JPH0442397B2 - - Google Patents

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JPH0442397B2
JPH0442397B2 JP60103486A JP10348685A JPH0442397B2 JP H0442397 B2 JPH0442397 B2 JP H0442397B2 JP 60103486 A JP60103486 A JP 60103486A JP 10348685 A JP10348685 A JP 10348685A JP H0442397 B2 JPH0442397 B2 JP H0442397B2
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JP
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thiadiazine
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JP60103486A
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Yasuhiko Kawashima
Hisashi Ishikawa
Shuji Kida
Takako Tanaka
Kosaku Masuda
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/36Couplers containing compounds with active methylene groups
    • G03C7/38Couplers containing compounds with active methylene groups in rings
    • G03C7/381Heterocyclic compounds

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[技術分野] 本発明は、1,2,4−トリアゾロ[3,4−
b]−1,3,4−チアジアジン系化合物の製造
方法に関し、更に詳しくは2−ヒドロジノ−6H
−1,3,4−チアジアジン系化合物を出発原料
として高収率に1,2,4−トリアゾロ[3,4
−b]−1,3,4−チアジアジン系化合物を製
造する方法に関するものである。 [従来技術] 1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]−1,
3,4−チアジアジン系化合物は写真用カプラ
ー、特にマゼンタカプラーの中間体として有用な
化合物で、例えばリサーチ・デイスクロジヤー
(Research Disclosure)、124巻、12443に1,
2,4−トリアゾロ[3,4−b]−1,3,4
−チアジアジン系化合物を窒素雰囲気下にドデカ
ン溶媒中で加熱することにより写真用マゼンタカ
プラーである1H−ピラゾロ[3,2−c]−1,
2,4−トリアゾール系化合物を製造する方法が
開示されている。 1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]−1,
3,4−チアジアジン系化合物が1−アミノ−2
−メルカプト−1,3,4−トリアゾール類(ハ
ンス・バイヤー(Hans Beyer)等によりチオカ
ルボヒドラジドとカルボン酸誘導体から得られる
ことがアンナーレン・デア・ヘミー・ウント・フ
アーマシー(Ann.)、637巻、135〜145頁(1960
年)に記載)とα−ハロケトン類との反応により
合成されることは、ウエストハル(Westphal)
等によりツアイトシユリフト・ヒユル・ヘミー
(Z.Chem.)、9巻、111頁(1969年)に報告され
ている。しかし、この方法は1,3,4−トリア
ゾール類を得るためにチオカルボヒドラジドとカ
ルボン酸誘導体を無溶媒中で反応させる必要があ
り、そのためカルボン酸誘導体が液体である時の
み有効で固体同士の反応には適用できないという
重大な欠点を有していた。 また酸ハロゲン化物とヒドラジンとの反応で得
られるヒドラジド誘導体に二硫化炭素、沃化メチ
ルを反応させ更にヒドラジンを反応させることに
より1−アミノ−2−メルカプト−1,3,4−
トリアゾール類を合成する方法がホガース
(Hoggarth)等によりジヤーナル・オブ・ザ・ケ
ミカル・ソサイアテイ(J.Chem.Soc.)、1952年、
4811頁に報告されている。この方法は、酸誘導体
が液体の時のみ合成が可能であるバイヤー等の方
法とは異なり、種々のトリアゾール類の合成が可
能である。よつてα−ハロケトン類との反応で目
的とする1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]
−1,3,4−チアジアジン系化合物を得ること
はできるが、反応工程数が多くコスト的には非常
に不利である。またヒドラジン、二硫化炭素の使
用など環境的、操作的にも問題があり、合成方法
の改良が望まれている。 [発明の目的] 本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは2−ヒドラジノ−6H−
1,3,4−チアジアジン系化合物を出発原料と
して写真用カプラーの中間体として有用な1,
2,4−トリアゾロ[3,4−b]−1,3,4
−チアジアジン系化合物を高収率に製造する方法
を提案することにある。 [発明の要旨] 前記本発明の目的は、下記一般式[]で示さ
れる化合物と下記一般式[]で示される化合物
とを反応させて下記一般式[]で示される1,
2,4−トリアゾロ−[3,4−b]−1,3,4
−チアジアジン系化合物を製造する方法によつて
達成された。 一般式[] [式中、R1は水素原子、アルキル基、シクロア
ルキル基、アリール基またはヘテロ環基を表す。
Aはプロトン酸を表しnは0または正数を表す。 一般式[] R2−Y 式中、R2はアルキル基、シクロアルキル基、
アリール基またはヘテロ環基を表し、Yは−N=
C=O、−CH(OR32または−COZを表す。R3
炭素原子数1〜4のアルキル基を表し、Zは水素
原子、ハロゲン原子、−OSO2R4、−OCOR5または
ヒドロキシ基を表す。R4は水素原子、アルキル
基、アリール基またはヘテロ環基を表し、R5
前記R2と同義の基を表す。 一般式[] 式中、R1およびR2は、それぞれ前記R1および
R2と同義であり、Bは結合手または−NH−を表
す。 [発明の構成] 本発明において一般式[]で示される2−ヒ
ドラジノ−6H−1,3,4−チアジアジン類の
5位のR1は水素原子、アルキル基、シクロアル
キル基、アリール基またはヘテロ環基を表すが
R1で表されるアルキル基としては、具体的にメ
チル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル
基等を挙げることができる。 R1で表されるシクロアルキル基としては、例
えばシクロプロピル基、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基等を挙げることができる。 R1で表されるアリール基としては、フエニル
基、ナフチル基等が挙げられる。 またR1で表されるヘテロ環基としては、例え
ばピリジル基、チエニル基、フリル基等を挙げる
ことができる。 Aで表されるプロトン酸としては広範囲の有機
酸、無機酸が用いられるが、好ましいプロトン酸
としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、酢
酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸、ピロメリテイツク酸等を挙げることができ
る。 本発明で用いられる一般式[]で示される化
合物の具体例を以下に示すが本発明はこれに限定
されない。 これらの化合物はバイヤー(Beyer)等により
ケミカル・ベリヒテ(Chem.Ber )、87巻、
1401頁(1954年)に報告された方法に準じて合成
した。 一般式[]で示される化合物のR2はアルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基またはヘテ
ロ環基を表すが、R2で表されるアルキル基とし
ては、好ましくは炭素原子数1〜30の直鎖または
分岐のアルキル基、例えば、メチル基、エチル
基、イソプロピル基、t−ブチル基、オクチル
基、ドデシル基、テトラデシル基、オクタデシル
基、エイコシル基、トリアコンチル基等を挙げる
ことができる。このアルキル基は置換基を有する
ことができ、置換基としては、ハロゲン原子、ア
リール基、アリールオキシ基、アルキルスルホニ
ル基、アリールスルホニル基、アシルアミノ基、
アルコキシ基、ヒドロキシ基等を挙げることがで
き、このような置換基を有するアルキル基の例と
しては、β−(p−ドデシルオキシフエニルスル
ホニル)エチル基、β−(テトラデシルスルホニ
ル)エチル基、β−(2,4−ジ−t−アミルフ
エノキシ)エチル基等を挙げることができる。 R2で表されるシクロアルキル基としては、シ
クロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基等を挙げることができる。 R2で表されるアリール基としては、具体的に
はフエニル基が挙げられる。このフエニル基は置
換基を有することができ、置換基としては、アル
コキシ基、ハロゲン原子、アルキル基、アミド基
等を挙げることができ、このような置換基を有す
るフエニル基の例としては、p−メトキシフエニ
ル基、ドデシルトキシフエニル基、p−{γ−
(2,4−ジ−t−アミルフエノキシ)ブチリル
アミノ}フエニル基、o−クロロフエニル基、p
−トリル基、メシチル(トリメチルフエニル)基
等を挙げることができる。 R2で表されるヘテロ環基としては、具体的に
はフリル基、ピラニル基、チエニル基、ピリジル
基、2H−ピロリル基等を挙げることができる。 前記R2で表されるアルキル基、シクロアルキ
ル基、アリール基又はヘテロ環基のうち、アルキ
ル基が特に好ましい。 アルキル基のうちでも置換基を有するアルキル
基が特に好ましい。 一般式[]で示される化合物のYは−N=C
=O、−CH(OR32または−COZを表すが、R3
表される炭素原子数1〜4のアルキル基として
は、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ブチ
ル基等を挙げることができる。 −COZのZは水素原子、ハロゲン原子、−
OSO2R4、−OCOR5またはヒドロキシ基を表し、
R4は水素原子、アルキル基、アリール基または
ヘテロ環基を表すが、R4で表されるアルキル基
としては、具体的にメチル基、エチル基、プロピ
ル基等を挙げることができる。R4で表されるア
リール基としては、フエニル基、p−トリル基等
が挙げる。またR4で表されるヘテロ環基として
は、フリル基、ピリジル基等を挙げることができ
る。R5は前記R2と同義の基を表す。 一般式[]で示される化合物のYのうち−
COZが特に好ましい。−COZのうちでも合成経
路、コストの面からZがハロゲン原子であるのが
特に好ましい。 Yが−CH(OR32または−COHの時は、ジヤ
ーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアテイ、パ
ーキン編(J.Chem.Soc.、Perkin Trans.)、
1977年、2047〜2052頁に記載されている方法に準
じて閉環反応を行うことにより1,2,4−トリ
アゾロ[3,4−b]−1,3,4−チアジアジ
ン系化合物を得ることができる。またYが−
COOHの場合にはp−トルエンスルホニレクロ
リド、ジシクロヘキシルカルボジイミド等の脱水
縮合剤を使用してもよい。 次に本発明で用いられる一般式[]で示され
る化合物の具体例を以下に示すが本発明はこれに
限定されない。 −1 C15H31COCl −2 C7H15COOH −3 C30H61COCl −4 C20H41COOH
【式】
【式】 −7 C18H37SO2CH2CH2COCl
【式】 −9 C18H37SCH2CH2COCl
【式】
【式】 【式】
【式】
【式】 −25 (CH33COOCl −31 C15H31CH(OCH32
【式】 −34 C18H37SCH2CH2NCO −35 C15H31NCO
【式】
【式】 前記一般式[]で示される化合物と一般式
[]で示される化合物とから一般式[]で示
される1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]−
1,3,4−チアジアジン系化合物を得る製造方
法は、次に示す反応スキームで表すことができ
る。 この反応において、一般式[]の化合物は一
般式[]の化合物1モル当り0.5〜1.5モルの範
囲である。 実施例でも示すように中間体としてアシル体を
単離することなく直接、目的物である1,2,4
−トリアゾロ[3,4−b]−1,3,4−チア
ジアジン系化合物を得てもよく、また中間体であ
るアシル体を経由した後、ハロゲン化剤、脱水剤
等を用いて閉環反応により得ることもできる。 ハロゲン化剤としては、オキシ塩化燐、三塩化
燐、三臭化燐、塩化チオニル等を代表的化合物と
して挙げることができ、また、その後の閉環反応
を完結させる目的でトリエチルアミン、ピリジ
ン、ナトリウムメチラート、炭酸カリウム等の塩
基を使用することもできる。 同様に脱水閉環剤としては、硫酸、塩化水素、
臭化水素、無水酢酸、五酸化燐、p−トルエンス
ルホン酸等を代表的化合物として挙げることがで
きる。 本発明によつて得られる一般式[]で示され
る化合物の具体例を以下に示すが本発明はこれに
限定されない。 本発明の製造方法により得られる1,2,4−
トリアゾロ[3,4−b]−1,3,4−チアジ
アジン系化合物は、脱硫反応により写真用マゼン
タカプラーとして有用な1H−ピラゾロ[3,2
−C]−1,2,4−トリアゾール系化合物に誘
導できる。 このマゼンタカプラーは従来4−カルボアルコ
キシ−5−ヒドラジノ−3−メチル−1H−ピラ
ゾール類とアルデヒド類との反応で得られるヒド
ラゾン類(バイヤー(Beyer)等;ケミカル・ベ
リヒテ(Chem.Ber.)、89巻、2550頁(1956年))
を酸化的に閉環(ベイレイ(Bailey)等;ジヤ
ーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイアテイ、パ
ーキン編(J.Chem.Soc.、Perkin Trans.)
1977年、2047頁)後、濃硫酸中で加水分解(サン
ドストロム(Sandstrom)等;アクタ・ヘミカ・
スカンジナビカ・Bシリーズ(Act.Chem.Scand.
Ser.B)、16巻、2395頁(1962年))し、ジメチル
アニリン中で加熱して脱炭酸(Beiley等;J.
Chem.Soc.前出)を行うことにより合成された。 しかし、この方法では4−アルコカルボキシ−
5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール類の3位はメ
チル基に限られ、2級または3級アルキル基を導
入しようとしても相当する4−アルコカルボキシ
−5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール類が非常に
微量にしか或いは全然合成できない欠点があつ
た。 また従来技術で記述したように、1−アミノ−
2−メルカプト−1,3,4−トリアゾール類と
α−ハロケトン類とからの1,2,4−トリアゾ
ロ[3,4−b]−1,3,4−チアジアジン系
化合物の合成もコスト面、環境面で多くの問題が
あつた。 本発明により、反応工程数を大巾に短縮し、し
かも従来合成が実質的に不可能、あるいは可能で
も非常に低収率、高コストであつた写真用カプラ
ーの工業的製造が可能になつたと云える。 [実施例] 以下に本発明の具体的実施例および写真用カプ
ラーの合成例を記載するが本発明はこれに限定さ
れない。 合成例 1 (例示化合物−8の合成) 2−ヒドラジノ−5−メチル−1,3,4−チ
アジアジン・塩酸塩18.1gとアセトニトリル100
mlの混合物を加熱し、還流下2,4−ジ−t−ア
ミルフエノキシ酢酸クロリド31.1gを滴下する。
滴下後更に5時間還流する。放冷して析出する固
体を集する。得られた3−{(2,4−ジ−t−
アミル)フエノキシメチル}−6−メチル−1,
2,4−トリアゾロ[3,4−b]−1,3,4
−チアジアジン塩酸塩をメタノール100mlに懸濁
し、ナトリウムメチラートの28%メタノール溶液
19.3gを滴下し、得られた固体をエタノールより
再結晶し目的物22.8g(57%)を得た。融点72〜
75℃ 元素分析値(C22H32N4OS) 計算値(%) C:65.96 H:8.05 N:13.99
S:8.00 実測値(%) C:65.88 H:7.98 N:14.12
S:7.96 を支持した。 合成例 2 (例示化合物−57の合成) 5−t−ブチル−2−ヒドラジノ−1,3,4
−チアジアジン・臭化水素酸塩200gとアセトリ
ル1400mlを混合し加熱還流下にパルミチン酸クロ
リド227.1gを滴下し、更に6時間還流する。放
冷して析出する6−t−ブチル−3−ペンタデシ
ル−1,2.4−トリアゾロ[3,4−b]−1,
3,4−チアジアジン・臭化水素酸塩を集す
る。これをメタノール1500mlに懸濁し、ナトリウ
ムメチラートの28%メタノール溶液120gを滴下
し、得られた固体をエタノールより再結晶し目的
物134g(43.7%)を得た。融点60〜65℃ 元素分析値(C23H42N4S) 計算値(%) C:67.93 H:10.41 N:13.78
S:7.88 実測値(%) C:67.87 H:10.35 N:13.89
S:7.82 合成例 3 (例示化合物−58の合成) (1) 5−t−ブチル−2−ヒドラジノ−1,3,
4−チアジアジン・臭化水素酸塩7.6gとアセ
トリル100mlに分散したものに撹拌下トリエチ
ルアミン5.8gを室温で滴下し均一溶液を得た。
次にオクタン酸クロリド30.4gを室温で滴下し
更に1時間撹拌し、析出する固体を集し、5
−t−ブチル−2−オクタノイルヒドラジノ−
1,3,4−チアジアジン4.0g(45%)を得
た。 融点138〜142℃ 元素分析値(C15H28N4OS) 計算値(%) C:57.66 H:9.03 N:
17.93 S:10.26 実測値(%) C:57.61 H:8.97 N:
17.88 S:10.31 (2) (1)で得られたアシル体2.5gをトルエン100ml
に溶解し、オキシ塩化燐1.3gを滴下した後2
時間加熱還流する。トルエンを減圧留去し、ア
セトニトリル100mlとピリジン1.6gを加え1時
間加熱撹拌する。アセトニトリルを減圧留去
し、残渣に水と酢酸エチルを加え分液斗で分
液し、水層を傾斜法で除く。酢酸エチル層より
酢酸エチルを減圧留去し、残渣をカラムクロマ
トグラフイで分離後エタノールより再結晶し目
的物1.3g(55.2%)を得た。融点54〜56℃ 元素分析値(C15H26N4S) 計算値(%) C:61.18 H:8.90 N:
19.03 S:10.89 実測値(%) C:61.14 H:8.86 N:
18.98 S:10.94 合成例−2で得た6−t−ブチル−3−ペンタ
デシル−1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]
−1,3,4−チアジアジン120gをn−ドデカ
ン1200mlと混合し、6時間加熱還流させる。反応
液はn−ドデカンを減圧留去し残渣をカラムクロ
マトグラフイで分離精製、更にn−ヘキサンより
再結晶し白色結晶16.5gを得た。この結晶をクロ
ロホルム100mlと混合し、氷冷撹拌しながらN−
クロロコハク酸イミド5.87gを加える。反応液に
水を加え水溶性副成物を水層に抽出する。クロロ
ホルム層は溶媒を留去し、残渣をヘキサンより再
結晶し目的とする6−t−ブチル−7−クロロ−
3−ペンタデシル−1H−ピロゾロ[3,2−C]
−1,2,4−トリアゾール11.3g(9.6%)を
得た。融点81〜83℃ 元素分析値(C23H41ClN4) 計算値(%) C:67.53 H:10.10 Cl:8.67
N:13.70 実測値(%) C:67.42 H:10.01 Cl:8.63
N:14.81 FDマスクペクトル値(40g)も上記構造を支
持した。 合成例1で得た3−(2,4−ジ−t−アミル
フエノキシ)メチル−6−メチル−1,2,4−
トリアゾロ[3,4−b]−1,3,4−チアジ
アジン20gをn−ドデカン200mlと混合し、5.5時
間加熱還流させる。n−ドデカンを減圧留去し残
渣をカラムクロマトグラフイで精製後アセトニト
リルより再結晶し白色結晶3.8gを得た。この結
晶をクロロホルム40mlと混合し、氷冷撹拌下にN
−クロロコハク酸イミド1.4gを加える。反応液
に水を加え水溶性副成物を水層に抽出する。クロ
ロホルム層は溶媒を留去し、残渣をアセトニトリ
ルより再結晶し目的とする7−クロロ−3−(2,
4−ジ−t−アミルフエノキシ)メチル−6−メ
チル−1H−ピラゾロ[3,2−C]−1,2,4
−トリアゾール3.3g(16.4%)を得た。融点124
〜126℃ 元素分析値(C22H31ClN4O) 計算値(%) C:65.57 H:7.75 Cl:8.80
N:13.90 実測値(%) C:65.63 H:7.70 Cl:8.82
N:14.01 FDマススクペクトル値(402)も上記構造を支
持した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式[]で示される化合物と下記一
    般式[]で示さるれる化合物とを反応させるこ
    とを特徴とする下記一般式[]で示される1,
    2,4−トリアゾロ[3,4−b]−1,3,4
    −チアジアジン系化合物の製造方法。 一般式[] [式中、R1は水素原子、アルキル基、シクロア
    ルキル基、アリール基またはヘテロ環基を表す。
    Aはプロトン酸を表しnは0または正数を表す。] 一般式[] R2−Y [式中、R2はアルキル基、シクロアルキル基、
    アリール基またはヘテロ環基を表し、Yは−N=
    C=O、−CH(OR32または−COZを表す。R3
    炭素原子数1〜4のアルキル基を表し、Zは水素
    原子、ハロゲン原子、−OSO2R4、−OCOr5または
    ヒドロキシ基を表す。R4は水素原子、アルキル
    基、アリール基またはヘテロ環基を表し、R5
    前記R2と同義の基を表す。] 一般式[] [式中、R1およびR2は、それぞれ前記R1および
    R2と同義であり、Bは結合手または−NH−を表
    す。]
JP60103486A 1985-05-14 1985-05-14 1,2,4−トリアゾロ〔3,4−b〕−1,3,4−チアジアジン系化合物の製造方法 Granted JPS61260085A (ja)

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JP60103486A JPS61260085A (ja) 1985-05-14 1985-05-14 1,2,4−トリアゾロ〔3,4−b〕−1,3,4−チアジアジン系化合物の製造方法

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