JP3025758U - 地震警報器付防災具 - Google Patents

地震警報器付防災具

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JP3025758U
JP3025758U JP1995013208U JP1320895U JP3025758U JP 3025758 U JP3025758 U JP 3025758U JP 1995013208 U JP1995013208 U JP 1995013208U JP 1320895 U JP1320895 U JP 1320895U JP 3025758 U JP3025758 U JP 3025758U
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disaster prevention
earthquake
seismic
vibration
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JP1995013208U
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Inventor
昭雄 中井
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昭雄 中井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震が発生した際に即座に防災具の所在場所
が分かるようにすること。 【解決手段】 震動を検出する震動検出部と、この震動
検出部からの出力により動作して警報を発する警報発信
部とからなる地震警報器4を、保護カバー2等に取り付
けて防災具1を構成すると、地震の際に震動検出部が震
動を検出して、警報発信部が警報を発するので、防災具
1の所在場所が即座に分かる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、地震が発生したときに有用な防災具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来より、地震等の災害に備えて、工場や家庭では、ヘルメットや避難袋等の 防災具を常時備えている場合が多い。
【0003】 しかしながら、長い間災害がないと、特に家庭においては、防災具をどこにし まったかを忘れてしまう。特に、地震については、予め知る術がなく突発的に発 生するので、いざ地震が起こるとあわててしまって、防災具の所在場所を思い出 すことができず、避難の際に防災具を使用できない、という問題があった。
【0004】 また、工場などのように防災具の設置場所がきっちりと決められている場合で あっても、夜中に地震が起こって停電になると、防災具の設置場所まで即座にた どり付くことができないので、結局避難の際に防災具を使用できない場合が多い 、という問題もあった。
【0005】 そこで、この考案は、地震が発生した際に即座に防災具の所在場所が分かるよ うにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、震動を検出する震動検出部と、こ の震動検出部からの出力により動作して警報を発する警報発信部とからなる地震 警報器を、防災具に取り付けた。
【0007】 この考案に係る防災具においては、地震が発生すると、震動検出部からの出力 により警報発信部が動作して、警報が発せられるので、この警報の発生場所が防 災具の所在場所となる。
【0008】
【考案の実施の形態】
この考案に係る実施の形態を、添付図面に基づいて説明する。
【0009】 図1に示される防災具1は、地震の際の落下物から人体の頭部と肩部を保護す る保護カバー2と、この保護カバー2の頂部3に固定された地震警報器4とから 成る。
【0010】 この保護カバー2は、本出願人の実用新案登録第3014111号に係るもの であり、湾曲する頂部3と、この頂部3の周縁から外方へ広がるように下方へ一 体に延びる周壁5とで形成されている。また、この保護カバー2の周壁5の前部 には、周壁5を上縁から下縁に亘って切除して形成した窓6が設けられており、 この窓6の上縁には、庇7が取り付けられている。さらに、保護カバー2の内周 面の両側には、この保護カバー2をかぶったときに横ブレを防止するための把持 用のグリップ8がそれぞれ取り付けられている。
【0011】 保護カバー2の頂部3の地震警報器4は、上部が誘導灯PLとなっており、下 端部がブザーユニットBZとなっている。
【0012】 この地震警報器4は、地震が起きると、震動を検出して誘導灯PLを点灯させ 、警報(ブザー)を鳴らす。
【0013】 地震警報器4の実施の一形態を図2に示す。
【0014】 この地震警報器4は、震動を検出して信号を出力する震動検出部9と、この震 動検出部9からの信号を受けて誘導灯PLとブザーユニットBZを動作させる警 報発信部10とからなる。
【0015】 震動検出部9は、図2及び図3に示すように、中央部が円形にくり抜かれた導 電性の角型プレート11と、この角型プレート11のくり抜き部12に所定の間 隔を空けて収容される導電性の円型プレート13とを、角型のケース14に収納 してなる。
【0016】 この震動検出部9においては、円型プレート13が一部コイル状のケーブル1 5によりケース14内で吊り下げられており、角型プレート11が接地されてい る。
【0017】 このケーブル15は、警報発信部10のSRラッチ16のS入力に接続されて いると共に、レジスタR1により電源電位までプルアップされており(H状態と なっており)、震動が発生して円型プレート13が揺動して角型プレート11の くり抜き部12の内周面に接すると、SRラッチ16のS入力が接地電位付近ま で引き下げられる(L状態となる)ようになっている。
【0018】 警報発信部10は、図2に示すように、上記のSRラッチ16と、このSRラ ッチ16の/Q出力にベースが接続されたトランジスタTRと、このトランジス タTRのエミッタに一連に接続された誘導灯PL及びブザーユニットBZとから なる。このトランジスタTRは、コレクタがレジスタR3を介して電源電位にプ ルアップされており、SRラッチ16の/Q出力の電位が上昇して(H状態とな って)ベース電流が供給されると、誘導灯PLとブザーユニットBZを作動させ る。
【0019】 SRラッチ16のR入力は、レジスタR2を介して電源電位にプルアップされ ていると共に、ボタンスイッチ17を介して接地されている。ボタンスイッチ1 7は、通常OFF状態で、ボタンが押された間だけONするようになっており、 SRラッチ16のR入力は、通常においては電源電位(H状態)になっている。
【0020】 この地震警報器4の動作を、図2と表1に基づいて説明する。
【0021】
【表1】
【0022】 まず、初期状態では、SRラッチ16のS入力とR入力が、H状態となってお り、/Q出力の状態が不定であるので、ボタンスイッチ17を一定時間だけ押し R入力をL状態として、/Q出力をL状態とする。ボタンスイッチ17を放して も、S入力とR入力がともにH状態にあるので、/Q出力のL状態は保持される 。この後、防災具1を、工場等の設置場所に置いておく。
【0023】 地震が発生すると、震動検出部9の円型プレート13が揺動して角型プレート 11に接触し、SRラッチ16のS入力がL状態となるので、/Q出力がH状態 となって、トランジスタTRがONして、誘導灯PLが点灯し、ブザーユニット BZのブザーが鳴る。
【0024】 円型プレート13と角型プレート11の接触が、時間的に短かかったり、複数 回行われたとしても、表1に示すように、R入力が常にH状態であるので、/Q 出力のH状態が保たれ、誘導灯PL等が動作し続ける。
【0025】 したがって、夜中に地震が起こって停電になったとしても、誘導灯PLの光と ブザー音に向かって移動すれば、防災具1を得ることができるので、即座に防災 具1を使用して安全に避難することができる。
【0026】 防災具1を手にとった時に、地震警報器4の電源をOFFにすれば、ブザー音 が鳴りやむので、避難の際に都合がよい。
【0027】 図4と図5に、地震警報器18の実施の他の形態を示す。
【0028】 この地震警報器18は、震動検出部19の角型プレート20のくり抜き部内周 面に、円型プレート13から所定間隔をあけて複数の電磁石21、21を配設し たものである。
【0029】 この地震警報器18においては、地震が起こると円型プレート13が揺動して 角型プレート20の電磁石21、21に接触保持されるので、スイッチSW1 、 円型プレート13及び角型プレート20を介して電流が流れ、誘導灯PLが点灯 し、ブザーユニットBZのブザーが鳴る。
【0030】 ブザー音等を止めるときは、スイッチSW1 をOFFにすればよいし、円型プ レート13と角型プレート20の接触保持を解除して、震動検出部19を初期状 態に戻したいときは、スイッチSW2 をOFFにして電磁石21、21を消磁し た後に再びスイッチSW2 をONにすればよい。
【0031】 また、図6に示すように、通常のヘルメット22に、地震警報器4を取り付け るようにしてもよい。
【0032】 この実施の形態においては、防災具として保護カバー2やヘルメット22を使 用したが、本願考案にいう防災具には、非常食等を収容する避難袋等も含まれる 。
【0033】
【効果】
この考案に係る防災具は、以上のように構成されていることにより、地震が起 きると地震警報器から警報が発せられて、設置場所が即座に判明するので、使用 者を迅速且つ安全に避難させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の一形態を示す斜視図
【図2】地震警報器の実施の一形態を示すブロック図
【図3】図2の震動検出部の断面図
【図4】地震警報器の実施の他の形態を示すブロック図
【図5】図4の震動検出部の断面図
【図6】この考案の実施の他の形態を示す斜視図
【符号の説明】
1 防災具 2 保護カバー 3 頂部 4、18 地震警報器 5 周壁 6 窓 7 庇 8 グリップ PL 誘導灯 BZ ブザーユニット 9、19 震動検出部 10 警報発信部 11、20 角型プレート 12 くり抜き部 13 円型プレート 14 ケース 15 ケーブル 16 SRラッチ R1、R2、R3 レジスタ 17 ボタンスイッチ SW1 、SW2 スイッチ 21 電磁石 22 ヘルメット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 震動を検出する震動検出部と、この震動
    検出部からの出力により動作して警報を発する警報発信
    部とからなる地震警報器を備えた防災具。
JP1995013208U 1995-12-13 1995-12-13 地震警報器付防災具 Expired - Lifetime JP3025758U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0549970U (ja) * 1991-12-12 1993-07-02 東急車輛製造株式会社 車両移載装置
JP2015029807A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 弘江 村上 防災具

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