JPH0440882Y2 - - Google Patents

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JPH0440882Y2
JPH0440882Y2 JP1986100502U JP10050286U JPH0440882Y2 JP H0440882 Y2 JPH0440882 Y2 JP H0440882Y2 JP 1986100502 U JP1986100502 U JP 1986100502U JP 10050286 U JP10050286 U JP 10050286U JP H0440882 Y2 JPH0440882 Y2 JP H0440882Y2
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clamping plate
clamping
column
slit
bolt
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JP1986100502U
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、接着材を塗布した木板が複数枚集積
されてなる集成材を、予め成型線に沿つてベース
に起立配置された多数の支柱に圧締し、この状態
を上記接着材が硬化するまで保持することによ
り、前記集成材を所定の形状に湾曲成型する集成
材成型機に関し、特に上記集成材を挟持して支柱
に保持する圧締装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、集成材の成型は、集成材に塗布さた接
着剤が硬化を始める前に支柱への圧締作業を完了
させる必要があり、このためには、集成材を支柱
に着脱する圧締装置の操作を容易かつ迅速に行な
えるようにする必要がある。
ところが、従来の集成材成型機およびその圧締
装置は、第5図および第6図に示す構造のもので
あつた。
即ち、ベース1に予め所定の形状に形成した実
物大の型板2を配置し、この型板2に沿つてその
裏面2b(第5図において下面)側に多数の支柱
3を起立配列した後、各支柱3を上記ベース1に
ボルト締め固定し、上記各支柱3の側方に圧締装
置5を連結支持する。
上記圧締装置5は、第6図に示すように、平板
状の圧締板6を支柱3の一側方に配置するととも
に、該圧締板6の上下部にボルト孔を介してボル
ト7を支柱方向に向けて貫通突出させ、該ボルト
7の右端部を支柱3の配列方向中間部に形成され
た間隙部3aに挿通し、支柱3側からワツシヤ7
aを介してナツト8を螺合する構造であつた。
そして、上記のようにしてベース1に配列固定
した支柱3に、複数枚の木板を接着材を介して集
積してなる集成材4を、第5図仮想線で示すよう
に支柱3の前面(第5図において上面)側に配置
するとともに、その一端側直線部分をこれに対応
する圧締装置5で支柱3に挟持固定つまり圧締
し、その他端側をウインチ等によりこれに対応す
る支柱3方向に湾曲移動させ、圧締装置5で上記
他端側を順次支柱3に圧締し、この状態を接着材
が硬化するまで放置することにより、所定形状に
湾曲した集成材を成型するようにしていた。
なお、第6図中9は圧締板6の外側面に当接す
るワツシヤである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の集成材成型機における圧締装置5
は、ボルト7が圧締板6にボルト孔を介して挿通
さていたため、集成材4を支柱3に対して着脱す
る際には、ナツト8およびワツシヤ7aをボルト
7から離脱させ、該ボルト7を圧締板6から取外
す必要がある。
このため、上記集成材の着脱作業が迅速にでき
難い欠点があつた。
特に、集成材4はその厚さが全面に亘つてある
いは部分的に異なつた多種類のものがあり、これ
に対して集成材の着脱作業が遅延するのを防止す
るために、長さの異なる多種類のボルトを用意
し、この内から所定の長さのものを選択して使用
するようにしていた。
しかしながら、これではボルトの種類が増大し
て経費が嵩張るとともにボルトを選択するための
作業が煩わしくなる欠点があつた。
本考案は、上記欠点を解消した新規な集成材成
型機における圧締装置を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、特に以
下の如く構成したものである。
即ち、圧締板の上下部に圧締板の面に対して直
交方向に延出し、かつ圧締板の周縁にて外部に開
口するスリツトを形成し、該スリツトに前記連結
具を圧締板の面方向から摺動可能に係合させ、ス
リツトの開口部に圧締板の厚さ方向外方に突出す
る突起を形成する構成にしたものである。
(作用) 本考案は上記構成にしたものであるから、連結
具を緩め操作し、該連結具の外端部と圧締板との
間にスリツトの開口部に形成した突起を超える程
度の間隙が発生すれば、上記連結具はスリツト内
を摺動し、該連結具は圧締板から外部に離脱する
ことになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
まず、図面において、第1図は本考案の実施例
を示す一部断面斜視図、第2図はその使用前の状
態を示す一部品を取り外した側面図、第4図は本
考案の他の実施例を示す一部品の斜視図、第4図
は本考案のさらに他の実施例を示す側面図であ
る。
第1図において、11は支柱であり、ベース1
0に成型線に沿つて所定のピツチで起立配置する
とともに、ボルト締め固定あるいはスライド機構
により所定の水平方向に移動調節可能に連結して
なる。
上記支柱11の左側方には、集成材アの図にお
いて左側面イに当接する平板状の圧締板12を配
置する。
上記圧締板12の上下端部には、該圧締板12
の面に対して直交方向つまり上下方向に延出し、
かつ圧締板12の上縁および下縁にて外部に開口
するスリツト13,13を形成する。
これらスリツト13,13の開口部には、圧締
状12の上下端部を左方に突出させてなる突起1
4,14を形成する。
また、上記各スリツト13,13と対向する支
柱11の上下端部には、ボルト挿通孔15,15
を貫通形成し、この内上部のボルト挿通孔15は
上下方向に細長く形成する。
そして、上記各スリツト13,13および各ボ
ルト挿通孔15,15間に、連結具をなす圧締ボ
ルト16を渡架する。
即ち、各スリツト13,13が位置する圧締板
12の左面に長方形状のワツシヤ17を当接さ
せ、このワツシヤ17側から支柱11に向けて圧
締ボルト16を挿通し、該圧締ボルト16の右端
側にナツト18を螺合させる。
次に上記実施例の作動態様について説明する。
支柱11に集成材アの右側面ウを配置し、圧締
板12を集成材アの左側面イに配置し、この状態
で上下の圧締ボルト16,16を上方および下方
向から各スリツト13,13に嵌合させるととも
に、ワツシヤ17,17を圧締板12の外側面
(左側面)に当接させる。
次いで上記各圧締ボルト16,16またはナツ
ト18,18を締め付け操作れば、上記圧締板1
2は集成材アの左右側面を押圧することになる。
また、集成材アが成型された後、支柱11から
集成材アを取外す場合には、ワツシヤ17,17
が突起14を超える程度に圧締ボルト16,16
を圧締板12に対して緩め、上段の圧締ボルト1
6を上段のスリツト13に沿つて上方へ移動させ
て圧締板12から離脱させ、第2図に示すように
支柱11から右方に移動させる。
次いで、圧締板12を上方に引き上げて下段の
圧締ボルト16から取外し、下段の圧締ボルト1
6を支柱11から右方に移動させる。
これにより、各圧締ボルト16,16は第2図
に示すように支柱11から左方に突出しなくな
り、集成材アの取外しが容易となる。
また、集成材アを圧締する際には、第2図の状
態で集成材アを所定位置にセツトし、下段の圧縮
ボルト16を左方に引き出し、その頭部に圧締板
12を上方からスリツト13を介して装着し、次
ぎに上段の圧締ボルト16を左方に引き出し、そ
の頭部を圧締板12の上方からスリツト13を介
して装着し、各圧締ボルト16,16またはナツ
ト18,18を締め付ける。
なお、本考案は第3図に示すように、圧締支柱
11のナツト18当接部に該ナツト18の両側部
に係合する係止突起19を設け、この係止突起1
9により圧締時にナツト18の空転を防止するよ
うにしてもよく、このようにすれば、集成材アの
圧締および取外し作業時に圧締ボルト16を回す
のみで、かつその作業が一人でも可能となる。
第4図は第1図の圧締装置に応用した他の実施
例を示したものである。
即ち、圧締板12に油圧シリンダ20を取付
け、油圧によつて左右動するピストンロツド21
の右端に集成材アの左面に当接する押圧板22を
取付ける。そして、油圧ポンプ23から送られる
作動油を切換弁24を介して上記油圧シリンダ2
0にその両端から交互に圧送し、ピストンロツド
21従つて押圧板22を左右動させる。
上記第4図のようにすれば、圧締ボルト16を
操作することなく、切替弁24を操作するのみで
集成材アの圧締および解除ができ、集成材アの着
脱作業をより迅速に行なうことができる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかな如く、本考案によれ
ば、集成材を圧締および取外す際に、従来のよう
に連結具を支柱に対して取付け、取外しすること
なく圧締板を連結および離脱させることができ
る。
しかも、連結具の締め付けおよび緩め量は、圧
締板に形成した突起の突出量に相当した量で済む
ことになる。
従つて本考案は、集成材の着脱作業が容易かつ
迅速に行なえる圧締装置を得ることができるとと
もに、連結具の長さを成型各集成材の厚さに対応
した一種類の長さのものにすることができ、安価
に得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部断面斜視
図、第2図はその使用前の状態を示す一部品を取
り外した側面図、第3図は本考案の他の実施例を
示す一部品の斜視図、第4図は本考案のさらに他
の実施例を示す側面図、第5図は従来例を示す集
成材成型機の概略平面図、第6図はその圧締装置
部の一部断面斜視図である。 10……ベース、11……支柱、12……圧締
板、13……スリツト、14……突起、15……
ボルト挿通孔、16……圧締ボルト、17……ワ
ツシヤ、18……ナツト、ア……集成材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに多数の支柱を並列状に起立配列し、各
    支柱の側方に集成材の外側面に当接する平板状の
    圧締板を配置し、該圧締板の上下端部と支柱とを
    棒状の連結具により連結するとともに、該連結具
    により圧締板を支柱方向に移動させてなるものに
    おいて、前記圧締板の上下部に圧締板の面に対し
    て直交方向に延出し、かつ圧締板の周縁にて外部
    に開口するスリツトを形成し、該スリツトに前記
    連結具を圧締板の面方向から摺動可能に係合さ
    せ、スリツトの開口部に圧締板の厚さ方向外方に
    突出する突起を形成したことを特徴とする集成材
    成型機における圧締装置。
JP1986100502U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0440882Y2 (ja)

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JP1986100502U JPH0440882Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JP1986100502U JPH0440882Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JPS637502U JPS637502U (ja) 1988-01-19
JPH0440882Y2 true JPH0440882Y2 (ja) 1992-09-25

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542885U (ja) * 1978-09-16 1980-03-19
JPS6125110B2 (ja) * 1977-03-26 1986-06-13 Kerunfuorushungusuanraage Yuuritsuhi Gmbh

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125110U (ja) * 1984-07-18 1986-02-14 株式会社 ミツトミ 両面テ−ブル型横はぎ機

Patent Citations (2)

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JPS637502U (ja) 1988-01-19

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