JPH0441428Y2 - - Google Patents

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JPH0441428Y2
JPH0441428Y2 JP1984042680U JP4268084U JPH0441428Y2 JP H0441428 Y2 JPH0441428 Y2 JP H0441428Y2 JP 1984042680 U JP1984042680 U JP 1984042680U JP 4268084 U JP4268084 U JP 4268084U JP H0441428 Y2 JPH0441428 Y2 JP H0441428Y2
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alarm
receiver
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infrared rays
signal
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JP1984042680U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は盗難を防止する為の警報装置に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来において、盗難を防止する為のこの種の警
報装置として、赤外線を発する発光体とその赤外
線を受光する受光体とを同一筐体内に設けた発・
受光器と、この発・受光器の発光体からの赤外線
を反射し受光体に供給する反射器との間に赤外線
を展張し、この赤外線を遮つた時に警報を発する
ものがすでに一般に用いられている。
しかしながら、このような従来の警報装置にお
いては、展張された赤外線を遮る者が侵入者であ
ろうとなかろうと無差別に警報を発してしまい、
その信頼性に欠けるものであつた。また、侵入者
以外の者が、例えば管理者、作業者、警備員等が
警報を発することなく発・受光器と反射器との間
を通過する為には、その都度、警報装置の電源を
切らなければならず非常に煩わしいばかりでな
く、再度電源を投入するのを忘れてしまつて警報
不能となることもしばしばあつた。
〔考案の目的及び構成〕
本考案はこのような従来の欠点を解消する為に
なされたもので、その目的とするところは、簡単
な機器構成により、管理者、作業者、警備員等に
大きな負担をかけることなく、しかも信頼性の高
い警報装置を提供することにある。
このような目的を達成する為に本考案は、展張
した赤外線が遮られたとき警報信号を出力する赤
外線検知手段と、赤外線検知手段からの警報信号
が入力されたとき警報を発する警報手段とを備え
た警報装置において、その頂角を可変することが
可能な円錐形のホーンの中心部に電歪素子を備
え、前記赤外線が展張された領域を含む所定範囲
からの超音波を受信する超音波受信器と、この超
音波受信器が特定の周波数の超音波を受信したと
き、警報手段への警報信号の入力を禁止する警報
入力禁止手段と、押しボタンによる手動操作自動
復帰形の停止スイツチと、この停止スイツチをオ
ンする毎にその出力状態が交互に反転し、第1の
状態から反転した第2の状態にあるとき、超音波
受信器での特定周波数の超音波受信に拘らず、警
報手段への警報信号の入力を禁止するフリツプフ
ロツプ回路とを設けたものである。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案による警報装置を
詳細に説明する。第1図は本考案に係る警報装置
の一実施例の構成を示すブロツク図である。図に
おいて1は、赤外線を発する発光体とその赤外線
を受光する受光体とを同一筐体内に設けた発・受
光器2と、この発・受光器2の発光体からの赤外
線を反射し受光体に供給する反射器3とから構成
される赤外線検知手段で、電源を投入することに
より発・受光器2と反射器3との間に赤外線4が
展張されるようになされており、この赤外線を遮
ることにより、発・受光器2から「1」レベルの
警報信号を後述する警報信号選択回路10に出力
するようになつている。5は「1」レベルの警報
信号が入力されると作動するカメラ6とブザー7
とにより構成される警報手段であり、8は赤外線
検知手段1に展張された赤外線4の領域を含む所
定範囲からの超音波を受信し、警報信号選択回路
10に信号を出力する超音波受信器である。この
超音波受信器8は高感度で効率良く超音波を受信
できるように円錐形のホーンの中心部に電歪素子
をそなえている。9は押しボタンによる手動操作
自動復帰形の停止スイツチであり、押しボタンを
押圧することにより警報信号選択回路10に信号
を出力するようになつている。前述の警報信号選
択回路10は、超音波受信器8から入力される特
定の周波数の信号を選択増幅し出力する選択増幅
器11と、この選択増幅器11から出力される信
号を入力して「1」レベルの信号を出力するとと
もに、超音波受信器8からの受信状態が悪くて入
力信号が一時途絶えたとしても「1」レベルの出
力信号を所定時間保持するタイマ回路12と、停
止スイツチ9をオンする毎に出力信号が交互に
「0」、「1」のレベルに反転するフリツプ・フロ
ツプ回路13と、タイマ回路12とフリツプ・フ
ロツプ回路13からの出力信号を入力とする
NORゲート14と、赤外線検知手段1とNORゲ
ート14からの出力信号を入力とし警報手段5へ
警報信号を出力するANDゲート15とにより構
成されている。
以下、このように構成された本考案の警報装置
の動作を説明する。まず、電源を投入することに
より赤外線検知手段1の発・受光器2と反射器3
との間に赤外線4が展張される。そして、通常は
フリツプ・フロツプ回路13の出力信号は「0」
レベルに保持されている。ここで、超音波受信器
8から特定の周波数の超音波が受信されていない
ときは、選択増幅器11、タイマ回路12とも出
力信号は「0」レベルであり、したがつてNOR
ゲート14の出力信号は「1」レベルとなつてい
る。このような状態で赤外線4が遮られると、赤
外線検知手段1からの警報信号は「0」レベルか
ら「1」レベルに変わりANDゲート15を介し
て警報手段5へ入力され、ブザー7が鳴動すると
同時にカメラ6が作動して侵入者を撮影する。次
に、超音波受信器8に特定の周波数の超音波が受
信されると、選択増幅器11によりその特定の周
波数の信号のみが選択増幅されて次段のタイマ回
路12へ送られ、タイマ回路12から「1」レベ
ルの信号が出力されるために、NORゲート14
の出力信号は「0」レベルになりANDゲート1
5に入力される。従つて、赤外線4が遮られて
「1」レベルの警報信号が赤外線検知手段1から
出力されても、ANDゲート15で阻止されて警
報信号「1」は警報手段5へ入力されなくなる。
なお、停止スイツチ9をオンすると、フリツ
プ・フロツプ回路13の出力信号は「0」レベル
から「1」レベルに反転し保持されてNORゲー
ト14に入力される。この結果、NORゲート1
4の出力信号は超音波受信器8に特定の周波数の
超音波が受信されなくても「0」レベルとなり、
従つて赤外線検知手段1から「1」レベルの警報
信号が出力されてもANDゲート15で阻止され
て、警報信号「1」は警報手段5へは入力されな
くなる。そして、再度停止スイツチ9をオンする
ことによりフリツプ・フロツプ回路13の出力は
「0」レベルに反転し保持されてNORゲート14
の出力信号は「1」レベルとなり、ANDゲート
15における警報信号「1」の阻止は解除され
る。
第2図は宅送便トラツク等の車両にこの警報装
置を備えつけた状態を示す斜視図であり、荷物取
出口の側壁の一方には発・受光器2が、そしてこ
の発・受光器2に面対向して他方には反射器3が
夫々固定されており、荷物取出口の天井側には円
錐形のホーンの中心に電歪素子を設けてなる超音
波受信器8とカメラ6とブザー7とが夫々配置さ
れている。超音波受信器8の受信範囲16は、
発・受光器2と反射器3の間に展張される赤外線
4の領域を含む、図に示す一点鎖線の円錐状の範
囲となつている。警報信号選択回路10は図示し
てはいないが任意の場所に設けられており、停止
スイツチ9は侵入者が見つけにくいように車両の
運転席にあるダツシユボードの奥等に備え付けら
れている。そして、電源を投入することにより赤
外線4が発・受光器2の反射器3との間に展張さ
れている。
このような状態で侵入者が荷物取出口から入ろ
うとして展張された赤外線4を遮ると、発・受光
器2から警報信号が発せられ、ブザー7が鳴動し
カメラ6が侵入者を撮影する。
一方、符号17は特定の周波数の超音波を発信
する超音波受信器であり、第3図にその構成のブ
ロツク図を示すように発振器19により特定の周
波数の信号を発振し、増幅器20で増幅して電歪
素子21から特定の周波数の超音波18を発信す
るようになつており、携帯に便利な様に小型・軽
量で、しかも電池で作動するよう構成されてい
る。侵入者以外の者、例えば作業者は、常にこの
超音波受信器17を携帯することによつて、この
車両の荷物取出口から荷物の出し入れを警報を発
することなく行なうことができるようになる。す
なわち、超音波受信器17を携帯した作業者22
が超音波受信器8の受信範囲16に入ると、超音
波発信器17の特定の周波数の超音波が超音波受
信器8により受信され警報信号選択回路10へ送
られてANDゲート15に「0」レベルの信号が
入力される。このため、作業者22が荷物の出し
入れのため赤外線4を遮つても、赤外線検知手段
1からの警報信号「1」はANDゲート15で阻
止されて警報手段5へは入力されないので警報を
発することはない。また、作業者22の姿勢等に
より超音波受信器8に超音波18が受信されにく
く一時的に途絶えたとしても、タイマ回路12が
あるためANDゲート15への出力信号は保持さ
れる。
なお、作業者22が車両の荷物取出口から荷物
の出し入れをしたいにもかかわらず、超音波受信
器17を持ち合わせていない場合、また超音波受
信器17が故障した場合等には、停止スイツチ9
の押しボタンを押圧することにより警報を発する
ことなく荷物の出し入れが可能となる。また、押
しボタンを再度押圧することにより、元の警報を
発する状態に戻すこともできる。これらの押しボ
タンの操作によるフリツプ・フロツプ回路13の
出力状態(警報可能か、警報不能か)を確認する
ために発光ダイオード等の表示器をつけてもよ
い。さらに、一定時間後に自動的に警報不能状態
から警報可能状態に復帰させるようにすれば、停
止スイツチ9の押しボタンを再度押圧するのを忘
れても警報不能の状態のままになつてしまうこと
はない。
なお、上述した実施例において、作業者が車両
の荷物取出口に接近したことを検出する為に超音
波を利用したが、微弱電波の発信による方法や光
発信による方法などが考えられる。しかし微弱電
波の発信による方法の場合は、電波の物理的性質
から極めて指向性が悪くなり遠方に離れていても
受信可能となり、車両の荷物取出口から離れた位
置に発信器があつても警報機能が阻止されてしま
うことになり、信頼性という点からみてその使用
は困難である。また光発信による方法の場合は指
向性は極めて高いが、光には回折作用がなくポケ
ツト等にこの発信器を入れて使用する場合等にお
いては光が遮られてしまい受信の可能性が少な
く、やはりその信頼性に欠けるとともに比較的光
発信に要する電力消費量も大きいために実用上使
用は困難である。これに対して超音波発信による
方法は適当に指向性を有し、しかも回折作用もあ
るので所定の範囲内の超音波のみを確実に受信す
ることができ、その信頼性は大きい。しかも、発
信させるための電力消費量も乾電池1本で長期間
発信を維持できるほど少なくて済み、その経済的
実用価値は高い。
超音波受信器8として円錐形のホーンとした
が、このような形状とすることによつて超音波の
受信範囲を広げることができ、しかも円錐形の頂
角を変化させることにより受信範囲を自由に変え
ることもできる。
なお、警報手段としてカメラ6、ブザー7を使
用したが、これに限定されることはなく警報を与
える手段であればサイレン、ビデオカメラ等のよ
うなものでもよい。
また、車両にこの警報装置を備え付けた例を挙
げたが、必ずしもこれに限定されるものではな
く、侵入口であればいかなる場所にも適用できる
ことはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による警報装置によ
ると、特定の周波数の超音波を超音波受信器で受
信した時は警報機能が働かないので、作業者等に
超音波受信器を携帯させれば侵入者のみに警報が
発せられるようになり、従来のように無差別に警
報を発することはなく信頼性をより向上すること
ができる。
また、作業者等が超音波受信器を携帯すること
によつて、従来のように作業者等が赤外線を遮る
際にその都度警報装置の電源を切る必要もなく、
操作が簡単になるとともに電源の入れ忘れによる
警報不能等の事故を起こすこともない。さらに、
従来の警報装置に超音波受信器と警報信号選択回
路を付加するだけでよく、簡単な機器構成にする
ことができる。
また、ホーンの円錐形状によつて、超音波の受
信範囲を広げることができ、円錐形ホーンの頂角
を変えることにより、受信範囲を自由に変更する
ことができる。
また、停止スイツチをオンとすれば、フリツプ
フロツプ回路の出力状態(第2の状態)に基づ
き、超音波送信器を持たずに赤外線を遮つても警
報が発せられない「警報解除」状況となり、停止
スイツチを再度オンとすれば、フリツプフロツプ
回路の出力状態(第1の状態)に基づき、超音波
送信器を持たずに赤外線を遮ると警報が発せられ
る「警報継続」状況となり、自由にその警報状況
を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る警報装置の一実施例の構
成を示すブロツク図、第2図はこの警報装置を車
両に備え付けた状態を示す斜視図、第3図はこの
警報装置に使用する超音波発信器の構成を示すブ
ロツク図である。 1……赤外線検知手段、5……警報手段、8…
…超音波受信器、9……停止スイツチ、10……
警報信号選択回路、13……フリツプフロツプ回
路、14……NORゲート、15……ANDゲー
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 赤外線を展張し、この赤外線が遮られたとき警
    報信号を出力する赤外線検知手段と、 前記警報信号が入力されたとき警報を発する警
    報手段と、 その頂角を可変することが可能な円錐形のホー
    ンの中心部に電歪素子を備え、前記赤外線が展張
    された領域を含む所定範囲からの超音波を受信す
    る超音波受信器と、 この超音波受信器が特定の周波数の超音波を受
    信したとき、前記警報手段への警報信号の入力を
    禁止する警報入力禁止手段と、 押しボタンによる手動操作自動復帰形の停止ス
    イツチと、 この停止スイツチをオンする毎にその出力状態
    が交互に反転し、第1の状態から反転した第2の
    状態にあるとき、前記超音波受信器での特定周波
    数の超音波受信に拘らず、前記警報手段への警報
    信号の入力を禁止するフリツプフロツプ回路と を備えた警報装置。
JP4268084U 1984-03-27 1984-03-27 警報装置 Granted JPS60158287U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268084U JPS60158287U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4268084U JPS60158287U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 警報装置

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Publication Number Publication Date
JPS60158287U JPS60158287U (ja) 1985-10-21
JPH0441428Y2 true JPH0441428Y2 (ja) 1992-09-29

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ID=30553659

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JP4268084U Granted JPS60158287U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 警報装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333099A (en) * 1976-09-08 1978-03-28 Seiko Instr & Electronics Ltd Alarm device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333099A (en) * 1976-09-08 1978-03-28 Seiko Instr & Electronics Ltd Alarm device

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Publication number Publication date
JPS60158287U (ja) 1985-10-21

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