JPH0440896Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440896Y2 JPH0440896Y2 JP5165288U JP5165288U JPH0440896Y2 JP H0440896 Y2 JPH0440896 Y2 JP H0440896Y2 JP 5165288 U JP5165288 U JP 5165288U JP 5165288 U JP5165288 U JP 5165288U JP H0440896 Y2 JPH0440896 Y2 JP H0440896Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- signal
- comparator
- vibration
- amplifier
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 9
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この考案は射出成形機の可塑化工程におけるス
クリユ異常監視装置に関するものである。
クリユ異常監視装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術
スクリユ回転時の異常は、通常、可塑化工程に
おいて材料切れによるスクリユ空転によつて生ず
る。このスクリユ異常を検出するため従来のスク
リユ異常監視装置では、空転検出タイマーを設け
て、可塑化時間より長めに設定し、その設定時間
内にスクリユ回転が終了しない場合、検出用タイ
マ満了にてスクリユ回転を停止させアラームによ
り警報を発していた。
おいて材料切れによるスクリユ空転によつて生ず
る。このスクリユ異常を検出するため従来のスク
リユ異常監視装置では、空転検出タイマーを設け
て、可塑化時間より長めに設定し、その設定時間
内にスクリユ回転が終了しない場合、検出用タイ
マ満了にてスクリユ回転を停止させアラームによ
り警報を発していた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
この従来のスクリユ異常監視装置ではスクリユ
空転を検出するまでに時間がかかり、その間、空
転を続けることになり、スクリユ、スクリユシリ
ンダの焼付き、または、逆流防止リングの破損等
の問題点があつた。さらに、スクユのカジリ現象
等、空転以外の他の異常は監視出来なかつた。本
考案は、このような課題を解決することを目的と
している。
空転を検出するまでに時間がかかり、その間、空
転を続けることになり、スクリユ、スクリユシリ
ンダの焼付き、または、逆流防止リングの破損等
の問題点があつた。さらに、スクユのカジリ現象
等、空転以外の他の異常は監視出来なかつた。本
考案は、このような課題を解決することを目的と
している。
(ニ) 課題を解決するための手段
本考案は、射出成形機の可塑化工程において、
樹脂材料が不足状態でスクリユ2が回転駆動した
とき、また、スクリユ2のカジリ現象等が発生し
た状態でスクリユ2が回転駆動したとき、異常振
動を発生する現象を利用し、スクリユシリンダ1
の振動を検出する振動検出センサ11と、検出信
号を増幅する増幅器12と、増幅後の検出信号と
あらかじめ設定器15に設定された設定値の信号
の大小を比較し比較結果の信号をスクリユ駆動機
3を制御する制御器16へ出力する比較器14と
で構成することにより、上記課題を解決する。
樹脂材料が不足状態でスクリユ2が回転駆動した
とき、また、スクリユ2のカジリ現象等が発生し
た状態でスクリユ2が回転駆動したとき、異常振
動を発生する現象を利用し、スクリユシリンダ1
の振動を検出する振動検出センサ11と、検出信
号を増幅する増幅器12と、増幅後の検出信号と
あらかじめ設定器15に設定された設定値の信号
の大小を比較し比較結果の信号をスクリユ駆動機
3を制御する制御器16へ出力する比較器14と
で構成することにより、上記課題を解決する。
(ホ) 作用
上記構成により、射出成形機の可塑化工程中、
振動検出センサ11は常時スクリユシリンダ1の
振動を検出し、増幅器12を経て比較器14に検
出信号を送つている。比較器14は、設定器15
に設定された設定値と検出信号値とを比較し、検
出信号値が設定値から外れた異常な場合は、スク
リユ駆動機3の運転を停止するよう制御器16に
信号を送る。
振動検出センサ11は常時スクリユシリンダ1の
振動を検出し、増幅器12を経て比較器14に検
出信号を送つている。比較器14は、設定器15
に設定された設定値と検出信号値とを比較し、検
出信号値が設定値から外れた異常な場合は、スク
リユ駆動機3の運転を停止するよう制御器16に
信号を送る。
(ヘ) 実施例
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図に於て、スクリユシリンダ1内
に設けられスクリユ駆動機3により回転駆動され
ているスクリユ2と、スクリユシリンダ1に直接
固定保持している振動検出センサ11と、振動検
出センサ11の検出信号を増幅する増幅機12
と、増幅器12から送られて来る検出信号値と設
定器15から送られてくる設定値とを比較する比
較器14と、比較器14からスクリユ駆動機3に
対する信号をうける制御器16から構成されてい
る。次にその作用を説明する。射出成形機の可塑
化工程中、振動検出センサ11は常時スクリユシ
リンダ1の振動を検出し、増幅器12を経て比較
器14に検出信号を送つている。比較器14は設
定器15に設定された設定値と検出信号値とを比
較し、検出信号値が設定値から外れた異常な場合
は、スクリユ駆動機3の運転を停止するよう制御
器16に信号を送る。
説明する。第1図に於て、スクリユシリンダ1内
に設けられスクリユ駆動機3により回転駆動され
ているスクリユ2と、スクリユシリンダ1に直接
固定保持している振動検出センサ11と、振動検
出センサ11の検出信号を増幅する増幅機12
と、増幅器12から送られて来る検出信号値と設
定器15から送られてくる設定値とを比較する比
較器14と、比較器14からスクリユ駆動機3に
対する信号をうける制御器16から構成されてい
る。次にその作用を説明する。射出成形機の可塑
化工程中、振動検出センサ11は常時スクリユシ
リンダ1の振動を検出し、増幅器12を経て比較
器14に検出信号を送つている。比較器14は設
定器15に設定された設定値と検出信号値とを比
較し、検出信号値が設定値から外れた異常な場合
は、スクリユ駆動機3の運転を停止するよう制御
器16に信号を送る。
(ト) 考案の効果
以上説明してきたように、本考案のスクリユ異
常監視装置により、スクリユが空転状態になつた
とき、異常を直ちに検出し、スクリユの回転を停
止することが可能になり、スクリユの焼付き、あ
るいはその他部品の損傷が非常に少なくなつた。
また、異常振動を監視することにより、他の原因
によるスクリユのカジリ現象が発生した場合、初
期段階でこれを検出し、太きな損傷事故を未然に
防ぐことが出来るようになつた。
常監視装置により、スクリユが空転状態になつた
とき、異常を直ちに検出し、スクリユの回転を停
止することが可能になり、スクリユの焼付き、あ
るいはその他部品の損傷が非常に少なくなつた。
また、異常振動を監視することにより、他の原因
によるスクリユのカジリ現象が発生した場合、初
期段階でこれを検出し、太きな損傷事故を未然に
防ぐことが出来るようになつた。
第1図は本考案の構成図である。
1……スクリユシリンダ、2……スクリユ、3
……スクリユ駆動機、11……振動検出センサ、
12……増幅器、14……比較器、15……設定
器、16……制御器。
……スクリユ駆動機、11……振動検出センサ、
12……増幅器、14……比較器、15……設定
器、16……制御器。
Claims (1)
- スクリユシリンダ1の振動を検出する振動検出
センサ11と、当該検出信号を増幅する増幅器1
2と、増幅後の検出信号と設定器15に設定され
た設定値の信号との大小を比較し、比較結果の信
号をスクリユ駆動機3を制御する制御器16へ出
力する比較器14とで構成する射出成形機のスク
リユ異常監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5165288U JPH0440896Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5165288U JPH0440896Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01156920U JPH01156920U (ja) | 1989-10-30 |
JPH0440896Y2 true JPH0440896Y2 (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=31277670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5165288U Expired JPH0440896Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440896Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2723713B2 (ja) * | 1991-09-11 | 1998-03-09 | 東洋機械金属株式会社 | 射出成形機の制御方法 |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP5165288U patent/JPH0440896Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01156920U (ja) | 1989-10-30 |
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