
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Wakomu KK
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は任意の指示位置の座標値、特にX,Y
及びZ方向の3次元的な座標値を検出することが
できる位置検出装置に関するものである。
(従来技術と問題点) 従来の位置検出装置としては、磁歪伝達媒体の
一端または位置指示ペンの先端に設けた駆動コイ
ルにパルス電流を印加して前記磁歪伝達媒体に磁
歪振動波を生起させ、その時点より位置指示ペン
の先端または磁歪伝達媒体の一端に設けた検出コ
イルに前記磁歪振動波に基づく誘導電圧を検出す
るまでの時間を処理器等で測定し、これより位置
指示ペンの指示位置を算出する如くなしたもの
や、複数の駆動線と検出線とを互いに直交して配
置し、駆動線に順次電流を流すとともに検出線を
順次選択して誘導電圧を検出し、フエライトのよ
うな磁性体を有する位置指示ペンで指定した位置
を大きな誘導電圧が誘起された検出線の位置より
検出するようになしたもの等があつた。前者の装
置は位置検出精度が比較的良好であるが他の機器
からの誘導を受けやすく誤動作したり、逆にノイ
ズの発生源となる恐れがあり、また後者の装置は
座標位置の分解能が線の間隔で決まり、分解能を
上げるために線の間隔を小さくするとSN比及び
安定度が悪くなり従つて分解能を上げることが困
難であり、かつ駆動線と検出線の交点の真上の位
置検出が困難であり、更にこれらの装置では位置
指示ペンを磁歪伝達媒体や検出線等に極く接近さ
せなければ位置検出の精度が極端に低下したり、
または検出不能となるため入力板面上の高さ方向
を含めた、いわゆる3次元的な位置検出ができな
いという問題点があつた。
(発明の目的) 本発明は前述したような従来の問題点を解決
し、X,Y及びZ方向の3次元方向の位置検出が
可能で、しかも外部からの誘導ノイズ等に強い高
精度な位置検出装置を提供することを目的とした
ものである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す一部切欠分解
斜視図である。同図において、10はX方向位置
検出部、20はY方向位置検出部、30は駆動電
流源、41,42は信号選択手段、例えばマルチ
プレクサ、50は位置指定用磁気発生器、例えば
棒磁石、60は処理装置である。
X方向位置検出部10は平板状の磁性体11と
励磁線12a〜12iと検出線13a〜13hと
絶縁シート14,15とからなつている。磁性体
11は絶縁シート14,15間に挾まれている。
また、磁性体11としては磁石を接近させても磁
化され難く、即ち保持力が小さく且つ透磁率
(μ)の高い材料、例えばアモルフアス合金、パ
ーマロイ合金等が好ましい。アモルフアス合金と
しては、例えばFe79B16Si5(原子%)(保持力
0.2Oe、透磁率(μ)=14000)等が使用できる。
また、磁性体11は平板(シート)状であるが、
アモルフアス合金は製造上、厚さが20〜50μmの
薄いものを作れるので、これをそのまま適用して
もよい。また、長尺の磁性体、例えば断面長方形
の薄帯状か断面円形の線状のアモルフアス合金を
多数互いに平行かつ密接させてシート状となした
ものを用いることもできる。なお、この場合は各
磁性体の長手方向と位置検出方向(ここではX方
向)とが一致するよう配置した方が良い結果が得
られる。
各励磁線12a〜12iは、絶縁シート14の
上面に配設された部分(以下、上半部と称す。)
と絶縁シート15の下面に配設された部分(以
下、下半部と称す。)とが、それらの一端でそれ
ぞれ連続してなつており、励磁線12a,12
b,12c,12d,12e,12f,12g,
12hの下半部の他端と、励磁線12b,12
c,12d,12e,12f,12g,12h,
12iの上半部の他端とがそれぞれ接続され、即
ち励磁線12a〜12iは直列に接続され、励磁
線12aの上半部の他端と励磁線12iの下半部
の他端は駆動電流源30に接続される。また、各
励磁線12a〜12iはX方向と直交する方向、
即ちY方向に沿つて所定間隔をおいて互いに平行
に配置されている。
各検出線13a〜13hは、絶縁シート14の
上面に配設された部分(以下、上半部と称す。)
と絶縁シート15の下面に配設された部分(以
下、下半部と称す。)とが、それらの一端でそれ
ぞれ連続してなつており、検出線13a〜13h
の上半部の他端はそれぞれマルチプレクサ41に
接続され、検出線13a〜13hの下半部の他端
は共通に接地される。また、各検出線13a〜1
3hはそれぞれ励磁線12a〜12iのそれぞれ
の間に互いに平行に配置されている。
Y方向位置検出部20は平板状の磁性体21と
励磁線22a〜22iと検出線23a〜23hと
絶縁シート24,25とからなつており、その細
部の構造はX方向位置検出部10と同様である。
Y方向位置検出部20はX方向位置検出部10の
下部に、図示しない絶縁シート等を介して、励磁
線及び検出線が互いに直交する如くできるだけ近
接して重ね合わされる(但し、図面では構造をわ
かりやすくするため、X方向位置検出部10とY
方向位置検出部20とは離して描いている。)。ま
た各励磁線22a〜22iは駆動電流源30に接
続され、各検出線23a〜23hはマルチプレク
サ42に接続される。
駆動電流源30は所定周期の交番電流(ここで
いう交番電流とは正弦波、短形波、三角波等の全
てを含む)を常時、励磁線12a〜12i及び2
2a〜22iに送出する。また、マルチプレクサ
41,42は処理装置60からの制御信号に従つ
て検出線13a〜13h及び23a〜23hの出
力信号を処理装置60へ選択的に送出する如くな
つている。
このような構成において、検出線13a〜13
h及び23a〜23hには前記励磁線12a〜1
2i及び22a〜22iを流れる交番電流に基づ
く電磁誘導により誘導電圧が発生する。この電磁
誘導は磁性体11及び21を介して行なわれるた
め、磁性体11及び21の透磁率が大きい程、前
記誘導電圧の電圧値は大きくなる。ところで、磁
性体11及び21の透磁率は外部から加わる磁気
バイアスによつて大きく変化する。その変化のよ
うすは磁性体の組成、前記交流電流の周波数、あ
るいは磁性体に熱処理を加えること等によつて異
なり、第2図に示すように所定量の磁気バイアス
を加えた時に最大となるように設定することがで
きる。従つてこの場合は、磁性体11及び21に
前記所定量程度の磁気バイアスを加えると、励磁
線12a〜12i,22a〜22iから検出線1
3a〜13h,23a〜23hへ誘起する電圧が
大きくなる。
今、第1図において、位置指定用棒磁石50が
N極を下にして検出線13aからX方向の距離
xs、また検出線23aからY方向の距離ysだけ隔
てたX方向位置検出部10の位置A(Z方向の距
離は0とする。)上にあり、前記所定量程度の磁
気バイアスを磁性体11及び21に加えているも
のとする。
この時、X方向の検出線13a〜13hには第
3図に示すような誘導電圧V1〜V8が発生する。
第3図において、横軸は検出線13a〜13hの
位置をそれぞれx1〜x8とするX方向の座標位置を
示し、縦軸は電圧値を示しているが、前記各電圧
V1〜V8は位置A直下で最大値(極大値)となる。
前記各電圧V1〜V8はマルチプレクサ41より得
られるので、これらより誘起電圧が極大値となる
X座標値を処理装置60で演算して求めれば、棒
磁石50のX座標値xsを求めることができる。
座標値xsを求める算出方法の一つとして、第3
図における極大値付近の波形を適当な函数で近似
し、その函数の極大値の座標を求める方法があ
る。例えば、各検出線13a〜13hの間隔を
Δxとし、第3図において座標x3から座標x5まで
を2次函数(図中、実線で示す)で近似すると、
次のようにして算出することができる。まず、各
検出線の電圧と座標値より V3=a(x3−xs2+b ……(1) V4=a(x4−xs2+b ……(2) V5=a(x5−xs2+b ……(3) となる。ここで、a,bは定数(a<0)であ
る。また、 x4−x3=Δx ……(4) x5−x3=2Δx ……(5) となる。(4),(5)式を(2),(3)式に代入して整理する
と、 xs=x3+Δx/2(3V3−4V4+V5/V3−2V4+V5)…(6
) となる。従つて、検出線13c,13d,13e
に誘起する電圧V3,V4,V5、及び検出線1
3cの座標値x3(既知)から処理装置60で(6)式
の演算を行なうことにより棒磁石50のX座標値
を算出できる。また、棒磁石50をY軸に沿つて
動かしても同一のX座標値が得られる。
また、Y方向の検出線23a〜23hにも第3
図と同様な誘導電圧が得られ、前記同様の演算処
理によつてY座標値ysを求めることができる。
また、前述したように位置指定するためには磁
性体11及び21に局部的に数Oe程度の磁気バ
イアスを与えるのみで良いから、位置指定用棒磁
石50を磁性体11及び21よりZ方向に多少離
隔させて用いることもできる。ここで、位置指定
用棒磁石50のN極側の一端より磁性体11及び
21に加わる磁気バイアス量(即ち、磁界強さ)
は該磁性体11及び21と棒磁石50の一端との
間の距離、即ちZ方向の距離の2乗に反比例す
る。従つて、位置指定用棒磁石50のZ方向の距
離を0とした時、例えば第4図に示すように位置
検出部10及び20の上部に通常形成される入力
面100上に棒磁石50の一端が接した時に、該
棒磁石50より磁性体11及び21に加えられる
磁気バイアスが前記透磁率を最大とする値になる
よう棒磁石50の磁界強さを設定すれば、該棒磁
石50のZ方向の距離の略2乗に反比例して透磁
率が減少し、検出線13a〜13h,23a〜2
3hへの誘導電圧が減少する。第3図において、
V3′〜V5′は棒磁石50のN極側の一端を前記位置
A上でZ方向にわずかの距離(5mm程度)をおい
て保持した場合の誘導電圧を示すものである。
指示位置における誘導電圧値Vsは磁性体11
及び21の透磁率の変化特性、棒磁石50の磁界
強さ及びZ方向の距離で決まるから、該電圧Vs
がわかれば棒磁石50のZ方向の距離(位置)を
算出することができる。しかしながら、実際には
該電圧Vsを電圧V3〜V5より式を用いて算出する
ことが困難であるので、棒磁石50のZ方向の正
確な距離を知ることはできない。そこで電圧Vs
の代りに指示位置に最も近い検出線の電圧、即ち
誘導電圧V1〜V8の中で最も大きな電圧値(第3
図の例ではV4)を取り出し、これを予めいくつ
か設定した閾値電圧VTと比較し、その結果より
棒磁石50のZ方向のおおよその距離を求めるこ
とができる。なお、棒磁石50の指示位置が各検
出線の中間付近に位置する場合と各検出線付近に
位置する場合とでは、Z方向の距離が同一でも前
記最も大きな誘導電圧の電圧値にかなりの相違が
生じることになるが、予めその差を考慮して閾値
を設定しておくこともでき、また検出線及び励磁
線の本数を増し間隔を詰めて差を少なくすること
もできる。
第5図は駆動電流源30の具体例を示すもので
ある。同図において、31はフアンクシヨンジエ
ネレータ、例えばインターシル製IC、8038であ
り、コンデンサCと抵抗Rの値で定まる所定の周
波数の正弦波信号を出力する。また32はパワー
ドライバであり、オペアンプと電流増幅器とから
なつており、前記正弦波信号を電流増幅して励磁
線12a〜12i,22a〜22iへ送出する。
第6図は位置指定用磁気発生器50の具体例を
示す断面図、第7図はその電気回路図である。同
図において、51は合成樹脂等からなるペン状の
容器であり、その一端には同じく合成樹脂等から
なる先端先細状の中空スライド管52が軸方向に
摺動自在に収容されている。また、53は前記ス
ライド管52内に収納される如く容器51の一端
に取り付けられた棒磁石である。また、54は容
器51の側面より操作可能な位置に取り付けられ
た操作スイツチであり、55は超音波信号の送信
機、56は超音波の送波器で、電池57とともに
容器51内の適所に収納されている。前記容器5
1を保持し中空スライド管52の先端を入力面に
接触させ位置指定し、スイツチ54を操作すれ
ば、送信機55内の発振回路55a及び増幅器5
5bが動作し、送波器56より測定開始を示す信
号、例えば所定周波数の連続パルス信号を超音波
信号に変えて発信する。この時、容器51を入力
面に対して強く押し付けると、スライド管52が
容器51内にスライドし棒磁石53の先端が入力
面に近接し、また逆に軽く押し付けるとスライド
管52がスプリング58の弾溌力により突出した
ままとなり棒磁石53の先端が入力面より離れる
ことになり、従つて棒磁石53のZ方向の指示位
置を容易に変えることができる。
第8図は処理装置60の具体的構成を示す回路
ブロツク図である。同図において、前述した送波
器56より測定開始を示す超音波信号が送出され
れると、該超音波信号は受波器61で受波され、
更に受信器62で増幅・波形整形されて入力バツ
フア63に送出される。演算処理回路64は入力
バツフア63より前記測定開始信号を読み取り、
測定開始を認識すると、出力バツフア65を介し
て切換回路66及びマルチプレクサ41へ制御信
号を送り、X方向の検出線13a〜13hの誘導
電圧を増幅器67へ順次入力する。前記各誘導電
圧は増幅器67で増幅され検波器68で整流され
て直流電圧に変換され、更にアナログ―デイジタ
ル(A/D)変換器69にてデイジタル値に変換
され入力バツフア63を介して演算処理回路64
に送出される。演算処理回路64では前記各誘導
電圧(デイジタル値)をメモリ70に一時記憶
し、これらの中より最大の電圧値を有する誘導電
圧Vk(k=1,2……8)を検出する。更に演算
処理回路64はメモリ70内より前記誘導電圧
Vkとその前後の誘導電圧Vk-1,Vk+1を取り出し、
これらをそれぞれ前記(6)式における電圧V3,V4
V5として(6)式の演算処理を行ない、X座標値を
求める。また一方、前記最大の誘導電圧Vkと予
め閾値メモリ71内に記憶させた所定の閾値電圧
VTとを比較し、棒磁石50のZ座標値を求める。
次に演算処理回路64は出力バツフア65を介
して切換回路66及びマルチプレクサ42に制御
信号を送り、Y方向の検出線23a〜23hの誘
導電圧を順次入力し、前述と同様の処理を行ない
Y座標値を求める。このようにして求められたデ
イジタル値のX,Y及びZの座標値は出力バツフ
ア72を介してデイジタル表示器(図示せず)に
送出され表示され、またはコンピユータ(図示せ
ず)に送出され処理されたり、あるいはデイジタ
ル―アナログ(D/A)変換器73を介してアナ
ログ信号に変換され処理される。前記Z座標値は
立体物(但し、高さの極く低いものに限る。)を
入力面上に載置してその形状を入力する場合の
他、入力図形の線の太さのパラメータ等として用
いることもできる。
なお、Y方向の誘導電圧よりZ座標値を求める
ことができるのはいうまでもない。
また、実施例中の励磁線及び検出線の本数は一
例であり、これに限定されないことはいうまでも
ない。また、検出線の間隔は2〜6mm程度であれ
ば、比較的精度良く位置検出ができることが実験
により確かめられている。また、位置指定用磁気
発生器も棒磁石に限定されることはなく、板、リ
ング、角体等でもよく、あるいは電磁石でもよ
い。
前記実施例において、測定開始を示す信号を位
置指定用磁気発生器50から処理装置60まで超
音波信号を用いて伝送したのは、位置指定用磁気
発生器50をコードレスとし操作性を良くするた
めであつて、コードを用いて電気信号のまま伝送
しても良いことはいうまでもない。また、前記測
定開始を示す信号は単に座標検出のタイミングを
演算処理回路64に認識させる為のものであるか
ら特に磁気発生器50より送ることを要するもの
ではなく、処理装置60自体に設けたキーボード
その他のスイツチ回路より前記タイミングを認識
させる信号を送る如くなしても良い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、平板状の
磁性体にその位置検出方向と直交する如く励磁線
と検出線とを交互に並設してなるX方向及びY方
向位置検出部と、前記X方向及びY方向の各励磁
線に所定周期の交番電流を加える駆動電流源と、
前記X方向及びY方向の各磁性体に局部的な磁気
バイアスを加え且つどこにも接続されない位置指
定用磁気発生器と、前記X方向及びY方向の各検
出線にそれぞれ接続されたX方向及びY方向の信
号選択手段と、該X方向及びY方向の信号選択手
段より取り出される各誘導電圧から前記位置指定
用磁気発生器による指定位置のX方向及びY方向
の座標値を算出するとともに、X方向又はY方向
の各誘導電圧のうちで最も大きな電圧値を、予め
設定した少なくとも1つの閾値と比較することに
より、前記位置指定用磁気発生器による指定位置
のZ方向の座標値を求める処理装置とを具備した
ため、X方向及びY方向のいわゆる2次元の座標
値とともにこれらに直交するZ方向の座標値を入
力することができ、立体物の形状を直接入力した
り、2次元の座標値以外のパラメータを位置指定
とともに変化させることができ、また、励磁線と
検出線との間の磁束変化が磁性体内でのみ行なわ
れ、その結合が密で検出電圧が大きくしかもSN
比が良く、また、外部からの誘導を受けにくく且
つ外部への誘導ノイズの発生が少なく、また、位
置指定用磁気発生器は位置検出のためのタイミン
グ信号等を装置側へ送る必要がなく、装置との間
をコードレスとすることができ、コードがその疲
労により断線したり、からみついたり、じやまし
たりすることがなく、従つて、操作性が良く、位
置指定用磁気発生器を任意の位置に容易に移動さ
せることができ、また、磁性体にわずかの磁気バ
イアスを加えるのみで位置指定できるため、位置
指定用磁気発生器をタブレツトに必ずしも近接さ
せる必要はなく、数cm以上の間隔をあけても良
く、また、磁性体以外の物体を介在させても良
く、これらの場合でも高い分解能で位置検出でき
る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の説明に供するもので、第1図は
本発明の一実施例を示す一部切欠分解斜視図、第
2図は磁気バイアス対透磁率の特性図、第3図は
X方向の各検出線に発生する誘導電圧の一例を示
すグラフ、第4図は位置指定用棒磁石より磁性体
に印加される磁束のようすを示す説明図、第5図
は駆動電流源の具体例を示す電気回路図、第6図
は位置指定用磁気発生器の具体例を示す断面図、
第7図はその電気回路図、第8図は処理装置の具
体的構成を示す回路ブロツク図である。 10…X方向位置検出部、20…Y方向位置検
出部、30…駆動電流源、41,42…マルチプ
レクサ、50…位置指定用磁気発生器、60…処
理装置、11,21…磁性体、12a〜12i,
22a〜22i…励磁線、13a〜13h,23
a〜23h…検出線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平板状の磁性体にその位置検出方向と直交す
    る如く励磁線と検出線とを交互に並設してなるX
    方向及びY方向位置検出部と、 前記X方向及びY方向の各励磁線に所定周期の
    交番電流を加える駆動電流源と、 前記X方向及びY方向の各磁性体に局部的な磁
    気バイアスを加え且つどこにも接続されない位置
    指定用磁気発生器と、 前記X方向及びY方向の各検出線にそれぞれ接
    続されたX方向及びY方向の信号選択手段と、 該X方向及びY方向の信号選択手段より取り出
    される各誘導電圧から前記位置指定用磁気発生器
    による指定位置のX方向及びY方向の座標値を算
    出するとともに、X方向又はY方向の各誘導電圧
    のうちで最も大きな電圧値を、予め設定した少な
    くとも1つの閾値と比較することにより、前記位
    置指定用磁気発生器による指定位置のZ方向の座
    標値を求める処理装置とを具備した ことを特徴とする位置検出装置。
JP59101931A 1984-05-21 1984-05-21 位置検出装置 Granted JPS60245027A (ja)

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