JPH0440911B2 - - Google Patents
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- JPH0440911B2 JPH0440911B2 JP57060544A JP6054482A JPH0440911B2 JP H0440911 B2 JPH0440911 B2 JP H0440911B2 JP 57060544 A JP57060544 A JP 57060544A JP 6054482 A JP6054482 A JP 6054482A JP H0440911 B2 JPH0440911 B2 JP H0440911B2
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- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 30
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
- H05G1/60—Circuit arrangements for obtaining a series of X-ray photographs or for X-ray cinematography
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/30—Transforming light or analogous information into electric information
- H04N5/32—Transforming X-rays
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、被写体を透過したX線を2次元平面
的に検出しその検出情報に基づいて被写体のX線
透過像を得るX線撮像装置のボケ修正方法および
その装置に関するものである。
的に検出しその検出情報に基づいて被写体のX線
透過像を得るX線撮像装置のボケ修正方法および
その装置に関するものである。
従来、X線撮像において、焦点によるボケ、撮
像管によるボケ等の除去はあまりなされていなか
つた。また電子計算機を用いた画像処理装置では
単に空間周波数についての2次元ハイパスフイル
タとしての画像処理が行なわれているにすぎずハ
イパスフイルタを構成する係数は、観察者が見易
いように適当に決められていた。しかもそのフイ
ルタ処理には多くの演算回数を必要としていた。
像管によるボケ等の除去はあまりなされていなか
つた。また電子計算機を用いた画像処理装置では
単に空間周波数についての2次元ハイパスフイル
タとしての画像処理が行なわれているにすぎずハ
イパスフイルタを構成する係数は、観察者が見易
いように適当に決められていた。しかもそのフイ
ルタ処理には多くの演算回数を必要としていた。
本発明は、X線焦点の強度分布を検討し、その
分布および後に続く装置の周波数特性を考慮して
理論的なボケ修正を行ない、さらに従来に比し容
易にしかも高速にボケ修正を行ない得るX線撮像
装置のボケ修正方法およびその装置を提供するこ
とを目的としている。
分布および後に続く装置の周波数特性を考慮して
理論的なボケ修正を行ない、さらに従来に比し容
易にしかも高速にボケ修正を行ない得るX線撮像
装置のボケ修正方法およびその装置を提供するこ
とを目的としている。
本発明に係る第1の発明は方法の発明であり、
その特徴とするところは、2次元の各座標軸毎の
第1および第2のX線強度分布から表され得る2
次元X線強度分布の存するX線焦点から放射する
X線を被写体に照射し被写体を透過したX線を2
次元的に検出し該検出情報に基づいて被写体のX
線透過像を得るX線撮像装置のボケ修正方法にお
いて、前記透過X線2次元検出情報について予め
前記第1および第2のX線強度分布に応じたボケ
関数より求めたボケ修正用フイルタ関数に基づき
2次元の各座標軸毎に一次元フイルタ処理を施し
てボケ修正を行なうことにある。
その特徴とするところは、2次元の各座標軸毎の
第1および第2のX線強度分布から表され得る2
次元X線強度分布の存するX線焦点から放射する
X線を被写体に照射し被写体を透過したX線を2
次元的に検出し該検出情報に基づいて被写体のX
線透過像を得るX線撮像装置のボケ修正方法にお
いて、前記透過X線2次元検出情報について予め
前記第1および第2のX線強度分布に応じたボケ
関数より求めたボケ修正用フイルタ関数に基づき
2次元の各座標軸毎に一次元フイルタ処理を施し
てボケ修正を行なうことにある。
そして、本発明に係る第2の発明は前記方法の
実施に直接使用する装置の発明であり、その特徴
とするところは、2次元の各座標軸毎の第1およ
び第2のX線強度分布から表され得る2次元X線
強度分布の存するX線焦点を有するX線発生装置
からX線を発生させ被写体を透過したX線を2次
元平面的に検出し該被写体透過X線情報を、特定
方向についての一次元走査を該特定方向に直交す
る方向についての予定変位毎に繰り返すことによ
り時系列的な電気信号とし、この電気信号に基づ
いて前記被写体のX線透過像の画像出力を得るX
線撮像装置において、前記被写体透過X線情報を
一次元走査によりとり出した電気信号が与えられ
予め前記第1、第2のX線強度分布に応じたボケ
関数より求めたボケ修正用フイルタ関数に基づく
前記一次元走査方向についてのボケを修正する一
次元フイルタ処理をして出力するハードウエアフ
イルタと、このハードウエアフイルタの出力を
A/D変換するA/D変換器と、このA/D変換
器出力が与えられ前記フイルタ関数に基づく前記
一次元走査方向と直角方向についてのボケを修正
する一次元フイルタ処理を施し前記画像出力に供
するデイジタル演算装置とを具備することにあ
る。
実施に直接使用する装置の発明であり、その特徴
とするところは、2次元の各座標軸毎の第1およ
び第2のX線強度分布から表され得る2次元X線
強度分布の存するX線焦点を有するX線発生装置
からX線を発生させ被写体を透過したX線を2次
元平面的に検出し該被写体透過X線情報を、特定
方向についての一次元走査を該特定方向に直交す
る方向についての予定変位毎に繰り返すことによ
り時系列的な電気信号とし、この電気信号に基づ
いて前記被写体のX線透過像の画像出力を得るX
線撮像装置において、前記被写体透過X線情報を
一次元走査によりとり出した電気信号が与えられ
予め前記第1、第2のX線強度分布に応じたボケ
関数より求めたボケ修正用フイルタ関数に基づく
前記一次元走査方向についてのボケを修正する一
次元フイルタ処理をして出力するハードウエアフ
イルタと、このハードウエアフイルタの出力を
A/D変換するA/D変換器と、このA/D変換
器出力が与えられ前記フイルタ関数に基づく前記
一次元走査方向と直角方向についてのボケを修正
する一次元フイルタ処理を施し前記画像出力に供
するデイジタル演算装置とを具備することにあ
る。
本発明の第1の実施例を説明する前に本発明の
基本原理について説明する。
基本原理について説明する。
まずボケの幾何学的性質について説明する。
焦点ボケは2次元面上での空間的ローパスフイ
ルタと考えることができる。第1図に示すように
X線管焦点のアノード上でのX線強度分布をf
(x,y)とし、被写体の置かれている面上の一
点を通つて検出器面上に投影される焦点影の強度
分布をf〜(x,y)とする。また、被写体の点焦
点による影をg(x,y)とする。
ルタと考えることができる。第1図に示すように
X線管焦点のアノード上でのX線強度分布をf
(x,y)とし、被写体の置かれている面上の一
点を通つて検出器面上に投影される焦点影の強度
分布をf〜(x,y)とする。また、被写体の点焦
点による影をg(x,y)とする。
さて、焦点の強度分布を考慮した被写体の影は
次の式で表わされる。
次の式で表わされる。
g〜(x,y)=∫∞ -∞∫∞ -∞g=(x−x′,y−y
′)・f〜(x′,y′)dx・dy′……(1) ここで、実際のX線管の焦点は第1図に示した
ような強度分布の2次元的拡がりを有したもので
あつて、このX線強度分布f(x,y)は、X軸
方向の一次元分布f1(x)とY軸方向の一次元分布f2
(y)とから、次のように表され得ることが一般に知
られている。
′)・f〜(x′,y′)dx・dy′……(1) ここで、実際のX線管の焦点は第1図に示した
ような強度分布の2次元的拡がりを有したもので
あつて、このX線強度分布f(x,y)は、X軸
方向の一次元分布f1(x)とY軸方向の一次元分布f2
(y)とから、次のように表され得ることが一般に知
られている。
f(x,y)=f1(x)・f2(y)
このことは、検出器面上に投影される焦点影の
強度分布についても同様である。これは、被写体
の置かれている面上の一点を通過して得られる検
出器面上の焦点影のX線強度分布f〜(x′,y′)
は、X線管焦点のX線強度分布f(x,y)に比
例したものとなるためである。これは、説明の便
宜上、先の「面上の一点」を、「ピンホール」に
置き換えて考えてみれば、容易に推察できる。す
なわち、ピンホールカメラの原理から、被写体の
実像とピンホールを介した投影面上の投影像と
は、被写体又は投影面とピンホールとの距離の比
に応じた拡大率で単に拡大されるにすぎず、投影
像の強度分布自体は何等変化するものではない。
強度分布についても同様である。これは、被写体
の置かれている面上の一点を通過して得られる検
出器面上の焦点影のX線強度分布f〜(x′,y′)
は、X線管焦点のX線強度分布f(x,y)に比
例したものとなるためである。これは、説明の便
宜上、先の「面上の一点」を、「ピンホール」に
置き換えて考えてみれば、容易に推察できる。す
なわち、ピンホールカメラの原理から、被写体の
実像とピンホールを介した投影面上の投影像と
は、被写体又は投影面とピンホールとの距離の比
に応じた拡大率で単に拡大されるにすぎず、投影
像の強度分布自体は何等変化するものではない。
よつて、焦点影のX線強度分布は次のように表
すことができる。
すことができる。
f〜(x′,y′)=f〜1(x′)・f〜2(y′)
このことを利用すれば、(1)式は、
g〜(x,y)=∫∞ -∞∫∞ -∞g(x−x′,y−y′
)・f〜1(x′)f〜2(y′)dx′dy′……(1)′ となる。ここで各項のフーリエ変換すなわち G(ω1,ω2)=〓(g(x,y)) F〜1(ω1)=〓(f〜1(x)) F〜2(ω2)=〓(f〜2(y)) を用いて(1)′式をフーリエ変換すると G〜(ω1,ω2)=G(ω1,ω2)・F〜1(ω1)・
F〜2
(ω2) ……(2) と表わされる。
)・f〜1(x′)f〜2(y′)dx′dy′……(1)′ となる。ここで各項のフーリエ変換すなわち G(ω1,ω2)=〓(g(x,y)) F〜1(ω1)=〓(f〜1(x)) F〜2(ω2)=〓(f〜2(y)) を用いて(1)′式をフーリエ変換すると G〜(ω1,ω2)=G(ω1,ω2)・F〜1(ω1)・
F〜2
(ω2) ……(2) と表わされる。
<(1)′式から(2)式が得られることの証明>
(1)′のg〜(x,y)をフーリエ変換すると
∫∞ -∞∫∞ -∞g〜(x,y)e-j(〓1x+〓2y)dxdy
=∫∫∫∫∞ -∞g(x−x′,y−y′)・f〜1(x
′)・f〜2(y′)e-j(〓1x+〓2y)dx′dy′dxdy =∫∫∞ -∞f〜1(x′)・f〜2(y′)(∫∫∞ -∞
g(x−x′,y−y′)e-j(〓1x+〓2y)dxdy)dx′dy′
=∫∫∞ -∞f〜1(x′)・f〜2(y′)∫∫∞ -∞g
(x,y)・e-j(〓1x+〓2y)・e-j(〓1x′+〓2y′)dxdy
)dx′dy′ =∫∫∞ -∞f〜1(x′)・f〜2(y′)e-j(〓1x+〓
2y)dx′dy′・G(ω1,ω2) =∫∞ -∞f〜1(x′)e-j〓1 x′dx′・∫∞ -∞f〜2
(y′)e-j〓2y′dy′・G(ω1,ω2) =F〜1(ω1)・F〜2(ω2)・G(ω1,ω2) よつて(2)式を得る。
′)・f〜2(y′)e-j(〓1x+〓2y)dx′dy′dxdy =∫∫∞ -∞f〜1(x′)・f〜2(y′)(∫∫∞ -∞
g(x−x′,y−y′)e-j(〓1x+〓2y)dxdy)dx′dy′
=∫∫∞ -∞f〜1(x′)・f〜2(y′)∫∫∞ -∞g
(x,y)・e-j(〓1x+〓2y)・e-j(〓1x′+〓2y′)dxdy
)dx′dy′ =∫∫∞ -∞f〜1(x′)・f〜2(y′)e-j(〓1x+〓
2y)dx′dy′・G(ω1,ω2) =∫∞ -∞f〜1(x′)e-j〓1 x′dx′・∫∞ -∞f〜2
(y′)e-j〓2y′dy′・G(ω1,ω2) =F〜1(ω1)・F〜2(ω2)・G(ω1,ω2) よつて(2)式を得る。
(2)式の意味は焦点によるボケであるローパスフ
イルタは(F〜1(ω1)・F〜2(ω2))の形、すなわ
ち
2次元空間上でのx,y方向の周波数成分が独立
にフイルタとして働いていることである。従つて
ボケを修正するためのハイパスフイルタはx軸方
向にF〜-1 1(ω1)y軸方向にF〜-1 2(ω2)の形のも
のを構成すれば達成できることになる。
イルタは(F〜1(ω1)・F〜2(ω2))の形、すなわ
ち
2次元空間上でのx,y方向の周波数成分が独立
にフイルタとして働いていることである。従つて
ボケを修正するためのハイパスフイルタはx軸方
向にF〜-1 1(ω1)y軸方向にF〜-1 2(ω2)の形のも
のを構成すれば達成できることになる。
また撮像管のビーム面積によるボケはそれが
MTF(modulation transfer function)の形で表
現されるとすれば(2)式にさらにMTFCT(ωi)(i=1pr2)
を乗じたものが結果的に得られるボケの関数であ
る。すなわち G〜(ω1,ω2)=G(ω1,ω2)・F〜1(ω1)・
F〜2(ω2)MTFCT(ωi)(i=1pr2)……(2) となる。
MTF(modulation transfer function)の形で表
現されるとすれば(2)式にさらにMTFCT(ωi)(i=1pr2)
を乗じたものが結果的に得られるボケの関数であ
る。すなわち G〜(ω1,ω2)=G(ω1,ω2)・F〜1(ω1)・
F〜2(ω2)MTFCT(ωi)(i=1pr2)……(2) となる。
ここでiは第2図に示すように焦点影に対する
撮像管のスキヤン方向Sによつて定まる。
撮像管のスキヤン方向Sによつて定まる。
(以下、i=1として説明する)
なお第2図において、1はX線管球、2はX線
管球1のアノード、3は同カソード、4はX線像
を検出するイメージインテンシフアイアおよび光
学系(以下、「−光学系」と称する)5は−
光学系4の出力像を撮像する撮像管、6は焦点影
である。
管球1のアノード、3は同カソード、4はX線像
を検出するイメージインテンシフアイアおよび光
学系(以下、「−光学系」と称する)5は−
光学系4の出力像を撮像する撮像管、6は焦点影
である。
出力として取り出される信号は撮像管5の出力
電流である。従つてこの電流に対しF〜-1 1(ω1)・
MTF-1 CT(ω1)の特性を持つ一次元フイルタを作
用させれば、x方向のボケは除去できることにな
る。(上述で使用したω1は空間周波数であるが、
−光学系4における縮小率をα、撮像管のスキ
ヤン速度をvとすればω1′=v・ω1/αの周波数
の電流に変換される。) したがつてこのことによりx方向のボケ除去機
構はハードウエアフイルタでも構成することがで
き、その場合デイジタル処理を行なう計算機では
y方向に対するデイジタルフイルタを構成するだ
けでよいことになる。
電流である。従つてこの電流に対しF〜-1 1(ω1)・
MTF-1 CT(ω1)の特性を持つ一次元フイルタを作
用させれば、x方向のボケは除去できることにな
る。(上述で使用したω1は空間周波数であるが、
−光学系4における縮小率をα、撮像管のスキ
ヤン速度をvとすればω1′=v・ω1/αの周波数
の電流に変換される。) したがつてこのことによりx方向のボケ除去機
構はハードウエアフイルタでも構成することがで
き、その場合デイジタル処理を行なう計算機では
y方向に対するデイジタルフイルタを構成するだ
けでよいことになる。
次にこのような原理に基づく本発明の第1の実
施例について説明する。
施例について説明する。
X線管球1の焦点サイズを例えば1.2mmとしこ
こでは簡単のために単峰特性の強度分布を持つと
する。
こでは簡単のために単峰特性の強度分布を持つと
する。
近似的にf(x,y)をガウス分布(正規分布)
で表わし (但しσ=0.3mmとする) とする。被写体の拡大率を例えば1.5倍とすると、
焦点影の拡大率は0.5倍となり f〜(x,y)=1/2π(0.5σ)2・e−(x2+y2
/2(0.5σ)2) で表わされる。
で表わし (但しσ=0.3mmとする) とする。被写体の拡大率を例えば1.5倍とすると、
焦点影の拡大率は0.5倍となり f〜(x,y)=1/2π(0.5σ)2・e−(x2+y2
/2(0.5σ)2) で表わされる。
従つて、
−光学系4の縮小率αを代表値として0.043、
撮像管5のスキヤン速度vを代表値として2.25×
105(mm/s)とするとフイルタの形は(3)式に ω=0.043/2.25×105・ω′ を代入して逆数をとり、 F〜-1 1(ω)=e4×10-16
撮像管5のスキヤン速度vを代表値として2.25×
105(mm/s)とするとフイルタの形は(3)式に ω=0.043/2.25×105・ω′ を代入して逆数をとり、 F〜-1 1(ω)=e4×10-16
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2次元の各座標軸毎の第1および第2のX線
強度分布から表され得る2次元X線強度分布の存
するX線焦点から放射するX線を被写体に照射し
被写体を透過したX線を2次元的に検出し該検出
情報に基づいて前記2次元X線強度分布に起因し
て生じるボケ成分を含む被写体のX線透過像を得
るX線撮像装置におけるボケ修正方法において、
前記透過X線2次元検出情報について予め前記第
1および第2のX線強度分布に応じたボケ関数よ
り求めたボケ修正用フイルタ関数に基づき2次元
の各座標軸毎に一次元フイルタ処理を施してボケ
修正を行なうことを特徴とするX線撮像装置のボ
ケ修正方法。 2 特許請求の範囲第1項記載のX線撮像装置の
ボケ修正方法において、2次元座標軸の一方につ
いてハードウエアフイルタを用いてフイルタ処理
を行ない、他方についてデイジタル演算によるフ
イルタ処理を施すことを特徴とするX線撮像装置
のボケ修正方法。 3 特許請求の範囲第1項記載のX線撮像装置の
ボケ修正方法において、2次元座標軸の一方につ
いてデイジタル演算による一次元フイルタ処理を
施し、他方について前記デイジタル演算と同様の
アルゴリズムを用いたデイジタル演算による一次
元フイルタ処理を施すことを特徴とするX線撮像
装置のボケ修正方法。 4 2次元の各座標軸毎の第1および第2のX線
強度分布から表され得る2次元X線強度分布の存
するX線焦点を有するX線発生装置からX線を発
生させ被写体を透過したX線を2次元平面的に検
出し該被写体透過X線情報を、特定方向について
の一次元走査を該特定方向に直交する方向につい
ての予定変位毎に繰り返すことにより時系列的な
電気信号とし、この電気信号に基づいて前記被写
体のX線透過像の画像出力を得るX線撮像装置に
おいて、前記被写体透過X線情報を一次元走査に
よりとり出した電気信号が与えられ予め前記第1
および第2のX線強度分布に応じたボケ関数より
求めたボケ修正用フイルタ関数に基づく前記一次
元走査方向についてのボケを修正する一次元フイ
ルタ処理をして出力するハードウエアフイルタ
と、このハードウエアフイルタの出力をA/D変
換するA/D変換器と、このA/D変換器出力が
与えられ前記フイルタ関数に基づく前記一次元走
査方向と直角方向についてのボケを修正する一次
元フイルタ処理を施し前記画像出力に供するデイ
ジタル演算装置とを具備したことを特徴とするボ
ケ修正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57060544A JPS58178675A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | X線撮像装置のボケ修正方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57060544A JPS58178675A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | X線撮像装置のボケ修正方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58178675A JPS58178675A (ja) | 1983-10-19 |
JPH0440911B2 true JPH0440911B2 (ja) | 1992-07-06 |
Family
ID=13145332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57060544A Granted JPS58178675A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | X線撮像装置のボケ修正方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58178675A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60242837A (ja) * | 1984-05-17 | 1985-12-02 | コニカ株式会社 | 放射線画像処理方法 |
JPS60242838A (ja) * | 1984-05-17 | 1985-12-02 | コニカ株式会社 | 放射線画像処理方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5456715A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-08 | Toshiba Corp | Picture information process system |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP57060544A patent/JPS58178675A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5456715A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-08 | Toshiba Corp | Picture information process system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58178675A (ja) | 1983-10-19 |
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