JPH04127559U - 貫入試験装置または地盤穿孔装置における貫入ロツドまたはケーシングの継ぎ足し部解除装置 - Google Patents

貫入試験装置または地盤穿孔装置における貫入ロツドまたはケーシングの継ぎ足し部解除装置

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JPH04127559U
JPH04127559U JP4323291U JP4323291U JPH04127559U JP H04127559 U JPH04127559 U JP H04127559U JP 4323291 U JP4323291 U JP 4323291U JP 4323291 U JP4323291 U JP 4323291U JP H04127559 U JPH04127559 U JP H04127559U
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JP
Japan
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penetration
support frame
frame
rod
penetrating
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Pending
Application number
JP4323291U
Other languages
English (en)
Inventor
友治 鈴木
Original Assignee
株式会社ユビロン・フアクト
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Publication date
Application filed by 株式会社ユビロン・フアクト filed Critical 株式会社ユビロン・フアクト
Priority to JP4323291U priority Critical patent/JPH04127559U/ja
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 貫入ロッド6を地中に貫入させるための貫入
試験装置のリーダ下端部に支持フレーム9を固定し、該
支持フレーム9に回転枠10を同心状回転自在に設ける
と共に、該回転枠10を一定角度回転させるための油圧
駆動装置19を支持フレーム9に取付け、上記支持フレ
ーム9及び回転枠10にそれぞれ貫入ロッド6をクラン
プするための油圧クランプ装置12,16を配設してい
る。 【効果】 油圧回路の切り換え操作を行うだけで、ねじ
込み式に継ぎ足された貫入ロッド6の継ぎ足し部6aを
容易迅速に解除することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地盤硬さや地質を調査するための貫入試験装置または地盤穿孔装置 において、順次ねじ込み式に継ぎ足された貫入ロッドまたはケーシングの継ぎ足 し部を解除するための解除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記地盤硬さ調査用貫入試験装置の概略を本考案の一実施例を説明するための 図1を利用して述べると、走行台車1に前後揺動及び昇降自在に支持されたリー ダ2に油圧ハンマー3を摺動自在に配設しており、地盤4の深度方向における硬 さ(強さ)変化を調査する場合には、貫入ヘッド5を上記油圧ハンマー3により 打撃して地中に貫入させると共に、該貫入ヘッド5に多数の貫入ロッド6(貫入 軸部材)を順次ねじ込み式に継ぎ足し、これにより貫入深さと打撃回数との関係 から地盤硬さを検出する。そして、その試験終了後、上記貫入ロッド6を引抜く と共に、該貫入ロッド6の継ぎ足し部を順次解除するものである。
【0003】 従来、上記貫入ロッド6の継ぎ足し部の解除は、互いにねじ込み結合している 両貫入ロッド6をそれぞれ手動レンチで把持すると共に、その一方のレンチをね じ解除方向に回すことにより行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の手動レンチによる解除方法では、貫入ロッド6を把持して回すのに 過大な労力と時間がかかり、極めて非能率であった。
【0005】 本考案は、上記問題点に鑑み、上記継ぎ足し部の解除を迅速容易に行うことが できるようにした貫入試験装置または地盤穿孔機における貫入ロッドまたはケー シングの継ぎ足し部解除装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応する図面に基づいて説 明すると、本考案は、リーダ2に沿って昇降する貫入ロッドまたはケーシング( 以下、貫入軸部材と称する)6を地中に挿入するに当たって、多数の貫入軸部材 6を順次ねじ込み式に継ぎ足すと共に、引抜き時に貫入軸部材6の継ぎ足し部6 aを順次解除するようにしてなる貫入試験装置または地盤穿孔装置において、上 記リーダ2の下端部に貫入軸部材6を挿通支持する支持フレーム9を固定し、該 支持フレーム9に回転フレーム10を同心状に回転自在に設けると共に、該回転 フレーム10を一定角度回転させるための油圧駆動装置19を支持フレーム9に 取付け、上記支持フレーム9及び回転フレーム10に、両フレーム9,10にわ たって挿通される貫入軸部材6をクランプするための油圧クランプ装置12,1 6をそれぞれ設けてなる構成を採用するものである。
【0007】
【作用】
上記構成において、互いにねじ込み式に継ぎ足された両貫入軸部材6,6を油 圧クランプ装置12,16によりそれぞれクランプした後、回転フレーム10を 油圧駆動装置19により一定角度回転させるだけで、該回転フレーム10に配設 された上記一方の油圧クランプ装置16を介して一方の貫入軸部材6が回転され 、該両貫入軸部材6,6の継ぎ足し部6aのねじ込みを解除することができる。
【0008】
【実施例】
図1は地盤硬さ調査用貫入試験装置に本考案の一実施例たる継ぎ足し部解除装 置8を取付けた状態を示すものであって、リーダ2の下端部に貫入ロッド6を挿 通支持する支持フレーム9を固定し、該支持フレーム9に回転フレーム10を同 心状に回転自在に設けている。
【0009】 上記支持フレーム9は、図2及び図3に示すように、側面視略L字状であって 、リーダ2に固定されるフレーム本体9aと、該フレーム本体9aの下部から水 平方向に突出する支持枠部9bとからなり、該支持枠部9bの上下壁部に貫入ロ ッド6を挿通するための凹部11を形成すると共に、その両側壁部に上記凹部1 1を間に挟んで一対の下側クランプ油圧シリンダ(油圧クランプ装置)12を配 設し、該下側クランプ油圧シリンダ12のピストンロッド先端部にクランプ金具 12aを固着している。
【0010】 前記回転フレーム10は、図2及び図3に示すように、矩形箱状であって、そ の底壁部に突設した貫入ロッド挿通用円筒軸部14及び該円筒軸部14に嵌合す る軸受部材15を介して支持枠部9bに回転自在に支持されている。また該回転 フレーム10の両側壁部に上記円筒軸部14を間に挟んで一対の上側クランプ油 圧シリンダ(油圧クランプ装置)16を配設し、該上側クランプ油圧シリンダ1 6のピストンロッド先端部にクランプ金具16aを固着している。
【0011】 更に図4に示すように、前記フレーム本体9aの側面に突設した軸受ブラケッ ト17に枢支軸18を介して水平回転自在に支持された回転駆動油圧シリンダ( 油圧駆動装置)19のピストンロッドと、上記回転フレーム10に取付けた回転 アーム20とを連結ピン21により連結しており、上記回転駆動油圧シリンダ1 9の作動により、回転フレーム10を一定角度往復回転させることができる(図 4仮想線参照)。
【0012】 前記軸受部材15は、図5に示すように、平面視略円形であって、連結ねじ2 2により互いに一体連結された前後一対の円弧状部材15a,15bからなり、 該両円弧状部材15a,15bの内周部を円筒軸部14の外周面に形成した環状 凹部14aに回転自在に嵌入させる(図2参照)と共に、後側円弧状部材15a を固定ねじ23により支持枠部9bの上面に固定しており、上記連結ねじ22を 取外すことにより、両円弧状部材15a,15bと円筒軸部14との嵌合状態を 簡単に解除できるようにしている。
【0013】 貫入ロッド6の継ぎ足し部解除の要領を説明すると、図2に示すように、地中 から引抜いた貫入ロッド6の継ぎ足し部6aが上下両クランプ油圧シリンダ12 ,16の中間に来た時点で、その引抜きを一旦停止し、上下両クランプ油圧シリ ンダ12,16を作動させて、上下両貫入ロッド6,6をそれぞれクランプし( 図3、図4状態)、次に回転駆動油圧シリンダ19を作動させて、回転フレーム 10を回転させるだけでよい。これにより下側貫入ロッド6が固定された状態で 、上側貫入ロッド6のみが回転されることから、上記継ぎ足し部6aのねじ込み を簡単に解除することができる。
【0014】 また上記継ぎ足し部解除装置8は貫入ロッド6を順次ねじ式に継ぎ足す場合に も利用できる。
【0015】 上記実施例では、地盤硬さ調査用貫入試験装置を例にあげて説明したが、これ 以外にも、地盤の深度方向の地質を調査するためのサンプリング用貫入試験装置 に用いられる貫入ロッドや地盤を掘削するための穿孔装置に用いられるケーシン ングの継ぎ足し部の解除にも適用することができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、貫入軸部材を挿通支持する支持フレームと、該支持フレーム に同心状回転自在に設けられた回転フレームとにそれぞれ貫入軸部材をクランプ するための油圧クランプ装置を設けると共に、上記回転フレームを回転させるた めの油圧駆動装置を設けているので、油圧回路の切り換え操作を行うだけで、上 記貫入軸部材の継ぎ足し部の解除を容易迅速に行うことができ、作業能率を従来 に比べて格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地盤硬さ調査用貫入試験装置に本考案の一実施
例たる継ぎ足し部解除装置を取付けた状態の概略側面図
である。
【図2】同要部の縦断面図である。
【図3】図2のAーA矢視図である。
【図4】図2のBーB矢視図である。
【図5】図2のCーC矢視図である。
【符号の説明】
2 リーダ 6 貫入ロッド(貫入軸部材) 6a 継ぎ足し部 9 支持フレーム 10 回転フレーム 12 下側クランプ油圧シリンダ(油圧クランプ装置) 16 上側クランプ油圧シリンダ(油圧クランプ装置) 19 回転駆動油圧シリンダ(油圧駆動装置)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リーダに沿って昇降する貫入ロッドまたは
    ケーシング(以下、貫入軸部材と称する)を地中に挿入
    するに当たって、多数の貫入軸部材を順次ねじ込み式に
    継ぎ足すと共に、引抜き時に貫入軸部材の継ぎ足し部を
    順次解除するようにしてなる貫入試験装置または地盤穿
    孔装置において、上記リーダの下端部に貫入軸部材を挿
    通支持する支持フレームを固定し、該支持フレームに回
    転フレームを同心状に回転自在に設けると共に、該回転
    フレームを一定角度回転させるための油圧駆動装置を支
    持フレームに取付け、上記支持フレーム及び回転フレー
    ムに、両フレームにわたって挿通される貫入軸部材をク
    ランプするための油圧クランプ装置をそれぞれ設けてな
    る貫入試験装置または地盤穿孔装置における貫入ロッド
    またはケーシングの継ぎ足し部解除装置。
JP4323291U 1991-05-13 1991-05-13 貫入試験装置または地盤穿孔装置における貫入ロツドまたはケーシングの継ぎ足し部解除装置 Pending JPH04127559U (ja)

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JP4323291U JPH04127559U (ja) 1991-05-13 1991-05-13 貫入試験装置または地盤穿孔装置における貫入ロツドまたはケーシングの継ぎ足し部解除装置

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JP4323291U JPH04127559U (ja) 1991-05-13 1991-05-13 貫入試験装置または地盤穿孔装置における貫入ロツドまたはケーシングの継ぎ足し部解除装置

Publications (1)

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JPH04127559U true JPH04127559U (ja) 1992-11-20

Family

ID=31923594

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JP4323291U Pending JPH04127559U (ja) 1991-05-13 1991-05-13 貫入試験装置または地盤穿孔装置における貫入ロツドまたはケーシングの継ぎ足し部解除装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0813459A (ja) * 1994-07-01 1996-01-16 Hitachi Constr Mach Co Ltd 地盤硬度測定装置を備えた油圧ショベル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712077U (ja) * 1980-06-23 1982-01-21

Patent Citations (1)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950404