JPH0442637B2

JPH0442637B2 -

Info

Publication number: JPH0442637B2
Application number: JP58124427A
Authority: JP
Inventors: Tooru Hagihira; Takashi Shirasaka; Iwao Tawara
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 1983-07-08
Filing date: 1983-07-08
Publication date: 1992-07-14
Also published as: JPS6017385A

Description

【発明の詳細な説明】本発明は予め設定した時間だけペース音を発生
するペースメーカに関する。

〔従来技術とその問題点〕

従来より、運動量を測定する装置として歩数計
が知られている。この種歩数計は、例えば特開昭
55−131866号公報に記載されているように、体の
振動に伴つて振動する部材にマグネツトを取付
け、このマグネツトの振動によつて近傍に配置さ
れたリードスイツチをオン／オフさせて歩行を検
出するものである。また、歩数ではなく、例え
ば、特開昭53−92168号公報には、人体の動きを
圧電体で検出し、その結果を運動量として処理す
る技術が記載されている。一方、ペースメーカに
おいては、ストツプウオツチの機能を備え、その
スタート／ストツプ操作に同期して計時中のみペ
ース音を発生させるようにしたものがある。この
ようにストツプウオツチに同期させてペース音を
発生させるペースメーカは、距離、道程等を予め
決めて走るような場合には、その設定距離などの
位の時間で走つたかを知ることができて非常に便
利であるが、距離にとらわれずに自分の体調に合
つた速さで走り、疲れた場合には任意に休息を取
るような場合には不便である。また、上記のペー
スメーカは、インターバルトレーニングのような
途中で一定時間何回か休む場合など、休憩時間の
計測は行なわれないので、いちいち時間を気にし
なければならないという問題がある。

〔発明の目的〕

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は予め設定した任意のペース音を走行中の
み発生することができ、距離にとらわれずに自分
の体調に合つた時間走ることができるペースメー
カを提供することにある。

〔発明の実施例〕

以下図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。第１図において、１１はキー入力部で、例え
ばスタート／ストツプキー、ペース選択キー、タ
イマ設定キー、モードキー等を備えており、その
キー入力データは制御回路１２へ送られる。この
制御回路１２は、上記キー入力データに従つて動
作し、基本時計カウンターブロツク１３、表示回
路１４、タイマ回路１５、ペース回路（詳細を後
述する）１６、ストツプ時間セツトカウンタ１
７、ストツプ時間カウンタ１８、ラン／ストツプ
検出器１９、ラン／ストツプ検出回路２０へ制御
信号を与える。上記基本時計カウンターブロツク
１３は、発振／分周ブロツク２１から送られてく
る１Hzの信号を計数して現在時刻情報を得てい
る。上記発振／分周ブロツク２１は、発振器及び
分周回路によつて構成され、発振器から出力され
る基準周波数信号を分周回路によつて分周し、１
Hzの信号を基本時計カウンターブロツク１３及び
ペース回路１６に与えている。また、発振／分周
ブロツク２１は、例えば「ド」、「レ」、「ミ」、「フ
ア」、「ソ」の音階信号及び「130」〜「170」Ｐ／
Minのペース信号を得るための分周出力をペース
回路１６に与えている。しかして、上記基本時計
カウンターブロツク１３から出力される現在時刻
情報は、表示回路１４へ送られ、表示装置２２に
おいて表示される。この表示装置２２は、時刻表
示部２３及びペース表示部２４からなり、時刻表
示部２３において現在時刻「時、分」及び
「AM／PM」が表示され、ペース表示部２４にお
いてペースレベル及びペース回路１６で計測して
いる計時内容等が表示されるようになつている。
また、上記ペース表示部２４には、ストツプ時間
セツトカウンタ１７あるいはストツプ時間カウン
タ１８の内容がキー操作により選択的に表示され
る。そして、上記タイマ回路１５は、キー入力部
１１のキー操作により制御回路１２を介してタイ
マ時間がセツトされるようになつており、タイマ
時間セツト後にスタート信号が与えられると、基
本時計カウンターブロツク１３からの１分信号に
よつて計時動作を開始する。上記タイマ回路１５
は、計時動作を開始するとその計時内容がタイマ
設定値に達するまでの間、“１”信号を出力し、
アンド回路２５へ与える。また、上記ペース回路
１６は、制御回路１２からのスタート指令によつ
てペース信号を発生し、アンド回路２６を介して
アンド回路２５へ出力する。そして、このアンド
回路２５から出力されるペース信号が発音体駆動
回路２７へ送られ、スピーカ２８によりペース音
に変換されて出力される。

一方、上記ラン／ストツプ検出器１９は、ペー
スメーカ使用者が走つているか止まつているかを
検出する検出器で、人体の動きを検出するセン
サ、例えば、従来の歩数計等で用いられているマ
グネツトとリードスイツチ、或いは、圧電体等か
らなりその検出信号はラン／ストツプ検出回路２
０へ送られる。ペースメーカ使用者が走つている
ラン状態の時には、上記ラン／ストツプ検出器１
９からは絶えず検出信号が送られてくるが、ペー
スメーカ使用者が走行をストツプしたストツプ状
態の時には、検出信号が送られてこなくなる。上
記ラン／ストツプ検出回路２０はこのような状態
を検出するもので、所定時間内に検出信号が送ら
れてきた時にはラン状態、所定時間経過しても検
出信号が送られてこなかつた場合をストツプ状態
であるして、ラン状態（走行中）であれば“１”
信号、ストツプ状態であれば“０”信号を出力す
る。このラン／ストツプ検出回路２０の出力は、
一時停止計時制御回路２９へ送られ、デイレード
フリツプフロツプ３０のデータ端子Ｄへ入力され
る。そして、このフリツプフロツプ３０のＱ側出
力は、デイレードフリツプフロツプ３１のデータ
端子Ｄへ入力される。上記フリツプフロツプ３
０，３１は、基本時計カウンターブロツク１３か
ら送られてくる所定周期のクロツクφに同期して
動作し、フリツプフロツプ３０の側出力及びフ
リツプフロツプ３１のＱ側出力は、アンド回路３
２及びノア回路３３へ入力される。上記アンド回
路３２の出力はフリツプフロツプ３４のセツト端
子Ｓへ入力され、ノア回路３３の出力はフリツプ
フロツプ３４のリセツト端子Ｒへ入力される。そ
して、フリツプフロツプ３４のＱ側出力は、基本
時計カウンターブロツク１３から出力される１分
キヤリー信号と共にアンド回路３５を介してスト
ツプ時間カウンタ１８へ送られる。このストツプ
時間カウンタ１８は、基本時計カウンターブロツ
ク１３からアンド回路３５を介して送られてくる
１分キヤリー信号をカウントし、そのカウント内
容を一致検出回路３６へ与える。また、この一致
検出回路３６には、ストツプ時間セツトカウンタ
１７にセツトされている時間データが与えられ
る。上記ストツプ時間セツトカウンタ１７には、
キー入力部１１のキー操作により制御回路１２を
介して例えば「５分」等の休憩時間が予めセツト
される。上記一致検出回路３６は、ストツプ時間
セツトカウンタ１７とストツプ時間カウンタ１８
の内容を比較し、一致した際に一致検出信号を出
力する。この一致検出信号は、一時停止計時制御
回路２９内のナンド回路３４の出力と共にオア回
路３７を介してトリガフリツプフロツプ３８へ入
力される。そして、このフリツプフロツプ３８の
Ｑ側出力がアンド回路２６へゲート制御信号とし
て送られる。

次に上記ペース回路１６の詳細について第２図
により説明する。同図において４１はペース信号
発生回路で、上記発振／分周ブロツク２１の分周
段から所定の周波数信号が与えられ、₁＝130、
₂＝140、₃＝150、₄＝160、₅＝170P／Minの
ペース信号を発生する。上記ペース信号₁〜₅
は、アンド回路４２ａ〜４２ｅへ入力される。ま
た４３は音程信号発生回路で、上記発振／分周ブ
ロツク２１の分周段から所定の周波数信号が与え
られ、C₁＝ド、C₂＝レ、C₃＝ミ、C₄＝フア、C₅
＝ソの音程信号を発生してアンド回路４２ａ〜４
２ｅへ入力する。これらのアンド回路４２ａ〜４
２ｅは、デコーダ４４によつて選択され、その選
択された出力がオア回路４５を介して第１図のア
ンド回路２６へ出力する。また、発振／分周ブロ
ツク２１からペース回路１６に送られてくる１Hz
の信号は、アンド回路４６を介して時間計測カウ
ンタ４７へ入力される。この計測カウンタ４７の
計測内容は、第１図の表示回路１４へ送られ、ペ
ース表示部２４に表示される。さらに、制御回路
１２からペース回路１６に送られてくるスター
ト／ストツプ信号は、Ｔ型フリツプフロツプ４８
に入力される。このフリツプフロツプ４８力はア
ンド回路４６に入力されると共に、デコーダ４４
のイネーブル端子Ｅに入力される。また、フリツ
プフロツプ４８の側出力は、アンド回路４９，
５０に入力される。上記アンド回路４９には、制
御回路１２から送られてくるリセツト信号が入力
され、その出力が時間計測カウンタ４７のリセツ
ト端子Ｒへ入力される。また、アンド回路５０に
は、制御回路１２から送られてくるペース選択信
号が入力され、その出力が６進カウンタ５１へカ
ウントアツプ信号として送られる。この６進カウ
ンタ５１のカウント内容は、デコーダ４４へ入力
されると共に、第１図の表示回路１４へ送られ、
ペース表示部２４に表示される。

次に上記実施例の動作を説明する。通常の時刻
表示モードでは、基本時計カウンターブロツク１
３で計時されている現在時刻データが表示回路１
４へ送られ、第３図ａに示すように時刻表示部２
３に現在時刻が表示される。しかして、ジヨギン
グに際しては、その時の体調等に合わせて走行時
間を予めタイマ回路１５に設定する。この走行時
間の設定は、キー入力部１１のモードキーにより
時間設定モードを指定し、その後テンキー等によ
り任意の時間を設定する。上記の時間設定モード
では、タイマ回路１５の内容が表示回路１４に読
出され、ペース表示部２４に表示されるので、そ
の表示内容を確認しながら時間設定を行なう。次
にペース設定モードに切換え、所望のペースを指
定する。このペース設定モードでは、第２図にお
ける６進カウンタ５１の内容が表示回路１４で選
択され、タイマ表示部２４に表示される。このペ
ース設定を行なう場合は、ペース選択キーを操作
する毎にカウントアツプ信号が制御回路１２から
ペース回路１６に送られ、アンド回路５０を介し
て６進カウンタ５１を順次カウントアツプする。
この６進カウンタ５１の設定内容は、ペース表示
部２４に「PACE1」「PACE2」……のように表
示される。上記６進カウンタ５１の設定内容は、
デコーダ４４へ送られるが、スタート前はフリツ
プフロツプ４８からデコーダ４４に“０”信号が
与えられているので、デコーダ４４は非動作状態
にある。さらに、インターバルトレーニングのよ
うな途中で一定時間休む場合は、モードキーによ
りストツプ時間セツトカウンタ１７を指定してそ
の内容をペース表示部２４に読出し、任意の休み
時間例えば５分間をカウンタ１７にセツトする。

上記のようにして設定操作を行なつた後、ペー
スモードに切換える。そして、走行を開始する際
にスタート／ストツプキーを操作する。このスタ
ート／ストツプキーの操作により、制御回路１２
からタイマ回路１５及びペース回路１６へスター
ト指令が送られる。タイマ回路１５は、上記スタ
ート指令により第４図ａに示すようにタイマ動作
を開始する。すなわち、タイマ回路１５は、予め
設定された値から１分信号に同期して順次カウン
トダウン動作し、その“１”信号をアンド回路２
５へ出力する。また、ペース回路１６は、上記ス
タート指令により第２図におけるフリツプフロツ
プ４８が反転動作し、そのＱ側出力が“１”とな
つてアンド回路４６のゲートを開くと共にデコー
ダ４４にイネーブル信号Ｅを与える。上記アンド
回路４６のゲートが開かれると、発振／分周ブロ
ツク２１から送られてきている例えば１Hzの信号
が時間計測カウンタ４７へ入力され、計時動作が
開始される。この時間計測カウンタ４７の計測内
容は、６進カウンタ５１の内容と共に表示回路１
４へ送られ、第３図ｂに示すようにペース表示部
２４に表示される。この場合、時刻表示部２３に
は現在時刻が引続き表示される。また、上記デコ
ーダ４４は、フリツプフロツプ４８からイネーブ
ル信号が与えられることによつて動作し、６進カ
ウンタ５１のカウント内容をデコードしてアンド
回路４２ａ〜４２ｅの何れかを選択指定する。今
例えば６進カウンタ５１の内容が「２」に設定さ
れているとすれば、デコーダ４４の出力端子
「２」から“１”信号が出力され、アンド回路４
２ｄのゲートが開かれる。このためアンド回路４
２ｄは、ペース信号発生回路４１から出力されて
いる。₄のペース（160P／Min）で、音程信号発
生回路４３からの「フア」の音程信号C₄を出力
する。この「フア」の音程を持つ₄のペース信号
は、アンド回路４２ｄからオア回路４５を介して
第１図のアンド回路２６へ出力される。このアン
ド回路２６は、フリツプフロツプ３８の出力によ
つてゲート制御されるが、このフリツプフロツプ
３８は通常Ｑ側出力端から“１”信号が出力され
ているので、上記ペース回路１６から出力される
ペース信号は、第４図ｇに示すようにアンド回路
２６より出力され、さらにアンド回路２５を介し
て発音体駆動回路２７へ送られる。従つて発音体
駆動回路２７は、「フア」の音程を持つ₄
（160P／Ｍ）のペース信号でスピーカ２８を駆動
し、ペース音を出力する。しかして、このペース
音の発生と共に走行を開始すると、ラン／ストツ
プ検出器１９がその走行を検出し、その信号をラ
ン／ストツプ検出回路２０へ与える。このラン／
ストツプ検出回路２０は、ラン／ストツプ検出器
１９からの信号に応じてラン状態では第４図ｃに
示すように“１”信号を出力する。この“１”信
号は、基本時計カウンターブロツク１３からのク
ロツクφに同期してフリツプフロツプ３０，３１
に順次読込まれる。フリツプフロツプ３０に
“１”が読込まれた時点でノア回路３３の出力が
“１”となり、フリツプフロツプ３４がリセツト
されてアンド回路３５のゲートを閉じる。

しかして、上記の状態において、途中休憩のた
めに走行を停止すると、この状態をラン／ストツ
プ検出器１９が検出し、その検出信号をラン／ス
トツプ検出回路２０に与える。このラン／ストツ
プ検出回路２０は、ラン／ストツプ検出器１９か
らの信号により“０”信号を出力する。この
“０”信号はクロツクφに同期してフリツプフロ
ツプ３０に読込まれる。この結果、フリツプフロ
ツプ３０の側出力が“１”となり、アンド回路
３２に入力される。この時点ではフリツプフロツ
プ３１のＱ側出力が“１”に保持されているの
で、アンド回路３２の出力が第４図ｄに示すよう
に“１”となる。このアンド回路３２の出力は、
オア回路３７を介してフリツプフロツプ３８へ送
られ、このフリツプフロツプ３８を反転する。こ
のためフリツプフロツプ３８のＱ側出力が“０”
となり、第４図ｆに示すようにアンド回路２６の
ゲートを閉じる。従つてペース回路１６から発音
体駆動回路２７へのペース信号の出力が禁止さ
れ、第４図ｇに示すようにペース音の発生が停止
する。また、上記アンド回路３２の出力によつて
フリツプフロツプ３４がセツトされ、そのＱ側出
力が“１”となつて、アンド回路３５のゲートを
開く。このため基本時計カウンターブロツク１３
からの１分キヤリー信号がアンド回路３５を介し
てストツプ時間カウンタ１８へ送られるようにな
り、ストツプ時間カウンタ１８が計時動作を開始
する。そして、この時計動作により、ストツプ時
間カウンタ１８の内容がストツプ時間セツトカウ
ンタ１７のセツト内容に等しくなると、一致検出
回路３６から第４図ｅに示すように一致検出信号
が出力され、オア回路３７を介してフリツプフロ
ツプ３７を反転動作させる。このためフリツプフ
ロツプ３８のＱ出力が再び、“１”となつてアン
ド回路２６のゲートを開く。従つてペース回路１
６から出力されるペース信号が、アンド回路２
６，２５を介して発音体駆動回路２７へ送られ、
ペース音の発生動作が再開される。これにより使
用者は休み時間が経過したことを知り、上記ペー
ス音に合わせて走行を開始する。この走行はラ
ン／ストツプ検出器１９により検出されてラン／
ストツプ検出回路２０の出力が“１”となり、ク
ロツクφに同期してフリツプフロツプ３０，３１
に読込まれる。この場合、上記したようにフリツ
プフロツプ３０に“１”が読込まれた時にフリツ
プフロツプ３０の側出力及びフリツプフロツプ
３１のＱ側出力が共に“０”となり、ノア回路３
３の出力が“１”となつてフリツプフロツプ３４
をリセツトする。このためフリツプフロツプ３４
の出力が“０”となり、アンド回路３５のゲート
を閉じてストツプ時間カウンタ１８への入力を禁
止する。また、このストツプ時間カウンタ１８の
内容は、一致検出回路３６から一致信号が出力さ
れた後、制御回路１２からの信号によりクリアさ
れる。以上の動作は、第４図に示すように使用者
が休憩する毎に繰返される。

しかして、タイマ回路１５に設定された時間が
経過すると、タイマ回路１５の出力が第４図ａに
示すように“０”となつてアンド回路２５のゲー
トを閉じる。このためペース回路１６から発音体
駆動回路２７へのペース信号の出力が禁止され、
ペース音の発生が停止する。このペース音の停止
により、予め設定した時間が経過したことを使用
者に知らせる。これにより使用者はジヨギングを
終了し、スタート／ストツプキー操作する。この
キー操作により制御回路１２からペース回路１６
へストツプ信号が送られ、フリツプフロツプ４８
が反転してアンド回路４６のゲートを閉じ、時間
計測カウンタ４７の計測動作を停止する。この状
態でリセツトキーを操作すると、制御回路１２か
らペース回路１６にリセツト信号が送られ、アン
ド回路４９を介して時間計測カウンタ４７の内容
がリセツトされる。なお、走行途中等でペース周
期を変更したい場合は、スタート／ストツプキー
を操作してペース回路１６内のフリツプフロツプ
４８を反転して計時動作を停止し、この状態で周
期選択キーを操作して６進カウンタ５１の内容を
変更する。そして、内容変更後、スタート／スト
ツプキーを操作することにより、フリツプフロツ
プ４８が反転して計時動作が再開されると共にデ
コーダ４４が動作し、６進カウンタ５１の内容に
応じてアンド回路４２ａ〜４２ｅを選択し、所定
の音程を持つペース信号をオア回路４５を介して
出力させる。

なお、上記実施例では、一致検出回路３６の出
力によつてペース音の出力制御を行なうようにし
たが、一致検出回路３６の出力を発音体駆動回路
２７へ印加して単にアラームを鳴らし、ペース音
の発生は手動操作によつて再開するようにしても
よい。また、上記実施例では、休憩中はペース音
の発生を停止するようにしたが、ペース音の発生
を停止することなく、単に休み時間の計測のみを
行なうようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、走行中であ
るか否かを検出する手段を設け、この検出手段の
検出結果に応じてペース音の発生を制御するよう
にしたので、例えば、走るのに疲れて走行を停止
するとペース音の発生がただちに停止出来、ま
た、所定時間後再度ペース音の発生を開始させた
りすることが出来るものであり、時間を気にする
ことなく任意の走行が可能になる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は回路構成図、第２図は第１図におけるペース発
生回路の詳細を示す図、第３図ａ，ｂは表示例を
示す図、第４図は動作を説明するためのタイミン
グチヤートである。１１…キー入力部、１２…制御回路、１３…基
本時計カウンターブロツク、１４…表示回路、１
５…タイマ回路、１６…ペース回路、１７…スト
ツプ時間セツトカウンタ、１８…ストツプ時間カ
ウンタ、１９…ラン／ストツプ検出器、２３…時
刻表示部、２４…ペース表示部、２９…一時停止
計時制御回路、４１…ペース信号発生回路、４３
…音程信号発生回路、４４…デコーダ、４７…時
間計測カウンタ、５１…６進カウンタ。

Claims

【特許請求の範囲】１基準信号に基づいて予め設定した時間間隔の
発音信号を出力するペース回路と、このペース回路から出力される前記発音信号に
より前記時間間隔で発音する発音体と、走行停止時間を記憶するストツプ時間記憶手段
と、走行停止を検出する検出手段と、この検出手段により走行停止が検出されてから
の経過時間を計測するストツプ時間計時手段と、この検出手段により前記走行停止が検出された
際に前記発音体による発音を停止させ、走行停止
後、前記ストツプ時間計時手段によつて計測され
る経過時間が前記ストツプ時間記憶手段に記憶さ
れた時間となつた際に前記発音体による発音を再
開させる発音制御手段と、を具備したことを特徴とするペースメーカ。