JPH044152Y2 - - Google Patents

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JPH044152Y2
JPH044152Y2 JP166685U JP166685U JPH044152Y2 JP H044152 Y2 JPH044152 Y2 JP H044152Y2 JP 166685 U JP166685 U JP 166685U JP 166685 U JP166685 U JP 166685U JP H044152 Y2 JPH044152 Y2 JP H044152Y2
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JP
Japan
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curtain
shutter
pipe
winding drum
connecting link
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JP166685U
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JPS61117895U (ja
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] スラツトをインターロツク結合してなるスラツ
トカーテン部の上方に、排煙機能を有するパイプ
カーテン部を連設してなる排煙シヤツターの上部
パイプシヤツターのパイプを結合するパイプ用の
リンクに関する。
[従来技術および考案が解決しようとする課題] 建物の出入口等の開口部に建付けられる建築用
シヤツターのなかには、スラツトをインターロツ
ク結合してなるスラツトカーテン部の上方に、パ
イプを連結リンクを用いて並列状に連結してなる
パイプカーテン部を連設し、このパイプカーテン
部から排煙できるようにした排煙シヤツターが知
られている。
そして、この様な排煙シヤツターのシヤツター
カーテンが巻取りドラムに巻装される場合、先行
して巻取られたパイプカーテン部の外側にスラツ
トカーテン部が重なるようにして巻取られること
になる。ところでパイプカーテン部においてパイ
プ同志を連結する連結リンクには、第1図に示す
如く、パイプaが貫通するための環部cがあり、
そしてパイプカーテン部は、この環部cがコーナ
ーとなるようにして巻取りドラムに巻装されるこ
とになる。このため、パイプカーテン部の外側に
スラツトカーテン部が巻装される場合、環部cが
スラツトカーテン部に当たり、これによつてスラ
ツトdが変形したり傷ついたりするという問題が
ある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記の実情に鑑みこれらの欠点を一掃
することができる排煙シヤツターにおけるシヤツ
ターカーテンの緩衝体構造を提供することを目的
として創案されたものであつて、巻取りドラムに
巻装されるシヤツターカーテンを、複数のスラツ
トをインターロツク結合によつて一連状に連結し
てなるスラツトカーテン部の上方に、複数のパイ
プを連結リンクを介して並列状に連結してなるパ
イプカーテン部をさらに連設して形成し、該パイ
プカーテン部から排煙できるように構成してなる
排煙シヤツターにおいて、前記パイプカーテン部
の連結リンクには、パイプ同志を連結する上下環
部のあいだに位置して緩衝体を設けると共に、該
緩衝体は、シヤツターカーテンが巻取りドラムに
巻装された状態で、巻取りドラムのドラム中心か
らの距離が、連結リンクのドラム中心から環部外
径端までの距離よりも大きくなるよう外端縁部が
外径方向に向けて突出せしめてあることを特徴と
するものである。
そして本考案は、この構成によつて、パイプカ
ーテン部によつてスラツトカーテン部が傷付いて
しまうことを確実に防止できるようにしたもので
ある。
[実施例] 次に、本考案成を図面に示された実施例に基づ
いて説明する。ここで、1はシヤツターカーテン
であつて、該シヤツターカーテン1は、複数本の
パイプ2を連結リンク3を介して並列状に連結し
たパイプカーテン部Aと、多数枚のスラツト4を
インターロツク接続したスラツトカーテン部Bと
を上下に連設して形成されるものであり、そして
シヤツターカーテン1は、開口部6の上方に配設
のシヤツターケース5内に設けた巻取りドラム1
2に巻装され、開口部6の左右に縦設した案内レ
ール7,7に案内されることで上下開閉作動をす
るようになつていること等は何れも従来通りであ
る。
前記パイプカーテン部Aを構成する連結リンク
3の上下両端部には二個および一個の環部8がそ
れぞれ形成されており、そして隣接する連結リン
ク3同志は、図示されるように上側連結リンク3
の一個の下側環部8が、下側連結リンク3の左右
二個の上側環部8のあいだに嵌合する状態で、パ
イプ2が環部8を左右方向に貫通するように組込
まれることで複数本のパイプ2が並列状に連結さ
れ、これによつて排煙可能なパイプカーテン部A
が形成されている。一方、スラツトカーテン部B
は、上下縁部が互いに揺動自在にインターロツク
結合された複数のスラツト4によつて構成されて
いる。
扨、前記連結リンク3には、上下環部8のあい
だに位置して、上下方向に長い貫通孔9が穿設さ
れており、この貫通孔9に、外周に嵌込み溝10
を設けた難燃性、自己消化性等の材料例えばゴム
等からなる緩衝体11を着脱可能に嵌着してあ
る。そしてこの緩衝体11は、第5図に示される
ようにシヤツターカーテン1が巻取りドラム12
に巻装された状態で、巻取りドラム12のドラム
中心Oから外径端縁部までの距離R2が、連結リ
ンク3のドラム中心Oから環部8の外径端までの
距離R1よりも大きくなる(R2>R1)となるよう
外径方向に向けて突出せしめられており、これに
よつて環部8が、スラツトカーテン部Bのスラツ
ト4に直接接触するのを回避するように設定され
ている。
叙述のごとく構成された本考案の実施例におい
て、シヤツターカーテン1が巻取りドラム12か
ら巻き降ろされて全閉状態になつた状態で、上側
のパイプカーテン部Aによつて排煙(通気および
採光も可能である)することができるものである
が、このものを巻取りドラム12に巻取つた場
合、パイプカーテン部Aは連結リンク3の環部8
がコーナー状になるが、これがその外側に巻装さ
れるスラツトカーテン部Bのスラツト4に当たる
ことは確実に回避される。つまり、連結リンク3
には緩衝体11が設けられているが、この緩衝体
11は、前述したように、シヤツターカーテン1
が巻取りドラム12に巻装された状態で、ドラム
中心Oから環部8の外径端までの距離R1よりも、
ドラム中心Oから緩衝体11の外径端までの距離
R2の方が大きいため、パイプカーテン部Aの外
側に重なるようにして巻装されるスラツトカーテ
ン部Bは、緩衝体11に接当支持される状態で巻
装されることになつて、従来のようにスラツト4
が環部8に接触することがない。この結果、従来
のようにスラツト4が環部8によつて変形したり
傷付けられたりすることから確実に回避されるこ
とになる。
しかもこのものでは、緩衝体11が連結リンク
3に穿設した貫通孔9に着脱自在に取付けられて
いるから、緩衝体11が劣化したような場合に
は、これを直ちに交換できるという利点があつて
都合が良い。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、シヤツターカーテンが全閉状態
に降ろされた場合、上側のパイプカーテン部によ
つて排煙できるものであるが、これが巻取りドラ
ムに巻取られた場合、連結リンクのドラム中心か
ら環部外径端までの距離よりも、ドラム中心から
緩衝体の外端縁部までの距離の方が大きいため、
連結リンクの環部がコーナー状になつても、これ
がその外側に重なるように巻装されるスラツトカ
ーテン部のスラツトに当たることは確実に回避さ
れて、スラツトカーテン部は、外径側にある緩衝
体に接当支持される状態で巻装することになつ
て、従来のようにスラツトが環部に接触すること
がない。この結果、従来のようにスラツトが環部
に当つてよつて変形したり傷付けられたりするこ
とから確実に回避されることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、排煙シヤツターにおけるシヤツターカ
ーテンの緩衝体構造の一実施例を示したもので、
第1図は従来の排煙シヤツターのシヤツターカー
テンを巻取りドラムに巻装した状態を示す作用説
明図、第2図は排煙シヤツターの斜視図、第3図
は本考案の連結リンクを用いたパイプカーテン部
の一部拡大正面図、第4図は連結リンクの分解斜
視図、第5図は本考案が実施されたシヤツターカ
ーテンを巻取りドラムに巻装した状態を示す作用
説明図である。 1はシヤツターカーテン、2はパイプ、3は連
結リンク、4はスラツト、5はシヤツターケー
ス、6は開口部、7は案内レール、8は環部、9
は貫通孔、10は嵌込み溝、11は緩衝体、12
は巻取りドラム、Aはパイプカーテン部、Bはス
ラツトカーテン部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 巻取りドラムに巻装されるシヤツターカーテ
    ンを、複数のスラツトをインターロツク結合に
    よつて一連状に連結してなるスラツトカーテン
    部の上方に、複数のパイプを連結リンクを介し
    て並列状に連結してなるパイプカーテン部をさ
    らに連設して形成し、該パイプカーテン部から
    排煙できるように構成してなる排煙シヤツター
    において、前記パイプカーテン部の連結リンク
    には、パイプ同志を連結する上下環部のあいだ
    に位置して緩衝体を設けると共に、該緩衝体
    は、シヤツターカーテンが巻取りドラムに巻装
    された状態で、巻取りドラムのドラム中心から
    の距離が、連結リンクのドラム中心から環部外
    径端までの距離よりも大きくなるよう外端縁部
    が外径方向に向けて突出せしめてあることを特
    徴とする排煙シヤツターにおけるシヤツターカ
    ーテンの緩衝体構造。 2 前記緩衝体は、連結リンクに形成した貫通孔
    に着脱自在に取り付けられていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の排煙
    シヤツターにおけるシヤツターカーテンの緩衝
    体構造。
JP166685U 1985-01-10 1985-01-10 Expired JPH044152Y2 (ja)

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JPS61117895U JPS61117895U (ja) 1986-07-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748957Y2 (ja) * 1988-10-12 1995-11-08 三和シャッター工業株式会社 排煙型パネルシャッター

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JPS61117895U (ja) 1986-07-25

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