JPH0440894Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0440894Y2
JPH0440894Y2 JP15666887U JP15666887U JPH0440894Y2 JP H0440894 Y2 JPH0440894 Y2 JP H0440894Y2 JP 15666887 U JP15666887 U JP 15666887U JP 15666887 U JP15666887 U JP 15666887U JP H0440894 Y2 JPH0440894 Y2 JP H0440894Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
sleeve
cylindrical body
outer frame
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15666887U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0162689U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15666887U priority Critical patent/JPH0440894Y2/ja
Publication of JPH0162689U publication Critical patent/JPH0162689U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0440894Y2 publication Critical patent/JPH0440894Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 送電線を接続する際には、アルミニウム製のス
リーブの両側へ接続すべき送電線の端部を挿入
し、スリーブを電線もろとも圧縮する方法がとら
れる。そして、この場合、スリーブと電線との間
に水が侵入して腐食が生じ、あるいは異種金属間
の接触による電食が発生することを防止する等の
目的で、圧縮に先だつてスリーブ内に粘性を持つ
た特殊なコンパウンドを注入することが行われて
いる。本考案は、このようなコンパウンドをスリ
ーブ内に注入する装置において、スリーブの注入
口に接続される金具に関するものである。
(従来の技術) 従来のコンパウンド注入装置においては、スリ
ーブの注入口に接続するための金具として、鋼製
のねじ筒状のものを用いていた。この金具はスリ
ーブの注入口の内周に形成されたねじに螺合する
ことによつてスリーブに接続されるものである。
そして、スリーブにコンパウンドを注入した後に
は、この金具を取り外して注入孔にねじ栓をして
からスリーブの圧縮を行う。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の注入金具は、これをスリーブの注入
口にねじ込む際に、正確にねじ合わせを行わない
と、注入口のねじがつぶされてしまい、後でねじ
栓を螺合することができなくなつてしまうことが
あるという問題点があつた。
従つて本考案は、上記従来の問題点を解決する
ことにより、コンパウンド注入作業の際に注入口
のねじを損傷させることがなく、しかも接続の容
易な注入金具を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案においては、上記問題点を解決するた
め、コンパウンドを圧送する図示しない供給装置
に連通し、外周にはねじ部1aを有する筒状体1
と、この筒状体1の先端に取付けられ、スリーブ
Sの注入口hに先端を挿入可能な先細りの硬質ゴ
ム製注入嘴2と、筒状体1に被挿され、内周には
筒状体1のねじ部1aに螺合するねじ部3aを有
すると共に、外側に張出した回転用把手3b及び
鍔3cを有する回転筒3と、鍔3cとの間にベア
リング5を介在させて回転筒3の外周に相対回転
自在に嵌め合わされ、外側に後記リンク6の一端
を受け入れ可能なスリツト4aとこのスリツト4
aを貫通するピン挿入用の孔4bとを備えた外枠
4と、この外枠4のスリツト4aに対向する位置
に一端が枢着され、他端がスリツト4aに挿入可
能でかつピン挿入孔6dを備え、スリーブSを包
囲するように屈折自在のリンク6と、外枠4の孔
4bにスリツト4a及びリンク6を貫通して挿入
可能なピン7とを具備させて電線接続スリーブ用
コンパウンドの注入金具を構成した。
(作用) 本考案のコンパウンド注入金具は、注入嘴2を
スリーブSの注入口hに挿入した状態でリンク6
をスリーブSに掛け回し、リンク6の先端を外枠
4のスリツト4aに挿入してピン挿入孔4b,6
dを合わせ、このピン挿入孔4b,6dにピン7
を貫通させてセツトする。そして、把手3bを持
つて回転筒3を回転させると、回転筒3と筒状体
1及び外枠4との間に相対回転が生じる。する
と、筒状体1が回転筒3内を螺進し、この結果筒
状体1と外枠4が相対的に上昇し、リンク6がス
リーブSを引き上げて注入嘴2の先端がスリーブ
Sの注入口h内に圧入される。従つて、この状態
でコンパウンドをスリーブS内に圧入する。注入
嘴2は硬質ゴム製であるから比較的柔軟であり、
スリーブSの注入口hに損傷を与えることがな
い。
(実施例) 第1図、第2図に本考案の一実施例を示す。第
1図は注入金具の正面図、第2図は注入金具の平
面図である。
筒状体1は、コンパウンドを圧送する図示しな
い供給装置にホース等を介して連通しており、外
周にはねじ部1aを備えている。
筒状体1の先端には、注入嘴2が固着されてい
る。このり注入嘴2は、スリーブSの注入口hに
先端を挿入可能な先細り円錐形の硬質ゴム製であ
る。
筒状体1の外側には、回転筒3がに被挿されて
いる。この回転筒3の内周には、筒状体1のねじ
部1aに螺合するねじ部3aを有し、またその外
側上部には、外側に対向するように張出した回転
用把手3bを有し、外側下部には鍔3cを有す
る。
回転筒3の外周には、外枠4が相対回転自在に
嵌め合わされている。そして、この外枠4と鍔3
cとの間には、スラストベアリング5が介設され
ている。外枠4は、外側に後記リンク6の一端を
受け入れ可能なスリツト4aと、このスリツト4
aを直交方向に貫通するピン挿入用の孔4bとを
備えている。
外枠4には、スリツト4aと対向する位置にリ
ンク6一端が枢着されている。リンク6は、互い
に枢着された3つの連結杆6a,6b,6cから
成り、連結杆6aの一端が外枠4の一側に枢着さ
れている。連結杆6cの一端にはピン挿入孔6d
を備えており、またこの一端は外枠4のスリツト
4aに挿入可能である。しかして、リンク6は、
スリーブSを包囲するように屈折自在である。
ピン7は、外枠4のスリツト4aに連結杆6c
の端部を挿入した状態で、孔4b,6dに挿通さ
れるもので、これによつて連結杆6cを外枠4の
連結する。しかして、ピン7は、ピン挿通孔4に
連通するように外枠4に固着されたガイド筒8内
に摺動自在に挿入され、常時先端がピン挿通孔4
に挿入されるように内装ばね9により付勢され、
かつ他端に固着された摘み7aにより抜け止めさ
れている。ピン7の抜き差し操作は摘み7aを摘
んで行う。
この実施例のコンパウンド注入金具は、注入嘴
2をスリーブSの注入口hに挿入した状態で、リ
ンク6をスリーブSに掛け回し、リンク6の連結
杆6cの先端を外枠4のスリツト4aに挿入して
ピン挿入孔6d,4bを合わせ、このピン挿入孔
6d,4bにピン7を貫通させてセツトする。そ
して、把手3bを持つて回転筒3を回転させる
と、回転筒3と筒状体1及び外枠4との間に相対
回転が生じる。すると、筒状体1が回転筒3内を
螺進し、この結果筒状体1と外枠4が相対的に上
昇し、リンク6がスリーブSを引き上げて注入嘴
2の先端がスリーブSの注入口h内に圧入され
る。この際、回転筒3の鍔3cと外枠4とが軸方
向に圧接されるような力が加わるが、両者間には
スラストベアリング5が介設されているので、両
者間の相対回転には大きな力を要しない。また、
この間筒状体1と注入嘴2はスリーブSに対して
相対回転しないので、注入嘴2は摩耗しない。そ
して、この状態でコンパウンドをスリーブS内に
圧入する。注入嘴2は硬質ゴム製であるから比較
的柔軟であり、これをスリーブSの注入口hに圧
入しても注入口hに損傷を与えることがない。
(考案の効果) 以上のように本考案においては、コンパウンド
を圧送する図示しない供給装置に連通し、外周に
はねじ部1aを有する筒状体1と、この筒状体1
の先端に取付けられ、スリーブSの注入口hに先
端を挿入可能な先細りの硬質ゴム製注入嘴2と、
筒状体1に被挿され、内周には筒状体1のねじ部
1aに螺合するねじ部3aを有すると共に、外側
に張出した回転用把手3b及び鍔3cを有する回
転筒3と、鍔3cとの間にベアリング5を介在さ
せて回転筒3の外周に相対回転自在に嵌め合わさ
れ、外側に後記リンク6の一端を受け入れ可能な
スリツト4aとこのスリツト4aを貫通するピン
挿入用の孔4bとを備えた外枠4と、この外枠4
のスリツト4aに対向する位置に一端が枢着さ
れ、他端がスリツト4aに挿入可能でかつピン挿
入孔6dを備え、スリーブSを包囲するように屈
折自在のリンク6と、外枠4の孔4bにスリツト
4a及びリンク6を貫通して挿入可能なピン7と
を具備させて電線接続スリーブ用コンパウンドの
注入金具を構成したため、スリーブSの注入口h
へ接続される注入嘴2が硬質ゴム製であつて、比
較的柔軟であるから、コンパウンド注入作業の際
に注入口hのねじを損傷させることがなく、従つ
て、後でねじ栓を確実に螺合させることができ、
しかも、スリーブSを包囲するようにリンク6を
屈折させ、ピン7で固定するだけで容易にセツト
してスムーズに作業を進めることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は注入金具の正面図、第2図は注入金具の平面図
である。 1……筒状体、2……硬質ゴム製注入嘴、3…
…回転筒、3a……ねじ部、3b……回転用把
手、3c……鍔、4……外枠、4a……スリツ
ト、4b……ピン挿入用孔、5……ベアリング、
6……リンク、6d……ピン挿入用孔、7……ピ
ン、S……スリーブ、h……注入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンパウンドを圧送する供給装置に連通し、外
    周にはねじ部を有する筒状体と、 この筒状体の先端に取付けられ、スリーブの注
    入口に先端を挿入可能な先細り円錐形の硬質ゴム
    製注入嘴と、 前記筒状体に被挿され、内周には前記筒状体の
    ねじ部に螺合するねじ部を有すると共に、外側に
    張出した回転用把手及び鍔を有する回転筒と、 前記鍔との間にベアリングを介在させて回転筒
    の外周に相対回転自在に嵌め合わされ、外側に後
    記リンクの一端を受け入れ可能なスリツトと、こ
    のスリツトを貫通するピン挿入用の孔とを備えた
    外枠と、 この外枠のスリツトと対向する位置に一端が枢
    着され、他端がスリツトに挿入可能でかつピン挿
    入孔を備え、スリーブを包囲するように屈折自在
    のリンクと、 このリンクの端部をスリツトに挿入した状態に
    おいて、前記外枠及びリンクのピン挿通孔に挿通
    可能なピンとを具備したことを特徴とする電線接
    続スリーブ用コンパウンド注入金具。
JP15666887U 1987-10-15 1987-10-15 Expired JPH0440894Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15666887U JPH0440894Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15666887U JPH0440894Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0162689U JPH0162689U (ja) 1989-04-21
JPH0440894Y2 true JPH0440894Y2 (ja) 1992-09-25

Family

ID=31435412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15666887U Expired JPH0440894Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0440894Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0162689U (ja) 1989-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0440894Y2 (ja)
FR2383380A1 (fr) Dispositif pour une liaison reglable d'un collier pour tuyau avec un organe d'ancrage porteur de charge de plafond ou mur
CN105743036A (zh) 线缆旋转固定接头
CN205657397U (zh) 线缆旋转固定接头
CN208310434U (zh) 一种执手锁具分体圈的固定件
JPS5873162U (ja) 自在係止具
JPH0137202Y2 (ja)
JPS58134754U (ja) 回転曲げ疲労試験機
JPH0332637U (ja)
JPH0357053Y2 (ja)
JPS6446531U (ja)
JPS60777Y2 (ja) スピニングリ−ルのハンドル装着装置
JPS5870884U (ja) 回転軸スリ−ブの抜出し用治具
JPH03107511U (ja)
JP3039068U (ja) チェン等の連結具
JPS60143908U (ja) 大小径両筒体の着脱自在な連結固定装置
JPH0539723Y2 (ja)
JPH0386714U (ja)
JPS62163623U (ja)
JPH0717469U (ja) レンチ用握柄
JPS61119615U (ja)
JPH04127559U (ja) 貫入試験装置または地盤穿孔装置における貫入ロツドまたはケーシングの継ぎ足し部解除装置
JPS62138994U (ja)
JPS6330442U (ja)
JPS6069808U (ja) 杆又はパイプ材の螺合接続装置