JPH0441163Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0441163Y2
JPH0441163Y2 JP14879688U JP14879688U JPH0441163Y2 JP H0441163 Y2 JPH0441163 Y2 JP H0441163Y2 JP 14879688 U JP14879688 U JP 14879688U JP 14879688 U JP14879688 U JP 14879688U JP H0441163 Y2 JPH0441163 Y2 JP H0441163Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contrast plate
support
plate
contrast
furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14879688U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0269957U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14879688U priority Critical patent/JPH0441163Y2/ja
Publication of JPH0269957U publication Critical patent/JPH0269957U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0441163Y2 publication Critical patent/JPH0441163Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は高温炉内の帯状走行物等の位置計測の
場合、明暗対比を向上させるため使用するコント
ラスト板の炉内支持装置に係り、特にコントラス
ト板とその支持装置間に生じる熱歪みによるコン
トラスト板のひび割れ等の破損を回避し、誤計測
を防止するのに好適なコントラスト板支持装置に
かんする。
〔従来の技術〕
炉内CPC(帯状走行物の中心位置等の位置制
御)を行う場合、炉内帯状走行物本体部を暗部と
し、帯状走行物耳端外側部を明部としてその明暗
の境界を帯状走行物耳端位置と認識して計測する
ことが行われている。この場合良好な明暗のコン
トラストを得る方法としてコントラスト板が使用
されている。例えば、実開昭61−24464号公報に
は、帯状走行物の耳端上部に計測用カメラを設
け、この帯状走行物の耳端下部に反射板を設けた
実施例が開示されている。
このコントラスト板は炉内の高温に耐える必要
があり、セラミツク等の耐熱品を使用しているが
従来より例えば第3図に示すようなコントラスト
板支持装置が用いられている。第3図において、
aは側面図、bは平面図、cは断面図を示し、セ
ラミツク等のコントラスト板1は金属材取り付け
板20に多数の取り付けボルト21で固着され、
高温炉内に設置されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来技術において、コントラスト板はセラ
ミツク等の材質のため熱歪みは無視出来るほど小
さいが、金属取付板の熱歪みは大きく、引張り、
たわみ、そり等のためコントラスト板にひび割れ
等の破損を生じる。このため破損部は暗部状態と
なり、明暗のコントラストに乱れを生じ、炉内帯
状走行物耳端位置の誤計測の原因となり、その結
果、この計測値に基づく帯状走行物の制御が不安
定となり炉の操業および保守に支障をきたしてい
た。
本考案の目的は、熱歪みによるひび割れ等によ
るコントラスト板の破損を回避し、誤計測を防止
すると共にコントラスト板の交換作業等が容易な
炉内計測用コントラスト板支持装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、コントラスト板を熱
変形の少ない支持架台で支持すると共に、コント
ラスト板の両端を拘束の少ない支持部で支持する
ようにしたものであり、高温炉内における走行体
に明暗を与えその位置の計測を容易にする炉内計
測用コントラスト板支持装置において、内部を冷
却流体で冷却しコントラスト板を支持する支持架
台と、該支持架台に固着され前記コントラスト板
の一端を回転自在に支持する第1支持部と、前記
支持架台上に固着され前記コントラスト板の他端
を所定の間隙内で自由に移動できるよう支持する
第2支持部とからなることを特徴としている。
〔作用〕
支持架台は内部を冷却流体で冷却しているので
熱膨張による変形が少ない。第1支持部はコント
ラスト板の一端をピンにより回転自在に支持し、
第2支持部はコントラスト板の他端を所定の間隙
内で自由に移動できるように支持するので、支持
架台が吸収出来なかつた熱膨張を吸収しコントラ
スト板に熱膨張による熱歪み等を生じさせない。
また、このように拘束が少ない支持方法を採用
しているので、コントラスト板の取付け、交換等
の作業が容易に行える。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図、第2図を用
いて説明する。
第1図は本実施例の概念図を表し、a図は側面
図、b図は支持架台の内部平面図を示す。第2図
はコントラスト板と支持部との関係を表し、a図
は平面図、b図は側面図を示す。
コントラスト板1は、支持架台2で支持されて
いる。支持架台2は内部を中空構造とし、外部は
断熱材3で断熱されている。内部は邪魔板4が多
数配置され、冷却ガス入口5より流入した冷却ガ
スが内部にて蛇行流れとなるようにし熱交換率を
高め、支持架台2全体の冷却効率を高くするよう
にしている。熱交換された冷却ガスは冷却ガス出
口6より炉外へ流出する。外部に設けられた断熱
材3はその外側を耐熱鋼板で押さえられ、脱落す
るのを防止している。このような構造により支持
架台2自体の熱膨張を出来るだけ少なくしてい
る。コントラスト板1の一方の端は第1支持部7
で支持されている。第1支持部7は、コントラス
ト板1と所定の間隙を有して組み合わされるコの
字状金具9と、コの字状金具の下部でコントラス
ト板を回転自在に支持する回転ピン10と、コの
字状金具9をボルト12で支持架台2に固着する
支持板11より構成される。
コントラスト板1の他端は第2支持部8で支持
されている。第2支持部8は、コントラスト板1
と所定の間隙を有して組み合わされるコの字状金
具9と、コの字状金具9をボルト12で支持架台
に固着する支持板11より構成される。
このように構成された支持装置の挙動について
説明する。
支持架台2は前述のように内部を冷却ガスで冷
却され外面を断熱材で防熱されているので炉内の
温度が上昇しても、熱膨張はかなり小さく押さえ
られる。しかしある程度の温度上昇は当然生じる
ため、これを第1、第2支持部で吸収する。
第1支持部7は、回転ピン10でコントラスト
板1の長さ方向の移動は押さえるが、回転ピン1
0回りの回転を自在とし、コントラスト板1の横
方向の移動はコの字状金具9とコントラスト板1
との間隙の範囲内で移動可能である。また第2支
持部は、コの字状金具9とコントラスト板1との
間隙の範囲内で移動可能である。これにより、支
持架台2、第1及び第2支持部の熱変形が生じて
も、コントラスト板1には何らの拘束も生じな
い。このためコントラスト板1には熱歪みや熱応
力は生ぜず、たわみ、そり、割れ等の損傷は生じ
ない。
また、コントラスト板1は回転ピン10を外せ
ば取り外せるため、取付、取外し作業が容易にで
きる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、コントラスト板を支持する支
持架台の熱膨張を少なくすると共に、コントラス
ト板両端を拘束の少い支持構造としているため、
コントラスト板のひび割れ等の破損がなく、従つ
て長期に亘つて炉の安定操業が確保できる。また
コントラスト板を汚れ等の理由で交換するときで
も、交換作業が短時間で終了することができ、炉
の操作性、保守性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概念図、第2図は
コントラスト板と支持部との関係を示す図、第3
図は従来技術を示す図である。 1……コントラスト板、2……支持架台、3…
…断熱材、4……邪魔板、5……冷却ガス入口、
6……冷却ガス出口、7……第1支持部、8……
第2支持部、9……コの字状金具、10……回転
ピン、11……支持板、12……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高温炉内における走行体に明暗を与えその位置
    の計測を容易にする炉内計測用コントラスト板支
    持装置において、内部を冷却流体で冷却しコント
    ラスト板を支持する支持架台と、該支持架台上に
    固着され前記コントラスト板の一端を回転自在に
    支持する第1支持部と、前記支持架台上に固着さ
    れ前記コントラスト板の他端を所定の間隙内で自
    由に移動できるよう支持する第2支持部とからな
    ることを特徴とする炉内計測用コントラスト板支
    持装置。
JP14879688U 1988-11-15 1988-11-15 Expired JPH0441163Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14879688U JPH0441163Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14879688U JPH0441163Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0269957U JPH0269957U (ja) 1990-05-28
JPH0441163Y2 true JPH0441163Y2 (ja) 1992-09-28

Family

ID=31420442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14879688U Expired JPH0441163Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0441163Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0269957U (ja) 1990-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4358109B2 (ja) 冶金炉用冷却プレート
JP2004526936A (ja) 高温ガスを案内する構造体の熱遮蔽装置とその製造方法
JPH0441163Y2 (ja)
US4028178A (en) System for the heat insulation of horizontal closure surfaces for a liquid metal cooled nuclear reactor
CA2384455A1 (en) Copper cooling plate for metallurgical furnaces
KR100645127B1 (ko) 냉각 수단을 갖는 지지 롤 교환용 회전가능한 구조체를 포함하는 스트립 가이드 장치
CN209893971U (zh) 一种新型无风冷烟闸闸板装置
JPS58500868A (ja) 電気炉のド−ム状炉蓋
JPS5941485B2 (ja) 加熱炉におけるスキッドの構造
JPH0221757Y2 (ja)
JP4174885B2 (ja) 排気装置
JP4292830B2 (ja) アップテーク冷却ジャケット
JPH0538031Y2 (ja)
JPS606422Y2 (ja) 加熱炉用ライザパイプ
JP2001324274A (ja) 鋼材ビレットの回転炉床式加熱炉
JP4023073B2 (ja) 室炉式コークス炉の炉体金物保持装置
JPH0712876Y2 (ja) 竪型マッフル炉
CN212864890U (zh) 一种用于退火炉和圆盘辊连接处的水冷密封门装置
JP3253250B2 (ja) 自溶炉の角部冷却装置及び平面部冷却装置並びにそれらの配置構造
JPS61234328A (ja) 高圧低温風洞
JPH0942471A (ja) 熱風制御弁
JPS594043Y2 (ja) 線材冷却装置における保熱カバ−の接続構造
JPH0410584B2 (ja)
SU1126796A1 (ru) Теплообменный змеевик
JPH037739Y2 (ja)