JPH0440919A

JPH0440919A - 調理器

Info

Publication number: JPH0440919A
Application number: JP14913290A
Authority: JP
Inventors: Mitsuaki Yamamoto; 山本　満章
Original assignee: Hitachi Home Tech Ltd
Current assignee: Hitachi Appliances Inc
Priority date: 1990-06-07
Filing date: 1990-06-07
Publication date: 1992-02-12
Anticipated expiration: 2013-09-03
Also published as: JP2794133B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は円盤状のカッターを備えて野菜等を短時間に切
削する調理器に関するものである。

従来の技術従来よりこの種の調理器は電動機により回転馳択動される円盤±カンタ−の回転時のアンバランスによる
騒音や振動を抑えるため、バランスをとるように手段を
講じている。

発明が解決しようとする課題即ちバランスの取り方として、円盤部の一部を肉盗み、
あるいは肉付けしたり、穴を開けたりしてバランスをと
っているが、カッターの刃部は円盤面の上にあり、また
２種以上の刃部を有する場合などは特に各刃部の重心を
同一水平面上に位置させることは困難で、どうしても上
下方向の位置のずれたアンバランスを生じ易く、円盤部
のみでバランスを取るのが困難であった。

課題を解決するための手段本発明は前記問題点を解消するためになされたものであ
り、円盤状カッターのカッター軸への取付部の筒状部、
または筒状部外壁近傍にカッターのバランス取り用の錘
を設けるものである。

作用このようにしたことにより、筒状部であれば円盤部に比
べ、上下方向の距離がとれるばかりでなくバランス用錘
の調整範囲も広くなり、バランス取りが容易に行なえ本
体や容器の振動、騒音を小さくすることが簡単に可能と
なる。また円盤状部の刃部から離れることにもなり、切
削性能への影響も小さくなる。

実施例以下本発明の一実施例を図面により説明する。

第１図、第２図において、１は本体で電動機２やスイッ
チ（図示せず）等を内蔵し、本体１の上部には容器３が
着脱自在に取付けられている。容器３の底部中央には電
動機２により回転駆動されるカッター軸４を有し、カッ
ター軸４は軸受５により回転自在に保持され、軸受５は
カッター台６に圧入固定されている。またカッター台６
は容器３をはさみ容器部取手７Ａを兼ねた容器基台７に
嵌合している。８は電動機２の回転軸先端に取付けられ
たカップリング、９はカッター軸４下端に取付けられた
容器部側のカップリングにてこのカップリング８．９を
介しカッター軸４が電動機２により駆動される。

１０は円盤状カッターで、切削部を有する円盤部１０Ａ
とカッター軸４への装着部の筒状部１０Ｂから成り、筒
状部１０Ｂはカッター軸４に着脱自在に装着され突部１
０Ｃによりカッター軸４との動力伝達が行なわれる。

１１は円盤状カッター１０に対して上方に位置し容器３
に着脱自在に装着される蓋で、キャベツのせん切りや、
大根、じゃがいもなど比較的大きな材料を押し込む押圧
部１２Ａを有した押し込み棒大１２が上下に摺動自在に
設けられており、また押し込み棒大１２の内側には押し
込み棒大１２内を通してきゅうりなど比較的径の小さな
ものを押し込む押し込み棒心１３を着脱自在に設けてい
る。

１１Ａは蓋１１のロックツメで、蓋１１の容器部への装
看時に容器部取手７Ａに内蔵された本体１の主電源の開
閉を操作する安全レバー７Ｂを押圧した状態となり、ス
イッチの開閉が可能になる。１５は円盤状カッター１０
に対して開口を有し、材料押圧時に押し込み棒大１２の
押圧部１２Ａが内側を上下する材料押圧時の材料ガイド
である。

なお円盤状カッター１０の円盤部１０Ａ上面には上面に
平行に野菜を薄く切るスライス刃１０Ｄが固定されてお
り、これと回転中心に対しほぼ反対方向にぜん切り刃１
０Ｅが円盤部１０Ａ上面に垂直方向に櫛刃状に刃を立て
設けられている。また、円盤状カッター１０の筒状部１
０Ｂにはバランス用の錘１４が固定、保持されている。

以上のような構成において、ぜん切りを行う場合は円盤
状カッター１０の上面に材料を載せ、押し込み棒大１２
で材料を押しながら、または押し込み棒大１２内を通し
て押し込み棒心１３で材料を押しながら本体１側のスイ
ッチを入れ、円盤状カッター１０を回転させ切削するが
、材料はまずせん切り刃１０Ｅで縦方向にすしを入れら
れ、その後スライス刃１０Ｄで薄く切られ、ぜん切り状
となり容器３内に収容される。

このとき、円盤状カッター１０のバランスが悪いと、円
盤状カッター１０が運転時にガタつき、振動や騒音を出
すばかりでなく、切削性も悪くなるものであり、カッタ
ーが高速で回るほどこの傾向は顕著になる。

第３図において、円盤状カッター１０のバランスについ
て考える。簡単に考えるためスライス刃１０Ｄとぜん切
り刃１０Ｅが回転中心に対し反対位置にあるとする。ス
ライス刃１０Ｄは円盤部１０Ａの面上にあり、その重心
位置も円盤部１０Ａの面上にある。

ぜん切り刃１０Ｅは刃先だけは円盤部１０Ａの面上に出
ているが、全体の重心は円盤部１０Ａの上面より下にあ
り、各々の刃の重心は同一水平面上にはない。スライス
刃１０Ｄの質量をｍＤ、回転中心からの距離をＲｏ、せ
ん切り刃１０Ｅの質量をｍＥ−回転中心からの距離をＲ
Ｅとすると各々の刃の不っりあいはスライス刃がｍｏ　
Ｒｏ、ぜん切り刃はｍＥＲＥとなり、仮にｍｏ　Ｒｏ、
ｍＥＲＥを同量とし静的なつり合いがとれたとしても、
回転時は各々が同一水平面にないため、矢印Ｐ、Ｑで示
すようなぐう力が働き、つり合わなくなる。本発明はこ
のぐう力を打ち消すために筒状部１０Ｂにバランス用錘
１４を設けるものであり、第３図（ｂ）において、バラ
ンス用錘の質量をｍ工い回転中心からの距離をＲよ、と
するとｍ＋：　　ＲＥ　　Ｘ　　−＝　　ｍｏ　　ＲＤΩ Ω□ ｍｇ　　ＲＥ　　Ｘ　　−＝　　ｍｘ４　Ｒ１４Ω ｍＥ　ＲＥ　＝　ｍ１４　Ｒ１４＋　ｍＤ　ＲＤとなる
ようにｍ工４、Ｒ１，を設定することで、動的なつりあ
いをとることができる。

発明の効果従来は円盤部でバランスをとるため円盤部の一部を肉付
けや肉盗みしていたが、上下方向の距離がとれず、バラ
ンスをとりづらく、また刃部の構成の制約が多くなり切
削性能への影響も大きいものであったが、本発明のよう
に筒状部またはこの外壁近傍にバランス用の錘を設ける
ことにより第３図（ｂ）での０２が大きくとれ、バラン
ス取り用不つりあい分ｍ１４Ｒ１４のｍ□いＲ工。共に
選択範囲が広がり、バランスがとり易くなる。また各刃
の構成範囲を広げられるもので、バランスがとり易く、
性能も出しやすいカッターを提供できるものであり、調
理器として容易に振動、騒音の低減が図れるものである
。

なお本発明においては各刃や錘の形状や構成、係止方法
については何ら限定するものでなく任意の形状がとれる
ものとする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す調理器の要部断面図、
第２図は同展開斜視図、第３図（ａ）は同円盤状カッタ
ーの断面図、第３図（ｂ）は同円盤状カッターのつり合
いを示す図である。１・・・本体、　　　　　　２・・・電動機、３・・・
容器、　　　　　　　４・・・カッター軸、１０・・・
円盤状カッター、　１０Ｂ・・・筒状部、１４・・・錘
。出願人　株式会社日立ホームチックｍＤＲ。ｒｒｈ４Ｒ＋４（ｂ）第３１！ｉ第１図

Claims

【特許請求の範囲】

電動機（２）を内蔵した本体（１）と、本体（１）上に
着脱自在に載置される容器（３）と、この容器（３）内
で電動機（２）により回転駆動されるカッター軸（４）
と、このカッター軸（４）に着脱自在に装着される円盤
状カッター（１０）とを設け、円盤状カッター（１０）
はカッター軸（４）への取付部を筒状となし、この筒状
部（１０Ｂ）または筒状部（１０Ｂ）外壁近傍にカッタ
ー（１０）のバランス用の錘（１４）を設けたことを特
徴とする調理器。