JPH0441676Y2 - - Google Patents

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JPH0441676Y2
JPH0441676Y2 JP3416186U JP3416186U JPH0441676Y2 JP H0441676 Y2 JPH0441676 Y2 JP H0441676Y2 JP 3416186 U JP3416186 U JP 3416186U JP 3416186 U JP3416186 U JP 3416186U JP H0441676 Y2 JPH0441676 Y2 JP H0441676Y2
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JP
Japan
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cord
core wire
bushing
insulated core
earphone
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JP3416186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えば、イヤホン、ヘツドホンに使
用されている芯線をチユーブ状の外被シースで被
覆したコードのイヤホン本体との取付構造に関す
るものである。
〈従来の技術〉 一般にイヤホンとかヘツドホンに使用されるコ
ード及びイヤホン本体へのコード取付構造は、第
4図に示すように、コード21として常時しなや
かさを保持し、使用上不便な格納時における折れ
癖が生じにくいように絶縁芯線22の外側にチユ
ーブ状の外被シース23を覆せたコード21が使
用されているが、このコード21をイヤホン内の
変換器26端子に接続し、イヤホンケース24か
ら引き出すためのイヤホンコードの取付構造は前
記コード21の外被シース23の外側にブツシン
グ25を一体成形し、当該ブツシング25をイヤ
ホンケース24に挿入固定してあるが、外部から
の引張り力でシース23内を絶縁芯線22が摺り
抜けて、変換器26端子との接続が引きちぎられ
断線するので、それを防止するために絶縁芯線2
2にイヤホンケース24の内部で、コード21に
結び目27を形成した上で、導線端29を変換器
26端子に接続する構造が採用されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 一方、前記従来例においては、絶縁芯線22に
抜け防止用結び目27を作る手数を要し、イヤホ
ンケース24内に、結び目27を収納するスペー
スを確保する必要があり、そのため第4図に示す
如くイヤホンの小形化、軽量化が阻害され、その
上デザインの立場からも、その設計に制約を受け
て商品価値を損なう等の問題があつた。
そこで、本考案は前記従来例の欠点を除くため
にコードがブツシングを貫通している部位の絶縁
芯線を露出させて、ブツシングを一体成形するこ
とにより絶縁芯線とブツシングを密着させ、コー
ドとブツシングとの結合を強固にして、前記絶縁
芯線の結び目を無くすことにより前記従来例の有
する問題点を解決することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する第1,2図を用いて説明する
と、本考案は、チユーブ状の外被シース3により
複数本の絶縁芯線2を覆つたイヤホンコード1の
先端部、若しくは先端近傍の一部に外被シース3
を除去した絶縁芯線2露出部2aを形成し、当該
露出部2aにおいてブツシング5が絶縁芯線2及
び外被シース3とともに、一体成形され、当該ブ
ツシング5をイヤホンケース4に固定するととも
に、イヤホンケース4内部で、絶縁芯線2の導線
先端9を変換器6端子に接続したものである。
〈作用〉 そして、本考案は前記の手段により、コード1
がブツシング5と一体成形されるとき、その絶縁
芯線2の露出部2aがブツシング5を構成する材
料と密着してコード1とブツシング5とが強固に
固着し、当該ブツシング5をイヤホンケース4に
固定した状態で外部からコード1に張力が印加さ
れても、この張力がブツシング5より内側の絶縁
芯線2に伝達されることはないので、コード1に
前述した従来例の如き結び目等を作る必要はな
く、従つて、イヤホンケース4にも、そのような
結び目の収納スペースを確保する必要もないの
で、結び目を作る手数が省略できるだけでなくイ
ヤホンケース4の設計の自由度が増加し、優れた
デザインとすることができる。
〈実施例〉 以下図面について本考案の実施例を説明する
と、第1,2図は実施例であつて、1は2本の絶
縁芯線2に外被シース3で被覆したイヤホンコー
ドで、このイヤホンコード1のイヤホンとの取付
部位に、外被シース3を切断してずらせる等の方
法で絶縁芯線2の露出部2aを設け、当該露出部
2aにおいてブツシング5がインサート成形によ
り絶縁芯線2及び外被シース3とともに一体成形
されている。従つて、絶縁芯線2は直接にブツシ
ング5と密着し、イヤホンコード1とブツシング
5とは強固に固着されることとなる。
イヤホンコード1と一体成形されたブツシング
5はイヤホンケース4に接着され、絶縁芯線2が
変換器6端子にハンダ付けされて、イヤホンコー
ド1のイヤホン本体への取付けは完了する。
第5図は本考案の別の実施例であつて、前記し
た実施例ではコード1のブツシング5との一体成
形部位の絶縁芯線2露出部2aが一部分であつた
のに対し、コード1先端部の外被シースをすべて
除去して露出部2aとし、絶縁芯線2と外被シー
ス3とともにブツシング5を一体成形した構造で
ある。
本構造においては、絶縁芯線2とブツシング5
との密着面積が大きくコード1に加わる張力に対
し、耐力が大きい特徴を有する。
尚、上記各実施例のコード1の絶縁芯線2は2
本であるが、芯線数はこれに限定されることな
く、3本、4本或いはそれ以上であつても本考案
の構成によつて、その効果を得ることが可能であ
り、本考案の技術範囲に含まれる。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、コードの絶縁
芯線外被とブツシングとが一体的に密着していて
ブツシングとコードとの接合は強固であり、ブツ
シングの内側出口においてコードに張力に対する
耐力を持たせるための結び目を形成する必要がな
くなり、イヤホン製造に対し、コードに結び目を
作る予備加工が不用となる利点を有する。
そして、コードから結び目がなくなるので、イ
ヤホンケース内に結び目を収納するための空間を
確保する必要はなく、デザイン制定に対する制約
がなくなり、第1図の如く第4図の従来例と比較
してイヤホンの外観をコンパクトで優れたものと
することができるので、製造価格の低減と同時に
デザインの優れた商品価値の高い製品を得ること
ができる効果を併せ有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一部欠截断面外形図、第2図
は本考案の要部断面図、第3図はコードの断面
図、第4図は従来例の一部欠截断面外形図、第5
図は本考案の別の実施例の断面図を示す。 1はイヤホンコード、2は芯線、3は外被シー
ス、4はイヤホンケース、5はブツシング、6は
変換器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チユーブ状の外被シース3により複数本の絶縁
    芯線2を覆つたイヤホンコード1の先端部、若し
    くは先端近傍の一部に外被シース3を除去した絶
    縁芯線2露出部2aを形成し、当該露出部2aに
    おいてブツシング5が絶縁芯線2及び外被シース
    3とともに一体成形され、当該ブツシング5をイ
    ヤホンケース4に固定するとともに、イヤホンケ
    ース4内部で絶縁芯線2を変換器6に接続したイ
    ヤホンコード1の取付構造。
JP3416186U 1986-03-10 1986-03-10 Expired JPH0441676Y2 (ja)

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JP3416186U JPH0441676Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JP3416186U JPH0441676Y2 (ja) 1986-03-10 1986-03-10

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JPS62146389U JPS62146389U (ja) 1987-09-16
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008245119A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Kenta Tanaka ケーブル処理装置
JP5041437B2 (ja) * 2008-09-11 2012-10-03 株式会社オーディオテクニカ マイクロホンコードの接続側端部構造
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JP5573574B2 (ja) * 2010-10-08 2014-08-20 ソニー株式会社 音響装置

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JPS62146389U (ja) 1987-09-16

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