JP3070545U - 携帯電話用イヤホ―ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話用のイヤホーンコードを簡略化して
使用でき、なおかつアクセサリーとして楽しめるイヤホ
ーンコードを提供する。 【解決手段】 イヤホーンコード１を形状記憶樹脂２で
被い、渦巻き状にして人形などの形をするアクセサリー
を兼ねた携帯電話用イヤホーンコードで、伸縮を利用し
て使用することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、携帯電話用のイヤホーンコードの形状に係り、とくに使用時、未使 用時の際に好適な携帯電話用イヤホーンコードに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のイヤホーンコードはイヤホーンとマイクとプラグジャックを紐状で接続 していた。

【０００３】 また、コードの中に形状記憶合金線を埋め込んだ物もあったが、これは単なる イヤホーンコードとしての使用だけが目的であった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

これには次のような欠点があった。 形状が紐状なので使用しないときにはコードが乱雑に放置されるか、電話機に 巻き付けたりしていた為に見かけが悪かった。

【０００５】 また、使用する時に巻いたり解いたりしなければならず、煩わしさがあった。

【０００６】 さらに、自動車を運転中に電話がかかってきた時にコードが解けず、交通事故 が起きる危険性があった。

【０００７】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、イヤホーンの使用時には簡単に使用でき、未使用の 時にはコードが乱雑にならずにアクセサリーとして楽しめる携帯電話用のイヤホ ーンコードを提供しようとするものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】 本考案は、イヤホーンコードを形状記憶させて人形の形にして、アクセサリー にすることによって前記課題を解決するための手段とした。

【０００９】

【考案の実施の形態】

使用時には図２のようにイヤホンコード端にあるスピーカー部分を持って伸ば すことによって簡単に使用でき、使用後は手をはなすだけで形状を記憶している ので、もとの人形の形に戻る。

【００１０】

【実施例】

以下、図面について、本考案の一実施例を詳述する。

【００１１】 図１はイヤホーン未使用時のときでアクセサリー状態の外観斜視図であり、図 ２はイヤホーン使用状態を説明する外観斜視図であり、図３はイヤホーンコード の断面図である。

【００１２】 １は本考案のイヤホーンコードであり、２の形状記憶樹脂で被い、渦巻き状の 人形に形成してある。

【００１３】 これを３の携帯電話本体に接続する。その際１のイヤホーン上部に５の取り付 け器具を設け４のストラップ取り付け口に固定する。

【００１４】 これを使用するときは、６のスピーカー部分を持ち、耳まで１のイヤホーンコ ードを伸ばす。そして、使用後は手をはなすだけで復元する力が働くので、もと の人形の形をしたアクセサリーなる。

【００１５】

【考案の効果】

以上のように本考案によれば、イヤホーンコードが容易に使えるので従来のよ うな煩わしさがなくなる。

【００１６】 しかも、使用していないときはアクセサリーとして携帯電話の飾りになってい るのでコードが乱雑にならず見栄えも良い。

【００１７】 なお、本考案のイヤホーンコードに使用する２の形状記憶樹脂は、これに限ら ず、形を記憶するものなら繊維でも合金でもよい。

【００１８】 またイヤホンコードを形状記憶樹脂で被うことに限らず、コードに重ねあわせ ても埋め込んでもよい。

【００１９】 また形は人形でなく車、建物、動植物でも、アクセサリー的な形であればよい 。 着色をしてテレビアニメのキャラクターを用いればいっそう興味をそそることが できる。

【００２０】 さらに携帯電話用イヤホーンに限らず普通のイヤホーンコードでもコード類な らどれでもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図である。

【図２】 本考案の実施例を示す斜視図である。

【図３】 本考案の断面図である。

【符号の説明】

１ イヤホーンコード ２ 形状記憶樹脂 ３ 携帯電話 ４ ストラップ取り付け口 ５ 取り付け器具 ６ スピーカー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 イヤホーンコード１を形状記憶樹脂２で
   被い、渦巻き状にして人形の形にした、アクセサリーと
   して兼用することを特徴とする携帯電話用イヤホーンコ
   ード。